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  1. 174件ヒットしました

  2. 羽生君は踊る。
    moonと一緒に、黒いタキシードで…
    羽生君は舞う。
    sunと一緒に、白いタキシードで…


    「嗚呼、羽生君」
    ご結婚おめでとうと私は夢想した。

    きゅん

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  3. 待ちに待ったバレンタインデー。何度も練習してから作ったマカロンは、友達にも好評だった。
    放課後。私は下駄箱で立ち尽くしていた。鞄の中に一つだけ、残ったマカロン。
    これを田中くんの靴箱に入れるか入れないか、それが問題。
    「ああ~どうしよ…」
    直接渡す度胸がなくて、下駄箱に入れるなんて卑怯かな。迷惑かな。
    でもせっかく作ったから、食べてもらいたいな。よし、入れよう。
    ふー、と深呼吸をして、田中くんの靴箱を開け、マカロンを入れるーー「あれ、早瀬?」
    「たたた田中くん!?」
    「何してんの?」
    尋ねる田中君は笑顔で、私は固まった。まだマカロン手に持ったままだーーよし、このまま逃げよう。
    「何でもないよ!じゃあね!」
    くるりと振り向いて走り出した。
    が、後ろから手を引っ張られつんのめる。
    「待って」
    私の手を握る田中くんは、真剣な面持ちだった。
    「それ、俺用だよね…欲しいんだけど」

    きゅん

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  4. 「ずっ、ずっと好きでした!コレ…受け取って下さい!」


    震える両手で支えるチョコを、目の前の彼に差し出す。


    全国の恋する乙女の決戦日であるバレンタインの今日、私は好きな人に告白した。


    両想いになれるだなんて思ってない。きっとフラれちゃう。


    でもせっかくのバレンタインに勇気を出そうと頑張って作ったチョコは、スッと私の手を離れた。


    「サンキュー。今日から恋人としてよろしくな」


    「えっ…私を彼女にしてくれるの……?」


    「じゃなかったらチョコ受け取ったりしねぇし。ってかつき合い始め1日目なら、笑顔が見たいんだけど、オレ」


    "まぁ……1日だけじゃなくてずっと笑顔が見たいけど………"


    ポツリと呟かれた言葉と両想いの嬉しさで、私の涙腺は刺激される。


    でも今は彼が見たいと望んでくれた最大級の笑顔も一緒にプレゼントする事に、こちらもとてつもない幸せを感じたのだった。

    きゅん

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    棗 海桜さんをフォロー

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  5. 「森野〜!この英文の意味は?」

    「へっ⁉︎わ、分かりません…」

    「お前、放課後居残り」

    「…はーい」


    「詩帆、ここは分かる?」

    「ふふ〜、先生かっこいい」

    大嫌いな英語も、この時間だけは好きになる。

    彼氏の先生と二人きりで勉強できるから。

    あ、そういえば今日バレンタインだ。

    「…しーほー、聞いてる?」

    「あ、聞いてません!それより〜、私は恋の勉強がしたいですね」

    「お前、留年するぞ」

    「はっ!それは嫌だ!…はい、勉強しますよ」

    「よしよし」


    「この問題、意味分かる?」

    「え?唐突ですね。んーと…あっ!“私は貴方のことを愛してい、」

    チュッ 唇に軽く触れるだけのキス。

    でも、とても温かった。

    「それが俺からのバレンタインね」

    「え⁉︎それって、」

    「会議行ってくるから、終わらせとけよ?」

    よし、結婚するためにも、高校卒業目指して頑張ります。

    きゅん

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  6. 「調子どう?」
    「ダメです……」
    「どれ?顔を見せて」

    見学で高校にいた中3の美友は緊張で保健室で休んでいた。

    「ごめんなさい。先輩も忙しいのに」
    「お兄さんはボランティアだから遠慮しないで?」

    そんな彼は美友のベッドに腰掛けた。

    「あの、今日はバレンタインでしたけど、先輩は何個ですか」
    「トラック1台分かな」
    「ウフ。あ?」

    その時、美友のお腹がグー!と鳴った。


    「……恥ずかしい。そうだ!私もチョコが」

    店の割引チョコを買った美友に海棠は食べたらと言った。
    そして二人で食べていると足音がした。

    「怒られる!?あ、先輩、これ」
    「おっと?むぐぐ」

    先生が入室すると二人はマスク姿だった。
    美友が元気なので海棠が送ると言い二人は退室した。

    「俺まだ口に入っている」
    「私も」
    「ねえ……美友ちゃん」
    「え?ウフ!」

    マスク越しの冗談キスの二人は爆笑しながら帰って行った。

    きゅん

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  7. 今日は私の誕生日。
    よりによって2月14日バレンタイン。
    昌「おい!由美。俺に渡す物ない?」
    由美「ないよ〜、逆に私、今日誕生日なんだけど。」
    昌は幼なじみの昌宏。私は大好きけど、昌はどう思っているのか
    わからない。何回も言おうかと思ったけど、今の関係が壊れるのが怖い。実は意識してからチョコを作っているけど、結局渡せず、自分で食べるのが恒例だ。
    昌「由美!」
    由美「なに」
    昌「俺たち素直になろう!」
    由美「変な物でも食べた?」
    昌「俺はお前。由美が大好きだ。」
    由美「いやいや、冗談を…」
    昌は私を抱きしめ、キスをした。
    昌「これで信じた?」
    由美「うん!私も大好き!」
    昌「知ってた。だって。由美はわかりやすいから…」
    昌はカバンから、かわいい箱をだした。
    箱の中身を開けるとおそろいのブレスレット。
    昌「お前を大切にする由美付き合おう!」
    私たちの本の1ページが始まった。

    きゅん

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  8. 今日はバレンタインデー。

    学校では女子も男子も浮き足だっていた。

    私も流聖(るい)にチョコ渡さなきゃ。

    流聖は私の幼馴染みでもあり彼氏でもある。

    ー放課後

    「流聖、帰ろ!」

    流聖を誘って一緒に帰る。

    ここまでは順調。

    そろそろ家に着く。

    「萌唯(めい)、またな!」

    そう言って隣の家に入ろうとする流聖。

    流聖が帰っちゃう!

    「流聖、待って!」

    そう言って流聖を呼び。

    「バレンタインデーだからチョコあげる!」

    とチョコを渡した。

    「くれないかと思った~。良かった。食ってい?」

    「うん。」

    「...さすが萌唯!俺の好みわかってるぅ~!」

    流聖は甘党なんだ♪甘く作ったの!

    「萌唯、あんがとな!」

    ーチュッ

    「ここ家の前だよっ\\\」

    「誰も見てないって!これからもよろしくな!」

    「うん!」

    ハッピーバレンタインデー

    きゅん

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  9. 今日はバレンタインデー!ということで、私もチョコレートを作ってきました!

    「後輩くーん!おまたせおまたせ、私のチョコ待ってたんだよね?」

    「いえ、違います。早く部室の鍵開けてください」

    「ちょっとくらい待っててくれても良くない?!」

    ほんとに可愛くない後輩だな!来年は辛いチョコにしてやろうかなぁ。

    「はいコレ、美味しくなかったらごめんよ」

    「わざわざありがとうございます」

    「お返しは高級なお菓子でいいから!」

    「そこで要求するからモテないんですよ」

    「なんだと!」

    ふーんだ。別にモテなくたっていいもーん!…あれ、なんか涙出てきそう。






    「高級なお菓子は今ないんで、コレで我慢してください」

    「ん?なになにキャンディ?わぁ、かわいいありがとう!」

    「…いづれは気付いてもらいますからね」

    「え、何を?」

    (キャンディの意味を、ですよ)

    きゅん

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  10. 「こんな所に呼び出してごめん」



    いつも余裕な先生が顔を真っ赤にして照れていた。

    そんな彼の右手はなぜか後ろに隠されている。




    「先生、どうしたの?」




    「あのさ...これ、やる」



    そう言って先生が後ろから出したものは小さな紙袋。

    その中にはチョコと細長い箱。



    「先生、これなに?」



    「ん?バレンタインのチョコとネックレス」



    そう言われて箱を開けるとネックレスのハートのチャームの裏に”mine”と彫ってあった。




    「もうちょっとで卒業だから、ちゃんと卒業考査頑張れよ」



    そう言って私の頭をくしゃくしゃと撫でた先生は、顔が真っ赤になる私を見て満足そうにほほえんだ後、屋上を出ていった。

    きゅん

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  11. 私は去年のバレンタインに振られた。
    振られたのは去年だけど少し未練があるなぁ。
    そんなことを考えながら、幼なじみの豹と帰っていた。すると豹が
    「紅羽、今年のバレンタイン誰かにやんの?」と聞いてきた。
    「ううん。今年は誰にもあげないよ。」と答えるとニヤニヤしながら
    「お前振られたもんな」と馬鹿にされた。そんなことを話しながら帰ると家の前で
    「明日バレンタインだな」そう言って豹は帰った。
    次の日いつも通り帰ってると急に立ち止まって豹に
    「お前やっぱ元彼引きずってんの?」
    と言われ、私は
    「うん。多分」っと答えながら歩いた。すると豹が後ろからだきついてきて
    「もう忘れろよ」と言って、チョコをくれた。
    私はびっくりして振り返った。すると豹が笑いながら
    「逆バレンタイン、俺がずっとそばに居てやるよ」と言ってチョコをくれた。
    私は照れながら
    「約束だよ」
    と言ってチョコを受け取った。

    きゅん

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  12. 「今日誰かにチョコ渡したりしました?」
    屋上での昼食中に、隣に座る後輩くんが急に顔を覗き込む

    おにぎりを頬張りながらボーッとしていた私は、突然現れた顔に驚きを隠せる訳もなく目を丸くしたままフリーズした

    「先輩、聞いてました?僕の話」

    おでこをくっつけながら「チョコ誰かにあげたんですか?」と問うてくる後輩くん

    「チョコ……?あ、今日バレンタイン……?」
    家の犬に似てるなー、後輩くん。と考えながらぼんやりと質問に質問で返す

    「やっぱり忘れてたんですね」
    呆れ混じりのため息とともに顔が離れていく

    キーンコーンカーンコーン

    「あ、先生に呼ばれてたんだった」
    またね、と髪を撫でくりまわして扉を開く。

    その時、「先輩」と呼ばれ、爽やかな香りに包まれた。

    驚いていると頬に柔らかな感触があたり、手に箱を渡される。

    扉が閉まる瞬間「ハッピーバレンタイン」と男の子の声が聞こえた気がした。

    きゅん

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  13. 「北島先輩遅いなぁ。」
    放課後の教室は思った以上に静かだった。
    そんなことを思いながら待っていると北島先輩が
    「伊藤!遅れてごめん!」
    そう言って近づいてきた。
    私は
    「忙しいのにごめんなさい。あの伝えたいことがあって」
    と言うと
    「ん?どした?」と北島先輩が微笑んだ。
    私は勇気を振りしぼって言った。
    「あの。入学してからずっと好きでした。よかったらもらってください。」
    いざ告白すると照れて北島先輩が見れなくてうつむいていた。
    その時、北島先輩の手が私の頭の上を軽く跳ねた。そして顔を上げると北島先輩が…
    「俺も好きだ。チョコもお前からしかもらわねぇって思ってた。」
    私の顔を見てそう言った。






    放課後の教室は先輩と甘いチョコの匂いがした。

    きゅん

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  14. あーあ、遅くなっちゃった..。

    さすがに先輩もう残ってないよね?

    私は片思いしてる先輩にチョコを渡すために部活終わるまで待ってたんだけど...
    いつの間にか寝ちゃっててもう真っ暗
    はぁ、最悪のバレンタインだ...
    頑張って作ったのにな...家に帰ってお父さんにでも渡そう

    鞄を持って帰ろうと教室を出た時、
    「渡邉、やっと起きた?」

    え!?なんで先輩が..!?
    「お、大久保先輩!?まだ残ってたんですか!?」
    夢だよね?先輩が残ってるわけない。
    「帰ろうと思ったら教室に電気が付いてたから覗いたらお前が寝てたんだよ」
    み、見られてた..。お恥ずかしい..
    「も、もしかして起きるまで待っててくれたんですか?」
    「まぁな、こんな暗いのに1人で帰らせられねーだろ」

    もう、こういうとこだよ先輩。
    私はクスッと笑って

    「へへ、すみませんっ、一緒に帰りましょ
    あ、私先輩に渡したい物があるんですっ」

    きゅん

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  15. 『ハロー!エアラブ放送局です』
    『今日は家庭科室からお届けです』

    バレンタイの後話を美友と後輩は進めて行った。

    『ええと1年男子からのお悩みです。「僕はチョコをもらえなかったのでホワイトデーで告白したいです」ですって』

    その告白の言葉を二人は考えてみた。


    『来年のチョコを僕に下さい!』
    『うーん』
    『好きです!僕と付き合って下さい』
    『どうかな』
    『じゃあ先輩が考えて』

    今度は美友が男子気分でイケボでささやいた。

    『好きだよ』
    『え?』
    『一緒いたいんだ。すごく好きだから……ねえ、僕を見て』
    『はい』
    『好き。大好き』
    『美友先輩?あの!……今日の放送はこれで終了です!』

    えええー?!と教室からのどよめきが聞こえたが彼は終了させた。

    「あら?もう終わり」
    「そうです。美友先輩。今日も大好きです」
    「ウフ?ありがとう」

    今日も生徒達を悶えさせてた二人は笑顔で戻って行った。

    きゅん

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  16. 羽生君のクリアファイルを欲しさにファミリーアイス3箱買う私は、アイスクリームに悩まされていた。一箱ならオッケー。でも二箱は買いすぎたろうと言われるに決まっているのに私が買ったのはファミリーアイス三個だ。どうする?忘れたふりして捨てるか?いやバス待ちの見知らぬおじさんにあげるか?嗚呼、買ったドラッグストアのレジうち店員さんに(バレンタインデーのチョコですと)渡してくれば良かった。そしたら、危なくないモノとして受け取ってくれたかもしれない。ウィルスが蔓延する中、私はしくじりを後悔した。その時、バスに幼馴染が乗り込んだ。「どっしたの?」そのアイスと聞いてきた。「居る?」と涙ながら聞くと「要らねー理由が無いだろ」と爽やかに笑い、一箱をビニールから取り出した。「助かった(笑)ありがとう」と言った私に「えっ何?また羽生君のグッズ集め?」と悔しげに呆れる。ごめんというと、いい加減俺を見ろよなと言われた。

    きゅん

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  17. 「お兄ちゃん!待って〜。」
    「置いてくぞ」

    こんにちは!私は高野なぎ。絶賛片思い中の高校3年生!
    今日は2つ上のお兄ちゃん、神野昴お兄ちゃんと【学校デート】です!

    『先輩好きです!付き合ってください!』
    『よろしく、』

    あ、あれって…

    「なぎ知ってるか?」
    「なに?」
    「ジンクス」

    お兄ちゃんのいうジンクスはきっと、

    「バレンタインに好きな人と結ばれるとずっと一緒にいられるってやつ?」
    「そ。俺が高校生の時もあったな〜って思って」
    「ふーん、」
    「なぎは今年誰にも渡してないの?」
    「渡したよ」

    ドンッ

    「いたっ、お兄ちゃん!」

    どうしよう、壁ドンされちゃった/////

    「俺はもらってない」
    「え?」
    「お前にチョコもらってない」
    「ふっ、クスクス」
    「なんだよ!」
    「あのね、私のチョコ全部女の子だよ?
    だって…」

    「お兄ちゃんに渡したいもん!」
    「なぎ大好きだよ、」

    きゅん

    2

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  18. 「ねぇぇぇぇ!!」

    朝から静かだった教室が、この男のせいで一気にうるさくなる。

    「なんで置いてくの!家の前で待っててよ!!」

    「やだよ。遅いんだもん」

    私がキッパリと言い切ると、地団駄を踏んで怒り始める。
    この男、金沢蓮は、私の幼なじみ。
    家が隣で、私のことが大好きな蓮は『ずっと一緒だよ!』と言っていつも私についてくる。
    その姿が犬みたいでちょっと可愛かったりもする。

    「明日からは遅くしない!」

    …今日はちょっと意地悪してみようかな。

    「絶対蓮には早く準備なんて出来ないよ」

    私がそう言うと、目にうるうると涙を浮かべ始めて拗ねた。

    「かれんの意地悪!」

    やりすぎたかな、と感じた私は、カバンから綺麗にラッピングしたものを出して、蓮に渡した。

    「バレンタイン」

    すると蓮はパァッと顔を明るくして抱きついてきた。

    「かれんだいすきー!」

    私もだよ。
    なんて心の中で呟いた。

    きゅん

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  19. チョコ女子達に囲まれた疾風を見た美友は、悲しく美術室にやってきた。

    ……でも、描こう!

    彼女は未完成のキャンバスに筆を振った。


    ……首を傾げて、ニヤリ顔……

    そんな彼に胸がキュンとするが彼女は進めた。
    カバンにはチョコがあったが、今年も渡せそうもない美友は、良い事を思いついた。


    ……せめて、この絵の疾風君に……

    絵の胸ポケットに赤い包を描き足した彼女はこの絵にジーンとしていた。


    「……何やってんだよ」
    「え?疾風君」

    彼は美友の背後から彼女の肩にアゴを乗せ甘く囁いた。

    「これ、俺?」
    「え?!あ、あの」
    「……お前さ、現実の俺には?」
    「でも、美女さん達に」
    「いいから寄こせ……」

    こうして美友のチョコをゲットした疾風はなぜか口を尖らせた。

    「俺以外にあげんなよ」
    「え?これ、疾風君の絵よ」
    「ダメ!絵でもダメ!」

    こんな二人の美術室は夕陽よりも真っ赤だった。

    きゅん

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  20. 「自然に…笑って…」

    私、大田結衣はブツブツと独り言を言いながら廊下を走る。
    向かう先は保健室。
    保健室の先生の本田先生は私が片思いしている人。
    でもこれ以上の関係は望まない。
    だからせめて、このバレンタインのチョコレートだけは…。

    前をきちんと見ていなかったせいで登ろうとした階段でつまづき、派手に転んだ。

    「いた…。良かった無事だ…」

    「無事じゃないだろ」

    頭上から声が聞こえ、上をむくとそこには本田先生がいた。

    「先生!これ…」

    「まずは怪我の手当」

    保健室のベッドに座り、先生にチョコレートを渡した。

    「これ…」

    「ありがと」

    先生は素早く私の足に包帯を巻いてくれた。
    そしてマッキーで包帯に何かを描き始めた。

    「ハートにLOVEって…」

    「勘違いしてくれてもいいよ」

    私が驚いて先生の顔を見ると、先生は笑って私の頭に手を置いた。

    「なんてね。お大事に」

    きゅん

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  21. 「眠……」
    「先輩は勉強しすぎですよ」
    「君は眠くないの?」
    「私は授業中、寝てましたから」

    そんな彼に彼女は少し寝たら?と話した。

    「会議まで時間ありますよ」
    「そう?じゃあ、お言葉に甘えて……ZZZ」

    隣椅子に座って寝た彼の肩に彼女は膝掛けを掛けた。

    ……一人でこんなに資料を作って……

    苦労を感じた彼女はそっと立ち上がろうとした。


    「……美友さん」
    「え」

    名を呼ぶ寝言にドキとした彼女は顔を覗き込んだ。

    ……寝てる……よし!今!

    彼女は静かに彼の制服のポケットに赤包みを入れようとした。

    「こら」
    「きゃあ?」
    「……ひっかかった!」
    「え?起きてたんですか?」

    彼女の手首をつかんだ彼は嬉しそうだった。

    「だってこうしないと、くれなさそうだし」
    「でも、これ義理チョコですよ」
    「そんな事言うなよ……」

    そして頬にキスされた彼女は夕焼けよりも真っ赤になっていた。

    きゅん

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