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  2. 「結衣、もう下校時刻すぎてるぞ。」
    「はーい。」

    東堂先生が見回りに来た。
    私は生徒会長で生徒会室で勉強をしていた。

    「ところで、何の勉強しているんだ?」
    「数学です!」

    東堂先生は数学の先生だ。

    「何か分からない所でもある?」
    「ないですよ!」

    私は、数学が苦手だ。もちろん分からない問題もある。東堂先生はイケメンで人気である


    「ここ間違ってるぞ。まだ、少し時間があるから教えてやる。」
    「えっ、もう遅いですしいいですよ。」

    東堂先生は私の後ろに立って耳元で解説を始めてしまった。

    少しくすぐったい。

    約10分間の勉強会だったが、とても長く感じた。

    帰りの支度をし生徒会室のドアを開けようとすると開かなかった。鍵がかかっているみたいだ。

    「二人きりか、結衣怖かったらごめんな」

    薄暗い教室の中でほのかに東堂先生の頬が赤く染まっていた。

    きゅん

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  3. 「水谷さんって、ほんと本好きだよねー」


    放課後の図書館に、林くんのそんな感心の含んだ声が波紋のように響き渡る。
    その言葉につられるように、私は読みかけの小説から視線だけを外し彼を見つめた。

    三秒も満たない短い間、二人の視線が糸のように絡み合う。
    先に視線を外したのは私からだった。


    「その横顔好きだなぁ、俺」


    降りかかってきたその言葉に、自然と字を追っていた視線がピタリと止まる。
    ……まるで爆弾を投下された気分だ。


    「……好きとか簡単に言わないでよ」

    「だって本当のことだし」


    あっけらかんとした彼の態度に拍子抜けしそうになる。
    不意に投下する爆弾発言に、私の心臓はきっと幾つあっても足りない。


    「読書をする水谷さん、好きだよ」


    ……ほらまた、そんなこと言うから。
    心臓が悲鳴をあげて寿命が一年減った。

    【隣の彼はかまってちゃん】
    よろしくお願いします!

    きゅん

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    黒瀬 桜花さんをフォロー

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  4. 彼が私の眼鏡を取る時、私はとても緊張する。
    だってそれは、彼がキスしたいという合図だから。

    だけど、それよりももっと緊張することがある。
    彼も眼鏡を外した時。

    それは、いつもより深くキスする合図だから。

    ──今日はどっちかなと考えてたら、彼が眼鏡を外した。
    私は眼鏡を拭きたいのかななんて考えてたら、彼が近づいてきた。私はちょっとびっくりして首を竦めた。

    「今日はそっちからキスしてよ」

    私からは一回もしたことない。私の顔がみるみる火照った。そんな私を見て彼は意地悪く笑った。また一つ合図が増えてしまったなぁ。

    きゅん

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  5. 「先生、お誕生日おめでとうございます。」
    そう言ってあたしは小さなケーキを先生に渡す。
    だけど、あたしは先生にとって教え子の1人でしかないのだ。

    先生は料理研究家人と去年結婚した。

    本当はこんなケーキ、先生に渡してはいけないのに
    だって、先生は家に帰れば奥さんがこんなのよりすごいケーキを作っていてくれてるんだから。

    「あのっ…」

    言いかけそうになったけど、この気持ちは言ってはいけない。

    「ん?」

    その疑問の声が聞こえた時、あたしは結構大きな声を出てたことに気づく。
    そしえ抑えられない自分を後悔するのだ。

    「内申点…」

    先生になにかする度に言いかけていつもこの言葉が出てくるのでおそらく先生の中のあたしの口癖になっているんだろうな。

    「心の内申点は上げておくよ」

    生生はそう言って午後の仕事に戻って行ってしまった。

    心の内申点なんか上がったって、先生の隣には絶対行けないのに

    きゅん

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  6. いつものメンバーで弁当を食べながら他愛のない会話をしていた。

    あたしは食道が細いのか食べ物の飲み込みが悪く少し食べるのが遅い。
    一方でとたりに座る和樹は食べるのが早く時間を持て余しているようだ。

    そんな和樹は最近、スマホのゲームで他の誰かが食べ終わるのを待っている。

    あたしの目にちらつくのは色とりどりのお弁当のおかずと和樹のシンプルなスマホケース。
    それから、スマホにぶら下がっている可愛らしいうさぎのストラップ。

    それは入学当初から和樹のスマホにくっついていた。

    機種変更の際にもらったものとは到底思えない。
    まるで、どこかの雑貨屋さんで買ったような…

    でも和樹、そんな可愛いの自分で買わないよね?

    多分、元カノから貰った大切な物なんだよね…

    機種変してもそのストラップつけ続けるってことはまだその子が好きなの?

    あたしは和樹のスマホとストラップを見ると苦しくなるんだ

    きゅん

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  7. 何年経っただろう
    あたしは今も前に進めずにいる。
    だってね、優雅以上の人なんてどこを探してもいないんだもん!
    机に伏せあたしは今日も優雅の好きだった歌を聴いている。
    「もーし、もーしもし?」
    しばらく音楽に耳を済ませていたら、誰かに声を掛けられた。
    顔をあげるとあたしは息を飲んでしまう。
    「なんで…、優雅がここに?」
    あたしの目の前には優雅と瓜二つの男子生徒。
    多分、一緒に学年を上がれてたら優雅もこんな風になっていただろうな…
    「美紅が泣いてないか心配でさ。やっぱり泣いてる。俺を心配させないでほしいよ。」
    困ったように笑う彼にあたしは涙を止め、無理やり笑顔を作る。

    そう言って彼はあたしのスマホに目を向ける。
    「まだこの曲聴いてたんだ…。」
    あたしの中の時計はそこで止まったまま。
    彼がそう言ってあたしの隣に腰を降ろすとイヤホンを片方取って…
    その時見えたんだ。
    この人、優雅じゃない

    きゅん

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  8. 「先輩、誕生日おめでとうございます。これプレゼントです」
    「あぁ、ありがとう」

    勇気を出して渡したプレゼントは先輩の鞄の中に吸い込まれていった。
    先輩と私の関係は、友達を伝って仲良くなった関係だ。そして、その友達は先輩の彼女になったばかり。これから先輩はその彼女に誕生日を祝ってもらうことになってる。

    「じゃあまた明日な」
    「はいまた明日」

    優しく笑った先輩が手を振りながら下駄箱に向かった。私はその背中を見ながらトイレに行った。

    涙目になってる顔を洗いたいからだ。

    友達と同じ人を好きになるなんて、結構辛い。

    「うわっ」
    「いたっ」

    トイレから出る時、前を見てなかったのか誰かとぶつかってしまった。
    謝りながら前を向くと同級生がぎょっとした顔で見つめてくる。
    私は見られないように目を隠していると何があったのか聞いてくる。

    やめて、今は優しくしないで。
    その手に縋り付きたくなるから

    きゅん

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  9. 授業中、私、篠原瑞穂(しのみや みずほ)は、うたた寝をしていた。
    だってこの授業つまんないし。

    こくんこくんと船を漕いでいると、隣の席からくしゃくしゃに丸められた紙が飛んできた。

    「え、なんだこれ」

    今にも閉じそうな目を擦りながら紙を手に取った。

    中を見るとそこには
    『うたた寝してる二宮さん。好きです。 隣の席の有栖川瑠伊(ありすがわるい)より』と書いてあった。


    「え、なんっ!?」

    つい驚いて声を上げると、先生にうるさいと怒られてしまった。

    ごめんなさぁい、と言いながら瑠伊君の方を見ると、いたずらっぽく笑いながらこっちを見ていた。

    瑠伊君は頬杖をつきながら、口パクで『好きだよ。』と言ってきた。

    みるみるうちに赤くなる私の顔。

    こんなんじゃ、ドキドキしすぎてうたた寝どころじゃないよっ…


    ていうか授業も集中出来ないよ…!

    きゅん

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  10. 「あれ?」

    私が席に着いて机の中を覗き込んだ時だった。
    そこには一枚の手紙が置かれていた。なになに、友達になりたいのでメールして下さいと。
    私は咄嗟に辺りを見回した。う〜ん、その手紙を置いた犯人らしき人はいない。

    「どうしようか」

    私はきっとおふざけで入れただろうと思って、メールしてみることにした。内容は“俺の彼女に何してんねん”。架空の彼氏を気取った。

    ピコン。私の後ろの席から着信音が鳴った。
    私は息を止めて、後ろの人の気配を読み取った。小さく息を吐いている。メールの返信を考えているのだろうか。

    その時だった。私のスマホにメールが届いた。

    『彼氏さんがいたんですね、ごめんなさい。ただ友達になりたかっただけです……。

    もうお気づきでしょうが、その手紙は後ろにいる俺が書きました』

    私は恐る恐る後ろを振り返ると、恥ずかしそうにしてる彼と目が合った。友達からなら始めてもいいかな?

    きゅん

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  11. 「あ、飛行機雲だ!」

    そういって指差す私に、隣にいる彼は冷めた視線を送ってくる。

    「梓、もうちょっと高校生っぽくできないの?」

    冷たい言葉も送ってくる彼に、私はうっと言葉を詰まらせる。

    「だって~、楽しんで生きてかないと損じゃ~ん」

    ぶーぶーと子供っぽく口をとがらせる私に、はぁっとため息をつく彼。

    「まぁ、梓がそう思って生きてけるようになったのは喜ばしい事か」

    そう言って彼は私の左手を手に取る。すっと撫でられた手首がくすぐったくって、私は首をすくめた。

    「やめてよ冬、くすぐったい~」

    そう言って笑う私に、彼は何も言わず寄りかかってきた。

    「もう、あんなことはしないで」

    そういって肩にすり寄る彼がいとおしく見えて、そっと目を伏せる。

    「どうだろ…でも、冬が側にいてくれるならもうしないかな」

    そういって静かに目をつむった私は、手首に置かれた手に指を絡めてそっと笑った。

    きゅん

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    泡沫 黒無さんをフォロー

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  12. 「平野パス!」
    知っている苗字が聞こえて目線を向けるとチームメイトからのパスを受け取りシュートを決めた幼なじみが

    「凛今の見たか!」
    と私を見て嬉しそうに笑うので数回頷いて笑って返す。

    「こら部活中にイチャつくな!」
    と笑って注意する先輩女子マネージャーの未来さんの言葉に焦って

    「誤解ですよ!」
    と言う奏を見るのは、正直辛い。

    3年間、私は叶わない恋をしている。
    奏がバスケ部を始めたのはこの先輩がきっかけで私はその追っかけだ。

    「凛危ない!」
    焦った声で聞こえた声
    そして目の前には大好きな人の背中。

    「大丈夫か!?」
    慌ててしゃがみ込み泣きそうな幼なじみに

    「泣き虫」と笑って言うと奏は

    「誰のせいだ」と安心したように言った。

    優し過ぎる奏に私は余計に胸が痛くなる。

    叶わない恋だと知りながら
    私は今日も落ちていく。

    これが幼なじみの甘い罠と気づくのは
    もう少し先のお話。

    きゅん

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  13. 放課後の教室…夕日が差し込みオレンジ色に染まる空間の中で私(相模 ゆき)はぼーっとしていた。

    教室の窓のカーテンに包まりながら、校庭で部活で汗を流す生徒たちを見ていると、カーテンがシャッと開けられた。

    「なんだ、こんなところにいたのか」

    「なんだ、とはなによ。」

    むすっとして答えるとカーテンを開けた犯人、神楽坂 郁(かぐらざか いく)は私と一緒にカーテンに包まった。

    それは俗に言う後ろから抱き締めているという形になるわけで…。

    「な、なにしてんの!?」

    「なにって抱き締めてんの。」

    「だからなんで抱き締めてるの!?」

    「ゆきが抱き締めやすいから。」

    「小さくてすみませんね!」

    郁とは小さい頃からの幼馴染で、郁は私のことただの幼馴染だと思っている…はずだった。

    「そういうことじゃない。俺がどれだけ我慢して待ってるか知ってる?」

    「へ?」

    これは恋に落ちる音がした。

    きゅん

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  14. -ーもしあの時に戻れるならば、私は素直になりたかった。


    「ハッピーバレンタイン!」


    私は手作りのガトーショコラをみんなに配っていく。

    ただ、1人だけ特別なあの人にはみんなと違うパッケージで渡すつもりだった。

    でも私はその日、いつまで経っても渡すことが出来ずにいた。

    放課後、特別なラッピングを大事に抱え、窓の外を見ていた。


    「結局、渡せなかった」


    すると教室の扉が開き、意中の彼が近寄ってくる。

    私は顔を赤らめ、紙袋で顔を隠す。

    だがそれはあっさり彼にとられてしまい、睨みつけられる。


    「ったく……おせーよ!」

    「え?」

    「……待ってたんだよ。なのにお前、いつまでも渡さねーし」

    「それは…!」

    「次からは待たせるなよ。来年はお前から渡しに来い」

    「……うん!」


    ーーもし、あの時に渡せていたらこうなってたのかな。

    そんな一生ものの憧れがそこにあった。

    きゅん

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  15. 風が少女の長い髪をなびかせる。

    大きく酸素を吸い込み、少女は下を見下ろすと大きな声で叫んだ。


    「3年A組 高山未来は! 同じクラスの木下 翔くんのことが好きです!!」


    屋上から見下ろす景色はグラウンド。

    学校中の人たちがグラウンドに集まる中、少女はスピーカーフォンを持って告白をした。

    グラウンドで聞いていた生徒たちが色めいた歓声をあげ、彼を全生徒の前に押し出した。

    顔を真っ赤にした彼は近くにいた放送部員から手渡されたマイクをもって、屋上を見上げる。

    少女と彼の純粋な目が混じりあった。


    「3年A組 木下 翔! 俺も、高山未来さんが大好きです! 俺と付き合ってください!」


    その言葉に少女はその場にしゃがみこみ、涙を流す。

    顔を伏せていた間に彼が屋上まであがってきて、少女を後ろから抱きしめた。


    そんな学校での生徒たちによるちょっとした告白イベントの話。

    きゅん

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  16. あの日、あの瞬間、私はあの人と手を繋ぎたかった。


    普通の高校生とは少し違う、通信制の高校。

    そこで出会ったあの人は、同じ高校生だけど私より年上の人だった。

    その時の私は年上の彼がとても大人に見えた。



    もしあの時、私が勇気を出していれば。

    私にとって憧れだったあの人に手が届いていたのだろうか。


    部活帰りの夜、その日はやけに寒いクリスマスだった。

    部活仲間が先を歩く中、私と彼はゆっくりと街中を歩く。

    ふと空を見上げると白くてやさしい雪が降ってきた。


    「雪だね」、そう言って彼はいつものように笑った。

    空を見上げる彼の横顔が切なくて愛おしかった。

    彼の空いた左手をそっと握りたかった。



    もしあの日、あの雪が降った瞬間に。


    私が彼の手を握っていたらなにか違ったのだろうか。


    消えることのない憧れ。

    その時の彼の年齢を超えてしまった今の私の、小さな恋だった。

    きゅん

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  17. いつもはクールで無口な彼。

    そんな彼に私は抱きつきながら涙を流し、愛を告げる。


    「あなたがいい。あなただから好きになった。こんなにも傍にいたい思える人はあなただけだよ」


    全身が脈打つように熱かった。


    「……全部、わかった。わかったからもう苦しまなくていい。泣かなくていい。たくさん傷ついてきたお前も、今泣いているお前も、笑顔で生きてくお前も、全部お前だ。お前として生きてくれればいい」


    その言葉に私は声をあげて泣いた。

    彼を好きでいることに不安を抱いていた。

    それらもひっくるめて全部、私として受け入れた彼への想いはますます強まった。

    お互いがお互いの存在を必要としたからこの気持ちが生まれた。


    「好きっ……! 大好きなの!」



    そっと彼の手が私の頬に触れる。

    まるで粉雪が降るかのように彼と私の唇は優しく重なった。

    クールな彼の優しい愛の示し方であった。

    きゅん

    2

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  18. 家が近い腐れ縁の幼なじみと並んで帰ること数十年。今日もぶすっと歩いていると、前から私の飼い猫が歩いてきた。
    「みぃちゃん迎えに来てくれたの?」
    私は駆け寄ってみぃちゃんを拾う。
    「お迎えありがとね~」
    「まだそいつ生きていたのかよ」
    「あ? 失礼な……よしよし帰ったらおやつあげるね」
    「太らすなよ」
    「うるせぇ!」
    私と並んで帰るのが嫌なのか、やけに突っかかってくる。私はみぃちゃんの可愛さを見せつけるように猫を彼に向けた。すると、彼がカメラを向けてきた。びっくりする暇もなく撮られた私と猫。私は猛抗議した。
    「なんで写真なんか撮ったの!」
    「いいじゃん減るもんじゃないし」
    「モデル料取るぞ!」
    「なんだよせっかく可愛く撮れたのに」
    「かっ!?」
    まさか彼の口から可愛いなんて言葉が出てくると思わなくて私はふらついてしまった。逃げるみぃちゃん。それと無言になる彼。
    ねぇ、その無言はなんなの?

    きゅん

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  19. あげはちゃんと買い物。

    龍は行けなくてこれが最大のチャンスだって思ってる。

    「それでねーーーー「危ないよ、あげはちゃんっ」


    君の言葉を遮って、抱き寄せた。

    横を、車が通り抜ける。

    小さなあげはちゃん。
    「なんか、あげはちゃんって危険だよね。
    居なくならない様にGPSつけてく?」


    「黒って、面白いね!!」

    いつもおかしいって言われるけどーー。

    「GPS付けてく?あげはちゃん限定だよ。だってなんかあっても、1番に助けに行けるから!」

    俺の分かりにくい愛情表現。
    仲間におかしいって言われても気にしない!
    だってーーーー

    「あげはちゃんが、好きだから。
    龍のいない変わりに守らせてよ、お姫様」

    君の手の甲にキスをした。

    「うん、ありがとう黒っ」
    君と二人っきりの時間。
    誰にも邪魔させない!

    きゅん

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  20. 「おい」
    急に呼び止められた。振り返ると幼なじみがいた。

    「なに、今日用事あるから先帰るって連絡したよね?」

    「用事ってなんだよ」

    「友達と買い物。」

    「男か?男だったら行かせられないな。」
    不機嫌そうに言う。

    「なんで?まあ女の子とだけど、」

    「そ。良かった。はやく帰ってこいよ」
    そう言って彼は優しく笑って私の頭をぽんぽんと撫でた。


    いつも意地悪なくせに急に優しくされると困っちゃうじゃん。

    ちょっとキュンとしたのはきっと疲れのせい。

    きゅん

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  21. 居なくなったあげはちゃんを、探しに行ったんだけどーーーー。


    「まじかよ」


    見てしまった。


    白があげはちゃんにキスしてるところ。


    白は、俺の双子の弟。


    優しいし、頼れる。
    兄貴さし置き、副総長だし。
    今までなんでも良かった。
    だけどーーーー


    あげはちゃんだけは、手離したくない。

    駐車場では、キス見せられるし、だからカフェでからかってやるつもりで話題振ったのにーーーー

    目の前で、それこそ強引なキスをする白に。


    「白、あげはちゃんに何してんの?」


    あーダメだ。

    柔らかな長い綺麗な髪も、綺麗な肌も。
    純粋な心も、みんな好き。


    奪いますよ、誰にもやらねーよ。

    きゅん

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