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  1. 2435件ヒットしました

  2. 朝、廊下を歩いていると後ろに気配を感じる。
    振り向くと、みんなに黒王子と呼ばれている矢野がいた。

    「突然背後に立たないでよね!ホラーだから」
    「テメーの驚いた顔には負けるわ」
    「うっさい」

    いつもあたしたちはこう。顔を合わせれば口喧嘩。

    「美夜ちゃんは今日もかわいいよ。髪も伸びてきて更にかわいい」
    フォローしてきたのは、白王子と呼ばれる寿くん。

    「人の女に手ぇだすなよ」
    再び矢野が入ってきた。

    「誰がいつ矢野の女になったのよ!」
    「結構前から。俺の妄想の中では」
    「キモッ!!行こ、寿くん」

    行こうとすると、矢野に腕を掴まれた。

    「待てよ。長い髪、俺も好き。俺の為に伸ばしてるっていつか言わせてやる」

    髪をくしゃっとされて鼓動が跳ねた。

    ホントは矢野の為に伸ばしてるとか、口が避けても絶対言えない。
    あたしも素直じゃないなぁ。

    きゅん

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  3. 「うーん…どうにか解決できないかな〜」


    「なに?悩み事?」


    「うん〜あいつらどうやったら倒せるのかな〜って誰?!」

    なんだぁ陽か。


    「しっかりしろよ」

    ニカッと歯を見せて笑い私の頭をくしゃくしゃと撫でる。


    「うん。分かってる!
    ってか髪の毛!くしゃくしゃになったじゃん!」


    「わりいわりい、俺も考えるから頑張ろうな!」


    去っていく背中を見つめる私の顔は絶対赤くなっている…。

    きゅん

    1

    梅咲未桜さんをフォロー

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  4. 「なぁ..お前さぁなんでまだいんの?」
    俺は日誌でまだいたけど
    もしかしてコイツ..
    こいつに机の上にはチョコがある
    嫌そんなわけないよなコイツ俺の事見たらいつも目逸らすし
    嫌われちゃってるよな
    お前のことずっと気になってる俺からしたら胸が痛いけど、あれ?
    『いや..あのね、コレ!//』
    顔が茹でたこみたいに真っ赤な顔で俺の目を見て顔の前に箱が突き出される、おいおいおい何これ
    嬉しすぎる//
    「ありがとう///」
    俺絶対今顔緩みきってるわ
    もう恥ずかしいな
    『うんっ』
    「俺嫌われてると思ってたから、こんな事されたらもう容赦しないよ」
    少し冗談ぽくゆったけど本気だよ
    『うんっ、いいよ私君の事大好きだから』
    「えっ」
    その瞬間顔をあげようとしたが無理矢理頭を抱き抱えられて頭をくしゃとされる
    照れ隠しだろうか
    でももうお願いだから離してくれ
    胸当たってるから/////
    俺の理性が持たないッ

    きゅん

    5

    れいれいちゃんさんをフォロー

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  5. 「ここが咲良の学校か〜」

    「そうだよ!私の席はねここ!」


    放課後の誰もいなくなった教室



    違う学校に通う彼氏、帆稀が

    自分と同じ教室にいるのは不思議な感じ




    「ええ!俺の席ここだから

    もし同じ教室だったら前後じゃん」



    「何それ〜!最高すぎる」



    いつもの自分の席に座ると

    帆稀は俺の学校の席と言い

    私の前の席に座った




    目の前に帆稀の背中


    「なんか変な感じ」


    そう呟くと帆稀は急に後ろを向いてきた



    「後ろ振り返ったら咲良いるとか

    この席神席すぎる」



    「同じ学校だったらなあ」


    そう呟くと帆稀は私の頭をぐしゃぐしゃに
    して


    「同じ学校じゃないからこその
    特別感だろ?」

    そう笑った


    「それより今日なんの日か知ってる?」


    そうニヤニヤしている帆稀は本当に

    私の自慢の彼氏だ


    「Happy Valentine」

    きゅん

    4

    瀬界 和奏さんをフォロー

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  6. 今年は先輩とおんなじ学校で過ごせる最期の年!
    バレンタインのチョコを渡す最期のチャンスだ…


    そう思って今年こそはって…
    コロナのせいで手作りはアウト
    市販のチョコは味気なくない!?
    そんなこと考えて悶々としてるうちにもうバレンタイン今日だし…

    ううー…

    ちゃんと私が作ったのを渡したかったよ…
    去年までに頑張っとけばよかったよ~
    今から買いに行っても間に合うかな…

    「はぁー」

    廊下の窓で外を眺めながら黄昏ていた私は教室に入ろうと振り返った。

    ボフッ!!

    何!?

    肩を捕まれてぐいっと離される。
    「どうしたんだよ。ため息なんかついて」
    「先輩!?」
    「なんか落ち込んでんな~元気出せって!」
    頭に先輩の手がのって髪の毛を乱さないように撫でてくれる。

    「今日バレンタインだろ?これやるよ」
    「え!ありがとうございます!」

    「じゃあな………ちゃんと本命だからな!!」

    きゅん

    1

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  7. 「なぁ、なんかねーのか?」

    彼の綺麗な目が私を捉える。

    「悠斗(ゆうと)」

    そっと口を開いた。
    「なんだよ」

    「無い。てか近い。離れて」

    キッパリとした口調で言う。真っ赤になっている顔を見られないように、背けて。

    「花奏(かなで)顔真っ赤じゃん」
    「み、見るなっ」

    こんな言い合いは日常茶飯事だけど、今日はしっかりしなきゃいけない。

    2月14日…バレンタイン

    チョコを渡したいけど、同じクラスになって初めて話した時からずっと彼に冷たくしてる私が「どうぞ」って言って渡せる訳もなく。

    「で?ほんとに無いの?チョコ」

    もう1回聞いてくる。鞄からチョコを出したいけど、出せない。

    「ははっ、くんねーよな。そういう所も可愛いけど」

    そう言って頭をクシャクシャと撫でる。

    「っ!……これ」
    「?」

    「特別だから…!」

    撫でられたせいで顔が真っ赤な私は勢い任せでチョコを渡した。

    きゅん

    3

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  8. 「なぁ、なんかねーのか?」

    彼の綺麗な目が私を捉える。

    「悠斗(ゆうと)」

    そっと口を開いた。
    「なんだよ」

    「無い。てか近い。離れて」

    キッパリとした口調で言う。真っ赤になっている顔を見られないように、背けて。

    「花奏(かなで)顔真っ赤じゃん」
    「み、見るなっ」

    こんな言い合いは日常茶飯事だけど、今日はしっかりしなきゃいけない。

    2月14日…バレンタイン

    チョコを渡したいけど、同じクラスになって初めて話した時からずっと彼に冷たくしてる私が「どうぞ」って言って渡せる訳もなく。

    「で?ほんとに無いの?チョコ」

    もう1回聞いてくる。鞄からチョコを出したいけど、出せない。

    「ははっ、くんねーよな。そういう所も可愛いけど」

    そう言って頭をクシャクシャと撫でる。

    「っ!……これ」
    「?」

    「特別だから…!」

    撫でられたせいで顔が真っ赤な私は勢い任せでチョコを渡した。

    きゅん

    3

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  9. 今日は何の日か?
    そう、、。バレンタインだ!私、花山明日奈もチョコをにぎりしめ、校舎裏に立っている。
    私のチョコを渡す相手は、、、。担任の四条先生だ。でも、、。イケメンな先生はモテモテで、今も女子生徒にたかられている、、、。もう渡すのはあきらめよう。私には手の届かない存在。顔もちょっとふざけた性格も実は優しいところもこれは噂だけど下戸な所も全部好きなのに、、。こういうの禁断の恋っていうんだっけ、、。そもそも恋にすらなってないって、、。私は黙ってその場を去ろうとした。
    「ちょっとーー、明日奈まってよー。」
    え!?先生に呼び止められた!
    「な、なんですか?」
    「それ、僕用でしょ?」
    「あっ、、!ちょっと、、!」
    先生はチョコを取り上げ、、。その場で食べてしまった!
    「おー美味しい!僕甘党だからー。」
    「よく作ったね。」
    い、今、、。髪クシャされたー!?
    私は呆然としてその場に座る。
    「好き」

    きゅん

    2

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  10. ここ最近はずっと、バレンタインは友チョコオンリー。
    義理チョコすら用意しない。

    友人と一通りチョコレートを交換し終えたら、戦利品をロッカーで整理する。
    教室の喧騒とは裏腹に、廊下は静けさに包まれていた。

    「ねえ」

    後ろから聞き慣れた声。
    なに、と振り向かずに返す。

    「俺のは? 毎年聞かせんなよ」
    「あんたこそ毎年懲りずに聞いてこないでよ」

    ため息をつきつつ、仕方なく包みを取り出す。

    「はい」
    「ありがと」
    「なんでそんなに欲しがるのよ。沢山貰ってるくせに」

    少し語尾が荒くなったか。
    目が合うと案の定いたずらっぽい笑み。

    「嫉妬?」
    「そんなんじゃないよ」

    本当?
    本当。

    もう恒例のやり取りだったけれど、今年は違った。

    「俺お前の以外受け取ってないから」

    聞き返しを牽制するように頭を撫で、君は教室に行ってしまう。

    私の隣には居てくれないのに、ずるい。

    きゅん

    6

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  11. ーバレンタイン。
    それは、女の子が好きな相手にチョコレートを渡す日。
    …って、こんな決まりなくていいのに。
    どこもカップルで溢れてて、目を向ける場所がなくなるし。

    「チョコ渡す人なんていないし…」

    誰に言うわけでもなく呟いて、屋上に向かった。

    「あれ」

    誰もいないと思った屋上には既に人影があった。

    「先生」

    飴を口の中で転がしながら微笑んでくる。
    そして、先生の足元にある紙袋には大量のお菓子が入っている。

    「これ全部…?」

    「まぁな。でもチョコ食えないから申し訳ないんだけどね」

    私は思い出したようにポケットの中に手を入れた。

    「あげます」

    先生の手にいくつかの飴を乗せる。

    「大山からのバレンタインってこと?」

    「違っ…」

    焦る私の髪をクシャッと撫でて笑う。

    「ホワイトデー、楽しみにしてな」


    初めて感じたドキドキはチョコのようには溶けて消えてくれなかった。

    きゅん

    4

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  12. 「こら、水野。なんなんだ?そのピンクのどデカい袋は」

    「えー…?見逃してよ、伊野ちゃん。今日だけ特別!」

    「あー?そんなの却下に決まってんだろ」

    「えーーー!なんでー?」

    教員室には、私と担任伊野ちゃんの二人きり。
    これは絶好のチャーンス!
    とばかりに呼び出しに応じたら、さっきからこんこんとお説教をされている。

    「伊野ちゃんは乙女心が分かってないなぁ」

    そうきれいに揃えた爪の先を見つつそう言うと、なんとなく伊野ちゃんの視線を感じた。

    「何?」

    「はぁ…お前もさぁ?男心ってもんを分かってねーな」

    「なにそれ?伊野ちゃん何気にバカにしてる?」

    「あーもーっ。そうじゃなくってなぁ…」

    すると、伊野ちゃんの指が私の長い髪に触れてくしゃりと優しく握り締めた。

    「他の男にやるんだったら、俺に渡せっての」

    「?!」

    そうして、伊野ちゃんは、私から袋を奪って行った。

    きゅん

    8

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  13. 「うぉ…どうすっか、笑」
    放課後、自分の下駄箱に詰め込まれたラッピング袋たち
    …正直こんなにもらって持って感じだし、肝心な奴だけには貰えてねーし?

    「紙袋貰おっかな」
    流石に鞄には入んねえし、職員室にもらいに行こうと戻る途中

    「あ、」
    「あ!いたいた、めちゃくちゃ探してたんだけど?!」
    ニコニコしながらこっちは走って来た可愛い奴
    そんで、唯一チョコをくれてない幼馴染み

    「はい!これ!」
    律儀にも綺麗な紙袋で、手渡してくれた

    「ありがと
    …居なかったら下駄箱で良かったのに、」
    残念ながらクラス違うから、中々会えないし、行き帰りは友達と行ってるみたいだし、?

    寂しさを口実に、ちょっといじけたけど

    「…だって、綺麗好きでしょ?靴箱じゃなくて、手渡ししたいなぁ…って」

    なぁにそれ。流石、俺のこと分かってんのは1人だけだね

    「わっ、ちょ髪!」

    「お前のそういうとこ、俺すげぇ好き。」

    きゅん

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  14. 全く、お前は危なっかしいやつだな。

    きゅん

    1

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  15. とある事件がきっかけで、色が見えなくなってしまった私。


    「月緋君には、私がどう見える?」


    私の世界から色が無くなってから
    いろんなことが変わった。


    いつもみたいに明るく振る舞えなくなって、
    友達付き合いも下手になって、


    自分の中でずっと、自問自答を繰り返す日々だった。


    明るくならなくちゃ。
    でも、どうやって?
     

    みんなと同じ様になりたい。 
    色が見えないのに?



    そんな時、月緋君が私が言って欲しかった言葉を言ってくれたんだ。



    「夜空は偉いよ。
    辛いことがあるのに、それを乗り越えようと頑張ってる。誰にでもできることじゃない。それに、努力できる人はいつか変われる。
    俺は応援するよ。」



    そう言って、私の頭に手を添えた。


    「1人でだめだったなら、今度は俺を頼れば良い。」
     

    初めてだった。こんなにも、胸が高鳴ったのは。

    きゅん

    2

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  16. 「航、改めて言うわ。好き」

    普段喧嘩ばかりしていたわたしは航に告白した。航とはからかい合いばかりして絡んでいて憎まれ口ばかり叩いていたけど本当は好きだって気付いた。

    「そっか。お前はいつも通りの関係でいたいか?」

    「別に...。でも彼女になってやってもいいけど」

    真逆なことを言うわたしはバカみたい。本当は彼女になりたいのに!

    「これが俺の答えだ...」

    航は髪の毛をクシャっと触ってきた。

    「抱きついてよ...」

    わたしが無理なお願いをすると航は強く抱きしめてくれた。

    「俺の口からは答えられない」

    えっ。どっちなの?まぁいいや。今幸せだから。

    きゅん

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  17. 私は女子卓球部所属!

    そして私が好きな朔人君は男子卓球部所属!

    卓球部って地味なイメージあるかもしれないけど、うちの学校の卓球部は美男美女が多くて有名なんだ!

    朔人君もすごいイケメンで、卓球も凄い上手いんだ!

    よし!

    私は気合いを入れ直した

    男卓が落としたボールが女卓の方に来たからこれから届けに行くんだ!

    ああ、緊張する〜

    朔人君と直接話すかどうかも分からないけどね

    私は意を決して男卓に届けに行った

    「あの、これ女卓の方に来たのでどうぞ」

    私は近くにいた男子にピン球を渡した

    「お、ありがとな!」

    そう言ったのは…

    え、朔人君!?

    「わざわざ届けに来てくれてありがとな!」

    そう言って私の頭をクシャっとした

    そんなことされてら、私だって少しは期待しちゃうよ…

    私は少しの間そこから動けずにいた

    きゅん

    2

    遠藤琉姫さんをフォロー

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  18. 「お前まだ帰んねぇの?」

    私が教室で1人勉強をしていると、幼なじみの蓮が声をかけてきた

    「もう少しだけ頑張る」

    「ふーん…」

    蓮は興味無さそうにしながら、私の前の席に座りこちらを向いてきた

    「何?」

    「いや、頑張ってんなーって思って」

    「当たり前じゃん、だって私だよ?」

    なんて、少しふざけたことを言ってみる

    「何言ってんだか」

    蓮はそう言うと私の頭に手を乗せ、わしゃわしゃと撫でた

    「…え?」

    「そういうお前大好きだよ」

    その言葉に私の心臓は大きく跳ねる

    「急にどうしたの?」

    言葉に少し笑いを含める

    「言いたくなっただけ でも嘘はついてないから」

    「そっか…ありがとう」

    「せっかくだし、今から2人で帰ろうよ 久しぶりにさ」

    「うん、そうだね」

    私は帰る支度をし、蓮の隣に並んだ

    きゅん

    2

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  19. 「あ」

    そう言って開けた私の口にマカロンを放り込む先輩。

    「自分で食えよ」
    「だって先輩が持ってんの欲しかったんだもん」
    「はいはい」

    んへへ、と微笑む私と、呆れつつも私の頭をくしゃ、と撫でてくれる先輩。
    先輩とお付き合いを始めたのはいつだったっけ。
    私が高1の時に告白したから……2年前?
    早いなぁ、もうそんなに経つのか。
    そんな私はもう受験生で、先輩なんか華の大学生。
    今は必死に先輩の大学を受けようと奮闘中です。

    「そういやお前さー、この前の模試どうだったの」

    ふと、思い出したように尋ねる先輩。
    私はごくん、と口の中のものを飲み込んだ。


    「先輩、好きです」
    「うん、知ってる」
    「ずっと好きです」
    「俺も。…で、要件は?」









    「……勉強教えてください‼‼」
    「うん、知ってた」

    ガバーッと頭を下げる私。
    それにまた、先輩は私の頭をくしゃ、と撫でるのだった。

    きゅん

    2

    御垣 千夏さんをフォロー

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  20. 男子バスケットボール部のマネージャーになって半年。

    今日の放課後には他校との練習試合があるから、少しでも
    チームのためになるようにボール磨きをしている。

    キュッキュッ
    この音、とても落ち着いて好きだなぁ。

    トンっトンっ
    誰?

    そこにいたのはバスケ部で女子に1番人気の喜多先輩だった。
    「おおっ!山下!なにしてんの?」
    「今日の放課後の練習試合のために、ボール磨きしておこうかなと思って。」
    「えらいな。頑張ってな。」
    「はい。ありがとうございます。」
    「じゃあな。」  クシャッ
    「?」
    うあっ!先輩に髪、クシャってされた・・・?
    そういうところがモテるんだろうな。
    やっぱり、モテる人って違うなぁ。

    その頃先輩が、「何でだろ?アイツいい子だよなって思ったら、手が伸びてた。」
    なんて思ってるって知るのはまだまだ先だった。

    きゅん

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  21. 「あ~あ。涙だか鼻水だか」
    「だって~」
    ブヒー!
    放課後の屋上。幼馴染のカイトの差し出したハンカチに、マヒロは迷わず鼻をかんだ。

    カイトはマヒロの涙を親指で拭いながら
    「お、このまつエクいいじゃん。この涙量でもばっちりカール効いてるぞ!」
    「ほんと?(鏡を取り出し)わぁ、ばっちりだわ。
    このお店ね初めて行ったの!カナに紹介されて..ウェ~ン」

    泣き声が更に大きくなった。
    (やばっ!思い出させちまった。憧れの先輩と親友が実は恋人だったとは..しかし、うちの学校は山に囲まれてのどかだよなぁ。まぁ、田舎だけどこうして良い空気吸って、夕焼け見て)

    カイトはマヒロの頭にそっと手を置き柔らかくクシャリとした。
    「おまえが安心して俺の隣で泣いてるって、なんか..うん。悪くないや!ハハッ」
    「何よそれ~わけわかんな~い」
    甘えたように言うマヒロ。満足げなカイト。茜色の光が優しく二人を包んだ。

    きゅん

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