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  2. 「お前らほんっとうるせーな」
    そう言ってけらけら笑う悠を横目で睨む。
    「友達がうるさいだけだし」
    そう拗ねたように言えば、悠はわりいわりいと言いながら私の髪をぐしゃっと撫で回した。
    「ちょ、やめてよ!」
    そう言ってし返すように悠の髪を背伸びしてぐしゃっとすれば、あまりの柔らかさに驚く自分がいた。わたあめみたい…
    「相変わらず髪柔らけーな」
    だけどそう言ったのは悠で、なんだか嬉しそうに口角を上げている。そしたらなんだか恥ずかしくなって、私は悠を押し返して歩きだした。
    「置いてくなー」
    そういって悠がついてくるのを知っているから。
    「電車!」
    そんな悠の声とともに腕を掴まれて、引きずられるように駅へ駆け込む。日焼けした筋肉質な腕や、たまに私を確認する流し目にドキッとする。誰よりも楽しんでいる悠が眩しかった。
    「好き」
    …なあんてね。
    「ん?なんか言った?」
    私は振り返った悠に小さく笑い返した。

    きゅん

    4

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