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  1. 360件ヒットしました

  2. あーもう、イライラする
    せっかく悩みに悩んで決めたプレゼントなのに1度も使ってないってどういうこと?
    有り得ない……絶対口きいてやんない

    いつもは2人で手を繋いで帰るんだけど、今日はひとりぼっち。学校が終わるとすぐに教室を飛び出した。今は彼氏くんのことなんか考えたくもない

    ……はずだったのに

    (あ、ここ、いちごみるく売ってるんだ。教えてあげないと)

    (あのパーカー絶対似合う、彼氏くんがいたらお店に入ってただろうなぁ)

    (ここのご飯やさん美味しそう。今度一緒にここに来ようーっと)

    こんなふうに彼氏くんのことばかり


    ──ギュッ

    「ごめん。今度からちゃんと使うから許して」

    私を後ろから抱きしめる彼氏くんは息が切れてて。走って追いかけて来たんだと思うとちょっと優越感

    「仕方ないなぁ。このお店、奢りね」

    喧嘩してもキミのことばっかり考えるのは

    私がキミにベタ惚れな証拠、だね

    きゅん

    7

    羽夜さんをフォロー

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  3. 突然だが、私はあいつが好きだ。
    使う電車が同じで、駅で会うと一緒に帰る男子のクラスメイト。
    それが楽しくて…駅の階段を降りる時には少しかがんであいつがいないか確認するほどになってしまった。
    今日もそうしていると…

    「何してんの?」
    「ぬぁ!」
    「ぬぁ!って変な声w」

    そう笑っている。

    「うるさいなー!」
    「はいはい、ごめんごめん」

    ははは、とそう笑う顔が好き。
    なんて、言える訳がない。

    「最近どう?部活とか」
    「俺?いやもう寒くて寒くて」
    「そりゃよかったね」

    違う
    ホントはもっと心配したい
    恥ずかしいだけなの…




    その傍にいたいだけ。
    もっともっと一緒に笑いたい。





    でも…



    こんなしょうもないことで笑いあえる関係を壊しそうで怖い。
    そこにいたいだけなのに…
    どうしてこんなに辛いの…?
    どうしてこんなに胸が痛いの…?





    ねぇ、私の方にも振り向いて…

    きゅん

    5

    御垣 千夏さんをフォロー

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  4. 「久しぶりだな」
    「だね」
    彼は夢を追いかけて県外に勉強をしに行ってて今日が帰って来る日だった。
    「少し疲れてるんだ家に行っていいか?」
    「えっ!? う、うん」
    それから私の家に2人で歩いて行く。
    すると彼氏が私の手を握る。
    久しぶりだからドキドキしてしまう。
    気が付いたら家の前で私は彼氏を部屋に入らせた。
    入ると彼が私を後ろから抱き締めて来る。
    「お前と離れた2年間地獄だった」
    急な言葉で言葉が出ない。
    すると扉に押し付けられて両手で私の逃げ場を彼が無くす。
    「ど、どうしたの?」
    やっと出た言葉だった。
    「お前の事ばかり考えて何も出来なかった」
    「わ……」
    何か言おうとしたら彼の唇が重なる。
    もう何も考えれない。
    そのまま私も抱き締めた。
    ジッと彼が私を見つめてくる。
    「お前とずっと居たい」
    「うん」
    「もう離れない愛してるからな」
    「私も」
    「愛してるって言えよ」
    「愛してる」

    きゅん

    3

    結羽広さんをフォロー

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  5. 「ねぇねぇ、俺達と遊ばない?」
    駅の改札を出てすぐの所だった。
    男の人…
    「学校がありますんで」
    「まさか俺達に逆らうわけないよなー?」
    いきなり手を強い力で掴まれた。
    「離してくださいっ!」
    「そんなこと言ってー。本当はサボりたいんだろ?」
    腕がちぎれそうな程引っ張られて、もうダメだ。と心の中で思った。
    「俺の彼女に何してんの」
    ふわっと、裕翔の香りが広がった。
    「裕翔」
    「ちっ、お前彼氏いたのかよ」
    「はぁ。先輩何ナンパされてんですか」
    ヤンキー達がいなくなると、裕翔は呆れたように言った。
    「ごめん…でも裕翔が助けてくれたからいいの」
    _ドンッ
    突然壁に押し付けられた。
    「先輩が良くても俺がダメなんです」
    「え?」
    「好きで好きでおかしくなりそうなんです」
    「…私もだよ。だから、ナンパされたくらいじゃ…キャッ」
    唇を奪われた。
    「なら、今日は俺と学校、サボります?」

    きゅん

    9

    天月夏鈴さんをフォロー

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  6. いつも帰りの電車先生がいるのに…

    今日は違う電車で帰ったかな⁇

    まあ顔あわせなくてよかったかも…

    部活の顧問と職員室で泣きながら、文句

    言ってたのをさりげなく見られてたから

    先生が目ていたのを知ってるから…

    そう思って駅に置いてある自転車に乗り

    帰ろうとした時

    「宮本!」

    後ろから大きな声で私の名前が呼ばれた

    でもこの声を私は知ってる!

    走って傍に来て、少し無言

    「宮本…あの…」

    「はい…」

    「勉強頑張れよ!」

    「……⁇」

    先生顔赤い///

    もしかして…私を励まそうとして…

    先生のその気持ちだけで嬉しい!

    走ってまで来てくれた!

    「はい!」

    笑顔で返した

    恥ずかしくて頭を下げて帰ってしまった!

    もっと話が出来たのに…

    馬鹿な私!

    きゅん

    3

    パクトミさんをフォロー

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  7. 「私も柊だけだから…///」

    と、いつもツンツンな俺の彼女…麻耶が言った。

    さっき逆ナンされた俺。
    逆ナンなんかめんどくさかったけど…

    「…かーわい。」

    「なっ…!は、早く行くよ!」

    可愛い彼女を見れたからたまにはいいか。

    きゅん

    2

    るるる。☆*。さんをフォロー

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  8. 「あっ……」


    目の前の光景に、足が地面に縫いつけられたかの様に止まる。


    学校帰りの私の視界に映ったのは、仲良さそうに腕を組んで歩く2人の男女だった。


    男性の方は近所に住んでる大学生で、私の幼なじみ。


    年上で頼れる彼の事をずっと好きだった私に、本人が『オレこの人とつき合う事になったんだ』と残酷な紹介をして来たのはつい1ヶ月前の事。


    「ハハッ…相変わらず仲いいんだ……当たり前だよね、まだつき合い始めて一月だもん……」


    本当は私が、あの人のポジションに立ちたかった。幼なじみとしてじゃなく、恋人として笑い合いたかった。


    だけど私は知っている。幼なじみがどれだけ彼女を大切にしているのかを……愛しているのかを。


    「お願い………もう少しだけ時間を下さい」


    ちゃんと心から、祝福出来る日を作るから。


    胸元をきつく握りしめた右手に、冷たい雫がポトリと落ちた。

    きゅん

    3

    棗 海桜さんをフォロー

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  9. 知ってた。
    前からずっと、分かってた。
    君の隣に、俺はいないっていうこと――。

    昔から君の隣は俺だけだった。
    でも俺のせいで、彼女を傷つけて、結局すれ違っていった。
    そして現在。
    君の隣には違う人がいる。
    仲直りは出来たけど、もう側にいれないのが辛かった。

    ああ、何で俺は君の隣に立てないんだろう。
    きっと君を傷つけた罰が当たったんだな。
    君には笑っていてほしい。
    幸せでいてほしい。
    君が今、幸せならそれでいい。

    「優河くん!」
    嬉しそうに笑う君。それを俺は、ただ後ろで眺めている。
    「瑞季?」
    そうやって俺を気にしてくれるのもむしろ逆効果だ。
    君のこと、諦めたくても諦められないじゃないか。
    ああ、好きだ。
    この事を君が知ったら、いったい君はどう思うのだろう。
    俺は知ってる。
    君の隣にはもう、俺は立てないことを。







    だって君は、隣にいる人が好きだから。

    きゅん

    2

    七瀬優さんをフォロー

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  10. 「今日で会うのは最後にしよう」
    「え…?」
    キミの瞳が揺れたけれど、いまさら僕は引き返せない
    「やだよ!なんで!?いままで、二人で頑張ろ、って話してたじゃん!」
    「僕はもう、恋愛に飽きた。疲れたんだよ」
    「やだ!好き!」
    僕の肩を揺さぶるキミのまっすぐな瞳が、いまは苦しい
    「私を見捨てないで!あんたが好きなんだってば!」
    ごめん。僕も最後まで一緒だと思ってた。でも、キミが病気がちな僕のせいで地方の大学を断念した、って聞いたんだよ

    いまの僕はキミの邪魔だ

    「僕のことは忘れて生きて」
    「あんた無しで生きてけるわけないじゃない!」

    パシンッ

    初めてキミに殴られた。べつに痛くはない。

    ただ、心が痛い

    「ねえ、待ってよ!」
    キミの手を振り払って改札に向かう

    「じゃあな」

    僕は、キミの笑顔が大好きだった
    でも、もう、その笑顔は僕ではつくれない

    ごめん
    そして、
    ありがとう

    きゅん

    1

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  11. 奈々は、幼なじみで中学まで一緒に登下校をしていた。
    高校は、別々になってしまったが、1か月前の奈々の誕生日にやっとの思いで告白して、付き合えることになった。
    今日は、『付き合って1か月記念日だね!デートしよっ!』と奈々が誘ってきた。
    それなのに、HRが終わってから先生に雑用を頼まれ現在、集合5分前。
    「はぁ、はぁ、居たっ。」
    駅前の噴水の前にいる、奈々を見つけ息を整え声をかけようと近づく。それなのに、目の前まで来ても俺に気づかない。
    スマホ見ながら、嬉しそうにしてるし…
    「奈々っ。」
    俺に気付いて欲しくて、腕を引っ張った。
    手を引っ張った時に見えた画面、、1か月前に告白し日に2人で撮った写真だった。
    その写真見て、嬉しそうだったの…
    『あ、漣!来てたんだ。』
    「うん、遅くなってごめん」
    『全然、大丈夫!』
    上目遣いで俺を見上げてきて、デートを楽しみにしてくれてたんだと思えた。

    きゅん

    3

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  12. 今日は友人何人かと隣街の夏祭り。
    同じ方向で電車が一緒だったみたい、前に同じクラスの大輔くん。
    「大輔くん?」
    振り向くとやっぱり、大輔くんだ。
    「失礼ですけど、どなたですか?」一瞬、わからない様子。
    「めぐみです」
    「あ〜わからなかったよ。ごめんごめん。じゃ、行こうか」
    「こないだは助けてくれてありがとう。」
    「聞いたら、悪いかも知れないけど、あの人って誰?」
    「恥ずかしい話。私の好きな人で初めは優しくされて好きにな 
     って告白するとそれを面白がってみんなに言ってあげくに女の
     子とラブラブしてた。認めたくなくて…でもこれじゃい
     けないと思い、中学卒業と同時に片思いも卒業したんだ。」
    「ひどい人もいるんだなぁ」
    「私。見る目がなくて…」
    「違うと思う。初めから、見る目があるなら、誰も苦労
     しないし、いろんな経験していくから…」頭をポンポンしてくれた。
    心の中でもう恋が始まった。

    きゅん

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  13. 「ずっと好きでした。」
    ずっと憧れだった塾の先生に、今告白しています。

    「…ごめん、ガキと付き合う気はねーんだ」


    …呆気なく、失恋。そりゃそうだ。ガキだよな。

    「…片想い疲れちゃったし、もう恋なんてしないっ」

    失恋しちゃった。もう…片想い、終わっちゃったなぁ…


    「…ねぇ、君」

    「え、…す、翠くん⁈」

    失恋真っ只中の私の目の前には、学校一イケメンといわれている翠くんがいた。

    「…恋、しないなら“片想い”俺としない?」

    「はい?」

    「好きになっちゃいけない、それが条件。」


    たしかに、好きにならなきゃ片想いは楽かもしれないなぁ。

    「分かりました。翠くんに片想いする」

    学校一のイケメンと、片想い…始めます。

    きゅん

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    小花衣 結馨⋆*❁さんをフォロー

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  14. やっと見つけた。


    百合音は、俺のこと覚えていないだろう。


    でも、必ず思い出させて、


    俺を好きになってもらわなくては。


    百合音、大好きだ。


    百合音と出会った12年前からずっと。

    きゅん

    1

    今里 実鈴さんをフォロー

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  15. 蒼君との待ち合わせの為に駅に着くと女子達に囲まれている蒼君がいた。
    「あっ…」
    どうしよう。声かけようにもあんな綺麗な人達ばかりだと声かけずらいよ。ずっと後ろを向き歩き出した時だった。
    「…どこ行くの?」
    「…っ!?蒼君!?」
    あたしの腕を掴んでいる蒼君。
    「理奈見えたから来るのかと思ったら来ないし」
    「それは…」
    しどろもどろになり下を向くとクイッと顎を持たれ蒼君の綺麗な顔が目に入り込んだ。
    「…理奈は俺の彼女なんだから」
    「…う、ん」
    「…理奈以外の女子に興味無いから心配することないよ」
    「で、も…」
    「でも?」
    「あんな綺麗な人達だったら自信持てないよ…」
    「…別に他の誰が綺麗だろうが俺には関係ない。理奈が可愛すぎるから」
    「っ…!?それより、カフェ行こ!」
    恥ずかしくなり話題を変えたらギュッと手を握られた。
    「うん。行こっか」
    蒼君が彼氏で本当に良かったなって思った。

    きゅん

    12

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  16. なんだあいつ。
    すっげー見られてる気がするんだけど…

    「なぁ、あの女俺の事見すぎじゃね?」

    「制服的にうちの学校ぽいしファンなんじゃないー?」

    ファンかー。だとしたらめんど。

    まぁまぁ可愛いしタイプじゃないっていったら嘘になるけどまぁいいや。今度学校で見かけたら声かけてみようかな。

    ーーーーーーーーー2人が出会う前の辰哉sideのお話でした。ーーーーーーーーー

    きゅん

    1

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  17. 「あ、雪!」

    「あ……優くん……!」

    そこには私服の優くんの姿が。

    う〜……すっごくカッコいい。

    いつものクールな感じがすっごく増してる。

    でも私だって今日のお洋服、頑張ったんだからね!

    優くんは固まったままで動かない。

    「優くん、お顔、真っ赤っかだよ?」

    「あ、いや……」

    優くんはハッとして、照れ隠しで手を首に持っていく。

    に、似合ってなかったんだぁ……

    うゔ……

    「いや……その、雪が可愛くて……。
    その、服似合ってる。」

    「え……」

    あぁ、照れ隠しだったんだ。

    「ありがと……でも、優くんの方が、か、カッコいい、です……」

    「は……?」

    どんどん真っ赤になっていく優くん。

    「今日は家にするか。」

    「な、なんで?」

    「雪、可愛いすぎて、誰にも見せたくない」

    「え……。」

    ふふふ、と私は笑った。

    私、今、とっても幸せだよ。

    ありがとう、優くん。

    きゅん

    20

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  18. 「彩夏?」
    「え?あ、大輔!」
    「久しぶり、彩夏1人?」
    「うん、大輔は友達と?」
    「おう」
    「行かなくていーの?」
    「ま、大丈夫だろ」
    「そっか…」
    「彩夏?何かあった?」
    「やっぱ大輔達と同じ高校行けばよかったな…」
    「彩夏……んな顔すんなって!いつでも話聞くからさ」
    「うん…ありがとう」

    大輔とは中学で仲が良かったんだ
    同盟とか言ったりしてね笑

    「大輔っ」
    「悪ぃ待たせて」
    「え、大輔の彼女?」
    「え"!」
    「違ぇよ!」
    「じゃあ俺の彼女に……」
    「それはダメ」
    「なんだよそれー」
    「もうちょい待ってて」
    「ほーい」

    「じゃあ、待たせてるし行くわ」
    「あ、うん」
    「またな」
    「あ…大輔っ」
    「ん?」
    「……好き」
    「俺も好きだよ」
    「ちょ、冗談やめてよ。こっちは本気なんだから」
    「冗談なんかじゃねぇよ。彩夏、好きだよ。俺と付き合って」
    え……ほんとに?
    「うんっ♡」

    きゅん

    1

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  19. しまった…今の現状を言葉にするならこれに尽きるだろう
    「せっ先輩!お…俺」
    「な、なに?どうした?」
    彼は、高校の後輩だが事あるごとに私について回る。最近では何かを言いたそうにするくせに言い淀んでしまうらしい。
    …こうなったら時間がかかる。
    「ん?聞いてあげるからゆっくり言いな?」
    「うん…」
    この時点で私は彼がはっきりするまで待つつもりだった。
    すると急に彼は自分の髪をクシャクシャとしだした。そしてふぅと息を吐き私に向き直った。

    「お、俺先輩が大好きなんです!」
    「ん。私も好きだよ」
    「え?えっあっ」

    私は分かって居た。彼が何度も何度も校舎裏で練習をして居た事を。分かって居たし彼のそんな所が愛しくて好きになった。
    「あぁ…嬉しいけど」
    ふふっ
    嬉しいのと彼が可愛くて私は笑った。
    そんな彼はまた自分の髪をクシャクシャとしながら両手で顔を覆いながら言った。
    「俺先っ…っ先輩ぃずるいよ!」

    きゅん

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  20. 「好きです、付き合ってください。水崎舞華さん。」
    「え、あ、あの……」
    「俺、水崎さんと同じ銘聖高校の谷川宗一郎って言うんだ。
    返事は学校でいいから、考えといて!」
    「え~~~~!!」

    ことの発端は30分前…

    駅のホームで困ってる人がいて、
    「どうしたんですか?」と、声をかけたら、
    「お金が足りなかったんです。いつもバスなので……。」
    「あー、わかります。私も最初はそうでした。
    お金なら貸しますよー。同じ高校でしょ?
    その時に返してくださいね。」
    「あ、ありがとうございます。あの、お名前を教えてくれませんか?」
    「あ、そうでした。一年三組の水崎舞華です。」
    「ありがとうございます、お金は後日返します。」

    なんてことが起こったんだけど、
    どうしたら、あんなことになるんだろう?

    きゅん

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  21. 翔なんて大嫌い。
    それが私の口癖だった。同じ日に生まれたお隣さんの佐竹翔は、幼い頃から私のライバルだった。私は彼と張り合って、惨敗してはそう泣き喚いた。
    中学生になると翔は身長が伸びて、私は翔に敵わなくなった。私は呼び方を佐竹に変えた。翔は何も言わなかった。

    「や、離してッ!」
    にやにやと笑いを浮かべた男の腕を振り払おうとして、腕をギリリと掴まれた。
    嫌だ。怖い。お願い誰か───
    「おい、手ぇ離しやがれ。警察呼ぶぞ」
    低い声が聞こえた。男の手首をひねり上げ、冷ややかに男を睨みつけたのは翔だった。
    「大丈夫か」
    慌てて逃げていく男を一瞥して、翔は私に聞いた。その声が優しくて、悔しくて、それでも震えは止まってくれなかった。
    「佐竹なんて大嫌い…っ」
    そう言うと、翔は私を優しく抱き締めた。
    「お前を守れるなら、嫌われても構わない。」
    じわりと視界が歪んだ。 涙が出るのはきっと、悔しいせいだ。

    きゅん

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