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  1. 86件ヒットしました

  2. 「なんか今日暑くない?」

    いまいち暖房が効いていない教室で風太が言った

    「いや、寒いよ」

    そう返事したときに見た風太の顔色は悪かった

    「熱あるんじゃない?」

    前髪を掻き分けて風太のおでこと自分のおでこに手を当てて比べてみる

    「ほら、熱いもん」

    おでこから手を離すと風太が私の手をグッと掴む
    再び私の右手は風太のおでこの上にあった

    「晴子の手冷たくて気持ちいい」

    私の体温がどんどん上がっていく気がした
    ずっと手を貸しているわけにもいかないし
    何より私の心臓がもたない

    私は左手で自分の鞄の中を探った

    「ほら、これあげるから」

    そういって差し出したのは冷却シートだった
    今年の夏風太と冷却シートで暑さをしのいだことを思い出す
    これが正しい使い方だ

    「…ありがとう」

    風太はだいぶキツそうだった

    「ほら、保健室行くよ」

    いつにも増して子供みたいな風太の左手を引っ張った

    きゅん

    10

    夜凪神楽さんをフォロー

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  3. 「バカは風邪ひかないんじゃねえの?」
    憎たらしいことを言ってくるのは幼なじみの礼央。

    「うるさいなあ、礼央はもう帰りなよ」

    「一人で帰れるのかよ」

    「帰れるよ!だから礼央は帰って」
    寝ている間に髪もボサボサになったし、顔だってきっと赤いし、こんなとこ見られたくない。

    だけど、立った途端、足から崩れ落ちた。

    「立ててすらねえじゃん」

    礼央の大きな手が私の腰を支える。
    それだけで心拍数が上がる。

    「礼央にうつっちゃう」

    「大丈夫」

    「ダメだって」

    抵抗するけど、礼央の力には勝てなくて、気づけばおんぶされていた。

    「俺は本当のバカだから、風邪なんかひかねえよ」

    礼央はバカなんかじゃない。
    礼央の言葉はいつも優しい。

    「バカ」
    ドキドキばっかさせないで。
    背中越しに呟いた。

    「うん。俺にはうつんねえから、安心して寝てろ」

    礼央の背中は暖かい。
    やっぱり礼央が大好きだ。

    きゅん

    9

    白木かれんさんをフォロー

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  4. 「大丈夫つってんだろ…うぜぇ…」
    そんな言葉とは裏腹に叶翔(カナト)は苦しそうに咳をしている。
    「大丈夫じゃないでしょ!?ほんっと叶翔って昔から強がるよね?…ほら、残りの作業は私がやっとくから叶翔はもう帰んな?」
    私達は学級委員。次の委員会で使う資料を一緒に作っていたんだけどこれ以上叶翔に作業をさせるわけにはいかない。私は叶翔に先に帰るよう促した。が、
    「んな事できるかよ…ゲホッ…外こんなに暗いのに美冬(ミフユ)1人で帰らせたら俺…ゲホッゲホッ」
    自分の体調不良よりも私の心配をする叶翔。こういう所も昔から変わらない。叶翔に心配して貰えるのは嬉しいけど…
    「私は大丈夫だから!早く帰って寝な!」
    そう言って私は叶翔に笑顔を向けた。刹那
    「じゃあ風邪うつしてやる。そしたら美冬も一緒に帰るよな?」
    いきなり抱きついてきた叶翔が私の耳元で囁いた。
    もう…しょうがないなぁ…
    「分かった。一緒に帰ろ♡」

    きゅん

    5

    猫屋敷 鏡風さんをフォロー

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  5. 「ケホケホ・・・あー。最悪」

    折角頑張って誘って今日は蒼太とデートだったのに。

    さっき断り入れたメッセージも既読つかず

    「生きてるか〜」

    「蒼太!!」

    声の方に顔を向ければ片手にビニールを持っている蒼太が部屋の入口に立っていた

    「楽しみで風邪ひくなんて子どもかよ」

    ケタケタ笑いながらベッドの側に座って持ってきた袋を漁ってる

    やっぱり楽しみにしてたのは私だけか

    「冷たっ!!!」

    ベシっと叩かれると同時におでこには冷えピタが貼られた

    「17年間一緒だったんだからこれからだって一緒にいるだろ。そのうちの数日くらいなんだよ。いいから早く治して遊園地行くぞ。な?」

    私の顔を覗き込んでふんわりと優しい目をして笑う

    それが恥ずかしくて顔を隠すようにして布団を被ると、早く治せよって言いながら頭のところを撫でてくれる

    いつも意地悪なくせにこういう時だけ優しいなんて反則だよ。

    きゅん

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  6. 「早く飲めよ」
    「こんな苦い風邪薬、飲めないんだってば」

    昼休み。自分の席に座る私の目の前には
    鬼並みに目を吊り上げ、おでこの血管ピクピクで怒鳴る竜騎。

    私の顎を強引につかみ、押し上げている。

    これが顎クイなら、胸キュン間違いないんだけど。

    教室の誰が見ても、彼女をDV中。
    暴力彼氏として、通報レベル。


    「礼華、ほら、口開けろ」
    「やだってば」
    「風邪、治んねぇだろ!」
    「無理っ……ゲホッ……」

    強行突破で、私の口に粉薬をつっこまれ。
    水で流し込んでも
    口に広がった苦みは、なかなか消えてくれない。

    「竜騎の暴力的なとこ、大嫌いだからね!」
    「俺がこんなことしても、同じこと言えんのかよ」

    強引に私の唇が奪われ。音一つなくなった教室。


    「で? 俺と別れたいの?」

    バカ……
    そんなこと聞かないでよ//////

    私が、この絶妙な毒甘の虜だって
    竜騎が一番わかってるくせに。

    きゅん

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  7. 彼女の柑菜(かんな)は放送部だ。
    そして水曜日の今日は柑菜が進行する日だ。
    毎週のことなのに俺はドキドキしてしまう。

    『お昼の放送です』
    柑菜の声がスピーカーから流れ出した。

    ん?
    なんだろう?

    俺は弁当には手をつけず足早に教室を出た。

    購買部に寄ってから、放送室に向かった。
    もうそろそろ放送は終わるはず…

    その時、放送室のドアが開いて、柑菜が現れた。
    「柊一くん、どうしたの?お弁当は?」
    「……」

    俺は購買部で買ったものを柑菜に差し出した。

    「のど飴…?」
    「放送の声、少し掠れてたから」
    「やだな、バレちゃった?朝から少し喉が痛いんだ」

    「でも、誰も気づかなかったのになぁ…」
    「こんなことしかできなくて情けないんだけど」
    「そんなことないよ。ありがとう」

    柑菜は微笑した。
    「小さな変化に気づいてもらえるって嬉しいね」

    柑菜は俺の手を取り、俺もその小さな手を握り返した。

    きゅん

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  8. 「寒い」
    冬の廊下は寒い。

    「雪葉、ちょっと手貸せよ」
    隣を歩く聖は突然言った。

    「は?なんで?」

    クリスマスが近くなって、カップルが増えた。
    周りにも手を繋いで歩く男女は多い。
    でも、私と聖はそんな関係じゃない。

    聖は強引に私の手を握った。

    「雪葉の手熱すぎ。やっぱお前熱あるだろ」

    「えっ?」
    言われてみれば、朝からだるかった気がする。

    「保健室行くぞ」
    私の手を引いて歩き出す聖。

    「すごいね。私、全然気づかなかったのに」

    「雪葉のこと何年見てると思ってんの?」
    聖の頬は微かに赤く見えた。

    「てか好きだから、目離せないんだけど」

    「えっ」
    ドキドキするのは風邪のせい。
    頰が熱くなるのも風邪のせい。

    そう言い聞かせても、聖がいつもよりカッコよく見える。

    「元気になったら、返事ちょうだい」

    私を寝かせた聖は保健室から出て行った。

    その後ろ姿から目が離せなかった。

    きゅん

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  9. 「ナイスシュート!凛太郎」




    男子と合同練習。やはり強い!




    その中でもひときわめだっているのは、やっぱり...凛太郎。




    でも、今日はいつもよりキツそう。



    「はぁ、はぁっ...」



    プレーもちょっと雑かも。




    ...もしかして、風邪?



    最近毎日練習してて...自主練も。



    無理してたんだ...




    「凛太郎!顔赤いけど...大丈夫?」




    壁にもたれかかってしゃがんでいる、凛太郎が赤い顔を上げた。




    「...大丈夫」




    「全然大丈夫じゃないじゃん。ほらっ、おでこ熱いもん」




    あれ、さっきより顔赤くなった?




    「ね?保健室行こう」




    「お前のせいで、さっきより暑くなったじゃん...」




    ぼそっと呟いて...顔をそらして恥ずかしそうに顔を隠した凛太郎が...なんでだろう。私まで暑くなってきちゃったよ...

    きゅん

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  10. 「瑠璃、顔色悪いぞ。」

    俺の名前は、翔。彼女の瑠璃が体調不良みたいだ

    「うん。そうなのかな」

    「保健室行くぞ。」

    「えっ、一人で行くよ?次移動教室だし、大丈夫。」

    「はぁ?お前何言ってんの。瑠璃一人でほっとくとかあり得ないから」

    「ごめんね。翔」

    「はいっ。行くぞ」

    そう言いながら俺は、瑠璃をお姫さまだ抱っこした。

    「ちょっ、翔?はっ恥ずかしいよぉ?」

    瑠璃は、よっぽど恥ずかしいのか顔が真っ赤になった。

    「瑠璃、顔赤くなってんじゃん。可愛い(笑)」

    看病したらもっと顔赤くなるんだろうなぁ。

    きゅん

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  11. 額に当たっている、繊細そうな指先。ぴくっと震わせ目をまん丸にする君。
    「熱……!無理しないで、保健室行こ。」
    寄り添う二つの背中が一つになり、歪な形に変化する。
    お姫様抱っこ、か。
    優しいね。王子様だね。
    私にだって優しい笑顔を見せてくれる君。
    だけどその笑顔が私を苦しめる。
    君の笑顔を見る度期待して、あの子を見るとその期待が砕け散って。その繰り返し。
    私だって前に進みたい。初恋なんて忘れて、吹っ切れたらどんなにいいか。
    だけどそれは君のせい。君が優しいせいだよ。
    あの子を選ぶなら、優しい笑顔なんて見せないで。
    君への好きが溢れて止まらなくなるから。
    ──できることなら、あの子になりたい。
    ずっと君の隣にいたいよ。
    どうしたら君の側に行けるのかな。
    どうしたら君に選んでもらえるのかな。
    きっともう、無理なんだね。
    だって私も、風邪引いてるのに──。
    ぼやけた視界でも君だけは鮮明だったよ。

    きゅん

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  12. 七瀬くん、風邪なんてひかないでよ。
    いつも以上に、女の子たちが群がってるし。

    私の隣の席の七瀬くん。
    ふんわりした笑顔が優雅な王子様みたいで
    女子から大人気。

    私もひそかに想いを寄せているんだけど
    挨拶するので精いっぱい。
    『風邪大丈夫?』って、私も声をかけたいのにな。


    お昼休み。
    いつものように音楽室で一人、合唱の自主練をしていると。
    いきなりドアが開き。

    入ってきたのは……七瀬くん??


    「智花さん、ここで寝てもいい?」

    「え?」

    「教室だと、ゆっくりお昼寝もできないから」

    そうだよね。
    女の子たちに囲まれていたら、静かに寝られないよね。

    「いいよ。私、屋上で練習するから」

    「ダメ」

    「え?」

    「なんで俺がここに来たか……わからない……?」

    ひゃっ///
    いきなり頬赤らめて。七瀬くん、どうしちゃったの?

    「智花さんの歌声、聞かせてよ……子守歌がわりに……」

    きゅん

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  13. 「…生きてる?」

    聞き慣れた大好きな声と、小さな衣擦れの音にうっすら目を開ける。
    寝てた?と申し訳なさそうに首を傾げる彼に、私はゆるりと首を振った。

    「起きてたよ」

    私の言葉に幼馴染の彼は少しだけ口角をあげ、目を細める。
    この不器用な微笑が、私は案外好きだ。

    「保健室行ったって聞いてびびった。心配させんな」
    「…うん。心配ありがとう」

    普段からクールで、ほとんど表情筋も動かない彼。
    それでも幼馴染兼彼女の私は彼の優しさを知っているし、そーゆうところが好きだったり。

    だから笑ってお礼を言ってみせると、彼は不意にこちらへ顔を寄せてきた。

    「ぇ、ちょ、あんまり近くに来るとうつっちゃうよ」
    「いーよ」

    私の言葉なんてお構い無しに、彼との距離がゼロになる。
    ふに、と柔らかい何かが唇に当たって、キスだと自覚するのにそう時間はかからなかった。

    「──おまえのなら、いくらでも貰ってやる」

    きゅん

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  14. 目が覚めると保健室にいた。
    そうだ。体育の授業で倒れて運ばれたんだ。

    そのまま寝てしまったみたいで、放課後になっていた。
    外から部活をする生徒の声が聞こえる。
    帰らないと。

    「やっと起きたか」

    声の主は養護の先生。
    そして、私のご近所さんでもある榊原朔先生。

    「朔ちゃん。ずっとここにいたの?」
    「学校でその呼び名はやめろって。しかも、ここが俺の居場所なの」
    「そうだね。可愛い子の看病出来るもんねー」
    「別にしてない」
    「どうだか」

    朔ちゃんは昔からモテる。
    高校生の時も彼女は途絶えなかったし、先生になってからも女には困らないって噂。

    そんな朔ちゃんに、ずっと片想い中の私。
    つくづく報われないなと思う。
    でも。

    「ほら、送ってやるから早くしろ」
    「わーい」
    「何か上手いもん作って」
    「しょうがないなぁ」

    他の子より、少しは特別だって思ってもいいよね。

    きゅん

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  15. 美波の奴
    これ以上、俺に惚れて欲しいわけ?

    登校中。
    俺の隣を歩く彼女から、目が離せない俺。

    風邪で声が一言も出ない美波は
    ジェスチャーで何かを俺に訴えてるんだけど。
    全く意味わかんねぇ……

    美波がテンパるハムスターに見えて。
    可愛すぎて。目が離せなくて。
    俺は何度も、電柱にぶつかりそうになっている。


    「腹でも痛いわけ?」

    首をぶんぶんって、違うのかよ。

    「もう帰って寝たいとか?」

    ジャンプしながら首振るって。風邪悪化するぞ。

    「美波の言いたいこと、わかんねぇから」


    俺のあきれ声に応えるように
    美波は俺の手の平に、文字をなぞり始めた。


    『ス』『キ』

     

     
    な……なっ///


    恥ずかしそうにモジモジして。顔赤らめて。

    学校の奴らがウジャウジャの登校中に
    『スキ』って俺に伝える必要、ある?

    可愛すぎて。
    今すぐ美波を抱きしめたい衝動に、襲われてるんだけど。

    きゅん

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  16. 「翔、熱出たんだって?大丈夫?」

    翔が寝ているベッドに近づく

    『ば、ばか!なんで来るんだよ』

    「なんでって心配だったから…」

    翔に怒られしゅんとしてしまう…

    『ごめん、そーゆー訳じゃ…』 

    「じゃあキスしてくれたら許す」

    翔は驚いたのか、目をまんまるにしている

    『熱移しても知らないからな?』

    「良いよ…翔の熱なら移して欲しい」

    『その代わり口にはしないからな?』

    「けち…」

    そう言うと翔は私のおでこ、頬、首などに優しく口づけを落としていった。

    『だって大事な人には元気でいて欲しいし…』

    「ん?なんて?」

    『なんでもねぇよ』

    最初よりも顔を赤らめる翔。

    いつもはつんつんしてるけど
    実は照れ屋さんだって
    私はわかってるんだから

    チュッ

    『な、何すんだよ!?』

    思わず愛しくて翔の頬にキスしてしまった

    「大好きだよ翔」

    『お、俺も大好きだから』

    きゅん

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  17. 「夜中までアイドルのライブDVDばっか見てるから 
     風邪ひくんだよ。沙羅は」

    鼻をすすりながら、けんちゃんのお説教を聞いている私。

    深夜1時まで、推しアイドル『アミュレットの春輝くん』に
    キャーキャー言っていたのは事実だけど……

    「沙羅は風邪治るまで、春輝を目に映すの禁止な」

    「そんなぁ……」

    私の生きがいなんだよ。癒しチャージなんだよ。

    文句ありげな顔でけんちゃんを見ても、逆に睨まれただけ。

    嫉妬してくれるのは嬉しいけど。
    自分の好きなものを好きと言えない関係って
    恋人としてどうなのかな?


    「早いけど、沙羅にクリスマスプレゼントな」

    え?
    入手困難な、アミュレットのライブチケット?

    「行ってもいいの……?
     春輝くんのこと嫌いなんじゃ……」

    「体壊すほど、春輝にはまるなって言ってんの」

    私の体を心配してくれた?

    「その代わり、俺のこともちゃんと見ろよ///」

    きゅん

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  18. ー屋上にてー

    お昼休み中。

    同級生の幸人とお昼ご飯中……


    「……ごほ、ごほ」

    「大丈夫?」

    「あぁ。このぐらいの風邪すぐに治る……ゴホゴホ」

    「無理しないで?」

    「悪い。……ごほ、まこにまで心配かけちゃって……ゴホゴホ」

    幸人は、無理して笑顔を作る。

    私は、心配そうに幸人を見つめる……

    「大丈夫だよ、ありがとう。まこ」

    幸人は、優しい笑顔を向けて私の頭をポンと優しく置いた。

    ……/////

    私をどこまで……幸人のことを好きにさせるのだろうか。幸人くんは……/////

    そんな、時たま見せる幸人の笑顔も……好き♡♡だよ

    きゅん

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  19. 「ゴホッ、ゴホッ」

    今日は少し風邪気味。でも、これくらいで学校休むわけにいかないし、明日になれば治るだろうと思った。少しの辛抱だ。

    「大丈夫?」

    隣の席の快斗が私に声をかけた。

    「大丈夫だよ」

    少し微笑んで快斗を見た。

    「風邪ひいてるなら保健室で休んだら?」

    心配そうにこっちを見ている。

    「そんな心配しなくても大丈夫だよー。これくらい明日になれば治るから」

    前にもこんな感じであったしそんなに心配しなくても大丈夫!

    「僕が心配なんだよ」

    「!」

    少しドキッとした。

    「保健室行こっ?」

    快斗は椅子から立ち上がった。

    「うん。でも、1人で行けるから。ありがとう」

    椅子から立ち上がった。

    「うん。気をつけて。いってらしゃい」

    私の頭をポンポンしながら微笑んだ。

    きゅん

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  20. ガチャ
    「高斗ーいる?」
    「何だよ、今日は無理だから帰れ」
    「そんな事言わないでよって、どうしたの?少し顔赤いけど風邪ひいたの?」
    「別に。ただの微熱だから気にするな。」
    「えっ、でも今日おばさん達いないんでしょ?心配だから一緒にいるよ」
    「お前がいると悪化する。」
    「あっそ、じゃあ、帰りますよ。じゃあね」
    バタンッ
    「何よ…あんな言い方しなくたって心配しただけなのに…あれ、なんで涙が出てくるんだろう……」
    (幼なじみなのに…)
    ギュッ
    「それは、俺が好きだからだろう。」
    「えっ」
    「いい加減、素直になれよ…俺はもうずっと中学から好きだよ。友里」

    きゅん

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  21. 「あ、斗識くんだ…」
    嬉しくて頬が緩む。
    「来てくれてありがと…」
    「う、ううん」
    じっと私は斗識くんを見つめてしまう。
    「…」
    やっぱり、好きだなぁ…
    「…なに?」
    「ううん、好きだなぁって思って…」
    素直に言う。
    すると、目を逸らして「そういうこと、あんま言わないで」と言われた。
    がーん…
    「…ごめん、嫌、だった?」
    「じゃなくて」
    斗識くんが慌てたようにこっちを見る。…目があった。嬉しい、と思うのと同時に、目が逸らされる。
    「…僕も」
    顔が赤くなっているのが一瞬見える。頭はぼーっとしているけど、気分はそれだけで幸せになる。
    「えへ、両想いって嬉しいね。ずっと一緒にいてね」
    「…やだって言ったら?」
    …やなの…?
    その言葉がグサッと刺さって、頭が痛くなるような感じがした。…さっきまで、治ってきてたのに。
    「〜っ、嘘、ごめん。超好き。…離れ、ないで」
    耳まで赤くなった顔がこっちを向いた。

    きゅん

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