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  2. 『 やばっ、けんちゃんと話長引いちゃった』

    今日は珍しく部活が休みの日

    久々にゆいなと帰る約束をしていた。靴を履き替え、


    『 結奈〜』

    最近暖かくなってポカポカしてきた外へ出る

    『 …あ。』

    見つけたのは桜の木の下。

    『 …ふっ。』

    思わず笑みが盛れる

    『 ……ん…』

    待ちくたびれたのか木にもたれかかって眠っている幼なじみがいた。

    『 ったく…』

    そのとき、ひらひらと青空を泳いでいたピンクの花びらが結奈の頭に乗った


    『 …結奈。』


    小さな声なのに、寝ているはずの君が少しだけ嬉しそうな顔をするから

    『 っ…//』

    ずっと一緒にいるのに妙にくすぐったい感覚があった

    桜の花びらが落ちないようにその綺麗な髪に手を触れながら思った

    なんか…もう少しこのまま春の世界で眠る君を見てたいな…

    きゅん

    2

    心菜津さんをフォロー

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  3. (続き
    「……何、言ってんの」

    思わず溢れた声は、少し震えていた。

    「アンタ、あたしのことなんとも思ってないでしょ」
    「そんなコトないよ」

    間髪入れずに返された。

    「毎日毎日、会う度に口説かれるなんてどう考えてもバカにしてるとしか言いようがないね」

    入学して出会ってから、ある日突然告白された。それをてきとうに断ったら、出会う度に毎度口説かれるようになってしまったのだ。

    「……これでも、本気なんだケド」

    「はいはい。あたし、早く帰って皆にご飯作ってあげなきゃだから、じゃあね」

    拘束が緩んだ隙に、頭をぽんぽん、と撫でるみたいに軽く叩いてするりと抜け出し、校舎に逃げ込む。

    あいつは顔と頭は良いからモテる。言動が残念なだけ。そんなやつが、あたしみたいなガサツな女を本気で好きになるなんて、あり得ない。

    あいつは何か勘違いしてたみたいだけど、あたしが好きなのは、



    (逆っていう

    きゅん

    0

    桜うささんをフォロー

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  4. なに?

    彼氏とうまくいってないん?




    ……俺で良ければいつでも話聞くよ。

    昼休み話聞かせろよ。


    お前のそんな沈んでる表情(かお)……。


    似合わねぇし、見たくないからさ。

    きゅん

    3

    寺橋結夢さんをフォロー

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  5. 「ここな、終わった?」

    「り、凛!待ってくれて、たんだ?」

    放課後日直の仕事を遥斗くんとしていた所、彼氏の凛が待っていてくれていた

    「もう外は暗いしね。それに…」

    教室に入って来るやいなや凛は私の前に座っていた遥斗くんを少し睨みつけた

    「あー…日誌終わったよな?俺届けて帰るわ。じゃあな」

    少し焦りを見せた遥斗くんは先々と帰ってしまった

    「私達も帰ろう」

    鞄を取りドアに向かおうと立ち上がった瞬間

    ぐっと肩を捕まれ強制的に座らされる

    「何か隠してない?」

    「な、何の事?…早く、帰ろう」

    凛の手を掴み下ろそうとするがびくともしない

    「告白されてたよね?」

    「ちゃんと断ったし、遥斗くんだって…」

    「気安く他の男の名前出さないで?嫉妬でここなに何するか分からないから、ね?」

    そう言って私の頭を優しく撫でた

    そんな手が私には少し、恐怖心さえ与えるものなのは、彼には秘密

    きゅん

    10

    灑來羅さんをフォロー

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  6. 「俺のこと待っててくれたの??」

     「うん。りゅう君と帰りたかったから」

     「そうか、ありがとな。待っててくれて。」

     りゅう君はそう言うと頭をぽんぽんと撫でてくれた。

    きゅん

    6

    *苺大福*さんをフォロー

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  7. 「写真でも陸先輩はかっこいいな〜…」

    大好きな陸先輩の画像を昨日友達から送ってもらった私は
    暇があれば夢中で画像を眺める。

    ここが昼休みの廊下だということも忘れて。

    「しのちゃん、何ニヤニヤしてんの?」

    「陸先輩!」

    急に後ろから声がして、びっくりしてスマホを落とす。

    「何やってんの〜」
    ヒョイとスマホを拾った陸先輩が画面をみると、そこには先輩の画像。

    「いや!これは違うんです!これは!」

    動揺する私に陸先輩はニヤニヤしながら

    「あんなに夢中になって見ちゃうぐらい、オレのこと好きなんだ?」

    なんて言ってくる。

    (え〜い!もう言っちゃえ!)

    「好きです!友達から画像もらって喜んでずっと見ちゃうくらい!」


    「…へぇ、じゃあ今度は本物と1日ずっと一緒に居ようか」

    「それって…!」

    「そう、デートしよ」

    そんなの!私の心臓が持ちません!

    きゅん

    3

    甘野ワルツさんをフォロー

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  8. 三年フロアはお昼休みということもあり、
    沢山の人で溢れていた…。
    私は紙束を抱く腕に力を込め、歩みを進めた。
    緊張しながら教室を覗きこむ…先輩は?
    どうやら…いないみたい…ど、どうしよ。
    「もしかして、俺に用事?」
    真後ろから透き通った綺麗な声が降ってくる。
    私は驚いて思わず飛び退いた…。
    「ひぇ、先輩!えと…生徒会の資料です!」
    先輩は私の珍妙な動きにクスクスと笑う。
    「せ、先輩…笑いすぎです…。」
    「ふふっ、ごめん…お前本当に可愛いなぁ。」
    先輩は犬を撫でる様に私を撫でた。
    「むぅっ…」
    まただ…私、女として見られてないな…。
    「資料ありがとう、また放課後ね。」
    で…でも、今回はそうはいかないんだから!!
    教室へ向かう先輩の指先を掴んだ。
    「先輩、私!!………先輩?」
    「あ…いや、こっ、これは…」
    先輩は私から顔を背け、誤魔化すように笑う。

    けれど…先輩の頬は確かに紅く染まっていた。

    きゅん

    5

    月野かおりさんをフォロー

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  9. 私の彼氏の未来斗はバスケ部。

    今未来斗が話しているのは、私の友達の莉音だ。

    莉音もバスケ部だし、2人が仲良さげに話しているのはやっぱり仕方のないことなんどけど…。

    未来斗の楽しそうな笑顔を見るとやっぱりモヤッとしてしまう。

    「はあ…」とため息を漏らしていると…。

    「せーんぱい」

    「みっ、未来斗?」

    なんでいるの? 未来斗、今部活中でしょ?

    「部活は?」

    「こっそり抜けてきました。なんかあったんですか?」

    こっそり抜けてきたって…後から怒られるぞ、と思ったけど嬉しいからそれは言わないでおく。

    「えっ、なんで?」

    「だってさっきからずっと浮かない顔してるじゃないですか」

    未来斗…気づいてたの?

    「べ、別にそれは…何でもないよ」

    「嘘が下手だなあ。心配しなくても、俺がいちばん好きなのは先輩だよ?」

    「…っ」

    頭を優しく撫でられた私の顔はきっと真っ赤だろう。

    きゅん

    4

    陽向 葵さんをフォロー

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  10. 「ゆーこっ!」

    「裕太(ゆうた)、どうしたの?」

    呼ばれて振り向くとそこには、私の大好きな人。

    「移動教室のついで〜、先輩に会いたくて来た」

    すぐに私を惑わす。そんなところは1年生の時から変わらない。

    「もう、からかわないで…?」

    赤くなった顔を隠したくて俯いたままそう呟いた。君のせいで熱くなる。

    「からかってないですよ?せーんぱいっ」

    急に敬語になった彼。彼の口調にまたドキドキしてしまう。まるで私の心を全て見透かしてるかのように、

    「そんなにドキドキしちゃって。かわいいですね、先輩」

    もうやめてと言おうと顔をあげると、目の前には彼の顔。

    「やっとかわいい先輩が見れた」

    そう言ってにやっと笑う彼。また赤くなる顔、熱くなる体、速くなる心臓。全部全部、彼のせい。

    「その真っ赤な顔、他の男に見せないよーに」

    頭に手を置いて去る君。やっぱり君には敵わない。

    きゅん

    6

    蒼空 いちかさんをフォロー

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  11. ある日、私が一人教室で居残り勉強していると後ろから誰かに頭をぽんぽんされた。振り返って見ると、なんと....幼なじみの楓?!
    「勉強か。えらいえらい」
    「...っ」
    人生で一番ドキドキした日でした。

    きゅん

    6

    =遥=さんをフォロー

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  12. 「風音!」

    私、暁月風音(あかつきかざね)。

    自分ではあまりよく分からないけど、周りから見ると”美人”というやつらしい。

    こちらとしては毎日注目されて困っている。

    いつもどうり学校へ向かっていると、後ろから私を呼ぶ声が聞こえた。

    反射的に振り返ると。

    「奏...!!」

    誰が見ても不良の2文字が浮かびそうな男の子が立っていた。

    髪の毛は少し茶色っぽくて、片耳には真珠色のピアス。目付きが悪くて、明らかに怖い人。

    彼は峰本奏(みねもとかなで)くん。

    彼はこんなだけどね...実は。

    「...おはようっ!!今日も天使...!」

    彼は私の元へ駆け寄ると私の頭をぽんぽんと優しく撫でる。

    超犬系男子なんだよ!

    それに...私の彼氏でもあるんだ。

    学校では怖がられている彼だけど、私の前だけのこのギャップが、私はとても気に入っているの!!!

    これからも、よろしくね。奏!

    きゅん

    2

    星音*♪さんをフォロー

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  13. 「うわー男の人多いなー。」
    私は男の人が大の苦手。。
    「あの子可愛くね」
    「うわーレベルたけー!」
    「めっちゃタイプ話しかけるべ」
    気のせいかな、さっきから見られているような…
    「ねえ君新入生??」
    「うわっ近くで見たらもっとかわいい」
    「俺らと遊ばね?」
    そう言って男の人が手を引っ張ってきた
    「あ、あのわ、私入学式があるので」
    「そんなだりーの行くより俺らと遊んだほう がよっぽど楽しくね?笑」
    と言ってさっきよりも強く引っ張ってきた
    その時…
    「何してんすか?先輩たち」
    「あ?だれ、ってひ、裕人!!」
    「他当たってくんないすか??笑」
    そういうと、先輩たちは私の掴んでた腕を離した
    「こ、怖かった。。」
    「お前大丈夫か??」
    その人は金髪でいかにも不良って感じの人だった
    「だ、大丈夫で、す」
    すると
    「俺が守ってやるよ」
    と言って私の頭をポンと撫でた
    こんなの今までなかったよ〜!!!

    きゅん

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  14. 「こらー!大輔っ!起きろー!」
    「うっせぇな。」
    「サボるなって何度も言ってるでしょう!」

    幼馴染の大輔は、いつも屋上で眠っている。授業中も放課後も、私がこうして乗り込まなきゃ、家にも帰ろうとしない。

    「ほら立って!帰るよ。今日は夕飯ハンバーグだって。お母さんから連絡きた」
    「……ハンバーグ…?」

    何よ。目をキラキラさせちゃって。

    耳にはピアス、口が悪いし授業も出ないから不良だと怖がられているけれど、本当の大輔はこんな顔できちゃうんだから。
    ピアスは亡くなった両親の形見だし。
    ハンバーグが余程嬉しかったのか、大輔は意気揚々と立ち上がり、「早く帰ろーぜ」なんて言っている。
    はいはい、と屋上の扉を開けると、
    突然大輔の大きな手が私の頭をぽんぽんと撫でた。

    「いつもありがとう」

    でた。唐突に素直可愛すぎスマイル。好きなんだよなぁ、その顔。

    大輔、その顔、誰にも見せないでね、なんて。

    きゅん

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  15. 「はぁ……はぁ……」


    「そこ!一年生!サボらないで、ボール拾いして!」


    「……は、い…」


    そこら辺にある、ボールを手当り次第拾っていく。


    別にサボってるわけじゃないのに……。


    熱中症かな……?
    水分取ってないし……。


    でも先輩にまた注意されちゃうかな……?


    「よっ!部活大変だな」


    後ろから声をかけてきたのは隣の席の不良、山上大翔。


    「何……?なんか用?」


    「別に?練習頑張ってるなって思って。これあげる」


    そう言って、私に渡したのはスポーツドリンク。


    「はっ……?私、そんなのいらないし……」


    「お前、水分取ってねぇだろ。これでも飲んどけ」


    そう言って、私の頭をポンっとたたいた。


    「お前が頑張ってんの知ってっから。あんま無理すんなよー?」


    そう言って、山上は帰っていった。


    何っ…!何か、胸がドキドキしてる……。

    きゅん

    1

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  16. 最近屋上で昼ご飯を食べる。
    息苦しくなる教室を授業後のチャイムがなると同時に飛び出す。
    廊下近くのモテそうな男子たちに「今日も可愛いね」ってからかわれる。
    ギャルに睨まれる視線を感じながら屋上へ向かう。
    心をふうっと落ち着かせてわたしオリジナルのおにぎりに手を出す。
    その隣で見た目は優しそうな幼なじみの実習生がいる。
    昔は金髪で喧嘩ばかりの人だったがこんなに変わるものかとしみじみ思う。
    「お前は俺が大学に戻ったらまた一人で食べるのか?寂しいだろう」
    そう言ってる顔がムカつく。
    睨んでいたのに頭をポンっと撫でてこう言う。
    「まぁこんな可愛いやつ誰にもとられたくないからいっか」
    たまにぎゅっと心を掴まれるから腹が立つ。
    ああ好きだなぁ。

    きゅん

    1

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  17. 「ミーズキっ!おはよ!」

    そう言うのは、私の(一応)彼氏のハルキ。

    「おはよう。」

    私はいつもみたいにそっけなく返す。理由なんて簡単。

    「あ!サキちゃんじゃーん。おっはよん!」

    はぁ…毎朝、毎朝、こんなところ見てると嫌になる…

    なんで、私はハルキなんかと付き合ったんだろう。

    「あ、ミズキ!待ってよー!」

    ピタッと私が止まれば背中にドンッとぶつかるハルキ。

    イタタタタ…そう言ってハルキは鼻を押さえながら私の手を握ってきた。

    本当にハルキはずるい。

    私の気持ちを遊んで、なのに私のことをドキドキさせてくる。

    「ミズキ?どーしてそんなに怖い顔してるの?」

    どーしてこうにも鈍感なのか…

    「別に…」

    ポンポン…

    なっ!!今!!

    「っ。あー、その顔、他のやつにはしないでね。」

    はぁ…やっぱずるい。

    こんなハルキだから私はハルキから離れられない。

    やっぱ好きだなぁ…

    きゅん

    3

    ☆けんおん☆さんをフォロー

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  18. _ここは路上。
    何故か数人のチンピラたちが私たちを囲んでいる。

    玲「…お前らなんか用か」
    私の彼氏である玲於がいう。

    チ1「いやぁ?なーんかカップルだからよぉムカついちゃってさぁ?ニヤッ」

    チ2「ギャハハハッ!びびってんのかぁ?」
    …何この人たち。

    玲「…芽衣、下がってろ」

    『う、うん』

    そういうと1人のチンピラが勢いよく掛かってくる。

    チ1「おりゃぁぁ!!」
    玲於は拳を受け止め、そのまま吹き飛ばす。
    他のチンピラも同様に倒した。

    玲「…こんなもんか。いいかお前ら。二度とこんなことすんじゃねぇぞ」

    チンピラに向かっていう玲於をみて、ものすごくかっこいいと思った。

    「「す、すいませんでしたぁ!」」

    足早に去っていくチンピラ。

    『れ、玲於』

    「芽衣、怖かったよな。ごめんな?」

    そう言って頭をポンポンする。
    『ッ!!』

    玲「じゃあ帰るか」

    不覚にもキュンとした。

    きゅん

    3

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  19. 「何してんだ」
     ビクッ!
    「そんなに驚くことねぇーだろ…」
    急に声かけられたら誰でもびっくりするでしょ
    それに学校が終わって1時間以上もたってるんだから
    「で、何してんの」
    正直に言った方がいいのかな…
    「お、花に…水あげてま、す」
    「わりぃ、知ってる」
    え、知ってるの
    この場所は人が来ない穴場で
    私が安心できる場所で、私の隠れ場所
    「お前さ、少しは顔上げろよ」
    「…ごめんなさい」
    「別に謝れとは言ってないだろう」
    「…ご「謝んなって」
    …怖いよ
    この人は学校の中でも上の人で
    先生も頭が上がらないぐらいの人で
    私となんて天と地ほどの差が「声にでてんぞ」
    「えっ」
    「日ごろからそのぐらい話せばいいじゃん」
    無理だよ…
    「急にじゃなくて少しずつでいいんだよ」


    「いつもお疲れさん」(ぽんぽん)


    急に来た来訪者
    この人はなぜか”いつも”といった
    触られた頭がいつまでも温かい
    これが恋…

    きゅん

    1

    *ARIA*さんをフォロー

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  20. 私は、昨日の返事をしようとりょうを放課後呼び出した。でも、そこへ来たのはの1人の女子
    『一条さんこんなところで何してるの?』っと聞かれて
    『ちょっと、友達まってて』
    っと返すと、顔色を変えて
    『嘘つくなよ、涼真くんに近づくのやめてくんない?一条さんがいたら迷惑。涼真くんがあんたを選ぶ分けないし』っと責められてると
    『おっと、ひよりじゃん』っと、涼真
    『涼真くん、私ねずっと好きだったの。だから、一条さんじゃなくて私を選んでくれない?』っと、言っていて
    『まじで、じゃそうするわ』っと笑っていた
    予想外のことで私は心が苦しくなった。そして、りょうはその子に壁ドンをして
    『ちょっと、幼なじみの前でいいの?』
    っと、嫌味ったらしくしてきた。
    『はぁ?お前みたいなやつ嫌いだから
    気安く幼なじみとか言わないでもらえる?
    それと、俺しつこいタイプ無理だから
    お前とは付き合わない』ってその子から離れた。

    きゅん

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  21. 好きだ、お前が好きだ。

    「歩叶?」

    なんて言えたならよかった

    「香織、廊下で転ぶなよ」

    「分かってるよもぉー」

    「そうだよな、」

    「歩叶、なんかあった?元気なくない?」

    覗き込まれる顔。
    もう、"あゆ"とは外で呼んではくれない

    「香織が元気すぎるんだろ」

    だから俺ももう、
    昔のように"かお"とは呼べない。

    あまりにも儚くて残酷な現実。

    この現実が崩れてしまえばいい。

    そんなことを思うだけの俺は弱すぎる。


    なぁ、香織。

    好きだ

    「ねぇ歩叶本当に大丈夫?」

    「…妹の…香織の心配してるだけ。」

    「そっか…ありがと」

    無理に笑うそんな顔、
    見たいわけじゃねぇのに。

    …でも、俺がさせてるんだよな。


    …香織、幸せになれ。

    俺じゃない、誰かと。

    優しい、誰かと

    幸せになれ──…。


    -歩叶end-

    きゅん

    1

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