ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

野いちご学園メニュー

ようこそゲストさん

  1. 279件ヒットしました

  2. ポロロン~

    入学してから毎日屋上まで響く綺麗な音色を聴いていた
    誰が弾いてるかなんて知ろうとは思わなかった

    でも今日はいつもの音色と何か違う
    そう思った瞬間
    ダーーン!!

    何事かと思い音楽室まで走りドアを開けたそこにいたのは「恐い」で有名な先輩だ

    「…何?」

    まさかこの人が弾いてると思もわなく言葉に困っていると
    鞄を持ちこっちに歩いてきた

    「用がないなら帰るからどいて?」
    何か言わなきゃそう思い

    『あ、あの』
    声、掛けちゃった

    「何か?」
    綺麗で整った顔がこっちを向いている

    『あ、どうしたんですか?』
    「…何がだ?」
    『ピアノ、今日暗かったから』
    先輩は驚いた顔みせた

    「…いつも聴いてるのか?」
    『はい!入学してから毎日楽しみで』
    先輩は少しや笑いだ顔になり私の頭をポンと撫でた

    『先輩?』
    「変なやつ」

    そう言うと去っていった
    恐い人じゃないと思った瞬間だった

    きゅん

    10

    鮫野 遠夏さんをフォロー

    通報する

  3. 「美香先輩すみません!待たせてしまって…」

    しょんぼりとした様子で、私の可愛い後輩君は謝る。
    弟のように可愛がっているから、ついつい構いたくなってしまう。

    「私との約束の時間に遅れてまで何してたのかなー?」
    「それは…その…チョコ断ってました」

    予想外の言葉に驚く。

    「え?何で貰わなかったの?ハル君チョコ好きじゃん」

    昔から甘いものが好きで、この時期になるといつもそわそわしていたのに…。
    私の言葉に、ハル君は少し顔を赤く染める。

    「俺、好きな人以外からチョコ貰いたくない」
    「えー。せっかく持ってきたのに…」

    毎年あげていたから、今年もつい作ってしまった。
    しょうがない。自分で食べるか。
    バックから取り出した、赤い箱を見つめる。
    するとハル君がそれを取り上げて、中のチョコを一粒口に入れた。

    「好きな人以外から貰わないんじゃないの?」
    「はい。俺、先輩以外からチョコ貰いません」

    きゅん

    1

    安久路 流華さんをフォロー

    通報する

  4. 昔から一緒にピアノを弾いていた幼馴染。発表会では毎年2人で連弾をする。

    今も来月の発表会に向けて練習中。

    「衣玖そこ良い。でもここはもう少し優しくひかなきゃ。」
    「あ、そっか。紗菜もここ手首使って弾かなきゃ。」
    「その方がいいね」

    2人で感想やアドバイスを言いながら練習を進めていく。
    お互いの個人曲は知らない。

    「紗菜、俺の個人曲聴いてくれる?」
    「いいよ」

    衣玖が弾きはじめたのは、
    エドワード・エルガーの『愛の挨拶』。エドワード・エルガーが婚約記念に贈ったとされる、愛をテーマにした曲だ。

    「この曲は...俺の、紗菜に対する気持ち。」
    弾き終えた時、衣玖が言った。

    「じゃあ...返事ね。」
    そう言って私が弾いたのは、
    エリック・サティの『ジュ・トゥ・ヴ』。
    日本語で、"あなたが好き"と訳されるもの。


    「紗菜が好き」
    「私も、衣玖が好きだよ」

    こうして両思いになりました。

    きゅん

    4

    S.T♪さんをフォロー

    通報する

  5. 「へーここからアレが見えるんだ」

    三階から見える校庭に向かって幼なじみは毒づいた。幼なじみがいうアレとは人気者のサッカー部男子に群がる女子達のことだ。今、その女子達を敵にしたが。

    「お前もあんなのがいいの?」
    「いや、眺めてるだけ」
    「ふーんそう」

    キャーキャーしてる女子達の姿を、ぼんやり背景にしてるとふと目が合った。明らかに見上げてるアイドル系男子はこの音楽室に向けてだった。どうしよう、目を反らすべきか、と迷ってると先に向こうが微笑んだ後に反らした。

    「今こっち見てたね」
    「あぁ、そうだな。なんかむかつく」
    「え」

    言い終わらないうちに、突然肩を引き寄せられた。
    それも一瞬だけ。パッと離されたと思ったら、休憩が終わるから戻るぞとだけ言われた。あぁ、うんとだけ頷くことしかできない私は呆気に取られた。
    なんで今になって触ってきたんだろう。それも肩に。

    触れられた肩が酷く疼いた。

    きゅん

    5

    翔黒 青さんをフォロー

    通報する

  6. 「らららーらーらーらららー」

    音楽室に、愛音の綺麗な歌声が響く。

    「ふ…っ、愛音、やっぱりほんといい声」
    「えへへっ、ありがとう」

    俺の幼なじみ、愛音は、歌姫だ。
    昔、ある事が原因で、ついこの間まで愛音は歌うことができなかった。
    愛音は、歌が大好きなのに。きっと、ずっと歌いたかったのに。
    俺のせいで、7年間も歌えなかったんだ。
    ごめんな。歌いたくても歌えない…余程辛かっただろう。
    でもようやく、また歌えるようになった。また芸能界に復帰した。
    やっぱり、『奇跡の歌姫』と言われるだけある。
    この7年間歌ってなかったくせに、とても上手かった。

    「…………愛音」
    「ん?」
    「…………もっと歌ってよ。愛音の歌声、もっと聴きたい」
    「っ……うん!」

    これからは、ずっと歌ってろよ。
    俺が、1番近くで聴いてるから。
    愛音は、歌うことが仕事。
    でもたまには、『俺だけの歌姫』になってくれ。

    きゅん

    5

    陽明さんをフォロー

    通報する

  7. 「俺は、お前のおかげで誰かを想う気持ちを持てた。お前のおかげで今、俺はここにいるんだ」


    俺はすべてを吐き出した。すると、彼女はにっこりと笑った。月夜に照らされる彼女の顔は、残酷なまでに美しい。


    「君は、どこまでも私を追いかけてきた。その純粋過ぎる姿に、私がどんなに傷ついたか分かる?」

    彼女の声は、震えていた。


    「初めてだった。こんなに私を追いかけて、こんなに私にぶつかってきてくれた人。君のおかげで、今、私はここにいるんだよ」


    とうとう、一筋の涙が、頬に流れ落ちた。

    きゅん

    5

    たかのまゆかさんをフォロー

    通報する

  8. 1ヶ月後に合唱コンを控えた私三原由月(みはらゆづき)は、ピアノ伴奏の練習を毎日
    練習している。

    今日も誰もいない音楽室でピアノを弾いていると、音楽室に誰かが入ってきた。

    ピアノをやめ、その顔を見ると、その人物は、3年の原雄大(はらゆうだい)先輩だった。

    高校2年の私よりずっとピアノがうまい、憧れの先輩だ。

    「どうぞ。使ってください。」

    私は席を立って譲ろうとすると先輩は、こんなことを言った。

    「お前ほんとピアノ下手だな」

    私はつい言い返してしまった。

    「じゃあ先輩、1ヶ月後の発表で先輩より私の方が上手ければ、私のいうこと聞いてください」

    「ああ。受けて立つ。」

    私は必死で練習した。そして1ヶ月後ー。


    「俺の勝ちだな。俺のいうことを聞いてもらおう。」

    「何ですか」

    「俺と付き合ってくれ。好きだ。」

    「え…、はい!」

    こうして私は先輩と付き合い始めた。

    きゅん

    1

    ナナイロサウンドさんをフォロー

    通報する

  9. ー結菜と結城は同級生であり、部活も同じ。今日も一緒に部活をしている。

    結城「ねぇ、結菜はさ、好きな人とかいんの?」
    結菜「いきなり結城どうした?!私はいつもトランペットが大好きって言ってるでしょ〜?w」
    結城「人だって人!トランペットは人じゃねーだろ?」
    結菜「んー、まぁ、いる、かな?」
    結城「だれだれ?!超気になるw」
    結菜「えーw写真、みる?」
    結城「写真あるのか?」
    結菜「あると言うかぁ、ちょっとまってね。はい、この人。この人が好きなの」
    結城「お〜…ってスマホの内カメ?!」
    結菜「だーかーら、そこにうつってるひとが好きなの」
    結城「え…?」
    結菜「もう、鈍感。私の好きな人は結城、あんただよっ」

    きゅん

    2

    相川希蘿さんをフォロー

    通報する

  10. 部活中、私たちはいつものように喋ってた。
    もともと、女子の先輩に私は「○○ちゃん」と
    呼ばれていた。
    そしたら、ちょっと気になっていた男子の先輩も、私を「○○ちゃん」と呼んだ。
    私はとっさに「恥ずかしいから、やめてください」と可愛げのない答えをしてしまった。
    しかし先輩は、「その方が可愛いじゃん」と言って、ほかの先輩がいる前で、私の頭をぽんぽんした。

    きゅん

    2

    テナートロンボーンさんをフォロー

    通報する

  11. ~休憩時間~あの日来矢くんが。
    「う~ん。」

    「どうした?世理歌。」

    「あっ、来矢くんあのねここわからない。」

    「どこが?」

    すると、来矢くんが後ろからギュッとしてきた。

    「え?・・・この強弱のとこ。」

    「あ~、間奏部分ね。それはキーを上げればいいんだよ。」

    「あっ・・そうなんだありがとう・・・教えてくれたからもう離していいよ。」

    「いや、休憩時間が終わるまで離さない。」

    「なんで?」



    「・・・・・。」


    「ねぇ。」



    「・・・好き・・・だから。」



    「え?今なんっ・・・!?」



    突然、キスされた。


    「なっ・・・なに!?」


    「なんでもないよ~♪」


    わざとらしく、口笛吹きながら横をみる。

    そしてこの休憩時間、ずっと後ろからギュッとされたまま、休憩時間が終了した。

    でも・・・ほんとは聞こえたよ。“好き”って。
    私も好きだよ、来矢くん。

    きゅん

    5

    ♪来過♪さんをフォロー

    通報する

  12. 天才ピアニストと言われていた私は音楽界から完全に消えた。


    だけど、、、

    「お前ならできる……音楽の力を信じろ。」

    私は鍵盤に手を乗せて、音を奏でる


    アングレーズbyモーツァルト

    久しぶりのこの感じ、、

    隣では私と一緒にヴァイオリンで弾く奏人くん



    演奏が終わると心の中が透き通ったきがした。

    「できるじゃん……よかったよ瀬川」


    「ありがとう、奏人くん!」


    ドキドキする私の心

    頭を撫でてくれる奏人くん



    でも私の心にはもう1人の人物が────。

    きゅん

    3

    中西 あこ.*さんをフォロー

    通報する

  13. 「先輩、まだいたんですか」
    「キミが来ると思ってね」


    先輩は待ってました、というように笑う。



    「今日はハロウィンだね」
    「え?……そう、ですね」


    先輩がピアノのイスから立ち上がって私を抱きしめる。
    耳元に、先輩の吐息がかかって。


    「トリックオアトリック」
    「……え?」
    「お菓子じゃなくて……愛が欲しいな」


    ずるい、そんなの。
    トリックオアトリックって、イタズラしか選択肢ないじゃん。


    「……ねえ、今日はめいっぱい愛してもいい?」
    「っ……聞かないで、ください……」


    赤い顔を隠すように、先輩の首に顔を押し付けた。


    「ふふ、顔真っ赤なのかーわい。俺、今日は止められる自信ないけど」
    「……は、い」
    「いい子だね。こっち向いて……?」


    上から降ってきたキスは、甘くて苦くて……ちょっぴり、涙の味がした。


    「夜は長いんだから……覚悟しててね……?」

    きゅん

    4

    ふぃあ*さんをフォロー

    通報する

  14. 下駄箱に入っていた手紙の通りに
    音楽室へやって来ると、
    奏叶君はピアノを弾いていた。
    平たい言葉で言えば、とても綺麗で
    身体に染み込むような音だ。

    暫くはお互いに言葉を交わさなかったが、
    演奏を終えた奏叶君は、立ち上がって
    扉の近くに立つ私に歩み寄って来た。

    「嬉しいよ、僕からの手紙なんてきっと
    無視されると思ってたから……」

    いつもの穏やかな笑顔を浮かべて、彼は言う。

    「だって、奏叶君は同じクラスだし……、
    て、手紙にあった話したいことって何?」

    二人きりが妙に落ち着かない私は、
    自分でも唐突だな、と思いながら尋ねた。

    奏叶君は俯いた。

    「僕の耳はもうすぐダメになる。だから、
    最後の演奏は君に聴いてほしくて……。
    それに……ずっと言えなかった事もあるんだ」

    「……奏叶君?」

    顔を上げた奏叶君は、ゆっくりと言った。

    「僕は、君が、好きでした」

    きゅん

    1

    逆神月 零さんをフォロー

    通報する

  15. 私の好きな人は吹奏楽部の部長をしていて憧れの先輩。
    ちなみに私は副部長

    〜合奏〜
    「はい、みんな始めるよ!」
    「「「お願いします!!」」」
    私の合図でみんなで基礎練から始めてそれが終わったら健人先輩とバトンタッチ
    その時健人先輩と目があってニコッと微笑んでくれた
    (何今の!顔赤くないかな)
    「それじゃ今から合奏始めます。頭からください」
    「「「はい!」」」
    〜合奏終わり〜
    「今日はここまで!今日できてなかったとこ次の合奏までにできるようにしておいてください」
    「あ、はなはこの後俺のとこ集合ね?」
    「わかりました」
    なんだろう

    「遅くなりました」
    「大丈夫、全然待ってないよ」
    「何かありましたか?」
    「実は話したいことがあって」
    「なんですか??」
    「俺、はなのこと好きだ。」
    (泣
    「は、はな?」
    「違うんです、、嬉しくて、、私も健人先輩のこと好きです」

    「俺と付き合ってください」

    きゅん

    2

    ❥❥❥ののさんをフォロー

    通報する

  16. 心の瞳で 君を見つめれば 愛することそれが
    どんなことだか分かりかけてきた
    言葉で言えない 胸の暖かさ
    遠回りをしてた 人生だけど
    君だけがいまでは 愛のすべて 時の歩み
    いつもそばでわかち合える
    たとえあしたが少しずつ見えてきても
    それは生きてきた足あとがあるからさ
    いつか若さを失しても 心だけは
    決して変わらない 絆で結ばれてる
    夢のまた夢を 人は見てるけど
    愛することだけは いつの時代も
    永遠のものだから
    長い年月を 歩き疲れたら
    微笑なげかけて 手をさしのべて
    いたわり合えたら
    愛の深さ 時の重さ 何も言わず わかり合える
    たとえ過去を懐かしみ ふり向いても
    それは歩いてた人生があるだけさ
    いつか若さを失しても 心だけは
    決して変わらない 絆で結ばれてる
    愛すること それがどんなことだか
    わかりかけてきた
    愛のすべて 時の歩み いつもそばで
    わかち合える

    心の瞳で君を見つめれば…

    きゅん

    0

    宮風 和歌さんをフォロー

    通報する

  17. 心の瞳で君を見つめれば
    愛することそれがどんな事だか分かりかけてきた

    きゅん

    0

    宮風 和歌さんをフォロー

    通報する

  18. "時計の針は、すれ違ってばかり"

    いつか、キミが言った言葉を思い出した

    (今、何してるんだろう)

    すれ違ってばかりだった針が

    とうとう折れてしまった

    ずっと前のことなのに、まだキミのことが

    忘れられない

    (こんな女々しかったっけなぁ)

    こんな時は、ピアノを弾いて落ち着こうと

    思ったのに、涙で滲んで読めない

    「会いたいなぁ」

    「誰に?」

    そこにいたのは、2年前に留学するからと

    別れた郁弥(いくや)だった

    「なん…で…」

    「泣いてんじゃないかと思って」

    優しく微笑むキミは何も変わっていなかった

    「会いたかったよぉ…バカぁ」

    嬉しさで力が抜けてしまった

    「ごめんな、寂しい思いさせて
    これからはずっと一緒だから。」

    そう言って、優しく私を包んでくれる腕も

    何も変わっていなかった

    きゅん

    6

    空嶺アオさんをフォロー

    通報する

  19. 「なぁ?おまえは好きなやついねぇの?」

    なんでそんな事聞くの?いるに決まってるじゃん。

    「なんてな。俺はこんな事聞ける立場じゃねえのに…けど俺は…やっぱ何でもね」

    「何でもねって言いたいことあるならちゃんと言ってよ!」

    「だから!俺は…きなんだよ。」

    「何?聞こえないよ。」

    「お前の事が好きだっつてんの!」

    えっ…何言ってるの?

    「お前に振られてからもずっと好きだった。俺のせいだってわかってたけど忘れるなんてできなかった。」

    智樹のせいじゃないよ。あれは私が勝手に勘違いしてただけでほんとは私だって

    「好き…」

    「えっ?」

    「智樹の事が好き。」
    ずっと伝えたかった…あの時から1度も忘れたことなんかないよって。

    「まじで?!」
    私はこくんとうなずく。

    「めっちゃうれしい…これからもよろしくな!」

    「うん!」

    これからもずっとそばにいてね。
    私だけの王子様。

    きゅん

    4

    あかしんごうさんをフォロー

    通報する

  20. 音楽室のドアを開けると柔らかいピアノの音が広がった。

    「遅くなってごめん!」

    ピタリと鳴りやんだピアノから少し顔を出したナナくんは、にこっと微笑んだ。

    「なつめ来るんじゃないかなって、ちょっと待ってた」

    ふいの笑顔にグラッと来てしまう。

    ずるいなあと高鳴る鼓動を抑えて、帰る?と聞くと、もう暗くなっちゃったからとナナくんは立ち上がる。

    茶色い革製のソファーに腰掛けて片付けを待つ間も、心臓はなんだか落ち着かなくて。

    「雷、鳴ってるね」

    ポツリと呟いた声に空のゴロゴロという遠鳴りに気づく。
    突然の恐怖との直面に言葉を失う私を覗き込むナナくん。

    「大丈夫?」

    「だ、大丈夫!外で待ってるね」

    鞄を手に飛び出すとつまづいて体勢ががくんと崩れる。
    でも体が地面に着くことはなく、ナナくんの腕に包まれていた。

    「っ…!」

    「あぶなっ…気をつけて」

    やっぱり鼓動は収まらない。

    きゅん

    3

    樋山 桐さんをフォロー

    通報する




  21. なんで・・・この曲が流れてるの?


    彼が弾いてる?


    でも、ところどころ途切れたりしてる



    バァン!!!



    突如ピアノの旋律がやみ、鍵盤を強くたたいたような音がした



    「何!?」


    確かめに行かないと!



    ~音楽室~



    音楽室に戻るとピアノの前で左手を押さえ項垂れている彼がいた


    「ど・どうしたの!何があったの?」

    私は焦って声をかける

    「な・・・んでもない」

    苦しそうな声が返ってくる

    「なんでもなくないっっ!手どうしたの?見せてっ!」

    彼の左手に触れようとする

    「触るなっ!!!」

    「__________っ」

    彼の怒鳴り声に驚き

    ドクンッと心臓が大きく脈を打った


    そのまま後ろにへたり込む


    しばらく放心状態になってると


    無性に涙が出てきた


    音が止まった音楽室で

    私には

    ぽたぽたと

    涙が床に落ちる音だけが聞こえていた

    きゅん

    3

    天宮 月さんをフォロー

    通報する

▲