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  1. 295件ヒットしました

  2. 「あ、陽平!ちょっと早い」
    「あーごめん」

    私と幼馴染の陽平は伴奏が私、指揮が陽平になって必死に練習してる所。

    「桃菜ってそんなに伴奏上手だっけ」
    「む。失礼なっ」
    「あはは、ごめんごめん」

    やっぱり好きだな…
    多分幼稚園の頃から片想いかな。

    「…あれ」
    「どした?わかんなくなった?」

    ヤバ、分かんなくなった…

    「あ、そこは確か左手2番」
    「…ああ!ありがと、陽平っ」

    あれ。
    なんで陽平、そんな事知ってるの?

    「ねぇ、何で…」
    「…桃菜の力に少しでもなりたいから」

    陽平は赤くなった顔を隠すように私の頭をぐしゃぐしゃする。

    「えへへ。そっかぁ…ありがとう」
    「…おう」

    陽平…

    そんな事言われたら、調子狂っちゃう_

    きゅん

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  3. 「バイバイ穂希(ほまれ)、明日楽しみにしてるよ!」
    「バイバイ!」
    笑顔で遥に手を振る。
    明日、私はみんなの前でフルートを吹く。
    吹奏楽って、楽しいんだけど人の前に立つと緊張して上手く演奏できない。
    プレッシャーに押し潰されそうになりながら、最後の1小節を吹き終わる。
    「穂希?」
    「桜翔(さくと)、くん」
    桜翔くんは…私の彼氏、だったりする
    「まだやってたんだ?」
    「明日、失敗したくないから…」
    私は吹奏楽部なのに軽いあがり症、だったりする。
    「あんだけ練習してたじゃん。穂希ならできるよ」
    私の頭を軽くなでると、ふわりと笑って手を差し出す桜翔くん。
    「帰ろ、穂希」
    突然のことに頭がパニックになる。
    「さ、桜翔くんっ!?」
    「行こっ!」
    下駄箱まで走り切った桜翔くん。
    「明日、応援してるから」
    私はいつも、桜翔くんに助けられてばかりだ。

    きゅん

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  4. 「みんなには、内緒な?」
     そう言ってなにかを私の手に包み、いたずらっぽく笑った。
     右手には、ほんのりとアルミホイルの感触。
    開けてみると、ミルク味の飴玉だった。

    「なんで……?」
    「さっき、堂本さんにアイスあげてたから。望月さん、アイス食べてないだろ?」
    「は、はい」
    「飴玉のが安くて申し訳ないけど。ないよりはいいかなって」
    「……すみません」
    「こらー、そこはありがとう、でいいんだよ。悪いことしてないじゃん」
     コクっとうなずく。
    「ありがとうございます」
    「……望月さんには特別。他の人が譲っていても、あげなかったと思うよ。特別」
     濱田センパイは小さな声で言った。
    「何か言いました?」
    「なんも言ってないよ」

    きゅん

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  5. (望月さんは、濱田が好きなのに……。他の人に優しいとか、言うなよ……。好きになりそうじゃん)
     部屋の中の東野センパイがそう思っていたとは、まだ知らなかった。
     濱田センパイと岸田センパイと私の三角関係……。そこに東野センパイも加わって、もっとややこしいことになってきたホルンパート。あまりいいとは言えない四角関係。三つの恋心が、今動き出す。

    きゅん

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  6. 「望月さんって、濱田のこと好きだよね?」
    (……ええ? 気づかれてる?)
     いきなりの発言に驚きを隠せない。
    「濱田のこと、軽蔑した?」
     今度はさっきよりも大きく横に振る。
     東野センパイはクスッと笑った。
    「よかった。濱田のこと、嫌いになっていなくて」
    「え?」
    「僕にとって、濱田はとても大事な友達だから。嫌われていたら悲しいし、望月さんも大事な後輩だろ。岸田さんもね。大事な人同士がこれ以上トラブルになるのは嫌だからさ」
     東野センパイは、自分のことよりも人のこと先に考える人なんだな。濱田センパイのこと、大事に思っているのがよく分かる。
    「東野センパイって、優しいんですね」
     私は無自覚にそう呟いていた。
    「え?」
    「なんでもないです。色々、ありがとうございました。パニックになっていたけれど、少し落ち着きました。……お先、失礼します」
     そう言って私は部屋を後にした。

    きゅん

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  7. 「あの二人、付き合ってたんだよ」
    (!)
    「岸田さんが入部してきてすぐかな。濱田が三年で岸田さんが一年の時。……でも、二人って相性よく見えないだろ」
     確かに、優しくてそんなにズバズバ言わない濱田センパイとサバサバ系女子の岸田センパイは反対のように思える。
    「それに濱田はモテるだろ。付き合ってからも告白してくる奴は沢山いたんだ。濱田は断り続けてたんだけど、岸田さんも辛くなっちゃったんだろうね、一年と少しでダメになってしまった。濱田の方は別れてからも好きだったからアプローチしてた。でも岸田さんは違ったんだよ。もう嫌いだった。今まで通りに接してくる濱田から逃げたんだ」
     だから岸田センパイは濱田センパイにきつかったのかとわかり、少しすっきりした気持ちになりながら、新たな事実に気がついた。
    (濱田センパイ、岸田センパイのことが好きなんだ……)

    きゅん

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  8. 〜第一章〜 好きな人に笑顔の方がいいなんて言われたら……。
     
     「秋の文化祭目指して頑張ろう!」
     雨でジメジメとしている六月。気温なんかの関係で、ホルンが吹きにくくなる時期らしい。(濱田センパイいわく)
     部長の濱田センパイがみんなに声をかけた。
    はいっ! とみんなの元気な声。濱田センパイはその調子、と顔をくしゃっとさせて笑った。私は、その笑顔をガン見。本当にかっこいい。濱田センパイはミスターコンでグランプリを受賞するくらいの整った顔立ちだ。部内でも、濱田センパイのことが好きな人は沢山いる。好きになったキッカケは容姿ではなかったが、一目見た時からかっこいいなとは思っていた。

    きゅん

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  9. 「ねぇ、"ピアノくん"」

    扉越しに聴こえる彼女の声。
    彼女は"ピアノくん"が誰であるか知らない。
    ひょんなことから、僕は彼女の恋愛相談に乗っている。とは言え、僕は気の利いた返事をする訳でもなく、ただピアノを弾いて彼女の語る言葉に耳を澄ませているだけ。
    それが彼女の望みだから。

    「今日の曲はなんだか悲しいね」
    (それはきっと、君の心が悲しいからだ)

    ぐず、と鼻をすする音が聴こえる。
    それだけで胸がつきん、と痛みを訴えた。

    「私、振られちゃったんだぁ。あはは、こんな泣いて、馬鹿みたいでしょう」
    (君の悲しい音は聴きたくない…)

    馬鹿なんて思うわけがない。君が彼をどれくらい想っているか、僕はずっと聞いていた。
    できることならいっそ馬鹿にしてやりたい。
    そんな男やめて僕にしとけば良かったんだって。
    けれど、
    ーー綺麗な音色。また聴かせて。
    彼女の冴えない僕への唯一の望みはそれだけなんだ。

    きゅん

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  10. 放課後にどこからか綺麗なピアノの音色が聞こえて来た。
    音楽室だろうと思った私、紺野 美来は、走っていった。
    そこにいたのは同じクラスの河森 翔真くんだった。
    明るい系の私と暗い系の翔真くんはあまり話すことは無い。
    でも翔真くんのピアノの音色はすごく綺麗だった。
    何より君の真剣な瞳がすごく綺麗だったので思わず私は出てしまった。
    「好きです!」
    「は?」
    「ピアノに真剣な君が大好きです!」
    「ごめん。形のないものなんて信じられないし、紺野さんが恋してるのは俺じゃない。」
    「違う!勝手に決めつけないでよ!私は、君が真剣だから好きなんだよ!」
    「ありがとう。俺も本当は今野さんが好きだった。でもこんな俺なんかがと思って自信が持てなかった。
    ごめん!今度は、俺から言わせて。好きです!付き合って下さい!」
    「はい!安心して私も同じ気持ちだから自信もって!」
    それから放課後、毎日来るようになりました。

    きゅん

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  11. 「雪くん、今日も来たよ」

    雪くんが亡くなって、1年が経つ。
    名前の通り雪みたいに儚げな雰囲気を持つ男の子だった。
    そして、今でも私の好きな人。
    いつものようにイスに座ってピアノを弾き始める。
    雪くんに教わって、私が唯一弾ける曲、雪くんが一番好きな曲。
    私は今でも雪くんが好き、大好きなんだよ。
    涙が一粒だけこぼれた。

    「ねえ、それなんて曲!?」

    私は驚いて固まった。
    目の前に、無邪気に笑う明るい笑顔があった。

    「ごめん、わからない。題名がないの、この曲」
    「そうなの?俺この曲好きだな」

    彼はそう言うと懐からバイオリンを取り出して弾き始めた。
    ピアノとはまた違う、透明で力強い音色。
    私は驚いて頰を紅潮させた。

    「すごいね、バイオリンが弾けるなんて!」
    「ありがとう。俺、太陽!転校なんだ。よろしく!」

    雪くんとの思い出の音楽室で出会ったのは、太陽みたいに笑う男の子だった。

    きゅん

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  12. 「雪くん…。また、今日も来たよ」

    雪くんが亡くなって、もう1年が経つ。

    名前の通り、雪みたいに儚げな雰囲気を持つ男の子だった。
    そして、今でも私の好きな人。

    いつものように私はイスに座り、ピアノを弾き始める。
    私が雪くんに教わって、唯一弾ける曲、雪くんが一番好きな曲。

    私は今でも雪くんが好き、大好きだよ。
    涙が一粒だけこぼれた。

    「…ねえ、それなんて曲!?」

    私は驚いて固まった。
    目の前に、無邪気に笑う明るい笑顔があった。

    「…わからない。題名がないの、この曲」

    「そうなの?俺もそれ弾いてみたい!」

    彼はそう言うと、懐からバイオリンを取り出し弾き始める。
    意外、バイオリン弾けるんだ…。
    ピアノとはまた違う、透明で力強い音。
    すごい…。
    私は頰を紅潮させた。

    「俺、太陽!転校生なんだ。よろしく!」

    雪くんとの思い出の音楽室で出会ったのは、太陽みたいな男の子だった。

    きゅん

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  13. 「加藤。お前まだ練習してたんだ。」

    思わず、びくっとなる。
    アルトサックスの音が、裏返る。
    振り向くと、海里の顔が目の前にあった。

    「っ、近い。」

    だめだ、こんな事で照れてたら。
    ソロコンテスト、優勝したら

    ……告白してやるんだから。

    「本番、来週か……。
    にしても、加藤がソロコンかぁ。」

    「何か、問題でも?」

    私は少し怒りながら聞く。
    すると海里は、少し照れ笑いしながら、

    「いやぁ、問題はないけど。

    ……二人で、吹きたかったなぁって。」

    「じゃあ、ソロコンが終わったら、
    いつでも演奏に付き合うよ?」

    「じゃあ、優勝しないで。」

    ………へ?

    「なっ何でよ。
    優勝したら告白しとやろうと思ったのに!」

    思わず心の声が漏れる。

    「だって、優勝したらさ
    ソロコン終わらないじゃん。

    でも、優勝しなかったら
    ソロコンが終わるし、

    ………俺が、すぐに告白出来るじゃん。」

    きゅん

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  14. アタシは佐藤くんが好き。

    今日もいつものように下校しようとしていた。
    音楽室の前を通ったときにピアノの音がした。

    すごく優しい音色。
    でも、どこか悲しい。

    誰が弾いてるか知りたくて覗いてみた。
    そしたら佐藤くんだった。

    「さ、佐藤くん?」
    「牧村」
    「もう一度弾いてみてよ。アタシ、佐藤くんの音色好き」
    「ありがと」

    いつもクールな佐藤くんが笑った。
    その笑顔の破壊力と言ったら言葉にできないほどだった。

    「アタシ、佐藤くんのことが好きなの」

    思わず出た言葉に自分で驚いた。
    佐藤くんはキョトンとしている。

    振られる…………

    「俺も………ずっと前から牧村のことが好きだった」

    予想外の言葉に気絶するかと思った。

    「さ、佐藤くん」

    佐藤くんに駆け寄り、抱きついた。
    そして、キスをした。

    甘く優しいものだった。

    これから二人でたくさんの音色を奏でていこうね。

    きゅん

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  15. 私は今日も音楽室に向かう

    誰もいないこの時間、決まって私はここに来る

    私にとって大切な時間

    なのに

    ♪~~~♪~~~

    誰かがピアノを弾いている

    帰ろうとしたが
    聴こえてくる音楽に足を止めた

    私がいつも弾いてる曲

    無意識に音楽室の扉を開けた

    音が止まる
    その場に居づらくて去ろうと思ったら、

    「待って!」

    呼び止められた

    「君の邪魔をしてごめん
    けど、僕は君の曲を聴きにきただけなんだ」

    その言葉に、思わず振り返った

    そこにいたのは、前から気になっていた先輩だった

    「お願い!弾いてくれない?」

    深呼吸をしてから、弾き始めた
    流れに身を任せ、止まることなく弾き続ける

    弾き終わると

    「やっぱり、好きだな」

    先輩の一言にドキッとした

    「僕、いつも聴いてた
    君の曲を聴くと元気になるんだ
    これからも、聴かせてよね...」

    先輩、もちろんですよ...

    きゅん

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  16. 呼ばれた理由もわからず、呆れるくらい綺麗な笑みを浮かべている意味もわからないので、げんなりした表情を隠さずに何を言い出すのかと見ていると、笑みを深めた澄晴が手を差し出した


    既視感のある
    私をここに無理やり連れてくる時にしたのと
    同じ状況


    さっき松井さんに友達になろうと差し出された手に
    そっと触れるか触れないかでさわったのが嘘みたいに、
    私はそれが普通の事みたいに
    呆気なく澄晴の手に自分の手を乗せた


    目の端に驚いた表情の変人他三人と松井さんが
    見えたけれど、
    多分、今一番驚いているのは私だと思う


    なんでこの手は落ち着くんだろう
    白くて綺麗な、ピアノを習っていると言われれば
    なるほどと納得するしなやかな手
    チャラそうな顔からは全然想像つかないのに






    手をとった先にあった顔は、
    これ以上ないってくらい、甘いものだった

    きゅん

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  17. カチッ

    壁時計の長針の音が響いた。

    鈴木くんは赤い顔のまま、居心地悪そうに視線を泳がせる。

    このままじゃ心臓が持たない。

    「な、奈々ちゃんの手首、細いよねっ」

    何か喋らなきゃと思ったのか、鈴木くんがそんなことを言った。

    「……そ、そうかな…」

    「うん、だって見て」

    手の隣に彼の手が伸びてくる。

    「全然違うでしょ?」

    「て……手首細いのって、ピアノに向いてない?」

    心臓がバクバクしていて、いちいち吃ってしまう。

    「いや、そうじゃなくて」

    「……な、に?」

    「女の子だな、って……」

    鈴木くんは耳まで真っ赤だった。

    でも、わたしのことを真っ直ぐ見ていた。

    嬉しくて、でも、すごく恥ずかしい。

    胸がきゅうっと締めつけられて、呼吸が止まりそう。

    耐えきれなくなって俯いたら、

    「はは、変なこと言っちゃった、ごめんね」

    鈴木くんの照れたような声が降ってきた。

    きゅん

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  18. ポロロン、ポロロン……。
    ピアノの音だ。音楽室から聞こえる。
    不思議と胸の中に染み込んでくるような音に、私は思わず音楽室をのぞいた。

    「!」

    そこにいたのは、学校1の不良と名高い相澤くんだった。
    逃げよう、と思ったとき、運悪くもバチッと目があってしまった。

    「清水、だよな。俺がこんなことしてたって言ったら、どういうことになるかわかってんだろうな……?」

    ひゃいっ。

    「あ……」

    ポロリ、と頬を涙がつたった。
    ぎょっとしたように相澤くんが目を見開く。

    「悪い……怖がらせすぎたか……?」

    おろおろしている相澤くんは、意外なことに女子の涙に弱いらしい。
    でも……そういうんじゃなくて。

    「すごく、上手で……感動して」

    止まらない涙に私が困っていると、相澤くんは私の髪をくしゃっとした。

    「うっせーよ、バカ」

    ほえ、と上を見る。
    相澤くんの顔が赤い。

    「見んな」

    きゅん

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  19. 実は今、絶賛詰んでいる。
    部活中、なんと。
    音楽室の鍵を外から掛けられた。

    しかも一緒にいると
    ドキドキする先輩も置いていって。

    「先輩、ここは強行突破しましょう!」

    「ドア、もし壊したら
    どうなるか分かるよね。ポンコツ。」

    「ポンコツじゃない……」

    「本当にお前はバカだな。鈍感。」

    誰が鈍感だ………って、え?

    「俺に可愛い顔しといてよー、」

    え、急に何すか。

    「惚れさせたのが悪いんだぞー。」

    惚れさせたとは何ですか。

    「あ、俺は鍵持ってないよ。」

    持ってないんかーい。

    「あー
    食べたいくらい可愛いバカだなぁ。」

    とか言うと、
    私のおでこに先輩のおでこを当てる。

    距離近っ……。思わず私は目をそらす。

    「ほーら、早く。
    抵抗しないと助けが来る前に襲うぞー。」

    先輩は、私の体を
    先輩の方に思いっきり引き寄せた。



    その時、何かチャリンと掠れる音が聞こえた。

    きゅん

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  20. 『忘れ物に今更気付くとかお前は抜けてるな』
    『すみません…
    音楽のノート何てほぼほぼ使わないので、ファイルから抜けてたのに気付かなかったんです…』
    『言い訳は良いから取ってこい』
    『ガチャっ…』
    そう言いながら先生は音楽室の鍵を開けて、音楽室へと入って行った。
    『バタンっ…』
    私は後ろ手に音楽室特有の重くて分厚い扉を閉めつつ音楽室の中央へと進む。
    『先生。さっきの嘘です』
    『は?』
    先生は私の言葉が理解できないような顔をしてそう言った。
    『その…二人っきりに成りたくて嘘をつきました。
    すみません』
    本当、自分勝手だなと思いながら、私は気まずい気持ちになり、うつむく。
    『なぁ…そーゆー事マジで辞めてくんない?』
    『すみません…』
    私は更に罪悪感にかられる。
    『二人っきりに成りたいとか可愛い事言うな…
    俺も男なんだからな…』
    『え…んっ!』
    『チュッ…』
    『こーゆー事
    したくなっちゃうだろ?』

    きゅん

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  21. 私は"野いちご学園"の吹奏楽部員。

    今日も、大貴(たいき)君という後輩と一緒にパート練習をしてる。

    「あのっ、先輩っ!!」

    「どうしたの?分からないとこでもあった?」

    「いえっ、違うんです!!」

    「えっ?じゃあ、どうしたの?」

    「えっと………その………///」

    あれ?

    大貴君もしかして……………

    照れ…………てる?

    「先輩っ!!僕、ずっと、先輩のこと好きでしたっ!!つっ、付き合ってください!!///」

    きゅん

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