ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 明日は七夕かぁ。
    みんなが靴箱のそばにある笹に願いを書いた短冊を飾ってる。
    んー。私もなんか書こうかな。
    色とりどりの短冊がある中から薄ピンクのを選んで書く。
    「好きな人が私を好きになってくれますように」
    辛い辛い、片思いだから。
    この想い、届いて欲しいな。
    「好きな人、いるんだ。」
    あっ。見なくてもわかるよ。
    誰なのか。弘樹だ。
    大好きな大好きな弘樹だ。
    そーだよ。いるよ。好きな人。
    あなただよ。弘樹だよ。
    でも弘樹は私のこと好きじゃないでしょ?
    目線はいつも合わないし、塾も学校も一緒なのに親しくなんてない。
    まるで私のことなんて興味ないみたい。
    いや、そーじゃなくてホントに興味ないんだろうな。
    好きなのに。
    「俺のことは好きになってくれないのかよ。嫌いか?目線を合わせてくれないほど嫌いなのか?」
    え? え⁈
    「大好きだよ。だから目なんて合わせれないよ。」
    この日弘樹と私は両思いになった

    きゅん

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  3. 水泳の部活後のこと。
    「先輩、一緒に帰りませんか?」
    「分かった。ちょっと待っててね。」
    そう言って先輩は、部室に荷物を取りに早足で行った。
    私は最近思うことがある。
    (先輩…先代からキャプテンの座を受け継いで、プレッシャーとか感じてないのかな。)
    最近、私にも出来ることがあれば何かしたいのだけれど、出来ることないと諦めてしまっていた。
    「おまたせ。ごめん、待たせちゃ…」
    「あの、先輩。プレッシャーとか感じてないんですか?」
    「プレッ…シャー…。」
    わたしは勢いで聞いてしまった。
    訂正するにも変なので、そのまま返事を待つ事にする。
    「怖いよ。期待を寄せられているから、余計に。」
    肩が震えている。今まで、一人で溜め込んでいたのだろう。
    「先輩、もっと、頼って下さい。」
    私はそう言った。あなたは一人じゃないという事を言いたくて。
    「…ありがとう。」
    その笑顔は何かを吹っ切れたような笑顔だった。

    きゅん

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  4. 今日こそ私は言う…。



    「や、よい…。」


    「瑞生、待った?」


    私は首をフルフルと横に振る。



    「で、でで…デート!!放課後デート…したい。」


    私がそう言うと、おかしそうにフッと笑った。


    「ずっとそれ言おうとしてた?」


    コクリと私は頷く。


    「あーー。可愛すぎ。」


    弥生は顔に手を当てて、嬉しそうに笑った。


    「してくれるの?」


    「するに決まってるだろ。」


    ギュッと正面から抱きしめてくる弥生。



    「ま、まだ人いるから!!」


    私は押し返そうとするが、ひっついて離れない。


    「はな…して?弥生…。」


    弥生を見上げると、カッと頬を染める。


    「放課後デート明日でい?」


    「な、なんで!?」


    「今日は家に誘いたい気分になったから。」



    そう言って私の腰に手を回した。


    「いい?」


    そんなの…。


    断れるわけないじゃん。

    きゅん

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  5. 「おっはよー、先輩!」
    後輩のくせにタメ語で話してくるのは部活が同じ後輩の林高。
    「あ、今日部活忘れたらダメだよ?次サボったら怒るからね?」
    林高はサボ魔で何故か私が注意するのが日常茶飯事である。
    なんで休むのに天文部に入ったのかと聞けば私が入ってたからなんて言われたこともあったっけ。
    「じゃあまた放課後ね」
    「……先輩……」
    足を教室の方向にむけるとふと呼ばれる。
    「……ずっと好きって言い続けてるんだから忘れてる訳ないよね」
    そう、私は林高に過去に何回も告白を受けている。
    「……うん、…忘れては…ないよ」
    「好きだよ、先輩、俺諦めないから」
    少しだけ頬を赤らめながらチュっと髪にキスしながら言う林高に驚く。いつも告白はされてもキスなんてしてこないのに。
    「あっれー?先輩顔赤いよー」
    『林高もでしょ』なんて言い返す余裕はない。
    なんでって、今この瞬間に君を好きなのを自覚しちゃったんだから。

    きゅん

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  6. 「待って!」
    嘘でしょ? 遂に幻聴が…

    遡ること、1ヶ月。
    私はせっかく用意した本命チョコを好きな子に渡す事ができなかった。。
    告白をする前提で私が盛り上がりすぎて、直前で勇気が無くなった。
    ホワイトデーにお返しをもらう、というビッグイベントも無くなった今日……

    「待ってって!」
    彼(私の好きな人)が私に向かって話しかけてきた。
    「な…なに?」
    ガサガサ…
    「君からはもらえなかったけど。。俺の気持ち。。」
    「え…?」
    彼は私にチョコを渡してきた。
    「義理とか、お返しとか、余ったんじゃなくて、、本命だから」
    真っ直ぐ、私の瞳を見て言った彼。
    「ありがとう。。 私も、、渡そうと思ってた。 渡せなくてごめんなさい。。」
    すると彼は
    「まじ!?じゃあ、両想いだ!  付き合おう」
    「うん…照」

    きゅん

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  7. 今日はホワイトデー。
    友達の莉愛と春樹が告白ムードになっていたから私は1人、帰る。
    ん?
    靴箱に行こうとしたら同じクラスの2人目の俺様な奴が私の靴箱に何かを入れていた。
    何しているんだろうと思いながらそっと近ずいて行く。
    透馬が私に気付いた。
    「え、亜香里・・・?」
    透馬は驚きのあまり、手に持っていた手紙を落とした。
    手紙にシールは付いていなく中身が出て来た。
    その手紙には、【亜香里好きだ 透馬】
    不器用な字でこう書いていた。
    「私宛?」
    透馬はさっと手紙を拾って私に聞いた。
    「内容、見た?」
    「うん。」
    そう言うと、透馬は頭を抱えてしゃがみ込んだ。
    「もっとカッコよく告ろうととしたのに勇気でなくて手紙にしてこっそりしようとしたのに・・・。俺カッコわりぃ。」
    「カッコ悪くても私は好きだよ?透馬のこと。」
    そう言ったら透馬は顔を赤くした。
    靴箱の中にはチョコレートが入っていた。
    逆チョコか。

    きゅん

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  8. 「どうしよ~。」

    そう言ってるのは、俺の彼女。

    傘を忘れたみたいだ。

    ・・・。

    バサッ

    横で傘を開く。

    そして、さりげなく、

    「何?傘忘れたの?」

    と、聞く。

    「うん・・・。」

    「お、俺、お前がこれ持ってくれんなら傘入るの許すけど。」

    「本当?ありがと!」

    それは、彼女へのプレゼント。

    彼女にそれを渡して、傘に入る。

    「ん。」

    さりげなく彼女に寄せる。

    スタスタ

    無言~。

    でも、横にいる。

    大好きな彼女が。

    でも、彼女は俺が本当に好きかって思ってるんだよな。

    彼女の家に着いたとき、

    「ありがとう。」

    って言われた。

    「あっこれ・・・。」

    「あげる。」

    「えっ・・・?」

    彼女は、いきなりのプレゼントにびっくりしていた。

    「あ、ありがとう。」

    「・・・あと、」

    「え?」

    「俺は、ちゃんと大好きだから。」

    そう言って走って行った。

    きゅん

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  9. 『…雨か』


    困ったな〜。今日、傘持って来てないのに。


    止むまで待つ?…でも止みそうにないしなぁ。


    走って帰ろうかな…


    「先輩?」


    『へ?…あ、向井くん。』


    「どうしたんですか?」


    『あぁ、雨降ってるけど、傘忘れちゃったからさ。走って帰ろうかな〜。って思ってたとこ』

    顔をしかめられる。……なぜ?


    「風邪、ひきますよ?」


    『大丈夫だよ〜。』


    「その自信はいったいどこからくるんですか…」

    ハァッとため息をつかれる。…失礼な!


    「これ、使ってください。」

    そういって、傘を渡され思わず受け取ってしまう。


    『え!いいよ!これ使うと向井くんが濡れちゃうでしょ!?』


    「…いいです!」


    『いやだよー。ほら、返すって!』


    「いいんですって!先生が風邪ひいて明日会えないとか俺、いやですからね!?」

    きゅん

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  10. 「見て‼︎なずな君、椿君、真琴ちゃん‼︎」
    靴箱で周の視線と声。
    3人は性格良し顔良しで私の自慢な幼馴染

    「早く〜置いてくよ」
    「あっ待ってっ」

    急いでみんなに駆け寄った

    「何?そんなに見つめないで…」

    横を歩くなずながじっとこっちを見ていた。

    「何か良いことあったのか?」
    「え?」
    顔に出てたのかな…?
    「えっと…皆と幼馴染で良かったなって」
    私は先に階段を登る真琴と椿を見上げながらそう言う
    「まぁな。」
    なずなは素っ気ない返事をした。
    「なず?顔赤い。熱あるんじゃ…」

    おでこに手を当てても、暑くはない。

    「俺はお前が幼馴染で凄い嬉しい。」
    「えっ…」

    ビックリした…おでこに手を当ててたから顔の距離が近かい…
    私が悩んでる事に気付いた?

    「なず大好きっ‼︎ありがとねっ」

    そう言うと私は、階段を駆け上った。






    そんな私の後ろで
    真っ赤に染まる顔の存在を知らずに

    きゅん

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  11. ねぇそこの女の子。
    今日さ僕一人だから一緒にかえらない?

    きゅん

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  12. 「おはよ、藤原。何してんの?」

    ギ、ギクーッ。

    『何してんの?』

    はい、答えはズバリ、『キミの靴箱にラブレターを入れようとしていた』です。

    「ベベベ、べっつにー⁉なんもしてへんよー⁉」

    「関西弁になってるよ」

    あはっ、突っ込まれたー!朝から幸せー!

    「……何持ってんの?」

    「あっ、ちょっと……!」


    ひょいっと手に持っていたものを抜き取られた。

    すなわち、ラブレター。

    「ーーずっと好きでしたッ!」

    こんなカタチでバレるなら、もう告白する。

    当たって砕けろだぁ‼

    「……俺も、好きだよ」

    「え、……はっ?」

    「……付き合ってください」

    「は、はいっ……」

    思わぬハプニングは、私に彼氏をくれました。

    まさに、棚からぼた餅!

    きゅん

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  13. 「阿呆、そうじゃない!これにはこの公式を使うんだ。」

    「えー?分かんないよ?」

    彼女は頬を膨らませ、少し拗ねたように呟く

    その仕草にドキッと胸が鳴る

    「あっ!もうこんな時間!先生、今日はもう帰るね!また教えて!バイバイ」

    走り出した彼女を見て、あの日の様に消えてしまうんじゃないかと思った

    「悠‼︎」

    俺は思わず叫び走り出した

    廊下に出て、階段を駆け下りて、靴箱の前まで来ると、彼女がそこに居た

    そして、そのまま抱き締めた

    「え?あ、れ?先生?」

    戸惑いがちの彼女の声を遮り言った

    「悠、もう少し一緒に居よう」

    きゅん

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  14. 今日はホワイトデー…だけどまだ優からお返しもらってない。
    もう放課後だよ?まさか私からのチョコ忘れてるとか!?
    いやでも、私達付き合ってるし、チョコ楽しみにしてたって言ってたし。
    …もう帰ろっかな。なんか虚しくて泣けてくる。
    _ギュッ
    後ろから誰かにハグされた。
    「え!?誰?」
    「誰って俺しかいないだろ」
    「ってかお前泣いてんの?どうしたんだよ」
    どうしたんだよって原因お前なんだよっ。
    「別に泣いてないし。ゴミ入っただけだしー」
    「はいはい。強がりででも弱虫な可愛い桃香ちゃんにプレゼント♡」
    優は小さな箱を渡してきた。
    「なに?」
    「なにって開けてみ?」
    箱を開けてみるとそこにはおそろいのネックレスが入っていた。
    「高かったんじゃ!」
    「バイトしてな。それで最近バイトで構ってやれなくてごめんな。でも俺桃香を1番に考えてっから」
    「ありがとう!優大好き!!」
    もう最高のホワイトデーです♡

    きゅん

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  15. バサバサ。靴箱の中から大量のチョコが落ちた。げっ、なんだよこれ?どうやって持って帰れってんだ?
    「大変そうね?手伝おうか?」
    「峯岸先生?」
    保健医の峯岸先生が物音に気付いて掛けて来てくれた。峯岸先生は美人で男子生徒から人気がある。
    「こんなに貰ってモテモテだね?」
    笑いながら、持ってきてくれた袋にチョコを入れてくれた。
    「先生は、チョコ誰かにやるの?」
    「先生ね、振られたんで誰にもチョコあげないの」
    振られたって・・・そんな事生徒の前で言って良いのかよ?
    「先生を振るなんて、見る目ないなソイツ?」
    「でしょ?美人で愛嬌があって、おまけにスタイル抜群」
    「・・・自分で言う?」
    「///それもそうよね///ははっ//」
    「俺なら、先生のチョコ欲しいけど?今、持って無いんだよね?」
    「ええ」
    「無いならさ、キスで良いよ?」
    「!?」
    「俺はしたいよ?先生と」
    誰も居ない靴箱で秘密のキスをした。

    きゅん

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  16. 今日はバレンタインデー!優にチョコを渡す約束をしたの!
    今日優にチョコを渡そう!……そう、決意したんだけど。
    放課後になっても渡せてないまま……。
    「はーい、優へのチョコぉ~」
    「私もぉ~!」
    渡そうって思っても周りに女子が居過ぎて近寄れないし、何あのバックいっぱいのチョコの数!!
    私もああいうふうに簡単にあげれたらなー。
    はぁ。どうやって渡そう。今日あげないとダメだしな。
    ……って優もう帰っちゃってる!?私は急いで靴箱へ向かった。
    「え!?……優?どっどうして!!」
    「どうしてって言われても、チョコ、くれるんじゃないの?」
    優、約束覚えててくれたんだ……!私は鞄からチョコを取り出して優に渡した。
    「さんきゅ!俺、お前からのチョコ一番楽しみにしてたんだぜ?」
    「えっなんで?」
    「なんでって、俺お前の事好きだからに決まってんだろ」
    ……えっ///私は一瞬で顔に熱が集まるのを感じた。

    きゅん

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  17. 私、結実。

    男子と話すことはできないけど、

    好きな人はいる。

    しかも、幼馴染。

    今日は友達がみんな部活だから、

    一人で帰る。

    靴を履いていたら、背中に重みを感じた。

    「結実~」

    この声は、啓人。こいつが私の好きな人。

    ちょっとなら話せる。

    てか、

    「なんで、私に抱きついてんの?」

    「それは、あんたが好きだからだよ。」

    はぁ?

    「今日、うちに来ない?」

    きゅん

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  18. 「はぁ.すっかり遅くなっちゃったよ。部活も終わってるし。和真(かずま)だって呆れて帰っちゃったよね…」

    12/6 PM7:30
    教室に1人残って勉強していた
    名波風華(ななみふうか)はそう呟いた。

    本当は幼馴染の篠倉和真(ささくらかずま)と
    PM6:00に待ち合わせをしていたのだが、
    気がついた時には7:00になってしまっていた。

    1人とぼとぼ靴箱へ向かっていると、

    「おい。1時間半も待ったんだけど。」
    「は!?待ってたの!?」
    「だったらなに。大体こんな時間まで待たすとか。俺も男なんだけど。理性保てるとでも?」

    怒った和真に風華は追い詰められ、靴箱に押し当てられた。
    いわゆる壁ドンという体勢になっていた。

    「襲われたいわけ?」

    怪しげに笑った和真は――――――――――――

    きゅん

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  19. HRが終わってぼーっとしながらトロトロと
    靴箱で靴を取ろうとした時に


    「なぁ!ちょっと待って!」

    と、2年前に別れた元カレが私の手首を掴んできた。


    『どうしたん?』

    「あのな、俺なまだ愛菜の事が好きやねんどうしても諦められへんねん」

    『……』

    「俺な、愛菜に別れようって言われた時からずっと片思いやったんやで。」

    『え……』

    あれは中2の頃の話…私の元カレ、拓哉がいじめられてて、別れるんやったら止めるって言われて別れた……

    その事は内緒で別れたねんな…

    「俺な、あいつらに愛菜に片思いしてるってゆったらな、愛菜に別れるんやったらいじめんの止めたるわってゆったってゆってたねん。」


    「もう1回俺と付き合って下さい。」
    そんな言葉とともに突き出されたてを

    『私で良ければ、宜しくお願いします』
    私は強く握った
    「よっしゃ!」

    拓哉はあの頃みたいにガッツポーズをした

    きゅん

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  20. 「じゃ、一緒帰ろうよ!」



    思わぬ誘いに心が跳ねる

    でも、話、続けられるかな…


    「あれっ…もしかして駄目?」

    ふと顔をみると、いつもの彼の笑顔の中に悲しみが混じった表情をしていた


    「えっ!?駄目じゃないよ!一緒帰ろ!」


    彼の表情をみて思わず言った

    「あっ、ほんと?良かった!」

    そう言ってこちらに心底嬉しそうな笑顔を向ける


    しかも若干跳び跳ねている

    普段の彼とは違った様子に、可笑しくて声に出して笑ってしまった


    「えっ!?どーしたの?えっ?」

    突然笑いだした私に戸惑いの声を向ける


    「いや、あのね、かわいいなって思って…あっいつもすごいかっこいいから!」


    慌てて何も考えずにそのまま言った

    だけど一向に返答がない



    不思議に思い、ぱっと彼をみると赤い顔


    その顔に驚いて、彼から目を離せずにいると…




    彼はおもむろに私の髪をぐしゃぐしゃとした

    きゅん

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  21. 「じゃ、一緒帰ろうよ!」

    思わぬ誘いに心が跳ねる

    でも、話、続けられるかな…

    「あれっ…もしかして駄目?」

    ふと顔をみると、いつもの彼の笑顔の中に悲しみが混じった表情をしていた

    「えっ!?駄目じゃないよ!一緒帰ろ!」

    彼の表情をみて思わず言った

    「あっ、ほんと?良かった!」

    そう言ってこちらに心底嬉しそうな笑顔を向ける

    しかも若干跳び跳ねている

    普段の彼とは違った様子に、可笑しくて声に出して笑ってしまった

    「えっ!?どーしたの?えっ?」

    突然笑いだした私に戸惑いの声を向ける

    「いや、あのね、かわいいなって思って…あっいつもすごいかっこいいから!」

    慌てて何も考えずにそのまま言った

    だけど一向に返答がない

    不思議に思い、ぱっと彼をみると赤い顔

    彼はおもむろに私の髪をぐしゃぐしゃとした

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