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  2. 「ほら、入って」
    幼なじみである彼に促され、私はドアの前に立つ
    (本棚の裏にドアを隠すなんて…ドラマみたい…!)
    そう、彼は芸能人
    記者に勘違いされてスクープなんて撮られたら大問題!
    今日は、彼に初めて新しい家に呼び出されたのだ
    「芸能人らしい…というかなんか、凄い仕掛けだね!」
    「…君のためだよ」
    「へ?」
    「なんでもないよ」
    「バタンッ」
    彼は、ドアを後ろ手に閉めた
    そして…

    『どうして…芸能人なった今でも、俺は君と会ってると思う?』

    その、突拍子もない質問に、言葉を失う
    「幼なじみ…だから…?」
    私が絞り出した言葉に、彼は横に首を振る
    「教えてあげる…だから…こっちに来て」
    促されるがままに、彼に近付くと…

    『チュッ…』

    『君が…好きだからだよ
    ねぇ、君は?』

    『ファーストキスと、
    この気持ちの責任とってよね』

    不器用なりに返した私の言葉に、彼は顔を真っ赤にして頷いた

    きゅん

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  3. 加速しかけたキスの途中。

    おれは、華奢な肩を押して顔をそむけた。


    「送ってやるから、帰れ」


    バカ、そんな目で見つめるな。

    離れにくくなるだろ。


    「わたし、嫌われてるんですか?」


    泣き出しそうな声。

    すがりつかれて、振りほどけない。


    「嫌ってねぇよ」


    「だったら、どうして……だ、抱かないんですか?」


    族に関わらせちゃ危険なのに、手放せない。

    惚れて惚れて、どうしようもなくて。


    「結婚するまで我慢するって決めた」


    逆らう男は皆無の、おれの宣言。

    でも、おまえは逆らって。


    「そんなの、わたしが待てません」


    清楚で無邪気なお嬢さま、と油断してた。

    いきなりのキスに驚かされる。


    「ちょ……」


    「我慢できなくしてあげます」


    小悪魔の笑みに、理性が蒸発。

    タイマン勝負で初めて負けた。


    「後悔すんなよ」


    この際、明日入籍するか。

    きゅん

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