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  2. 「‥ハル?」
    そっと顔を覗き込む。
    あ、寝てる‥。
    可愛いな〜。
    『テンシちゃん!』
    突然脳裏に顔は良く見えないけど小さな男の子の姿が映った‥。
    え‥。今の‥
    今から10年も前の話。
    『テンシ、遊んでくる!』
    『もう?気をつけてね。』
    『うん!』
    15分程度で公園に着くと、
    先に男の子が一人ベンチに座っていた。好奇心が人一倍強かった私はその男の子の前まで歩み寄って、
    「何してるの?」と尋ねた。
    男の子は、一瞬目を大きく見開いて
    また、すぐ寂しそうな顔をした。
    「ママに会いに来た‥。」
    「ふーん。」
    ギシッと板の痛む音を立てる。
    「え?なんで座るの?」
    「私も一緒に待ってあげる!」
    「ありがと」
    何も喋らないで、30分位経って、
    「ーもう、帰っていいよ。」
    男の子が口を開いた。続く

    きゅん

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