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  1. 9件ヒットしました

  2. 「ミク」

    「ダメってば。光希...」

    幼なじみの光希は、クラスメイトでもあり彼氏でもある。私は誰もいない保健室で光希に文字通り迫られていた。

    「そろそろ食べ頃だと思ったんだけどな」

    思春期真っ盛りの光希は所構わず誘う事ばかりしてくる。それでも、私は実際まんざらでもなく...

    「赤くなってんじゃん。可愛い...」

    あ、耳はダメ。弱いのに。

    思わず体がビクッと反応する。光希にクスクスと笑われてしまった。

    「冗談。束縛するのはまた今度な」

    額に軽く口づけられる。あたふたしていたのは私だけみたいだ。


    「また今度」って、いつなんだろう...


    期待してる私は、きっと彼の罠にハマってる。

    それでも光希が好きだから。

    私はこくんと頷いた。

    きゅん

    9

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  3. ぼくの彼女は同じ弓道部の1つ上の先輩だ。

    昼休み、図書室で待ち合わせて、手作りの弁当とチョコを受け取った。


    「ありがとう」


    「どういたしまして。

    去年はわたしも勇気が出なくて渡せなかったの。

    今年はこうしてきみと付き合えて、すごく幸せ。

    ね、晩ごはん作りに行ってもいい?」


    「も、もちろん」


    ぼくは一人暮らしだ。

    彼女がぼくの部屋に来るのは、これで3回目。

    嬉しいのと恥ずかしいので、顔が熱くなる。

    彼女がいたずらっぽい笑みを浮かべた。


    「何を想像してるの?」


    「えっ、いや、あの」


    人の少ない本棚の陰で、彼女はぼくの肩に手を載せて、思いきり背伸びをした。


    「わたしのことも食べていいよ?」


    くすぐったいささやき声。

    理性がボンッと水蒸気爆発する。

    ちょっと待って、先輩、小悪魔すぎるでしょう?

    午後の授業と部活、集中できそうにないんですけど。

    きゅん

    35

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  4. 一人ベンチで弁当を食ってるミユ先輩の姿を見かけた
    また、彼氏にドタキャンされたんだな…
    「隣に座っていいですか?」
    俺はミユ先輩の返事を待ってから隣に座る
    アイツの所為で泣いてるミユ先輩を見てから、どうやってアイツからあなたを奪うかばかり考えている俺…
    「卵焼きウマそうですね」
    「食べる?」
    「もちろん先輩が食わせてくれるんですよね?」
    まずは男として認識させないとな
    「い、嫌だよ///」
    え?顔が赤い?もしかして意識してる?
    「残念」と言いながらも俺はミユ先輩が持ってるフォークの卵焼きをパクッと食ってやった
    「うまい」と言ってミユ先輩を見ると、真っ赤になって固まっていた
    なんで、そんなに可愛いんだよ///
    俺は自然とミユ先輩の小さな唇に釘付けになり

    「ねぇ先輩…俺、こっちも食いたいんだけど…いい?」

    そっと蜜を塗るように唇を指でなぞる
    ねぇ…今、俺に誘惑されてるってわかってる?

    きゅん

    25

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  5. 彼氏にドタキャンされた私は、ひとり中庭のベンチに座りお弁当を食べていた
    「隣に座っていいですか?」
    声をかけられ顔を上げると後輩の樹くんがいた
    「…うん」と私は少し横にズレて座りなおす
    「卵焼きウマそうですね」
    「食べる?」
    「もちろん先輩が食わせてくれるんですよね?」
    「い、嫌だよ///」
    私が卵焼きを刺したフォークを持ったまま固まっていると
    「なんだ…残念」と私の手を掴み顔を近づけてきた樹くん
    パクッとその卵焼きを食べた
    肩が触れ合い目の前には樹くんの綺麗な横顔…
    「っ///⁈」
    「うまいっ」
    こっちを向きクシャッと笑う樹くんにドキッとなる
    あまりの近さにパニックを起こす私…
    至近距離のままジッと私を見つめる樹くん…
    しばらくして樹くんの綺麗な唇が開いた

    「ねぇ先輩…、俺これも食いたいんだけど…いい?」

    細くて長い指が私の唇をそっとなぞる
    彼の甘い誘惑に負けてしまいそうな私がいた

    きゅん

    12

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  6. 「キス、しよう?」


    僕のYシャツのボタンを一つ一つとりながら、僕に馬乗りしているのは幼なじみ

    もちろん彼女でも何でもない

    いや、昔から彼女にはしたいなぁ…と思っていたけれど、僕がヘタレなせいで出来なかっただけだ


    「えっ…って、ちょっと待てよ!?」


    それでもこのまま流されるつもりはない!

    据え膳食わぬは男の恥なんて言うけど知ったことか!


    「なぁに?貴方が意気地ないから私からしてるんでしょうが」


    そう呆れたように言う幼なじみにぐうの音も出ない


    「で、でも!」


    それでも往生際が悪い僕に 幼なじみはハァと小さく溜息を吐く


    ならね、なんて前置きをして耳元に注ぎ込まれた言葉は僕を唆すには十分すぎて


    ───ぜーんぶ夏の魔物のせいにすればいいのよ


    そう妖美に微笑む幼なじみは僕の知らない“顔”をしていた

    きゅん

    6

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  7. 顧問をしている部活も終わって、駐車場に至ったとき。

    おふくろから電話がかかってきた。

    またか。


    「おれは絶対、見合いなんかせんって言いよろうが!」


    〈あんた、彼女がおるとね?〉


    いねぇよ、うっせーな。

    何て返してやろうかと思った瞬間。


    「電話中? 方言しゃべってるところ、初めて聞いたわ」


    担任しているクラスの女子生徒が、すぐそばに立っている。

    いつの間に?


    〈あら、彼女ば待たせとると?〉


    おふくろが勘違いして、ご機嫌になった。

    これはもう利用するしかない。


    「そういうことやけん、切るばい」


    通話終了。

    ああ、疲れた。


    「というわけで、先生、どこに行きます?」


    「は?」


    「既成事実、作ったらいいかなーって」


    ネクタイを引かれて、前のめりになる。

    至近距離で見つめられて。


    「既成事実、作りましょう?」


    落ちる、と感じた。

    きゅん

    28

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  8. 「胃が痛ぇ」


    この4月から学年主任になって、仕事が激増した。

    資料室で書類を作りながら、きつくて仕方ない。


    「胃が痛いのにコーヒーって、ダメですよ」


    「コーヒーが切れると動けないんだ。注ぎ足してくれ」


    「こういうのは彼女さんにやってもらってください」


    「ふられた上に、同居してた部屋から追い出された」


    沈黙。

    空白。


    「か、彼女いたんですか!?」


    「3日前までな。今は彼女なし、家なしだ」


    「あの……兄の部屋が空いてるので、下宿します?」


    「おまえ、男を同じ家に住ませるって、あのな」


    「ち、ちなみに、わたしの部屋の隣ですっ」


    「何だ、それ? おれを信用してるのか誘惑してるのか、どっちだ?」


    「……し、信用、してます」


    失恋直後のやけっぱちで、魔が差した。

    コーヒーの匂いがするはずの唇を、おまえに寄せる。


    「そこは誘惑って言えよ」

    きゅん

    46

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  9. 京都は鞍馬の山奥育ち。

    天狗のおれは、修行で鍛えとって、体は丈夫な自信あってんけど。


    「都会の空気、悪すぎやろ……頭痛いわ……」


    適応できひんくて、熱が出て。

    保健室で休むことになった。


    「転校早々、災難だね。寒くない?」


    保健委員の同級生、けっこうかわいい。

    額に触れてくるって、無防備やな。


    「寒い、言うたら?

    あんたがおれを温めてくれるん?」


    「え? あの、手、離して?」


    「具合悪い男、なめたらあかんぇ?

    生存本能いうやつのせいで、がっつきたくなるねん」


    「ちょっと、やっ……」


    からかうだけのつもりやってんけど。

    あんた、真っ赤や。

    ほんまかわいい。

    本気で欲しくなってもうたわ。


    「結界張って、誰にも見えんし聞こえんようにするさかい、ええやろ?」


    授業中、おれとあんただけのヒミツの関係。

    なあ、そういうの、ドキドキしぃひん?

    きゅん

    26

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  10. 「先輩の家、この近くなんですか? ご両親は起きてるんですか? 」


    泊まるってことを、パジャマパーティー位のワクワク感で捉えていた私。


    だって、私、ただのオモチャだよ?


    「……お前、俺の家に泊まる気だったの?」


    並んで歩く私に、少し冷ややかな視線を落とす先輩。


    「え? 他にどこが?」


    聞いた矢先、目の前にきらびやかな建物が目に入る。


    【ご休憩 2H 3200円~
    ご宿泊 6500円】


    「ここだけどな」

    先輩が指をさす。


    「……カラオケですか?」

    「カラオケもできるけど、……マジでいってんのか」

    「え?え?」


    そして、その建物から ラブラブな男女二人が出てきて、おまけに恋人繋ぎをしているのを見て、


    「カラオケじゃない?」


    やっとこれがホテルだと気づく。


    「どーする? 俺は無理強いはしない」


    【美獣と眠る】より ベリカ

    きゅん

    8

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