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  2. 隼斗が記憶喪失になって一週間

    一向に記憶を思い出す気配がない

    「ねぇ、美琴
    暇なんだけど」

    「えー、知らないよ」

    こうやって、いつも通り幼馴染の“美琴”を演じる

    私達は、もう恋人じゃないって思うとやっぱり泣きそうになる
    別に幼馴染に戻るのが嫌ってわけじゃない

    けど、隼斗がもう私に“好き”と言ってくれないのがとても寂しい
    早く、記憶戻れよ…隼斗

    きゅん

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  3. 隼斗が記憶喪失になって一週間

    一向に記憶を思い出す気配がない

    「ねぇ、美琴
    暇なんだけど」

    「えー、知らないよ」

    こうやって、いつも通り幼馴染の“美琴”を演じる

    私達は、もう恋人じゃないって思うとやっぱり泣きそうになる
    別に幼馴染に戻るのが嫌ってわけじゃない

    けど、隼斗がもう私に“好き”と言ってくれないのがとても寂しい
    早く、記憶戻れよ…隼斗

    きゅん

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  4. 「ごめん、なんか記憶喪失って医者が言ってて」
    「いいんです、記憶が無くなっても! 先輩が生きて帰ってきてくれただけで十分なんです!」
     先輩が突然いなくなって一週間。
     記憶喪失とわかっても、先輩が生きているという嬉しさのほうが勝っている。
    「でも俺、君のこと全くわからないし。俺を見た瞬間に『よかった』って泣いていたけど、付き合っていたとか?」
    「全然違います! 私が一方的に先輩を好きなんです! でも先輩と気まずくなりたくなかったから、ずっと言えなかったんです」
     先輩に気を遣わせたくないからとはいえ、私、勢いで告白していない!?
     
    「それ、ほんと?」
     これ以上口を開くのが恥ずかしくて、うつむいたまま首を小さく縦に振る。
    「嬉しい。記憶が無くなっている俺なんかでよければ、付き合ってほしい、けど」

    「君が好きなのは記憶のある俺だと思うから」
     先輩は私を抱きしめて震えていた。

    きゅん

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  5. 「えっと、誰かな?」

    私が、そう言われた相手は、私の幼馴染であり好きな人だ。

    「え?私、だよ?幼馴染じゃん!」

    「ごめん。わかんない。」

    意味がわからなかった。
    いつもなら、上からなんか言ってくるくせに

    「どうしたの?冗談やめてよ!」

    どういうこと?

    「ずっと、一緒だったじゃん!」

    「覚えてないんだよね。君、帰らないの?」

    帰らないの?
    その言葉に身震いをする。
    いつもなら、帰ろっか。って言ってくれるのに。

    「そっか。ごめんね。話しかけちゃって。さよなら。」

    涙が出る。
    今日からは、1人で帰ろう。

    「待って!!」

    帰ろうとした時呼び止められ、ハグされる。

    「ごめん。嘘だ。あいつに告られたって聞いて、見てられなくて嘘ついた。忘れてない。好きなんだ。お前があいつを選んでも諦められない。」

    「忘れるなんて嘘、大嫌い。だって、だって私はあなたが好きだから!」

    きゅん

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  6. 「お前、誰だよ。」
    凛(りん)くんの目に私の姿は写ってなかった。
    「私だよっ!葵衣(あおい)!覚えて…ない?」
    私、凛くんと付き合ってたんだよ。
    とっても幸せだったのに…。
    私があの時、転ばなければ、凛くんは…。
    涙が溢れ出てくる。私は、凛くんにとびついた。
    「ばかばかばか!凛くん!思い出してよ!」
    「ったく、離れろ!!」
    離れない!凛くん!!思い出して…お願い…。
    「私っ!恥ずかしくて今まで言えなかったけど、凛くんの事世界一大好きだよ!」
    「…っ、」
    「このイヤリングだって!凛くんがくれたじゃん!」
    その瞬間、
    「葵衣…?」
    「…っ!!」
    今、凛くんが、私の名前呼んだ?
    「葵衣、このネックレス付けてくれてるんだな、可愛い…」
    涙がもっともっと溢れてくる。
    「凛くん…ぅうわぁぁぁー!!」
    「葵衣、ただいま。葵衣、愛してるよ…」
    「…っ!私の方が愛してるもん!!」
    ずっと凛くんの隣にいるよ。

    きゅん

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  7. 「大丈夫!?」

    幼なじみが頭を打ったと聞いて私は保健室に駆け込んだ

    「誰…?」

    保健室のベッドで座りながら幼なじみは私の方を向いて言った。状況が呑み込めない…

    「私だよ…幼なじみの…」

    フラフラとベッドに近づきながら言う

    「覚えてないの…?

    「ごめん…」

    私の目から1粒の涙が零れた

    なぜか…それは、私が彼のことを好きだったから。小さい頃から一緒にいて気づいたら好きになってた。そんな彼に私のことを忘れられたのが何よりも辛い…

    「なんで…?あんなに一緒にいたのに!ずっと見てたのに!どうして忘れちゃったの!好きだったのに…ずっと、今でも!好きなのに!」

    「その言葉が聞きたかったんだ」

    「え?」

    「騙してごめんな、気持ちを知りたかったんだよ。君が僕のことをただの幼なじみと思ってるんなら諦めようと思ったんだけど…やっぱり無理だね」

    そう言って彼は笑い私の髪をクシャッとした

    きゅん

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  8. 「うーん、、、。」
    私は目を覚ました。あれ、何があったんだっけ、、、。
    「日葵!大丈夫か!?お前、転んで頭を打ったんだよ。」
    誰?
    「あの、お名前は?」
    その瞬間その男の人の顔が青ざめた。
    「忘れたのか?」
    とても、悲しそうな声で彼は言った。

    それからまた眠ってしまって、気づいた時には病院にいた。私は、記憶喪失だった。

    病院も退院し、学校にも慣れてきた一か月後。私はあの人に呼び出された。
    「何ですか?」
    「日葵、あの時俺がいたらお前はこうならなかった。本当にごめん。」
    彼は謝った。
    「ダッ大丈夫です!」
    「ありがとう。実は、俺達は恋人だったんだ。」
    彼ー春樹はそう言った。今まで言ってなかったのは、私が学校に慣れてからと思ったからだって。
    「今度は絶対に守る!だから、俺とまた仲良くしてほしい!」
    春樹はぺこりと頭を下げて手を出した。
    私が一度恋人に選んだ人だ。答えはもちろん、
    「はい。」

    きゅん

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  9. 「...君は...誰.....?」

    大好きな颯太が事故にあい、ようやく目が覚めたと思ったら記憶喪失になっていた。

    いつもみたいに2人で帰っていた、でもその日は少し違った。颯太が私に告白してくれたから。せっかく両想いだと分かったのに颯太は全て忘れてしまった。


    「…っ…私は…星野葉月。颯太の幼馴染だよ」

    この瞬間本当は、颯太に抱きついてよかったと叫びたかった。颯太が私を忘れた以上、好きだと言ったら混乱させてしまう、だから私は颯太へのこの想いを手放すと決めた。今まで通り、普通の幼馴染に戻る...


    ありがとう颯太。今までの日々、すごく楽しかったよ。もうあの時の颯太には会えないかもしれない。でも大丈夫、これからまた作っていけばいい。


    『ねぇ。颯太、私のことまた好きになってくれる?』

    きゅん

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  10. ふわふわな髪をなびかせながら、俺に向かってくるアイツ。
    「、、、これ、わかりますか?」
    差し出されたプリントには今日やった小テスト問題。
    「、、、わかるよ。」
    そう言って、丁寧に教える。
    ずっと何度も、教えてきたはずなのにな、
    やらせない気持ちからプリントを思わずぐしゃっとしてしまった。
    「、、、あの、」戸惑った声が聞こえて、
    「、、、わりぃ。やるか」
    全て終わらした。

    「ありがとう。」
    へにゃと笑い、思わず顔が赤くなってしまって
    咄嗟に口を覆う。
    「早く出してこいよ」そんなこと言いたくないのに、わかってるのに。

    「うん!ありがとう、李玖!」

    !?
    「っ!!、、、は、、んで、、、?」

    キョトンとした顔をしている

    だってみんなそう呼んでたよ?と意味もわからず言い、教室を出て行った。
    「、、、ははっ。」思わず笑ってしまった。あいつが覚えてるわけないのにな、でも、絶対思い出させるよ

    きゅん

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  11. 「波瑠っやっと目を覚ましてくれた...!」
    私を庇って大怪我した波瑠(はる)はあの日から一度も目を覚さなかった。
    毎日看病を続けていたらやっと、やっと目を覚ました。
    「え....誰ですか?」
    う...そでしょ、まさか、記憶喪失?
    「私は...雫。東雲雫(しののめしずく)波瑠の...彼女です。」
    ねえ、記憶が無くなった間だけ私と恋愛ごっこをしよう。思い出したらもう、二度と会わないから。今だけ許してください、波瑠。
    私は初めて大きな嘘をついた。

    きゅん

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  12. こないだの事故で先輩の記憶がなくなってしまった。
     先生の話によると記憶は、もどるかは分からないらしい。
     1週間後私は先輩を校舎裏に呼び出した。
    「あの、先輩。私の事覚えていますか?」
     私は、思い切って聞いてみた。
    「ごめんね。ちょっと分からない。」
    「そうですよね。実は、事故前私はそれなりに仲が良かったんですよ。」
     私はその時涙を流してしまった。
    「大丈夫?」
     すると、先輩が頭を優しくとなでてくれた。
     これは、いつも落ち込んだ時に先輩が良く頭をなでてくれた時と一緒にだった。
     私はその勢いで告白した。
    「あの、実は今日呼び出したのは告白のためなんです先輩好きです。付き合ってください」
    「ありがとう。こんな僕でいいの?」
    「はい!」
    私は今が1番幸せ。
    私は、あの時告白して良かったとおもっている。

    きゅん

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  13. ある日私は交通事故で記憶が一部忘れてしまった。
    「すみません思い出せないです」
    静かな病室で私とモリさんだけがいた。
    「そうか、でも明里が無事でよかった」
    悲しそうなのに、どこか懐かしい微笑み。
    私はこの人以外はすべて覚えているのに思い出せなかった。
    それから森さんに教えてもらった。私と森さんは幼なじみで私は1つ年下と言うこと。

    私は森さんといれば記憶が戻るかもしれないと思い毎日一緒に下校している。そんなある日森さんの教室に行くと森さんは独り言を言っていた。
    「なんで俺だけ思い出さないんだよ。あの日明里に告白しようとしてたのに。」
    鼻をすする音とともに聞こえたのは衝撃的だった。その瞬間私はすべて思い出した。私は葵に呼び出されて向かってる途中で事故にあったんだ。思い出した瞬間私は葵に飛びついていた
    「葵!思い出したよ!私も葵が好き」
    「え、聞いてたのか、ありがとう俺も明里が好きだよ。」

    きゅん

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  14. 「ほんとに葵くん記憶喪失なの?」「うん。君のことも覚えてないよ」「そっかぁ。じゃあ自己紹介するね!私はかりんだよ!呼び捨てで呼んで!葵くんとは友達だったんだよ!」「そうなんだ。じゃあ今日からまたよろしくな!かりん」「うん!よろしくね!」はぁ、、なんで記憶喪失なんかに。
    ほんとは葵くんと私は付き合ってたのに。友達なんて嘘ついちゃった。胸張って言えなかった。私と葵くんは全く釣り合っていなかったし、言えるわけない。早く記憶戻って欲しいな。それから、毎日私は葵くんと一緒に過ごした。できる限り。「なぁかりんお前俺に隠してることない?」「そんなのないよ?」「嘘つき。俺とお前は付き合ってたんだろ?」「なんでそれを?」「思い出したんだ。俺のこと嫌いになったのか?」「そんな事ないよ!好きだから一緒にいたんじゃん。自分に自信がなくて言えなかったの」「なんだ良かったかりんは物凄く可愛いから安心して?」

    きゅん

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  15. 「翔琉!」
    屋上のフェンスにもたれかかり空を眺めていた私の幼なじみは私の方に目を向ける

    「こんなところにいたんだね」
    声をかけながら横に並ぼうと近づく

    「お前マジでなんなんだよ…寄ってくんなってこないだ言ったよな?」
    めんどくさそうに、怒ったようにすごんでくる

    ここで怯んだらダメだ!少し泣きそうになってしまった自分を奮い立たせる

    「私?私はね~翔琉の…幼なじみだよ!」

    「……」

    なんとも言えない複雑な表情で私のことを見る…
    仕方がない…仕方がないのはわかってるけど……
    泣くな私!

    息を深く吸って、吐く

    「あ~!こんなやつ知らないぞって思ってるでしょ!いいもん!私のこと絶対思い出させるんだから!」

    顔にしっかりと笑顔を張り付けた

    私が泣いたらいけない

    私だけは泣いたらダメだ!

    翔琉が私のことを思い出してくれるその日まで私は絶対に泣かない。そう決めたんだ

    きゅん

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  16. 私の幼なじみの由希ことゆんちゃんが先週事故にあって、意識をなくしていた。

    でも今日意識が戻ったと聞いたから、ゆんちゃんの居る病院へ走り向かっている。


    「ゆんちゃんっ!!!」


    病院の個室の扉を勢いよく開けて名前を呼ぶ。

    目の前には大好きなゆんちゃんの姿。


    「え……誰?」

    え? ゆんちゃんの言葉に私は固まる。

    「誰って……私だよ幼なじみの」

    「知らね」

    そんな……私のこと、忘れちゃったの?

    「ゆんちゃん……好きだよ、大好きだよっ」

    涙が溢れてくる。

    「戻ってきてぇ!」

    すると上から笑い声が降ってきた。

    思わず顔を上げると、ゆんちゃんが笑っていた。

    「嘘嘘忘れてねぇよ。だって好きだし」

    「え?」

    ゆんちゃんは私を抱きしめた。

    「心配させてごめん。好きだ。俺と付き合え」

    夢……じゃない

    「! はい、もちろんっ///大好きっ……」


    甘いキスをした。

    きゅん

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  17. トイレから出てくると、友達の敦司が待ち伏せしていた。
    「昨日の事だけど……」
    「昨日の事? 覚えてないんだけど」
    敦司の前を私は通り過ぎて行く。
    「……覚えてない?」
    私に追いつき、廊下を一緒に歩いて行く敦司。
    「そう言ってるでしょ」
    「……覚えてないんだな?」
    私はその場に立ち止まる。
    「だから!」
    「思い出させてやる」
    隣に居た敦司が私の前に来て、両手で私の顔をつかむと引き寄せて…。
    「キスはしてないでしょ!!!」
    キスする寸前で止めた敦司。
    「思い出したな……。
    今日の事も覚えてないって言ったら…今度は本当にするからな」

    きゅん

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  18. どんな顔をしていただろう

    「やまざき!」

    少しふざけて私の名前を間違えて呼ぶあの人

    今はもうその声しか覚えていない



    「やまさきさん、行こっか」

    担任の先生に連れられて、私は久しぶりに教室へと向かっていた

    どうやら私は事故で記憶を失ってしまったらしい

    通い慣れていたはずの学校も新鮮で落ち着かない

    「…やまざき?」

    後ろから低い声がする

    「だーかーら、やまさきだって」

    反射的に口走る

    そして気付く、あの人だと

    「変わってないな」

    振り返るとふざけた笑顔であの人が立っていた

    『変わってない』

    変わり果てた現実で私が一番求めていた言葉かもしれない

    「いい加減、覚えてよ」

    「やまざきこそ早く俺のこと覚えてよ」

    あの人が私の名前を覚えるのと一緒に、私も新しい世界を覚えていく

    少しだけ前向きになれた気がした

    きゅん

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  19. 私のことだけでも覚えていてほしい。

    純が目を開いた途端、私は願った。

    「誰、ですか?」
    だけど、瞳いっぱいに私を映して純は言った。

    「…愛です」
    私は涙が溢れないようにするので必死だった。

    「お見舞いに来てくれてありがとうございます」

    何言ってんの?幼なじみなんだから当たり前じゃん。
    早くいつもみたいに呼び捨てにしてよ。

    言えない言葉は握りしめた両手の中に隠す。

    「ううん。仲良いんだから当たり前だよ」

    私は覚えてるのに、純は私とのことを何も覚えていない。
    思い出も気持ちも私だけが抱えきれないほどに大きい。

    「俺とあなたは、付き合ってたんですか?」
    敬語の分だけできてしまった隙間の埋め方は私にはわからない。

    だけど、私を優しく見つめる視線も困った時に髪を触る癖も私の好きな純のままだ。
    ねえ、そんなのずるいじゃん。

    「うん。私は純の彼女」
    だからこのくらいの嘘は許してよ。

    きゅん

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  20. 赤い太陽が「おやすみ」って、私を照らす。

    もうすぐ星が起きて「おはよう」って、輝く。

    そして、月が代わって私を照らすの。

    マンションの屋上で、彼と悩み事を共有する。

    抱え込みすぎる私に、5歳の時、彼が提案したこと。

    話が終われば、彼は「大丈夫だよ。」って、きまって頭を撫でてくれる。

    そんな彼が好き。


    私の記憶は少しずつ消えている。

    夢を見れば記憶が消えている。

    それに気づいたのは、その夢が予知夢であることに気づいたのと同じ日。

    __今日こそは、彼に話す。

    でも、まだ話せない。

    きっと彼は「大丈夫だよ。」って、頭を撫でてくれる。

    分かってる。

    でも、言えない。意気地ないのは分かってる。

    忘れたくない。
    でも、いつかは忘れちゃうんだろうな。




    さよなら。大好きな君。





    〜1年後〜


    __初めまして、あなたの名前は?

    きゅん

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  21. (ねぇ、どうして目覚めてくれないの?蓮くん…)

    私と蓮くんは幼なじみで、声が出ない私に蓮くんは仲良くしてくれた。

    蓮くんが私の言いたいことを理解してくれた時、心の底から嬉しかった。

    登校中に車が突っ込んできて、蓮くんは私を庇うように車に轢かれてしまった。

    「…ん」

    (…蓮くん!目が覚めたの!?)

    声は出ないけど、必死に肩を揺さぶって蓮くんの目を覚まさせる。

    「君は…誰?」

    (え…私のこと、覚えてないの?)

    「何か言ってくれない?」

    もう、私の言ってることは分からないんだ。紙に、ペンで記憶喪失になったことを伝える。

    「君は、俺と仲が良かったの?」

    コクリ、と頷く。これだけは自惚れじゃないと思いたい。

    「俺は、君の言いたいことがわかった?」

    コクリ。

    「あぁ、だからか。俺が君の言いたいことをわかるのは」

    (私の言いたいことが、わかるの?…やっぱり、大好きだよ)

    きゅん

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