ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 「先生、これ全然分かりません!助けて下さいっ!!」

    私は化学の先生兼恋人の奏先生に助けを求めた。

    「んぁ?これ、化学式間違ってるだけじゃねーか」

    「ふぇ?嘘だ!」

    「嘘じゃねえ、よく見ろ。ほらここだよ。」

    「あ…ほんとだ…。じゃあ、これは?」

    「これは、価数の書き忘れ。ったく、どーやったらこんなに微妙な間違い方が出来んだよ。こんなに時間取ってやってんのにな?」

    「うっ…それは申し訳なく思っております…。」

    「ったく、これじゃあ、割に合わねぇ。お前からも何か寄越せ。」

    「えぇー。教師としてこれは、当たり前の事じゃ…?」

    「ばーか。教師ってだけだったらこんなに出来の悪い奴を根気よく見るなんてこと俺はしない。お前だから見てやってんだよ。だから、そうだなぁ…」

    何かを考えたあと奏先生は

    「明後日はたしか土曜日だよな?お前の日1日俺によこせ。デートすんぞ。」

    そう言った。

    きゅん

    4

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  3. 「動画チェックしなきゃな~」
     私は視聴覚室に入ろうと、鍵を開けると、逆に閉まってしまった。おかしいな、と思いながら鍵を再度開けて入ると、部屋には机に突っ伏している同級生の○○くんがいた。
    「なに、寝てんのよ。ここは寝る場所じゃないわよ」
     私は手に持っていた雑誌で彼の頭を叩いた。
    「痛ってぇ」
     彼は起き上がると、こちらに気付き素早く席を立った。
    「珍しいわね、真面目なあんたが学校で寝るなんて。信じられないわ」
     パソコンを開き動画チェックをしようとすると、彼が私の膝を枕にして寝だした。
    「ちょっと!」
    「貸せ。減らねぇだろ」
     クールのくせに時々、俺様になる同級生である。
     私は顔を赤くしてパソコンに向き合った。

    きゅん

    3

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  4. 「今の、気になってたシーン」

    言いながら、演劇部OBの涼先輩はリモコンを手に取って再生ボタンを止めた。

    文化祭で上演した劇を改めて見返して、反省会をするのが今日の活動のメイン。他の部員はまだ来ておらず、部屋には先輩と2人きり。

    「あれだとキスしてるようには見えないよ。お互い首傾けて顔寄せてるだけ」

    「…でもそこに関しては逆にリアルすぎるのもどうかと」

    リアルを追求しなくてどうするの、といつもの口癖を言いながら、先輩は席を立ち、私に近付いてくる。

    「立って」

    有無を言わさぬ口調。しぶしぶ腰を上げると、そのまま腕を掴まれ身体ごと引き寄せられた。

    「…近いです」

    「見本、やるよ」

    そしてそのまま、塞がれる唇。フリじゃなくて、本当に。

    「…っ、先輩!」

    離れたくても離してくれない。何度も、何度も、落とされるキス。

    「里佳のその目、たまんないよね。ずっとこうしたかったよ」

    きゅん

    5

    川上毬音さんをフォロー

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  5. 「……なぁ恵美、好きだよ」





    病院の別室で、奈々絵はあたしを後ろから抱きしめた。




    「奈々絵、こんなとこにいたら先生に見つかっちゃうよ」




    「……見つかんねぇよ。逃げるのは許さねぇ。これ副総長命令だから、よろしく」






    そう言って、奈々絵は後ろからあたしの首筋を舐める。




    「きゃあっ!」




    「いいなぁ、その声。




    ……もっと感じてくれよ、俺のお姫様。





    俺はあんたを、一生涯愛してる」







    あたしの頬は、リンゴみたいに赤く染まった。

    きゅん

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  6. 「あ、お、い♪ゴメン、待った?」
    「えっ、あっ、ううん、私も今、来たとこ。」
    なんて、嘘。りつ君に心配させたくないから。
    「あおい、嘘ついてるでしょ。」 
    「えっ、なんで分かったの!?」
    「なんでって、ほっぺに寝た跡付いてるよ♪本当は、僕のことずっと待ってたでしょ。」
    (りつ君には何でもお見通しだなぁ)
    「そうだよ!だって、りつ君に会いたかったもん。」
    「ねぇ、今日は何で、素直なの?」
    「どうだっていいじゃん!」
    (もう、りつ君のイジワル) 

    「あっ、そういえば!来週、花火大会あるじゃん。一緒に行こ♪」
    「えっ、クラスの人に見られたら...。」
    「ならさ...今ならいい?それに、誰にも見られない場所あるから、大丈夫。」
    「えっ、うん...。分かった。今だけなら、いいよ...。」
    「ん、ありがと。」
      ポスッ
    (えっ!肩にもたれかかってる...!)
    もう!そんなに、私を好きにさせないで!

    きゅん

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  7. 部活中でも、授業中でも話しかけてくれる先輩
    「ねぇ、朋奈ちゃん」
    「なんですか?」
    先輩との話は楽しくて好きだな♪
    「朋奈ちゃんは好きな人とかいるの?」
    「ん~、今の所はいないですよ」
    なんでこんな事聞くのかな?
    「じゃあ、気になってる人は?」
    「それもいないですよ」
    「へ~、そうなんだ」
    先輩熱でもあるのかな?
    「先輩、熱ですか?」
    「え、違うよ」
    ならよかった
    先輩が風邪引いたら話す人いなくなっちゃうもん
    「じゃあ、私帰りますね」
    「え、ちょっ、まっ!!」
    「お疲れ様です」

    グイッ
    「きゃっ!!」
    「マジで、ちょっと待てよ」
    「せん、ぱい?」
    「好きな奴いねぇならさ、、」















    「俺にしろよ」

    きゅん

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  8. もうすぐ卒業式。
    バスケ部のマネージャーの私は後輩の哲君を視聴覚室に拉致してきた。

    「葵先輩、部活中に一体何っすか?」
    「卒業する晴彦先輩にビデオレター作ろうと思って!」
    「だからって何で俺が…」
    「晴彦先輩と仲良しでしょ?」
    「あー、まぁそれは…」

    あれ、言葉を濁してる感じがするけど?
    まぁいっか。

    「写真、いっぱいあるねー」
    「そっすね」

    スクリーンに映し出される思い出達。

    「ほら、先輩と哲君がピースしてるよ」
    「晴彦先輩がシュート決めた時のだ!格好いい~!」
    「う、せっかくの先輩とのツーショットなのに私、変な顔してる…」

    「ね、哲君はどれがいいと…ひゃっ!?」

    あ、あれ?
    何で私、哲君に机に押し倒されて…

    「葵先輩、晴彦先輩と一緒に写りすぎ」
    「え?哲君だって…」
    「葵先輩が晴彦先輩ばかり見てるから、俺もその視界に入りたかっただけだよ」

    わゎ、私の瞼に哲君の唇が…!

    きゅん

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  9. 「三上さ~ん!チョコ受け取って~!」

    「結構ですぅ!」


     目がハートの女子達から逃げ惑う、女子の私。

    『そこらの男子よりもイケメン』……だからだそう。

     にしても、こんなの困るよー!


    「三上こっち!」

    「わっ!」


     通りかかった視聴覚室へ私を引っ張りこんだのは──


    「あっ!」


     密かに好きな、バスケ部の先輩。


    「……よし。行ったぞ」

    「あ、ありがとうございます」

    「見事なイケメンっぷりだな」

    「あ……まぁ……」


     先輩……。

     今、チョコあるけど……そうだよね。私、男みたいだし。受け取ってくれるワケ……


    「……俺には、可愛い女の子にしか見えないけどな」


     ……え?


    「今なんて!?」

    「……チョコくれたら、もう一回言う」

    「はい、どうぞっ……わっ」


     ……先輩、ズルい。

     チョコをあげたのに、

     何も言わず私を抱き寄せた。

    きゅん

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  10. 「はぁ…。毎年毎年、飽きないのか…?」

    そうブツブツ文句を言っているのは、私の大好きな人。でも、相手は先生で私は生徒……。

    「あはは。しょうがないですよー。ていうか、先生は、もらう人いないんですか?」

    「は?何言ってんだ?ところで、お前のそれも没収だからな?」

    先生が見ている箱は、私が先生にあげようと思っていたもの。

    「……はい。いいですよ?ていうか、もらってください!」

    「?」

    どういうことだ?とでも言いたげな顔でこっちを見てきた。

    「だって、これは先生にあげようと思って作った、本命チョコ……!」

    (あぁー!何言ってんだろ!!)

    「あ、の……?!え……////」

    先生は、私の頭をぽんぽんしてきた。

    「……そうか、ありがとな!」

    そのときの先生は、顔も耳も真っ赤だった。

    きゅん

    12

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  11. 「あー…やばい。ダメだ」
    今日はバレンタインでみんながみんなチョコを持ち歩いているのだ。その甘ったるい匂いがダメで思わず逃げ出した。
    (あぁ…チョコなんて滅べばいいのに…)
    そんなことを考えながら匂いが来なさそうな視聴覚室へと入る。そして奥の隅の方で仮眠を取ることにした…が。
    「うっわ…先客…」
    既にそこには男子が寝ており使えない。しかもその男子かなりのサボり魔で有名な奴だ。…なのに成績優秀なのだ。1人でどうしようと考えていると運がいいことに奴が起きる。
    「…起きたんならどいてくれる?次私が使うから」
    「…動きたくない」
    「はぁ?…いいからどいて」
    と彼に言うと何故か腕を掴まれ奴の上に倒れてしまう。
    「ちょ、なん…ん?」
    一瞬戸惑う私だがそれもなくなり逆に自分から抱きつく。
    「…なに?」
    「あんたいい匂いすんね。」
    「…お前もいい匂いする。」
    そんな事をお互い言いながら一緒に眠りについた。

    きゅん

    11

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  12. 久々に幸人が学校に来たと思ったら
    朝からサボり。

    「もう!なんで授業受けないの」

    私がそう聞けば

    「誰も授業受ける人なんていないでしょ
    こんな不良校で〜」

    「そうだけど…」

    「あ、そうだ。幸来今日は家で待ってて。
    俺だけ倉庫行くから。」

    「えー…わかった」

    幸人は、私の彼氏であり
    青龍という暴走族の総長でもある。
    そして私は青龍の姫だ。

    私がプーっと口を膨らますと

    「えーそんなに寂しい?
    幸来ちゃんもくる?」

    幸人は後ろからぎゅっと抱きついて
    耳元で囁く。

    「うん、寂しい。もっと一緒にいたい」

    たまには素直に気持ちを伝えてみてもいいかななんて思ったのが悪かったみたい。

    「幸来、やばいわ俺」

    そう言ってクルッと私の前に回ると
    深く唇を重ねる。

    「ダメ、外にっ、聞こ…えちゃう」

    「幸来、ここが視聴覚室だってこと忘れてない?」

    総長は甘々すぎる。

    きゅん

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  13. 今は、憧れの先輩と文化祭で流すPVの確認をしている所。
    眠いなぁ、まだ終わんないの…?

    *先輩side*
    終わった。まあ、こんな感じでいーだろ。
    「今のでいーか?」
    片づけながら、後輩にきく。……返事がない。そのかわり、規則正しい寝息が聞こえてくる。
    寝た…?
    振り返ると机に突っ伏して寝ていた。
    ハア、しょうがねーな。
    ブレザーを脱いでかけてやる。
    俺の気も知らないで…
    顔にかかってる髪をどかしてやる。
    寝てるよな?ちょっとなら…
    そっと、頭に手を伸ばし、ポン、ポン
    「お疲れ」
    そう言って片付けに戻った。

    *私side*
    ……嘘…今、頭ポンって…
    エ?……あのオレ様の代表みたいな先輩が?
    しかも、普段人にいたわる言葉なんて言わないのに、‘お疲れ’って…
    それに、ブレザーって……
    ネェ、先輩、私みたいなバカはそんなことされると、勘違いしちゃいますよ…
    まあ、そんなところも、大好きです♡

    きゅん

    3

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  14. 友達にサボられ、1人で広い視聴覚室を掃除していた時。
    ガチャっと重いドアが開いた。
    そこに現れたのは、私の想い人。

    「っ、どうして?」
    「お、真希さん。今日1人?」
    「うん…
    あ、今から講座?」
    「そうだよー。放課後講座。
    どうせ汚されるから、掃除、サボっちゃえ!笑」

    おちゃらけてそう言う相沢くんは、
    私の元に近づいて、私からホウキを取り上げる。

    そして、くしゃっと私の頭を撫でた。

    「…サボっちゃえって。」
    「っ…!」

    顔を近づけて耳元で囁かれた低い声に、思わずびくっと反応する。

    「その代わり、講座始まるまであと30分あるから、俺に構って?」

    首をかしげて俯いている私の顔をのぞき込む相沢くん。

    「…もっと、真希の事教えて欲しいな。」

    不思議と色っぽいその瞳に、捉えられ。

    「2人きり…だね?」


    _____彼と密室と秘密の、30分間。

    きゅん

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  15. 皆さんこんにちは!突然ですが私は
    今、レクリエーションの映像を見てるんだけど…
    正直つまんないなぁ。
    (眠っ…みんな寝てるし…)
    ツンツンッ
    (ビクッ!何⁉︎)
    後ろの人に髪を引っ張られた?
    思わず振り向くと…
    そこにはいたずらっぽい笑みを浮かべた同じクラスのあいつ。
    「もう!やめてよ 」
    「ブフォ。ほんと面白れーなお前」
    「何それ!何か用なの?」
    「いや別に?」
    「もうしてこないでね!」
    前を向くと次は背中に感触が…
    (何か書いてる?)
    読んでみると
    【今日放課後言いたい事がある】
    (!?どういうこと?もしかして…
    告白…とか…)
    どうしようどうしよう…
    でも本当は私はあいつが好き。
    もし、もし告白ならいつもみたいな態度じゃなく素直になってあいつに言おう。

    この後どうなったかは私たちだけの秘密///

    きゅん

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  16. 生物の授業は正直、億劫だ。
    なぜ、苦手なものを映像でまで見る必要があるんだか。

    今日はラッキーなことに一番後ろで端の席に座れた。
    授業開始20分。
    みんなが映像に落ち着き始めた頃、私はこっそりスマホをいじりだす。

    「おい。授業中に何を見てる?」
    「先せ━━」

    私の言葉は先生の壁ドンの音に掻き消された。

    「確かに生物学はあまり女子には好かれない」

    先生の顔が段々と近くなる。

    「だが、人間も生物と言えなくはないだろう?」
    「それは━━」

    今度の言葉は先生の唇で塞がれた。

    「授業中、映像を見ろとは一言も言っていないよな?」

    不適に笑って先生は続ける。

    「俺を見ていればいい」

    その一言で先生がいつも何を見ていたかを理解した。

    「スマホは没収。返してほしければ放課後、特別授業に参加しろ。いいな?」

    きゅん

    14

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  17. お昼休み。泣いている女子生徒と二人きりに。

    「田辺。本当にこの弁当、先生がもらっていいのか?」
    「いいんです。食べてもらう宛がなくなりましたから……ぐすっ……」

    可哀想に。彼氏に浮気されて別れたなんて……。
    田辺は彼氏に作った弁当を捨てようとしていた。それを、偶然目撃した俺がもらうことに。

    「じゃ……いただきます」

    空気が重たいまま、卵焼きを口に入れた。
    思わず……箸を止めた。

    「ま……まずいですか?」
    「いや……旨い。旨すぎて感動した」
    「本当ですか!?嬉しい~!」

    こんな旨い弁当を作れる上に、笑顔が可愛い彼女と別れるなんて……そいつバカだな。

    俺だったら大事にする。泣かしたりしない。

    「田辺。良かったら、また作ってくれないか?」
    「え?」
    「今度は……俺のために」
    「……はい!」

    初めて禁断の恋に、手を出した。

    きゅん

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  18. 今私達は視聴覚室で詰まらないTVを見てる
    私が伸びていると隣から一枚の
    紙が渡されてきた…見てみると…

    《詰まんないからしりとりしよーぜ?》

    読み終わってから隣を見てみると
    笑ってくれた
    実を言うと私は彼が好きだ…でも…
    気持ちを伝えられるほど私は強くない
    でもまぁ運のいいことに席は隣だ
    それに、詰まらないTVよりしりとりの
    ほうが楽しいだろう

    《いいよ、じゃあ、祭り》
    《陸上》 《占い》 《いつも》
    《モナカ》《可愛い》
    これしりとりかな?そう思いながら
    続ける
    《田舎》

    そうやると少し時間がかかりながらも
    返ってきた紙を見て驚いた

    《彼女にしたい》

    彼の方を向くと顔を赤くしながらも
    真剣な顔で次は耳元で言われた

    「返事は?」
    「YESです/////」

    私は今視聴覚室が暗いことに
    ホッとしていた
    今私の顔は凄く真っ赤だ…

    きゅん

    11

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  19. あーやっとテストが終わった!

    「ねぇカラオケ行かない?翠、行くでしょ?」

    『うん!行く!』

    「あっ俺達も行く!皆でテスト終った打ち上げだ!」と仲の良い仲間とカラオケに行く事になった。

    皆と廊下を歩いていると急に腕を捕まれ視聴覚室に連れ込まれた。

    『ちょっ… 』

    「しっ!」と口を塞がれた。

    「あれ?翠と北原は?」

    「知らない。でも後から来るでしょ?場所は分かってるから」

    「そうだな」と足音が遠退いていく。

    『北原君、どうしたの?』

    「俺はお前とふたりっきりになりたかった」

    え?嘘…

    「お前は嫌か?」

    私は首を横に振ると

    「だよな?」と唇を塞がれた。

    とても長くて… 苦しくなって、私は、北原君のジャケットを掴んでいた。

    「やっぱりカラオケは中止な!このまま止めれそうにないから」とまた唇が…

    きゅん

    21

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  20. 『萌ちゃん、僕と付き合って?』

    『嫌です』

    私達は何回このやり取りをしたのだろうか

    私だって本当は翠先輩が好きだ

    だけど、先輩の告白は軽い気持ちなんだから

    本気にしたらいけない

    『んー…どうして嫌なの?』

    『…軽い気持ちで言ってるのが…嫌です』

    私は…本気なんだら

    そう思っていると先輩がため息をこぼした

    『はぁ…なんで分からないかな…』

    そう言うと先輩は私の方に迫ってきた

    それに伴い私は後ろに下がる

    しかし壁際に追い詰められてしまった

    先輩は耳元で言った

    『僕、本気だよ?』

    そんなの…

    『私も…翠先輩が好きです…』

    『これでキミに手を出すやつはいないね』

    そう言うと先輩は嬉しそうに笑った

    言葉の意味が分からなかったが私も笑った

    先輩がマイクをONにしてた事に気付かずに

    きゅん

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  21. 昔から俺の周りには女が群がって面倒なので、ワザと地味な格好をしている
    でも最近、眼鏡を外した顔を同じクラスの南本に見られてしまった

    「羽山くん、眼鏡外してみてよ」とクラスの女子に言われ無視しようと思ったが、南本の視線を感じ彼女の反応をみたくなった
    俺は「いいですよ」と眼鏡を外すフリをする
    「ダメっ!」
    南本に凄い勢いで手を掴まれ、視聴覚室へと連れて来られた
    「どうしたんですか?」
    俺は笑いを堪えながら彼女に問いかける
    すると、彼女は頬を染めた
    「私の前以外で眼鏡、外さないでっ」
    「ヤキモチですか?」
    「ち、違うわよっ///でも…嫌なの」
    そう言って俺の眼鏡を外す彼女
    ヤべ…めちゃ可愛い///
    「いいよ、じゃ…契約のキスを」
    これ、お前にキスするための口実…
    そっと彼女の唇に触れる

    「お前の唇って気持ちいい…癖になりそう」

    ほんとヤバイ…
    俺、お前に本気になりそうなんだけど…

    きゅん

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