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  1. 123件ヒットしました

  2. 「せっかくの夏休みに学校に来る学生がこの世にいるなんて信じられないよ先生は」
    「褒めるところですよねそこ」
    とっくに下校時間は過ぎていたが、無理やり取り付けた『先生から頼まれた仕事』を理由に残っていても叱られない。
    「受験生だし、勉強したかったから丁度いいです」
    「でも第一希望の学校難しくない成績だろ?根詰めなくてもいいんだよ」
    苦笑した先生に私は曖昧に笑う。

    もしかしたら、先生と花火が見られるかもしれない。
    そんな浅い期待を抱いていたからバチが当たったのかもしれない。予定時刻になっても花火の音は聴こえなかった。


    「ほら、もう暗いから早く帰れよ」
    「ま、待って!」

    一緒に居たい気持ちがぶわりと溢れて思わず引きとめる。
    もう少しだけ、もう少しだけ。
    チャラ、と頭上で金属の音がした。
    「屋上の鍵、たまたま持ってたんだよなぁ」
    「え…」
    「せっかくだし花火見て帰ろうか」
    「!はいっ」

    きゅん

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  3. 男女の集団で祭りに来ていたが、流れで、片思い中の颯太と2人で屋台を回ることになってしまった。「あーっ、たこ焼きおいひい」「喋れてねーぞ」「うるさいな、颯太も早く食べなよ!、あっ!」怒ってたら串落としちゃった。「新しいの貰ってくるっ!」駆け出そうとした私。「は、馬鹿なの?」おもむろに自分の串でたこ焼きをさし、「はい、あーん。」差し出されたたこ焼きを唖然としながら食べる。「、、、」「なんか言えよ。」だって、、っハズカシイ。「恥ずかしいの?」でもね、正直、、「めっちゃ恥ずかしかったけど、自分で食べたたこ焼きの1万倍美味しかったよ??」いつもとは違うお祭りの雰囲気が、私を素直にさせ、気づけば照れながらもそう口にしていた。颯太はそっぽを向きながら、「いつもツンデレの強情な癖に、ずるいんだけど。俺も素直になってやるよ。」「は?」「耳貸して。」「は?」強引に引き寄せられて言われた。「大好き。」

    きゅん

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  4. 今日から花火大会。幼なじみの美香と一緒に行くはずだったけど、部活の後片付けを部長に命じらた。今日こそ告白しようと思ってたのに…美香には、ごめんとメールで誤った。部長に怒りを感じながら、ボールを拾っている。片付けが終わり、美香の家に行って誤まろう。下駄箱で靴をはいて、門まで歩くと、美香がいた。
    「美香!」
    「ごめん。待った?」いきなり男の声がした。
    「大丈夫だよ!圭太。」美香の声がした。
    そして二人は、手を繋いで、歩いて行った。
    俺は失恋した。どうしようもない心の声を叫んだ。

    きゅん

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  5. 夜の学校の屋上。いつもは人で溢れかえっている場所だけど、いまはわたしと幼なじみの朔翔だけ。

    「お、もうすぐ始まるな」

    そういうと朔翔は空を見上げた。

    ヒュー・・・ドーン!

    大きい音とともに綺麗な花が何個も空に咲く。

    「うわあ、綺麗。こんな穴場あるなんて知らなかった」

    この景色を見るまでは学校の屋上が穴場だっていわれても信じてなかったんだけど。

    「でもいいの?こんないい場所わたしなんかに教えちゃって」

    「どういう意味?」

    「いや、こういう場所は好きな人とか彼女とくるものでしょ?特別感あるしさ」

    「今そうだから」

    「え?」

    ドーン、ドーン。

    もうすぐクライマックスを迎えるのか立て続けに夜空にあがる花火。

    「萌のことが好きだから。だから連れてきた」

    朔翔はずるい。こんな簡単にわたしをドキドキさせるんだから。

    ドーン。最後の花が咲いた時わたしたちは恋人になった。

    きゅん

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  6. 「先輩、気づかなくてすみません……」
     花火大会で溢れる人の熱気、汗の匂いで酔ってしまった。
     人気のない道まで後輩に手を引かれ、ようやく座れる場所を見つけた。
     後輩がお水を買ってきてくれた。
     ひとくち飲むとのどにひりつくような感覚が薄れ、爽やかな気分になる。

    「私もごめん、気分悪くなっちゃって。でもありがとう。買ってきてくれたお水のおかげで少しはよくなったし、ひとりで帰れるから、花火大会楽しんで」

     せっかく誘ってくれたのに悪いことをした。せめてひとりで楽しんでほしい。

    「嫌です。先輩をひとりで帰らせるなんて心配でできません。花火大会なんて来年もあるし、送りますよ」
    「でも1年って長いよ?」
     それに私ってひとりで帰れないと思われるほど頼りない?

    「先輩がいない花火大会なんて、何もない夜空を見上げるのと同じじゃないですか。先輩と少しでも長くいたいんで、送らせてください」

    きゅん

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  7. 私はある人に告白するために屋上に来ている。委員会一緒だった時から私は片想いしている。
    私「夜の屋上って初めて見た。あっ、星綺麗だなー。花火彼と見れるかな。」
    彼「遅れてごめん。バイト長引いちゃった。」
    私「バイトお疲れ様!!」
    彼「ありがとう!!」
    私「星綺麗だね。」
    彼「そうだな。っていうか僕ら2人っきりになったことないよね。」
    私「確かに‪!ねぇ、言いたいことがあるんだけどいい?」
    彼「うん。」
    私「私、実はその、ずっと」
    花火が打ち上がった。
    彼「綺麗だね。」
    私「そうだね。」
    彼「あのさ、ずっと前から好きだった。付き合ってくれ。」花火がまた打ち上がった。
    私「///ほんとに私なんかでいいんですか?」
    彼「/// あったりまえだろ。はい、これ。」
    私「これって私が欲しかったネックレス!」
    彼「喜んで欲しくて」
    私「高かったのにごめんね。」
    彼「全然。」
    私は告ってよかったって思った。

    きゅん

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  8. いつも図書室にいる先輩に花火大会に誘われた。だけど… 「先輩、彼女いるって言ってませんでしたっけ?」 「俺の彼女は君以外あり得ないから」 先輩のその一言のあと、私の視界は暗闇に包まれ、鼻腔をくすぐる匂いが広がった。 「一緒に、いこ?」

    きゅん

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  9. 「そこのおじょーさんかわいいね。1人?」

    「へ?」

    そう話しかけてきたのは同級生の渚乃(なの)くんだった

    「こんばんは咲依(さえ)ちゃん」

    「こんばんは渚乃くん」

    「可愛い格好してんね」

    「ほんと?ありがと」

    今日は花火大会だから、張り切ってオシャレをしてきたのだ

    ていうかすでに2回もかわいいって言われなかった?

    「俺ね、今日花火大会が終わったら告白しようと思ってるんだ」

    「ええ?!そうなんだ…!」

    結構ロマンチストなんだなぁ。でも、こんなに素敵なところで告白されたら断る人はいないよねぇ

    「うん。だから、花火大会が終わったら少しだけ時間ちょうだい?」

    「えっ…?」

    これって、つまり、、そういうことなの?!?!

    「う、うん……!」

    そう答えて、手に持っているりんご飴のように真っ赤な顔を隠すように俯いた

    この心臓の音が、聞こえませんように、、

    きゅん

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  10. 「あーあ今頃二人だったはずなのに」
    「もうそれ何回目いい加減お祭り楽しんでよ」
    だってさ
    一週間前お祭りに好きな先輩を誘った。
    断られてもいいやそう思ってたのにオッケーされた。
    嬉しかったのに今は一人
    「遊ばれたのかな」
    私の言葉は隣には聞こえなかった。花火の音と同時に引っ張られたから。
    そんな私に気づいた友達は笑顔で
    「よかったね」
    と口が動いた気がする。
    「遅れてごめん」
    言葉とともに差し出されたのは
    「バラ?なんで」
    「僕と付き合ってもらえませんか」
    さっきまで憂鬱だったのに先輩ってすごい
    「はい喜んで」
    私の返事に先輩は笑顔で
    「今から僕たち恋人だね」
    真っ赤になってる気がする…よく見たら先輩も…私たちお似合いかもしれないな

    きゅん

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  11. 「お前…たこ焼き食いすぎ」

    寄り道した屋台で買ったたこ焼きを頬張りながらくるりと振り向くと、呆れ顔で笑っている君がいる。

    「うっさいな〜…あっつ」
    「…たこ焼きみたいな顔してんな」
    「おい帰るか?」

    いつもと同じように悪態をついてくるこの男と、いつもとはほんの少しだけ違う空気。

    カラフルに彩られる空を見上げながらチラリと横目に君を見ると、パッと目が合ってしまい反射的に逸らした。

    ただのクラスの友達って存在じゃなくて。
    冗談を言い合って笑ってるだけの関係じゃなくて。

    今日この私たちを明るく照らす花火の下で、君に伝えたい気持ちがある。

    「…あの、さ」

    なぜか目を合わせてくれなくなった君と、もうすでに赤くなる私の顔。

    意を決して口を開いた瞬間、君が突然振り向いて。

    「…花火おわったら、俺から言うから」

    なんて言うから、さらに赤くなってしまう顔を隠すように小さく頷いた。

    きゅん

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  12. 今日はーー花火大会なんですっ!!

    そして…大好きなみなと先輩に
    …こ、告白…します!

    朝。たまたま登校中、みなと先輩を
    見かけたから思い切って誘ったんだ。

    そうしたら笑顔で「いいよ」
    って言ってくれたんだ。

    出会いは私が高一の時だから…
    好きになってざっと1年半くらいだ。

    私がどれだけみなと先輩のことを
    好きか言うんだ。伝わるように。

    がんばれ、私っ!

    「み、みなと先輩っ!」

    い、言え…!

    「…は、花火、キレイですね…」

    ばかやろう!!なんでいわないのっ!?

    はぁ…と自己嫌悪に陥っていると、

    「え、俺は、お前…陽菜の方が
    キレイだと思うけど。」

    へっ!?

    陽菜…私の名前だ…。

    「俺…ずっと陽菜のこと、好きだった」

    ドクンドクンーー心臓がうるさくなる。

    私も返事しなきゃ…

    「私も…ずっと、ずっと好きですーー」

    ありがとう、大好きだよーーーー。

    きゅん

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  13. (先生、遅い…)

    せっかく今日、花火大会に二人で行けることになったのに。また他の女の子達につかまってるのかな。


    「君一人?可愛いね。」


    これって、ナンパ?初めてされた。


    「人を、待ってるので」
    「良いじゃん、そいつが来るまで寂しいでしょ、一人じゃ。」
    「…その汚い手、離してくれます?」


    ナンパ男たちから守ってくれたのは、やっぱり先生だ。先生の有無を言わせない声に、男達はあっさりと引き下がる。


    「はぁ…大丈夫ですか?」
    「それは、はい…」
    「…遅れてすみません。ですが…足立さん。」


    先生は薄く笑うと、私を壁にそっと押し付けた。そして、先生は壁に手をつく。


    「そう易々と、他の男に触れられるなど、ありえませんな。貴女に触れていいのは、私だけでしょう?」
    「先生はズルいです。」
    「ふっ…」


    意地悪に笑った先生は、そっと私の唇を奪った。
    やっぱり、どこまでもズルい。

    きゅん

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  14. 「あっちー」

    と、叫んでいる幼なじみの健(けん)
    私は健の事が好き
    でも健は、私の事はただの幼なじみ
    と、しか思ってない

    「もぅ大きな声出さないでよ!
    恥ずかしい」

    「暑いもんは仕方ないだろ」

    「夏なんだから暑いのは当たり前」

    健の前じゃ可愛くないし
    素直になれない自分が嫌い

    「そうだ香(かおり)明日夏祭りだよな!
    どうするの?」

    「あっうん実は…隣のクラスの優希(ゆうき)君に一緒に行かないかって誘われちゃって」

    「えっ優希って委員が一緒の」

    急に静かになる健

    「うん。でも迷ってる」

    本当は健に誘って欲しかった
    自分で誘えれば、どんなによかったか

    「行く…なよ…」

    「えっ?」

    小さく行くなと言う声が聞こえたような

    「行くなよ!!俺が連れて行く」
    健は私の手を掴む

    「健?」

    「あっ…ごめん…」

    離そうした手を握り返し

    「うん…お祭楽しみにしてる」

    きゅん

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  15. 「ちょっと、ちょっと蓮!!」

    ピンと張った腕。連は力も強いから、そろそろ手首も限界だ。

    ふと、人混みから少し離れたところで、蓮は止まった。

    「……だよ」

    「え?」

    「あいつ……誰だよ?」

    背中を向けられていてもわかる。このちょっとツンツンした感じ。蓮ったら。拗ねてるな?

    「俺が来る前に話してたヤツ」

    一瞬、「へ?」と思った。

    私は今日、夜に1人で出歩くのは危険だって、お兄ちゃんに待ち合わせ場所まで送ってもらってたの。

    心配されるようなことはないんだけどな……?

    そのことを伝えると、

    「は?お兄ちゃん?」

    「うん」

    すると蓮は少し間をおいて、しぼりだすような声で。

    「──っんだよ。ビビった」

    その時、ちょうどいいタイミングで花火が上がった。

    辺りが明るくなった時。ふと蓮を見ると、

    ……耳まで真っ赤だった。

    私の彼氏は、少し心配性で。そして、可愛い///

    きゅん

    15

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  16. 何時もなら絶対にそんな真似をしない彼女に誘われてこの祭りに来た。
    それも不自然だけど、今だって限られた時間を無理矢理楽しもうとしているみたいな焦りが見える。
    見てられないと声をかけると、悲しみに溢れた顔の彼女が振り返った。
    「ねぇ。記念に写真とろっか。後であんたにも送ったげる」
    訳が分からない。
    こいつは絶対に自分からそんなこと言わない。
    俺が彼女のスマホを預かり、上手く写るように試行錯誤しているとふいに彼女がスマホに触れた。
    彼女をスマホ越しに見る。
    す、き、
    「はいっチーズ」
    パシャリ
    画面には驚いている俺と、満面の笑みの彼女。
    「ありがとね」
    どんな意味が込められてるのか、分からなかった。
    スマホを引ったくるようにして、彼女は人混みに消えた。
    そして……何処かに引っ越していった。
    通知 一枚の写真が送られました。
    『夢だったの、好きな人とのツーショット』
    絶対に、捕まえに行ってやる。

    きゅん

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  17. 部活終わり。

    私は体育館へと向かっている。

    私は一学年下の後輩・島崎くんと付き合ってる。

    今日は花火大会。

    できれば2人だけで花火を見たいなぁ・・・

    島崎くんはバスケ部。

    もう終わったかな?

    「島崎くんっ!」

    ・・・あれは、島崎くんと同じ学年の女子たち?

    島崎くんって、女子に人気だったっけ。

    「私と、花火見ませんか?」

    えっ、そんなの・・・私がっ・・・

    「あのっ、私が島崎くんと一緒に花火見たいっ!私が島崎くんのこと好きなのっ!」

    ・・・な、なんかみんなから視線を感じる?

    やっぱいわなきゃよかった?

    そう思ったけど。

    とんっ

    「そんなこと言わなくても、一緒に行くつもりだったけど?俺は先輩とずっと一緒にいたいし。」

    え、これは、壁ドンっ!?

    「なにその顔。なんか可愛いし。」

    ほんと、島崎くんは、なんだかずるい!

    きゅん

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  18. 「いいだろ?」

    大和は私に確認してきた。

    「っ…ずるい…。」

    「ちゃんと聞かせろよ。」

    「っ…いいっ…」

    私はそう言って目を瞑った。

    するとまた唇に暖かいものが触れた。

    それから私たちは花火を見た。


    帰り道。

    「これで大和とずっと一緒だね!」

    「ふっ…まあジンクスなんてどうでもいいけどな。」

    や、やっぱり…。

    私は大和のそんな言葉を聞いて少し悲しくなった。

    「ジンクスがあってもなくても…」

    大和は私の耳に口を近づけてきた。

    「俺とあかりはずっと一緒だろ?」

    また私の顔は熱くなった。

    今日は一生忘れられない日になった。

    そう…これは熱い熱い夏のお話。

    終わり

    きゅん

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  19. 「見れるぞ。」

    「え…?」

    私が諦めかけていたら、大和は急にそんなことを言ってきた。

    「で、でも…時間が…」

    「こーこ、特等席だから。」

    そう言って大和はにやっと笑った。次の瞬間…

    ヒュー…ドォン…!パラパラ…
    ヒュー…ドォン…!ドォン…!

    「わぁ…!綺麗!…ってなんで。」

    「俺が見つけておいたんだよ。人がいない、花火を見れる穴場。」

    「すごい…!」

    「あかりと2人になりたかったしな。」

    っ…!不意打ちだ…!

    私は真っ赤になっているであろう顔を隠すように下を向いた。

    「おいあかり(笑)花火見ろよ」

    あ…そ、そうだよね…!見よう…花火…!

    そう思い私は顔を上げたが、視界が真っ暗で何も見えない。

    その代わりに唇に柔らかい、暖かいものが触れていた。

    視界が開け、やっとキスされたのだとわかった。

    「っえ!?」

    大和は悪びれる様子もなく笑っていた。

    続く

    きゅん

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  20. 「…それ告白ってとらえるけど…いいのか?」

    も、もちろんそういう意味、だし…。

    私はさらに頷く。

    「俺も好き。」

    「え?」

    き、聞き間違い、かな。

    「だから…俺もあかりのこと好き。」

    「う、嘘…!」

    「嘘じゃねえよ。ずっとずっと…ガキの頃から…あかりが好き。」

    私はまた涙が溢れた。

    「誰にも渡したくないし、泣かせたくない…いや泣かせない。あかりの可愛いとこは俺だけが知ってればいいと思ってる。だから…」

    私はもう涙を止められなかった。

    「俺と付き合ってください。」

    私は声が出ず…首を何度も縦に振って頷いた。

    「ふっ…顔ぐちゃぐちゃ…」

    「だ、だってぇ…!」

    「はいはい。」

    そう言って大和はまた私の頭を撫でてくれる。

    あ…

    「で、でも…花火…見れないね。」

    ここから見る場所まではもう時間的に間に合わない。

    というかもうそろそろ始まる時間だ。

    続く

    きゅん

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  21. 「ジンクス…」

    私はボソリと話し始める。

    「ここの花火大会…ジンクスがあって…16年間同じ人と花火を見続けたら…その、ずっと一緒にいられる…っていう。」

    大和は口を開かず黙って聞いてくれる。

    「大和とはぐれて…花火一緒に見れないかもと思ったら…悲しくなっちゃって…。」

    「それで泣いてたってこと?」

    「…うん。」

    大和は何も言わない。…やっぱり、呆れられたかな…。

    「はぁ…よかった…。」

    「え…よ、よかった?」

    「あかりの身になんかあったわけじゃないんだよな?」

    私はこくりと頷く。

    「ならよかった…安心した。それに…」

    大和は急に真剣な顔になる。な、なんだろ…

    「あかりは俺とずっと一緒にいたいってことだろ?」

    「っ…!」

    そ、そうだよね…この話聞いたら誰でもそう思うか…。

    私は顔が真っ赤になってることを自覚しながらもその言葉に頷く。

    続く

    きゅん

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