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  2. 「小便?」「違う!」

    男の子からそんなこと言われて恥ずかしくなって海也の頭を太ももから降ろそうとすると、

    「きゃっ」

    今度は腰を両手で掴まれた。

    …なに、この図。

    海也が私のお腹の匂いを嗅いでるみたい。


    「ちょ、本気で甘えん坊なの?」

    そう言うと更にぎゅっと力を込めるから、痺れた足は体勢を崩して、

    「もう無理!」

    そのまま床に倒れこんでしまった。

    ーやっぱり冬の屋上は冷たい。

    いつの間にか、私と同じ目線のところで寝転がり始めた海也は、左手を私の顔の下に持っていき腕枕をしてくれていた。

    自然と顔は海也の方へ寄っていってしまう。

    近い。かなり近い。
    海也の呼吸がすぐ目の前だ。


    「もう少し、待っててな」
    「待つって…? なにを?」


    「三年が卒業したらちゃんと言うから
    それまで他の奴とつきあわないで」




    【指先からwas唇からlove】完結

    きゅん

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