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  2. 「調子はどう?」
    「海堂先輩」
    「入学式だよ?緊張しているの?」
    「実は」

    新一年の美友は彼をじっと見た。

    「私の髪型どうですか?」
    「普通に可愛いよ」
    「先輩女子に目をつけられて体育館裏に呼び出しされないですか?」
    「それは……」

    ここで彼はバチンとウインクをした。

    「問題ないよ」
    「良かった!」
    「しかしね」


    美友は可愛ので意地悪されるかもと海棠は言った。

    「いいかい?呼び出しされても行くんじゃないよ」
    「でも、ひどい目に」
    「大丈夫。俺に相談してよ。なんでも助けるから」

    すると美友は真顔で海棠に向かった。

    「あの、そういう特別扱いの方が問題だと思うんですけど」
    「俺のせい?」
    「はい、だって先輩かっこいいから」
    「美友ちゃん……」

    海棠は彼女を抱きしめた。

    「俺の彼女って事にしよ」
    「ダメですよ。本当に好きな人を彼女に、あ?」

    抱きしめる海棠は微笑んでいた。

    きゅん

    3

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  3. 「何やってんだよ……」

    「?」

    彼はうるさい!と歩き出した。
    明日は女友達とチョコの買い物に行く話に彼は口を尖らせた。


    「……行くな」

    「え?」




    彼は手を握りある男子の話をした。



    「お前との関係聞かれたし」

    「そう」

    「あのな」



    彼は腰にグイと手を回した。


    「俺達、付き合ってないけどさ。お前には俺だけ見てて欲しいの!」

    「……うん」


    そんな彼は私にもたれかかってきた。

    「行くなよ……なあ」

    「わかった。断るよ」

    「マジで?」

    主が帰ってきた子犬のような彼に私は微笑んだ。

    「うん!断っとくね」


    こんな私に彼は眉間に皺寄せた。


    「……お前さ、俺を試した?」

    「な、何の事?」

    「……もう」


    彼は私の首に顔を埋めた。



    「チョコ待ってるから」

    「うん」

    「誰にもあげんなよ……もう」

    彼と帰る夕焼け空は今日も甘かった。

    きゅん

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