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  2. 「何やってんだよ?」
    「シュートが全然、入らないの」
    「いつまでやってるんだよ」

    居残りしている彼女に、疾風はうでまくりをして簡単にジャンプシュートを決めて見せた。

    「さあ、お前の番だ」
    「疲れた」

    座り込んだ彼女に飲み物を渡した彼は意地悪くニヤと笑った。

    「じゃあな。ここで決めないとお前にキスするぞ」
    「ええ?ここで?そんなの困るわ」

    驚いた美友は必死でシュートを決めた。

    「えい!」
    「おお?」

    彼女の投げたボールは綺麗な放物線を描いてネットを揺らした。

    「やった!見た?入ったわ」
    「ナイス!美友」

    飛び跳ねる美友の頬に疾風はそっとキスをした。

    「あ?」
    「アハハ!さあ、帰ろうぜ」
    「もうー!」

    俺が片付けておくと言って彼はドリブルしていたので美友は着替えに走った。

    うららかな青春の体育館は、今日も気持ちの良い空気に包まれていた。

    きゅん

    4

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