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  2. 「へーここからアレが見えるんだ」

    三階から見える校庭に向かって幼なじみは毒づいた。幼なじみがいうアレとは人気者のサッカー部男子に群がる女子達のことだ。今、その女子達を敵にしたが。

    「お前もあんなのがいいの?」
    「いや、眺めてるだけ」
    「ふーんそう」

    キャーキャーしてる女子達の姿を、ぼんやり背景にしてるとふと目が合った。明らかに見上げてるアイドル系男子はこの音楽室に向けてだった。どうしよう、目を反らすべきか、と迷ってると先に向こうが微笑んだ後に反らした。

    「今こっち見てたね」
    「あぁ、そうだな。なんかむかつく」
    「え」

    言い終わらないうちに、突然肩を引き寄せられた。
    それも一瞬だけ。パッと離されたと思ったら、休憩が終わるから戻るぞとだけ言われた。あぁ、うんとだけ頷くことしかできない私は呆気に取られた。
    なんで今になって触ってきたんだろう。それも肩に。

    触れられた肩が酷く疼いた。

    きゅん

    5

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