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  1. 127件ヒットしました

  2. この美術室からは夕方、夕日と海といい日は虹が見えるらしい。いつも川崎くんが「夕日は真っ赤に燃えていて、海は太陽を反射してキラキラしていて、虹は綺麗な7色なんだ」と教えてくれる。

    私もいつか色のある夕日、海、虹が見たいな…
    いつもいつ叶うか分からないことを考えてこの教室でのんびりしている。時々寂しくなる。このまま色が見えなかったらどうしようって…私はいつか見えるようになることを祈っている。毎日、毎日、毎日…




    私はいつか見えるようになるのか…



    それでは見てください。
    「色って、どんなの?教えて。」

    きゅん

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    天川星さんをフォロー

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  3. 「好きだ…小さい頃から…誰にも見せたくない……」私は、えみり、16歳&仁、18歳、学校1クール&モテ男
    仁とは、仲がいい。呼び捨てで呼びあったりするほどだ。親同士のつながりで、小さい頃から仲がよかった。だから好きって感情がバレてしまう前に、ハッキリ言って、バッサリ振られようと思って呼び出したんだけど…なかなか待っても来ないから、寝てしまった…。 サワッ.サワッ…ん?なんだろう…パチッ…!「えっ!仁!?」「よっ!呼ばれてきてみたら、えみり寝てっし(笑)」ドキッ…この笑顔が「スキ」「え?」あ!口に出てた。やっぱ無理だ…「ううん…何でもない。」 駄目だ、泣きそう……クスクスッ…?「仁?…なんでわ」「…俺から言う。えみり、好きだ、小さい頃から好きなんだ。…こんな俺じゃダメか?」え、私、今、言おうとしてた事を、遮ってまで…私の事…嬉しい……「私も好き!」チュッ「今日からよろしくな?カノジョさん♥」

    きゅん

    3

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  4. 「好きだ…小さい頃から…誰にも見せたくない……」私は、えみり、16歳&仁、18歳、学校1クール&モテ男
    仁とは、仲がいい。呼び捨てで呼びあったりするほどだ。親同士のつながりで、小さい頃から仲がよかった。だから好きって感情がバレてしまう前に、ハッキリ言って、バッサリ振られようと思って呼び出したんだけど…なかなか待っても来ないから、寝てしまった…。 サワッ.サワッ…ん?なんだろう…パチッ…!「えっ!仁!?」「よっ!呼ばれてきてみたら、えみり寝てっし(笑)」ドキッ…この笑顔が「スキ」「え?」あ!口に出てた。やっぱ無理だ…「ううん…何でもない。」 駄目だ、泣きそう……クスクスッ…?「仁?…なんでわ」「…俺から言う。えみり、好きだ、小さい頃から好きなんだ。…こんな俺じゃダメか?」え、私、今、言おうとしてた事を、遮ってまで…私の事…嬉しい……「私も好き!」チュッ「今日からよろしくな?カノジョさん♥」

    きゅん

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  5. 「白衣、崩れてますよ」
    私は先生の襟元を直す

    「…触んな」

    先生は私の手を払った
    私は泣きそうになるのをぐっと堪える

    他の女子に触られても全く怒らないのに、私が触ると強く拒絶する先生

    …先生は多分、私が嫌い


    「終わりました」
    私は先生の手伝いしていた

    「…あぁ」
    素っ気なく返事を返す先生

    私…がんばれ
    私は先生にそっと近づき、頰に手を添える

    「先生、私…」

    「…っ触んなって!」

    パシッ
    乾いた音が響いた
    その瞬間私の目から涙が溢れる

    「…先生なんか…っ大嫌い!」

    そう叫んだ瞬間
    突然後ろから抱きしめられた

    「…だめだ…嫌いに…なるな…」

    掠れた弱々しい声が耳に響く

    「俺は…お前に触れるとおかしくなる…」
    …え?

    「…お前が誰かに触れられてるって思うと…狂いそうになる…自分が怖い」

    肩を震わせる先生に、私はそっと先生の唇にキスを落とした

    「先生、大好き」

    きゅん

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  6. 「お!やってんなー!」


    、「ちょっ、先輩!絵の具違うところに塗っちゃったじゃないですか!」


    「わりぃわりぃ!そんな怒んなってー笑」


    、「んもー」



    静かにするという小学生でも分かる
    暗黙の了解を突き破ってこちらに来たのは

    私の憧れの先輩だ。ていうか好きな人。



    「なぁ、莉奈。土曜日ちょっと付き合ってくんね?」


    、「えっ?いいですけど…」

    付き合うに反応してしまうのはきっと私だけ

    「まじ?しゃあ!」


    「俺の姉ちゃんの誕生日プレゼントさぁ、
    選ばなきゃなんだけど俺そうゆうの全然
    分かんなくて笑笑」




    、「じゃあ明日時計広場で。1時半」


    「おう!よろしくな?」クシャッ


    、「、、もう!」



    髪がくしゃくしゃになっちゃうじゃん。



    でもちょっと嬉しかった。いやちょっとじゃないけど。






    さて、土曜日何着ていこう。

    きゅん

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  7. 「なぁ、伊月さ」
    「ん?なぁにぃ」
    私部活中なんですけど。
    来週までに、この絵を完成させなければいけない。
    「こんな誰もいない所でよくいれるよなぁ。顧問もどっか行っていないんだろ?」
    「村田先生はバスケ部の顧問もしてるからねぇ」
    この高校の美術部は私一人。
    「さぁて、いったんバケツの水かえるかぁ」
    と、私が立ち上がった瞬間に

    ドンッ

    「え?」
    「誰もいないって言うから、壁ドン」
    「な、な、なぁ、に、言ってんのよ!」

    「んでさぁ~」

    「しっ、黙れ。誰か来た」
    「それより早く離し………、んっ」

    ………………。

    「よし、行ったな」
    「護留??!」
    「お前がうるさいから、口塞いだ」
    「えぇ!!!!?私初めてだったんだよ!」
    「俺もだよ。伊月、俺お前のこと好きだ」

    きゅん

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  8. 〜もし、涼星が美術部の後輩だったら〜

    「ちょっと、何その露骨なアピール」
    「別に、先輩に欲しいとか言ってませんよ」

    そう皮肉る彼は、生意気な後輩。
    絵なんて到底縁ない様な性格をしているくせに、彼の絵は見入ってしまうほど繊細で。

    今回、その涼星くんが描いた絵は板チョコ。

    確かにうまいけどさ。
    欲が丸見えなんだよ。
    それが涼星くんの、絵に嘘をつけないいいところなんだけど。

    「…じゃあ、せっかく持ってきてあげたけど、遥真君にあげ…」

    言い切る前に手にしていた箱を奪われた。

    「貰います!」

    さっきまでの強気はどこに行ったの。

    目を輝かせる涼星くんは尻尾を生やし、激しく左右に揺らしているように見える。

    「あれ?
    先輩、遥真がなんたら言ってましたけど、その紙袋に何も入ってないじゃないですか。
    もしかして、僕だけ?」

    ……そうだよって言っても、そのまま子犬のような目で見てくれるの?

    きゅん

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  9. 先輩は使っていた筆を置き近づいてくる。

    ゆっくりと後退る。

    「何故逃げる?」

    自分でも分からない。

    私の手が積み重ねて置かれていた資料に当たりバサリと、音を立てて床に落ちた。

    それに一瞬気を取られていると先輩が大きく足を踏み出し、目の前に迫っていた。

    背中が壁に当たりもう逃げることは出来ない。

    身体が固まる。心臓が五月蝿い。

    先輩を近くに感じ息をするのも苦しい。

    私は顔を見られず先輩の襟元を見つめる。第1ボタンまで留めネクタイがきっちりと締められている。

    その上には白い肌と喉仏が見える。

    「君はいつも俺の目を見ない。」

    近くで落とされた低い声に肩が震えた。私はその声が苦手だった。

    先輩の額が私の肩に乗り重みを感じる。

    「逃げないで、」

    熱い吐息、色気を孕んだ声。

    「俺だけを見て。」

    ーー心が震えた。

    きゅん

    9

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  10. 「彩乃せんぱーい、そろそろ帰りませんかー?」
    「あ、もうそんな時間?じゃあ帰ろっか!」

    …私はこの学校の美術部のメンバーの中で人一倍創作意欲が強い方で、よく皆が帰っても残って絵を描いてることが多い。
    …そんな私を慕ってくれてかなのか、いつも私が帰るまで残っていてくれるのが後輩の裕人君。

    「さ、鍵閉めるんで出てくださいよー。」
    「はいはい。…ごめんね?いつもこんな時間まで。」
    「え?別にいいですよ?俺、先輩のこと好きですし。」
    「…え?」

    …好き?
    裕人君が?私のこと?…嘘?

    「あはは…冗談…だよね?」
    「う、嘘でこんなこと言いません!…俺、先輩の事になると周りのこと手につかなくなって…それに、先輩と2人、っていうこの時間自体が幸せだったり…。ははっ、俺…惚れすぎですね。…でも、それくらい好きなんです!」

    …それを聞いたか否か、私は嬉しさのあまり満面の笑みで裕人君に抱きついていた。

    きゅん

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  11. 美術の授業で、

    「おー、加恵やっぱ絵うめーな」
    いきなり誰かに肩の上に体重をかけられる。
    この声は…

    「勇太!重い!」

    やっぱり…
    私の文句に耳を貸さず、幼馴染の勇太はその体制のまま絵に見入っている。

    「勇太、自分の絵は終わったの?」
    諦めて私が質問する。
    「手つけてない」
    笑いながら彼はそう返す。

    「笑い事じゃない!何で美術選んだの…」
    「…1番ラクそうだったから」
    相変わらずな彼の答えにわたしは落胆する。

    「勇太も絵上手いんだから描きなよ!何で出来るのにやらないかなぁ…」
    「まあまあ、そんなに怒んなって。」

    ブツブツ文句を言う私の頭を撫でながら言う。
    「さて、俺も描くか」
    そう言って自分の席へ戻る勇太。

    やっぱり絵を描いている彼はかっこいい
    そんな事を思いながら、さっきなでられた頭が熱くなって行くのを感じた。

    きゅん

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  12. 「ん・・・」

    私は、美術部に所属している高校2年生。

    —————ガラっ

    扉の音がして、幼なじみの冬真(とうま)が入って来る。

    「また来たの~?」

    「そんなうざそうにすんなよ」

    部活中に毎日遊びに来る冬真。

    「暇なら部活入れよ~・・・うっとうしい」

    スケッチブックを閉じながら言う。

    「そんな来てほしくないのなよ」

    「うん。帰って」

    「冷たいな~・・・」

    「うっざ。そろそろマジでうざくなってきたのでさよなら。お帰り下さい」

    「———————っ・・・もう来てやんねーから」

    「どうぞ」

    うざいな~と思いながら言うと、冬真が私の横に座る。

    「何よ」

    「俺、ここにいたい」

    「・・・何で?」

    「お前といたいんだよ。なんか文句ある?」

    「・・・生意気」

    きゅん

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  13. 「これが俺の気持ち」

    「こんな絵を見せられても理解できない」


    この高校で出会った時と同じ英語の授業中にふたりでサボって美術室に来たんだ。


    きっと君は鈍いから気づかなかっただろ?
    俺は小さい頃から君しか見てなかった。

    俺は写真を一緒に撮る勇気がなかったから目に焼き付けて君の絵を描くようになったんだ。


    このスケッチブックには君しか描かれてない。
    これは君を描いたスケッチブックのほんの一部だ。


    「ほんとにストーカーだったとは、、」

    スケッチブックを見終わった君は俺の思った通りの言葉を言った。


    「小さい頃から君しか見れなかった」

    「だったらなに?」


    そうやって突き放すのは親しい人だけだから俺は君から好かれてるって思っていい?


    君は俺のことを好きって自惚れていい?



    この返事はまだ先でいいから…



    いつか俺の隣で一緒にパーティーに出席してくれないかな?

    きゅん

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  14. 賑やかな場所は嫌いだ。だから教室はきらい。
    図書室と美術室は好き。

    今日は何を描こうかと思案していたら、急にこの部屋が一気に華やぐ。

    王子ともてはやされてる海王寺駿。
    どうしてそんな人が!?

    「あの、ここはあなたが好んでくるような場所じゃ……」

    「そりゃどうも。悪いけど、俺、こういった場所の方が落ち着くし好きなんだよ。お前と同じ理由」

    「……ご、ごめんなさい。勝手に決めつけたりして」

    「全然気にしてねーよ。それより、絵描くんだろ?見てていいか?気に触らなければ」

    「う、うん。でもまだ決めてなくて……あ」

    「ん?」

    「あなた描きたい。だ、だめかな?」

    「……全然、むしろ大歓迎だ」

    快く承諾してくれた。窓際に立つ海王寺くんは本当に絵になる。……考えてみればすごく贅沢。

    「なあ。できたら、俺にくれないか?」

    「えっと、先生に相談してみるね」

    「やった!」

    続く。

    きゅん

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  15. ガラッ…

    「あれ?まだ絵を描いてるの?」

    「あ、せ、先輩…あ、すみません…もう帰りますから」

    私が急いで帰る準備をしているとき…

    「あれ?もしかして…この絵…僕?」

    先輩を書いているのをすっかり忘れていて隠すのを忘れていた…

    「あ、はい…勝手に書いてすみません…」

    「大丈夫だよ…僕を描いてくれてありがとう」

    最終下校の時間になって急いで準備をしていると…

    「ねぇ…さやちゃん…僕…好きなんだ…」

    先輩は後ろから抱きしめてくれた…

    「せ、先輩…?」

    「1分だけでいいからこのままでいさせて…」

    「はい…せ、先輩…あの…私も…す、好きでいても良いですか…?」

    「うん…」

    私は顔を赤くなったのを夕日のせいにした…
    私の初恋は叶った「七夕の日に…」

    きゅん

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  16. 「なーなー、瞬」
    「何ですか、藍先輩」

    キャンバスに向かってる瞬に尋ねる。

    「どうして私なんかを描くんだ?もっと良いモデルいるだろ?」
    「…?藍先輩が綺麗だからに決まってるじゃないですか」
    「~なっ!?」

    ガタッ

    「あっ、動かないで!」

    あまりにビックリして立ち上がってしまった…!

    瞬は『当たり前の事聞かないでください』って顔してる。
    と、とりあえず座りなおそう。

    「藍先輩、あの…」

    ん、今度は顔真っ赤にしてるぞ?

    「足閉じて座ってくださいっ」

    あ~なるほどね。

    「ほら、私ガサツだろ?綺麗なんてお世辞いらないよ」
    「綺麗です!」
    「綺麗じゃない!」
    「あ~も~!」
    「瞬!?いったぁ…」

    壁に押し付けるなんて何考えてんだ!?

    「藍先輩は綺麗です。俺が証明してあげます」
    「…んっふっ太腿をなぞるなっ…」
    「ほら。声も顔も色っぽい」

    舌を出す瞬の笑顔が意地悪すぎる…!

    きゅん

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  17. 壱、誰の手形?
    弐、誰の気配?
    参、誰の歌声?
    肆、誰の手紙?
    伍、誰の香り?
    陸、誰の悪戯?

    「七個目の怪談、知ってる?」

    私は夜の美術室で石膏像を黙って見つめてる遊に尋ねた

    「じゃあジンクスは?好きな人を思い浮かべながらコレにキスすると結ばれるって」

    また無反応

    __本当は分かってる…遊は私とは住む世界が違う人…

    ようやく遊が口を開いた

    「俺がいなくても大丈夫か?」
    「やだよ…遊に傍にいて欲しい」

    私の涙を拭おうとする遊の手に自分の手を重ねる
    でも重ならない…すり抜けていく

    「寂しかったんだな。六つの怪談の犯人、お前だろ?」
    「…うん」

    遊にはお見通しだ
    私は石膏像ではなく遊に触れないキスをした
    私を見守ってくれてた唯一の人

    その時、遊の想い人の真澄ちゃんが入って来た

    「遊先輩?」

    ジンクスを試しに来たのかな
    遊、嬉しそう

    __遊、サヨナラ。幸せになってね…

    きゅん

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  18. 私は、夏美(なつみ)
    美術部の楓(かえで)先輩と付き合ってます。

    でも、まだキスとかはしてないです

    夏美「…先輩。まだ絵を描くの終わらないんですか?」

    楓「…まだ」

    夏美「待ちくたびれた。」

    数分後

    夏美「まだですか?」

    楓「…はぁ
    じゃあ、遊んであげる」

    そう言うと楓先輩は、筆を持って私の鎖骨をなぞってきます。

    夏美「…っん、んん。くすぐったいです。先輩」

    楓「…声出しだから、夏美からキスね。」

    夏美「そっ、そんなこと聞いてません!」

    楓「今決めた。早くして」

    夏美「で、でも…」

    楓「もう、しょうがないなぁ」

    夏美「何がです…」

    ーチュッー

    夏美「…え」

    楓「顔真っ赤。次、夏美から」

    夏美「…あぅぅ」

    ーチュッー

    楓「もっと顔、真っ赤。可愛い」

    夏美「…意地悪です」

    楓先輩に、抱き寄せられた。

    楓「…絶対、俺から離れられるなんて、思うなよ」

    きゅん

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  19. 「わぁ、もうこんな時間!」

    夢中で絵を描いていたらすっかり暗くなってしまった。

    急いで鉛筆をしまう。

    「そう言えば昔、美術部の顧問の先生が謎の死を遂げた後に遅くまで残っている生徒を絵のモデルにする為に絵の中に連れ去るって話があったよね…。」

    1人でそんなことを言っていると

    「君、こんな時間まで残って…早く帰りなさい。」

    声をかけられた。

    思わずビクッとして顔を上げる。

    「す、すいません!」

    そう言いながらせっせと片付ける。

    …あれ?でも確か私、美術室のドア閉めてたよね?

    美術室のドアは建付けが悪く、開閉するときにはガラガラッと大きな音がするのだ。

    …じゃあ、あの先生はいったいどうやってこの部屋に入ってきたの…?

    冷汗が伝う。

    その時、肩に手を置かれた。

    引きつった顔で振り返ると

    「君の絵を描かせてくれ。」

    その言葉を最後に私の意識は途絶えた。

    きゅん

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  20. 静かな美術室
    窓から爽やかな風が入って、私の髪を揺らす。
    美術部員でもない私がここにいる理由は、私を見つめている彼、中学校の頃からの後輩である勇樹くんに絵のモデルを頼まれたからだ。

    崩れた前髪をなおすこともダメなんだから、意外とハードだなぁ そんなことを思っていると、いつの間にかキャンバスの前から移動してきた勇樹くんが私の前に立っていた。

    「前髪、先輩はなおしちゃダメだから」

    サラリと勇樹くんが前髪に触る。その手は一年見ないうちに男の手になっていて、すこしドキドキする。

    「すみません」
    「ん?」
    「ほんとは人物画の課題なんてないんです」

    その言葉の意味がわからなくて私は勇樹くんの方を見る。

    「先輩は、一年離れてた間にすごく綺麗になってて、焦ったんです」


    ずっと、こうして触れたかった


    目を細めて私の頬を撫でる。
    勇樹くんはそう言ったあと優しく私にキスをした。

    きゅん

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  21. 「………ん?何。」

    「別に見つめてない。絵に集中してただけだ。」

    「確かに何も描いていないが…見つめてはいない。」

    「………今度はなんだ。俺から視線を感じる?気のせいだろ。」

    「集中してる。確かに描いていないが…描くものが思いつかないだけだ。…そうだ。モデル。なってよ。絶対綺麗に描いてやる。だからモデルになって。」

    「なってくれるのか?ありがとう。すぐ描き始める。」

    _…30分後。

    「…出来た。どうだ?」

    「上手?嬉しい。けど上手なんかじゃない。」

    「何でって…」

    チュッ……_


    「お前が綺麗だからここまで上手く描けるんだ。俺が上手いわけじゃない。」

    きゅん

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