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  2. 「…おはよう。ここにご飯置いておくからね」

    「…はい。」

    『ガチャンッ』


    誘拐されてからもう5年が経つ。

    知らない場所で誘拐犯はいつもご飯を置いていく。

    暴力を奮われたわけでも、家族にお金を請求したわけでもない。

    目的は一向にわからないまま5年の時が流れた。

    「……お母さん…」

    私は最後に見たお母さんの顔を思い出す。

    「……お母さん…私の名前を呼んでよ…」




    ある日、誘拐犯に勇気を振り絞って言ってみた。

    「…あ、あのっ!!」

    緊張で大きい声が出て自分でもびっくりした。

    「…………なに?」

    「…ぉお母さんに会いたい…」

    「……お母さんに?…会いたいの?」

    私は頷いた。




    次の日だった。

    誘拐犯はとても大きいダンボール箱を持ってきた。
    こんなことは今までに一度もなかった。


    ーーーー

    『監禁生活5年目』
    気になるかたはぜひ読んでみてください!

    きゅん

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