ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 奏多はとってもモテる。
    「菊田先輩、
     ちょといいですか?」
    ほら、今日も朝から声をかけられてる。
    奏多が他の子に告白されるのなんて聞きたくない。
    奏多をおいて歩いて行こうとすると、奏多は私の手を掴んで引き留めた。
    「こいつも一緒じゃなきゃ聞かない。」
    なんで私のことを捕まえるの?
    もっと好きになっちゃうじゃん。
    「菊田先輩、好きです。
     付き」
    「あぁ、俺さ彼女はいらないから。」
    女の子の告白を遮り、奏多はいつものセリフを言う。
    どんなかわいい子からの告白でも、『彼女はいらない』って断ってしまう。
    奏多が彼女を作らない理由ってなんだろう?
    「歩華、行くぞ」
    私の手を掴んだままだった奏多にくいっと引き寄せられる。
    ぼーっとしてたから、奏多にぶつかってしまった。
    必死に普通な振りしようとするけど、ドキドキが止まらない。

    ねぇ、奏多がこんなことをするから、私、いつまでも、諦められないんだよ?

    きゅん

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  3. 廉 side



    今、目の前にいる木下夢瑠が愛おしい


    好きになったのはつい最近。夢瑠は学年でも人気な女の子でそれに性格も優しくてなんといっても可愛すぎる。

    びっくりすると分かっていながら今、告白した。


    「え、それって告白?」

    「うん。そうだよ。」


    本当に可愛い。
    栗色のロングヘアーでツインテールにくりくりの目、笑うと自然にできる涙袋、鼻筋が通った鼻、血色のいいぷるんとした唇。


    可愛い。本当に可愛い


    「可愛い。可愛すぎる。
    ねぇ、俺の彼女にならない?」


    今すぐにでも俺の腕の中で閉じ込めたい。


    「橋本君、どうしたの?」


    「可愛いよ。」

    「さっきからどうしたの?
    可愛い、可愛いって」


    そういうとポッと顔が赤くなった。

    顔が赤面しても可愛


    「またね夢瑠」


    ***

    続編も見てください

    きゅん

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  4. 登校中、友達の結衣と一緒に登校をしていた。


    学校が見えてきた頃、騒がしい声が聞こえてきた。


    なんだろうと不思議に思いながら校門前まで来ると女の子に囲まれた一人の男の子がいた。
    近づくととても容姿端麗な男の子だった。


    多分あれは私の同級生の橋本廉君だ。

    橋本君は学校で結構人気な男の子だ。


    「また、橋本君だね。」
    「そうだね。結衣女の子いすぎて通れなくない?」


    校門は女の子で溢れてとてもじゃないけれど通れる状況じゃない。



    結局、私達は女の子が帰るのを待つことにした。


    橋本君がこっちを向いて私と結衣のいるところに近づいてきた。


    どうしたんだろう


    そんなことを思っているといつの間にか橋本君が私の目の前に立っていた。


    「どうしたの?」

    皆の視線が私の方に向いた。

    「やっと見つけた俺のお姫様」


    *****

    続編もあるので見てください。

    きゅん

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  5. 「ねぇねぇそこのお姉さん♪」

    学校へ向かっていると、2人の男の人に声をかけられた。

    ピアスやネックレスをジャラジャラ付けてる。

    不良だ。

    「俺たちと一緒に遊ばない?」

    両腕を掴まれて、身動きが取れない…。

    「あの学校があるので……。」

    「いいじゃんそんなのサボって!」

    「いやっあのっ!」

    「ちっうるせぇな!静かにしろ!」

    そう言って、1人の男の人が手を振りあげた。

    殴られるっ!

    「……おい。」

    後ろから腕を引っ張られ、誰かに抱きとめられた。

    「俺の女に手ぇ出すなんていい度胸だな。」

    ルイ君…?ルイ君だっ!

    安心したのか、涙が出てきた。

    「ひっ!紅河の総長だせ!あいつ!」

    「まじ?!すみませんでしたァ!」

    そう言って逃げていった。

    「…ったく、もっと気をつけろよな。」

    「ごめん…ありがとルイ君。」

    「ん。無事でよかった。」

    大好きです、ルイ君。

    きゅん

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  6. 今日は酷くついていないみたいだ。
    わざとではない。眠気が取れず思わずふらついた体が見知らぬ人にぶつかってしまった。…見た目がイカつい男性たちに。

    「待てやクソ女ァ!」
    「ごめんなさいごめんなさいわざとじゃないんですー!!」

    正門が見えると、そこには制服チェックをしている先生の姿があった。先生は私と背後にいる男たちを認識すると顔をしかめてハァとため息をつく。

    「せ、先生!警察を…!」
    「いいから早く中入って」
    ぐいと背中を押されて門の内側へ押し込まれる。

    「先生あぶなッ…、い…よ……?」

    男たちは先生を視界に入れた瞬間ギョッと目を丸くしてすぐさま踵を返したーーというより、逃げた…?

    「…先生、知り合いですか?」
    「知らない。ほら早く教室入ってね」
    ひらひらと手を振り促す先生の笑顔はどこか張りついていて。
    「…帰ったら卒アル見せてもらってもいい?」
    「絶対ダメ」

    きゅん

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  7. 「遅刻する!夕陽送ってくんない?」

    「めんどくせぇ!」

    「夕陽も同じ学校だしイイじゃん!」

    「じゃあ早く乗れ!」

    「ありがと!」

    私、照橋優実と幼なじみである伊上夕陽は今日も寝坊しました。

    そこでいつも使うのがこれ!

    自転車で送って貰う作戦。

    夕陽が漕いで私がその後ろに座る。

    …ビュッ

    「飛ばすから掴んどけよ。」

    「うわ!」

    思わず夕陽の腰にギュッとしがみついた。

    「おい!掴むなよ!」

    慌てたような声がした。

    「掴んどけって言ったじゃん!」

    「腰はアウトだろ!」

    「何で!」

    「なぁ優実。お前って好きな奴いんの?」

    「急に何?まぁ…いるっちゃいるけど。」

    目の前に。

    「夕陽はどうなの?」

    「いる。」

    「だ、誰?」

    「…いつも自転車で俺の後ろに座る生意気な奴。」

    「なっそれって…!」

    「そのまんまの意味。」

    私の胸の音…伝わってないよね?

    きゅん

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  8. No.4
    【冬夜side】
    昨夜、いつもの溜まり場から帰る途中、妖精をみた。覚えのある声や姿。そちらを見ると、マジか…こんな形で再開できるなんて。
    どうやらナンパに絡まれているらしい…ちっ…。俺はそいつを助けた。
    結愛は俺に気づくことはなかった。結愛の制服からするに、この学校は青学か。……って、同じ学校じゃねえか。行ってなかったけど…

    そして今日___。
    俺は人混みの中から結愛をすぐさま見つけた。
    「と、冬夜さん!ど、どうしてうちの学校に…?」
    首をこてん、と傾げる結愛に愛おしさを覚える。
    「もともとこの学校なんだよ。行ってなかっただけで。」
    「そうなんですね…!」
    「でもこれからは通う。」
    「?どうしてですか?」
    「結愛がいるから。」
    結愛は意味がわかっていないみたいだ。
    「でも、これからも会えるの嬉しいですね…!」
    ……はあ。ほんと勘弁してくれ。
    でも、もう逃さない。

    続く__。

    きゅん

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  9. 【悪魔と天使♡4】
    花と付き合いだした翌日。
    「しーちゃーん!おはようっ!」
    「花、おはよ。」
    「えへへ…!」
    「?花どうかしたか?」
    「しーちゃんに会えたのが嬉しくて…!」
    「可愛いこと言わないで花。我慢出来なくなる。」
    「っ…!/////」
    顔を赤くしてる花。かわいい…

    「羽瀬〜!おはよー!」
    羽瀬というのは俺の苗字。今話しかけてきたのは中学から一緒の南。
    「今日もお熱いですねぇ!」
    そういって南は俺の肩をポンポンと叩いてくる。
    「うっせえよ。」
    「はいはい。照れない照れない!じゃあねー!」
    南がどっか行って、花の方を見ると花は少し不安そうな顔をしていた。
    「花?」
    「……しーちゃんあの人のこと好き、なの?」
    「は?」
    「仲良さそう…だったから。」
    「はあ…花?俺が好きなのは花だけだよ?花以外ありえないから。」
    「っ…!わ、私も…////」

    今日も俺の幼なじみは可愛すぎる。

    きゅん

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  10. 「ふぅ……」
    今日は、好きな人に告白をしようと決めた日。屋上に相手を呼ぶことに成功して、いま待っている。
    ガチャ
    「あ!七海くん——」
    好きな相手は双子で、有名暴走族、の総長、副総長らしい。
    「どうした」
    「あのっ、私、私、あなたのことがずっと好きでした!つ、付き合ってください!」
    「ぷっ、ははっ」
    笑い始めた七海くんは……七海くんでなく、弟の方の、七瀬くんだった。
    「へっ!?」
    「付き合ってやってもいいけど」
    ドンッとフェンスに追い込まれて壁ドンをされる。
    「奈々のこと好きだし……」
    「ふぇ!?」
    奈々ってっ……名前で呼んでくれたっ……!初めてだっ……!こんな時ながらも嬉しくなる。
    「兄貴は女癖ヒドいから。俺にしろよ」
    「ええっ……!?」
    「お前のこと好きって言ってんの、逃げたらどうなるかわかる?」
    「ううっ……」
    「ふっ、決まり、じゃあ今日からよろしくな、もう離さない」
    ギュウ
    end

    きゅん

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  11. 【悪魔と天使♡1】
    「しーちゃーん!」
    そういって嬉しそうに俺のことを呼ぶのは幼なじみの花。
    花は学年一、いや学校1かわいいとされている女子だ。
    それはもう天使みたいで、いやそれでも表しきれないくらいのかわいさだ。
    「おい、花。そんなに走ったら転ぶぞ。」
    「だいじょーぶだよー!…わっ!」
    花が途中で転び、倒れそうになる。
    「っと…大丈夫か!?」
    俺はとっさに花を受け止めた。
    「ほら…いったそばから…」
    「ごめん…でも…!いつもしーちゃんがたすけてくれるもんっ!えへへ…」
    ……はぁ…ほんとに煽るのもいいかげんにしてほしい…。
    俺がどんだけ我慢してると思ってんだ。
    「花、ほら行くぞ。」
    「うん…!ってしーちゃん…手…?」
    「嫌か?」
    「ううん…!すごく嬉しい…!」
    花はそういってまたにへら、と笑った。

    そんな顔誰にも見せんな。俺だけ…俺だけにしろ。
    お前は誰にも渡さない。

    きゅん

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  12. 「寝坊しちゃったーーーっ!!」

    渚は恋に恋するお年頃。

    みんなに可愛く見られたい。と思っているのに、食パンを咥えたまま走り出した。

    そこの角を曲がると、イケメンとぶつかって……

    運命の出会いがあるかも……

    ドンッ!!

    「あっ…ごめんなさい……」

    見上げるとイケメンが。

    ではなく、意地悪ばかり言う幼馴染みの涼だった。

    「涼か……残念……」

    「遅いから迎えに来てやったのに、残念ってなんだよ?」

    「イケメンとぶつかって運命的な出会いがあると思ったのになぁ」

    「また慌てん坊のチビッ子姫の夢物語か?」

    「いいじゃん…夢くらい見たって……」

    いつものように、子供扱いされて拗ねる渚の頭を、涼がポンポンと軽く叩いた。

    「俺じゃダメなのか?チビッ子姫が夢見てる、運命の王子様ってのは……」

    カァっと赤くなった渚は、俯いたまま答えた。

    「涼が王子様で大丈夫です……」

    と。

    きゅん

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  13. 「彼氏と同じクラスで
     いちゃついてんのかと思ったのに。
     なんっつう顔をしてんだよ」


    私の髪をグシャっとした
    幼なじみの珀斗に

    「フラれた。
     私の全部がムリなんだって」

    苦しい現実を吐き出した私。


    「俺が、文句言ってきてやる」

    「ちょっと…」って。

    私が止める前に
    礼君の所に行っちゃったし。


    私は少し離れたところで
    二人を見つめることしかできない。


    「礼さ、美咲のことふったんだってな」

    「……ああ」

    「じゃあ、俺が美咲をもらって
     良いってことだよな?」

    珀斗、何言っちゃってるの?

    礼君はもう、私のことなんて
    なんとも思っていないんだから。


    「美咲のこと…珀斗にも渡したくない…」

    えっ?


    「礼は、美咲の全部がムリなんだろ?」

    「美咲のことが大好きすぎて
     醜い嫉妬で、美咲を傷つけちゃうのが
     嫌だったから…」


    それが、私をふった理由なの?

    きゅん

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  14. 「おっはよー、夢ちゃん!」
    話しかけてきたのは、委員会が一緒の彼方先輩、
    「おはようございます、彼方先輩!」
    と、笑顔で挨拶すると、、、
    「ゆめ、おはよー」
    背中への衝撃と共に、眠そうな声が聞こえる、
    「あ、あの、り、陸くん?こ、これはどーいう?」
    そういうと陸くんは
    「え、夢かわいー。後ろからギュッってするだけで、こんなかわいい顔みれるんだったら、いくらでもしちゃうよ?」
    え、え、え?待ってかおがあつい、、、
    と、いつの間にか彼方先輩は消えていて
    私が探しているのに気がついたのか、陸くんは不機嫌そうに
    「あいつなら、気まずそうにどっかいった。」
    「な、なんで、お、怒ってるの?」
    「だって夢が朝から他の男としゃべってるから。俺がハグしてるのに、他のやつのこと探すし。」
    「ね、どーしたの陸く、」
    私が少し後ろを振り向いた瞬間に、唇に確かな感触が
    「ずっと俺のことみててよ」

    きゅん

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  15. この坂、急すぎ。長すぎ。

    自転車の立ちこぎで
    ペダルを必死に漕いでるのに…


    「さっき、俺を追い抜いたよな?」

    学校まで歩く翔君に、ケラケラ笑われ。


    「歩きより遅い自転車って、ウケるんだけど」

    笑い声が大きくなる翔君に、ムカッ!


    『文句、言ってやるんだから!』


    立ちこぎのまま、横を向いた瞬間

    キャッ!

    自転車ごと横倒しになった…のに…


    あれ?奇跡的に無傷?


    「わっ…翔君、ご…ごめん」

    翔君の上に
    私が乗っかってるよぉ。


    「本当にごめんね。今、離れるから」

    「……いい」

    「えっ?」

    「もうちょっとだけ
     このままでもいいって…言ってんだけど…」


    うわぁぁ。

    翔君に、ギューって抱きしめられてるよぉ。


    「姫香、痛いとこは?」

    「……ないよ」

    「オマエに怪我がなくて、マジで良かったぁ」


    翔君、これ以上強く抱きしめないで。

    心臓…限界…

    きゅん

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  16. 「意地悪しちゃうよ?」

    また、奏多先輩はそんなことを言う。

    「やめてください。」

    「じゃあ、手、繋ご?」

    「わかりました。」

    そう言うと、奏多先輩は、私の手をぎゅっと握る。

    「奏多先輩、必ず手、繋いでくださいね。」

    「可愛いなぁ。」

    「ん?なんか言いましたか?先輩。」

    「ううん。なんも言ってないよ。」

    「そうですか。ならよかったです!」

    「うん。あ、ついたね。じゃあまた明日。」

    「はい!!」

    高校一年生の熊谷美桜(クマガイミオ)は、高校受験で行きたかった高校に受かる。でも、その高校は、とても離れたところにあり家族の元から離れ、一人暮らしを始める。そんな時、ヤンキーに絡まれ、高校初日なのに、遅れそうになる。そんな時、その高校の王子様、安堂奏多(アンドウカナタ)に助けらてもらい、一目惚れをする。そこから二人の距離は縮まっていき!?

    きゅん

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  17. 新しい町で新しい人と新しい恋をするであろう先輩

    多分もう一生会えない

    結局、今日まで振り向かせることは出来なかったけれど

    「透先輩」

    最後に会えて良かった

    案の定、先輩の第二ボタンは既に無くなっていた

    都合が良い

    「先輩、第二ボタン無くなってますね」

    透先輩はよくモテる

    「これ、私の第二ボタン。あげます」

    先輩は少し戸惑ったような顔をしている

    「私、ジャケットのボタンは止めない派なので」

    先輩の手のひらでコロンと私の第二ボタンが転がっている

    離れてしまってもせめて、このボタンで私のことを時々思い出してくれたらいい

    それがただの後輩としてでも構わないから

    この小さなボタンが言葉に出来ない私の気持ちだった

    きゅん

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  18. 私は少し前からいじめにあっていた

    物を壊されたりするだけだったけど、ある日特に何も言ってこなかったクラスメイトの1人がある一言を言った

    「お前生きてる価値なくね?」
    周りの笑い声が教室に響く

    『生きてる価値…そんなの私が聞きたいよ。どうして私は生まれたの?どうして生きてるの?分からない分からない。苦しい…辛い…消えたい…楽になりたい…助けて』

    「はぁっ…はぁっ…」

    目の前と頭が真っ白になってなり意識が朦朧とし始めた時

    …ぎゅっ、ぽんぽん

    『誰…後ろから抱きしめて私の頭を撫でてるの…でも落ち着く』

    「お前ら何してんだよ。
    よしよし…もう大丈夫だからな。奈美、俺にとってはどんな奴よりもお前は生きる価値がある…だって俺の好きな人なんだから」

    最後の言葉を聞き取れないまま私は意識を失った

    でも私にも「価値」があったんだ…

    名前も顔も知らない彼

    その一言で私は救われた

    きゅん

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  19. ひょんなことからにゲーム友達なった隣のクラスの早川君。
    毎晩ボイスチャットで会話するけれど、学校では一切話し掛けてこない。
    端から見れば、地味な私と大勢の中心にいる彼は何の接点も見当たらないし。


    『無視してるよね』
    ゲーム中、そんな事を言われたのは1ヵ月程経った頃だった。
    『何が?』
    『学校で。俺の横、素通りするでしょ』
    『え………あっ!』
    動揺した私のゲーム画面に映ったゲームオーバーの文字。

    『あはは、分かりやすー』
    ヘッドホン越しでも分かる。肩を揺らして笑ってる。

    恥ずかしくなった私はぶちっと通信を切った。



    そんなことがあった翌日。
    廊下ですれ違った早川君が初めて話し掛けてきた。

    「先に寝んなよ」

    紛らわしいセリフを耳打ちされ、
    真っ赤になって「…セクハラ!」と返した。

    そんな私を見て彼はニヤリと微笑んでみせた。

    学校で話せたことが嬉しくて。
    好きだと気付いた日。

    きゅん

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  20. 弦くんに美味しいって言われたい。
    そのためには、弦くんのために弁当を作ればいい。
    でもどうして?
    どうして私は弦くんに美味しいって言われるために、弁当を作ろうと思うんだろう?
    もう環辺先輩の弁当を一人で作れて、弦くんに合格をもらったのに。
    弦くんが料理を作れず、料理同好会のメンバーに食べさせられないでいるって、分かってるのに私…。
    突然右腕を強く引っ張られる。
    弦くん……。
    眉間にシワ……怒ってる弦くん。
    「ボーッと歩くな!! 赤だぞ!!
    信号はちゃんと守れ!!!」

    きゅん

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  21. 「花野 杏里じゃね?」

    名前を呼ばれて、誰?と思い振り返ると、いかにもチャラそうな男子生徒が立っている。

    っていうか……マジで誰?

    「俺だよ。小学校の時一緒のクラスだった木崎 大地。忘れちゃった?」

    えっ、木崎 大地って嘘でしょ!?

    私の記憶の木崎君は、物静かな雰囲気で私より背が低くて眼鏡をかけてて。

    今、私の目の前にいるチャラ男子とは真逆のイメージなんだけど。

    「少し、いやだいぶ雰囲気変わったね。久しぶり」

    「中学違ったしな。せっかく再会したんだし連絡先交換しようぜ」

    私は携帯を取り出して木崎君と連絡先を交換した。

    「俺さ。花野と話したくて自分を変えようと思ったんだ」

    「えっ何で?」

    「何でじゃねぇよ。恥ずいから聞き返すな」

    木崎君は照れた表情で私の頭に手を乗せて髪の毛をくしゃっとしてきた。

    「ほら、早く学校行くぞ」

    この再会から私達の距離は縮まり始めた。

    きゅん

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