ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 「わー!すごい降ってきましたね」
    「これじゃ、帰れないね」
    生徒会室の中によく響く、窓に打ち付ける雨音。
    一瞬、薄暗い室内を眩しく照らす稲光。バサリ、と大きな音がして我に返る。
    「大丈夫ですか?」
    そう、後輩の柚木くんは心配しながらも私が落としてしまった書類を手早く拾ってくれる。
    「ありがとう。柚木くんはやさしいね」
    「先輩⋯」
    柚木くんの声に顔を上げた瞬間、また窓の外が光った。
    「きゃ!」
    「雷、怖いんですか?」
    慌てて否定しようとしたあたしの口を塞ぐように、カミナリが唸る。
    「ふふ⋯大丈夫ですよ」
    「え?」
    「先輩は僕が守るんで」
    ギュッと強く柚木くんに抱きしめられた。目の前には、もう彼しか見えない。
    「ありがとう」
    「あーあ、このままずっと雨も雷も止まなければ、朝まで。いや、一生⋯先輩と一緒に過ごせるのに」
    耳元でそんな柚木くんの声が聞こえたと同時に、私の胸がドキンとうるさく鳴った。

    きゅん

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  3. 「潤君!一緒に生徒会行こ」
    「し、白石さん!?」

    この人は白石瑠璃さん。僕の…僕の好きな人です…。

    「そういえばさ、なんで同級生なのに敬語使うの?もう入学してから半年もたってるのに」
    「そ、それは…もう敬語で話すのが慣れてしまったので…。すいません」
    「謝らなくて良いよ笑そっかぁ〜でも徐々に敬語外して話してね!」

    「お疲れ様でーす!ってあれ?伊織しか来てないの?てかさ伊織聞いてよ〜」

    あー、始まっちゃった…。まぁ伊織と白石さんは幼馴染だからしょうがないだろうけど…。ちょっと話しすぎやしないか?

    プルル

    「はい、伊織です。はい分かりました、失礼します。俺ちょっと先生に呼ばれたから行ってくるわ」
    「ほーい、行ってらっしゃい」

    ガチャ

    「潤君、メガネ落ちたよ?はいって……」
    「ねぇ、瑠璃。どうして伊織ばっかり構うんだよ?お、俺もか、構って欲しいよ…。好きだよ、瑠璃…んっ」

    きゅん

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  4. 「今日の仕事は終わり。帰っていいよ。」
    生徒会の仕事が一段落したのを見て、この学校の生徒会長で私の幼なじみの遥ちゃんがそう言った。

    「あれ?会長は帰らないんですか?」
    書記の子が遥ちゃんが帰らないのを見て聞いていた。

    「ああもう少しで帰るから。気にしなくていいよ。」
    遥ちゃんは昔から頑張りすぎるところがあるから…そう言うと思った。

    心配だよ…

    私がパソコンの上に乗せていた手を止めていると
    「優希ももう帰りな。」
    遥ちゃんが私にも声をかけてきた。

    遥ちゃん…

    私は、ガタッと立ち上がると遥ちゃんのところまで行って抱きついた。

    「優希?どうした?」
    遥ちゃんは私の突然の行動に驚きながらも昔みたいに頭を優しく撫でてくれた。

    「私…遥ちゃんが心配だよ…ねえ今日はもう帰ろうよ…」
    抱きついたまま告げると

    「優希…そうだな。ありがと優希」
    遥ちゃんは、そう言って昔みたいに笑ってくれた。

    きゅん

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  5. 「先輩、好きです!」
    私は今入学式で一目惚れしたこの学校のプリンス・山本拓海先輩に告白したところ。

    先輩はクール王子として人気があった。でもね、一緒に生徒会として活動するうちにクールな仮面の下に隠れている優しさに気づいた。

    気づいてからはどんどん先輩に惹かれていって、最近気持ちが押さえられなくなってきて今日告白することにした。どうせ断られるだけなんだから、大人しく玉砕しようと思って…

    なのに、玉砕確定だった私に信じられないことが起こった。

    なんと、先輩に抱き締められてるの。

    抱き締められてる状態だから顔の表情は分からないけど、背中に回してる先輩の手が熱かった。

    「せ、先輩?」
    「お前が今言ってくれたのって本当?」

    先輩の考えてることが読めないまま「本当です」と答えたら

    「マジか…スゲー嬉しい。言っとくけど、俺もお前のこと好きだから」

    と思ってもなかった返事が帰ってきた。

    きゅん

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  6. トントン

    「失礼します。」
    私は生徒会室に入った。
    そこには生徒会長がいた。
    「はじめまして。」
    「はじめまして。」
    あいさつをしてなにを言われるかドキドキしていると、生徒会長は
    「好きです。僕と付き合ってください。」
    と、言った。
    私はびっくりして、
    「ごめんなさい!」
    と言って走って逃げた。
    いや、逃げようとした。
    でも、まったく動けなくて後ろを見ると生徒会長が私の手をつかんでいた。
    「急にこんなこと言ってごめんね。でも、僕はキミが好きなんだ。」
    「少し考える時間をください。」
    と、私が言うと
    「いいよ。でも、少しだけこうさせて。」
    と、言って私の手をひき、抱き締めてきた。
    そこでキュンとしてしまった私は、
    「まだ好きか分かりませんが、付き合ってみてもいいですか?」
    と言った。
    「もちろん!これからよろしくね!」

    きゅん

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  7. 「おっ!水野ここにいたのか。」


    「や、山西先輩!」


    放課後の生徒会室。


    私、水野 志保は、憧れの先輩と二人きりの状態。


    私の憧れる一つ年上の先輩。名前は、山西 唯。


    弓道の全国大会で何度も優勝するほどの実力で、しかも生徒会長!


    おまけに学年1位の成績を保ち続けてる。


    それが、私の憧れの先輩であり好きな人でもある。



    「体育祭の資料作成?」


    「あ、はい!少しでも進めておきたくて。」


    「そっか~偉いなぁ。水野は。」


    ニッコリと微笑むと、私の頭をポンポンと撫でた。


    その行動に私は胸がキュンとした。


    頬が熱い。


    自分でも顔が赤くなっているのが分かる。



    「じゃあ、俺も手伝おうっかな~。」



    そして、私の隣に座る先輩。





    (先輩、好きです。)



    私は、口に出せない想いを心の中で言った。

    きゅん

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  8. 「いつき先輩!遅れてすみません!!!!!」

    「……。」

    なんか先輩めっちゃ不機嫌じゃない?
    しかもめっちゃ睨まれてるし💦!
    私なんかした?

    「今までどこいってたの?」
    「友達に勉強教えてて……」

    「別にお前が友達に勉強教えるのはいいけどさ、俺以外の男子と仲良くしすぎ。」
    「///////!!!!!」

    先輩、もしかして……嫉妬!?

    「なんだよ。別にお前の彼氏じゃないけどさ、ほかの男子と仲良くしないでよ。」
    「はい……/////」

    待ってめっちゃ嬉し//

    「今度君が他の男子と話したら俺、お前にお仕置きするからね。」
    「!?/////」

    きゅん

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  9. 私の彼氏はみんなの憧れの生徒会長の蓮君です!
    背が高くて優しくてマイペースな彼。でもそんな彼には私しか知らない秘密がある。それは…
    「すみれちゃん!今日放課後ちょっと良いかな?」
    これがいつもの合図。
    放課後…私が向かったのは生徒会室。
    「来てくれてありがとう!早速なんだけど、すみれ…お前今日俺以外の男と話してただろ?」
    ここでもう分かる方もいると思いますが蓮君はロールキャベツ系男子だ。
    「今日の宿題の答えをちょっと教えてもらってただけだよ。」
    ドンッ!
    「すみれは俺の彼女としての自覚をもう少し持ってほしいな…。」そう言いながら蓮君は私に壁ドンした。ドキッ!
    「れ、蓮君⁉︎ちっ近いよ!」
    「俺のって印つけるから」ちゅっ…
    「い、痛い…何をしたの⁉︎」
    「ふっ…キスマークだよ。まだつけるけど…ね?」
    「は、恥ずかしいよ…」
    顔を真っ赤にしてる私を楽しむように彼はまたキスマークをつけた。

    きゅん

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    ハートの果実さんをフォロー

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  10. 「せっ、先輩!近いです!」


    前からグイグイ近づいて来る先輩を止めようと訴えるが、先輩はお構いなしに私の後ろの机に両手をつく。


    「さぁーて、我が生徒会の副会長さんは何をのん気に告白されちゃってるのかなぁ?」


    前は先輩後ろは机、左右は先輩の両手で閉じ込められ、冷や汗が流れた。


    先輩は生徒会副会長を務める私より1学年上の生徒会長で、私の彼氏でもある。


    実は先程他の男子に告白された所を見られて、強引に生徒会室に連れて来られたんだけど…これは怒ってる!


    「ち、ちゃんと断りましたよ!?」


    「んなの当たり前だ……ったく、簡単に告白されてんじゃねぇよ」


    ギュッと抱きしめられて、胸がキュンと音をたてる。


    「お前はオレだけ見てればいいんだよ。オレだってお前しか見てないんだから」


    ストレートなヤキモチに更にドキドキしてしまったのは、彼には秘密にしておこう。

    きゅん

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    棗 海桜さんをフォロー

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  11. 先生
    「.....授業中に居眠りとは、いい度胸じゃねぇか」




    鍵を閉め、扉と自分の間にあなたを挟み...

    あなたの顔の隣に、トンっと片方のひじをつく。




    あなた
    「....先生の授業が退屈だからでしょ」



    先生
    「....別にお前だけのためにやってんじゃねぇよ」



    あなた
    「....なら尚さら、放っといてくれる?」




    冷たく突き放したら、もう少し楽になれそう

    もうこれ以上、先生を好きで居たくないの

    先生は知らないでしょう?

    ....私が先生のために流している

    ....秘密の涙を




    先生
    「....俺なしで生きていけんのか?」



    あなた
    「.......」



    先生
    「............俺は無理だ」




    そう言った先生は、あなたの頬にそっと触れ

    瞳を覗き込んだ

    そして優しく



    キスをした。

    きゅん

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  12. チュッ

    先輩に呼び出されて生徒会室に行くと急にキスをしてきた。

    「急になんですか?先輩////」

    「お前、何故俺が呼び出したのか分からないのか?」

    「え?」

    「はぁー、お前な……
    今日お前と話してた男は誰だ?」

    「男………あ!幼なじみのことですか?」

    「幼なじみ?」

    「はい!昔から仲がいい幼なじみなんです!」

    「ふーん、だが今日からそいつと話すの禁止な!」

    「え?なんで?」

    チュッ

    先輩は荒々しいキスを繰り返しした。

    「ハァハァ、お前さ、俺がいるのに他の奴(男)と仲良くするなんてありえねぇから、それを見る俺の身にもなってみろ!」

    チュッ

    今度のキスはさっきより優しく甘いキスだった。

    「せん、ぱい////」

    独占欲が強い先輩、でも、嫉妬して必死になる先輩が可愛いと思ってしまったのは私だけの秘密♥

    「フッ、その顔すごいそそられる。」

    きゅん

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  13. 生徒会長である私の補佐であり、家では私の専属の執事でもある亜咲蓮斗(アサキレント)は、私が生徒会室に入るや否や急に後ろから抱きしめてきた。

    「いきなり何をするの?!離れなさい!」

    「暴れないで。人目なら気にする必要ありませんよ。今日は他の生徒はここには来ませんから。」

    私の耳元でそう囁いた彼はイタズラそうに笑った。

    「あ、あなたねぇ!私にこんなことしてタダで済むと思ってるの?!」

    「ハハハ、そうは仰いましてもお顔が真っ赤ですよお嬢様。…いや、ユキナ。」

    生まれて初めて親以外の者に名前を呼び捨てにされ驚く私。他の人間なら少し癇に障ったかもしれないが何故か蓮斗には腹が立たない。
    戸惑う私に構わず蓮斗は言葉を続けた。

    「純粋無垢な貴女様が知らない沢山の事…旦那様や奥様には到底聞けないような事も私が優しく教えて差し上げますよ。ユキナお嬢様。…ああ勿論、お嬢様と私2人だけの秘密でね。」

    きゅん

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  14. 一年前私は、イケメン生徒会長の秘書になった。
    なぜ、私を選んだのかよくわからない。
    私が理由をたずねると………
    「一年後の今日。生徒会室で話す。でも、ひとつだけ条件がある。」
    「それとは?」
    「彼氏をつくらないことだ。絶対だぞ。もしも彼氏ができたら、答えることはできない。あとひとつ。俺のことを、名前で呼ぶこと。
    守れるか?」
    「はい!胡衣先輩。楽しみにしてます。」


    先輩が来た。 今日は約束の日。
    「理由を教えてください。」
    「ああ。好きだ。秘書にしたのも一番近くに居たかったからだ。」
    「私、先輩の秘書になれてよかったです。先輩と両思いになれて、好きって伝えられて、やっと付き合ってくださいって言えるからです。」
    「ああ。ずっと俺のものだからな。」
    「俺と、」
    「私と、」
    「「付き合ってください。」」 ̄

    きゅん

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  15. 私は、川崎瑠奈。生徒会の書記をしています!でも、はっきり言って私はダメ人間。何をやっても失敗ばかり。
    そんなある日、

    「川崎、今日中にこの資料まとめておいてくれるか?」
    「は、ハイ!」

    生徒会の人に、渡された資料。これ、今日中に終わるかな…?言われたことでさえ出来ないだけでなく、作業がトロいからなぁ。

    「…はぁ」

    案の定まだ終わってない私。部屋には私一人。と、その時

    ➖ガラッ

    「川崎?」
    「あっ…会長」

    会長が部屋に入ってきた。

    「まだいたのか…」
    「す、スミマセン」

    …呆れられたかな?

    「どれ…どんなけ終わったんだ?」

    そう言って私の手元を覗き込む。

    「川崎…」
    「すみませっ…」
    「進んでんじゃん。頑張ったな。ここからは俺も手伝ってやるよ」

    そう言って頭をポンポンと撫でてくれた会長。

    「大丈夫。川崎が頑張ってることは俺が一番よく知ってるから」

    きゅん

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  16. 「離して!」
    必死で胸を押すけど、無に等しい。

    「なあ、俺と幼なじみなのそんなに嫌?」
    「嫌に決まってるじゃない」
    「なんで?俺は好きだよ、甘音のこと」
    「私は嫌いだって言って…」

    言い終わらないうちにキスが降ってくる。

    「ふ…んんっ……」
    「言わせない。好きになれよ、俺のこと」
    「なんでっ!嫌いよ!」

    (こんなことする人を好きになんてなんない!)

    「さっきだって、昴流くんと話してただけじゃない!なのにいきなりこんなとこに連れてくるなんて…」
    「甘音が悪い。俺を嫉妬させるから」
    「嫉妬!?なんで?普通に話してただけじゃん!」
    「なんで気づかないかなぁ」
    「それに、いつも言うけど、昴流くんはいい人だから!」
    「うるさい」
    「きゃっ」

    気付けば、ソファに押し倒されていた。

    「んん……」

    また、キスがたくさん降ってくる。

    「甘音は俺のでしょ」

    紅緒の瞳は欲情に揺れていた。

    きゅん

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  17. 『お前なんか消えちゃえ!!』
    『っ!…』
    新学期に成って直ぐ、友達に裏切られた
    私は、ただ逃げた
    弱虫な私は、泣きながらひたすら逃げて、逃げた先の明かりのついていないドアを開けた
    単純に一人になりたかったのだ
    一人で泣いていたかったのだ
    しかし、神様は残酷なもので、部屋には人がいた
    『せ…生徒会長…』
    『あ、お前…』
    生徒会長とは一応顔見知りだった
    『すみません、出ていきます!
    失礼しました!』
    私は知ってる人にこんな弱い所を見られたし、迷惑をかけてしまったと思い、逃げ出そうとした
    すると…
    『待て、俺だけが出る
    20分経ったら戻る
    お前は一人で留守番をしろ
    命令だ』
    あぁ、会ったのが生徒会長で良かった…
    私は一人で泣き崩れた

    『おい入るぞ…て、寝てるし…』
    泣き疲れたのか、彼女は壁に寄りかかって座って寝ていた
    『大変だったんだな…』
    生徒会長はそう言ってから頭を撫でたのは誰も知らない…

    きゅん

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  18. 「頑張らなきゃ!まだこんなに沢山生徒会の仕事残ってるし」
    あれ?なんかフラッってする
    倒れる!!!
    トサッ!
    あれ痛くない?なんか柔らかいそれにいい香り
    「藍浦お前無理し過ぎ、熱あるし」
    誰だろ?
    ・・・稲葉!?
    こんなところ稲葉にだけは見られたくなかったのに
    「っ!無理なんかしてない!大丈夫だ」
    「いや無理してんの丸わかり」
    「生徒会の仕事があるんだ。そこ邪魔だぞどけ」
    すると、
    ドンッ
    何!?あれ稲葉の足が私の横に?!
    それにこれじゃ通れないし
    「この強がり」
    「強がりじゃない」
    「お前フラフラだぞ寮に今日は早退だ。
    ほら乗れ」
    そう言って私の前に屈んでくる
    いつもそうだ、こいつにはなんでもお見通し。悔しい
    その大好きな稲葉の背中に乗った
    「行くぞ着くまで寝てろ」
    「っ!強がりで悪かったな?」
    私はボソッとそう言った
    稲葉にだけ聞こえるよう声で…

    きゅん

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  19. いきなり生徒会室に呼び出された私だけど、
    全く心当たりがないの。
    「神楽木先輩、いきなりどうしたんですか?」
    そう聞くと、ぎゅっ、と抱きしめられた。「え、」
    「峰岸、好きだ。一目惚れだったんだ。」
    「どうして私なんかを、」
    「だから、一目惚れって言っただろ?……、俺と付き合ってくれるか?」
    「はい!!」
    憧れの神楽木先輩の彼女なんて、光栄すぎる。
    「ちなみに、俺がここに呼んだ理由がもうひとつあるんだ。」
    「なんですか?」
    「峰岸、生徒会に入らないか?」
    「私、一年生ですよ。」
    「峰岸は優秀だし、何より、」
    「何より?」
    「生徒会室に閉じ込めたい、から。」
    「なんとまぁ束縛が激しい人だこと。」
    「嫌になった?」
    「全然。むしろ嬉しいです。」
    「ありがとう。大好き。」
    「ふふ、照れますね。私もですよ。」
    「好き?」
    「大好きです!」 
    「六花、大好き。」
    「私もです。相馬先輩。大好きです!」

    きゅん

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  20. はぁ…

    後悔してももう遅いのに、憂鬱でたまらない。

    今の関係が崩れるのが怖くて、今年も渡せずじまい。

    はぁ…私のバーカ。

    『水野』

    「……ぁか」

    『ん?』

    「……のばーか」

    『どうした?』

    やっと我にかえって、ハッとした。

    『大丈夫か?生徒会長はお疲れかな?』

    「そ、そんなことないですよ!大丈夫、めちゃくちゃ元気です!」

    先生に想いを伝えるなんて、絶対ムリ。
    はぐらかされて終わりだ。

    『水野。今日何日だっけ?』

    ええと、確か…

    「3月15日」

    『で?』

    「……え?」

    『何の日?』

    「え、ええと…ほ、ホワイトデー」

    どうしたんだろ?
    今日の先生は、なんか変だ。

    『正解』

    そう微笑む先生の手には、リボンのかけられた真ん丸の箱があった。

    でも、私渡せなかったのに…!


    それを汲み取るかのように、先生は言った。

    『男から渡したらダメかな…?』

    きゅん

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  21. 「..ん..ふぅ~。」
    何十分ぶりかに椅子の背もたれに寄りかかり、ぐーっと背伸びをした。
    窓から外を見るともう外は暗くなっていた。
    「..もうこんな時間か。」
    生徒会のみんなは帰り、私は少しだけ後片付けをしてから帰ることにした。私が動き出したのを見て副会長のアイツが口を開いた。

    『ちょ、お前まだやんの?』
    「ん、ちょっとね。」
    『はぁ~先にいってるからな。』
    「お好きにどーぞ」
    ガラッとドアが閉まる音が聞こえた。

    「..なんや、やっぱ、期待するだけ無駄なんかな...」
    暗い気持ちのまま、片づけを終わらせて玄関へ向かうと声が聞こえた。

    『お、やっと来たか。』
    「!なんでおるん?」
    『女子を一人で帰らせるんは心配やし。』


    『...それがお前ならなおさら一人でなんか帰らせん。』
    「..え?」



    『...好き、なんよ。お前のこと。...結構、前から。』//

    きゅん

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