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  2. ある満月の日
    「ハァハァハァハァッハァ」
    急がないと…急がなー…
    「アオォォォァォォォン‼︎」
    「⁉︎」
    間に合わなかった…嘘でしょ…でも…
    バンッ‼︎
    「櫂‼︎ねぇ、櫂‼︎」
    「ガルルルルルル…」
    わから…ないの…?私が…
    ポロッ
    「櫂…?ねぇ…かー…」
    そこで私の言葉は止まった。櫂によって
    ーザクッ‼︎
    「ヴ…」
    ドサッ…
    「…ッ…か…い…」ニ…コッ
    「…グルル…ッえ…?」
    ようやく俺は、正気に戻った。そこで倒れている人物を見るまでは
    「あ…い?…ッ藍‼︎」
    俺が…やったの…か?愛おしい…藍を…?
    「藍‼︎おいッ、藍‼︎」
    ーピクッ
    「⁉︎」
    そこで漸く俺は気付いた。
    もう、藍を俺の仲間にしないといけないという事に…
    「ゴメンな…藍…」
    ーカプッ
    …あ、つい…体が熱い…
    「ようこそ、我が一族へ」
    愛おしい人から言われた言葉♡
    「もう、一生一緒に居よう」
    「うん、櫂」
    ずっと…な?藍…

    きゅん

    11

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  3. 路地裏に、きみの悲鳴があがった。


    「や、やめてっ!」


    言わんこっちゃない。

    暗い道を通るなって忠告したのに。

    おれは路地裏へと急ぐ。


    きみの甘い匂いに、最近、違う匂いが混じってる。

    執着という名の悪臭。

    あいつ、きみと同じ委員会だったっけ?


    手加減しそこねた。

    吹っ飛んでって動かないあいつ、肋骨が折れたかもな。


    「そ、その姿……!」


    「早く行け。

    月が完全に現れたら、おれも正気を保てなくなる」


    満月に限らない。

    月が明るい晩、おれは狼の野性に掻き乱される。


    「毛並み、きれい!」


    「は?」


    「耳、さわっていい?」


    「おい」


    「怖くないよ、おいで」


    「犬扱いすんな」


    あれ?

    夜なのに、爪、引っ込められる。

    「恋したら変われる」って親父が言ってたっけ。

    おれは、爪の短い人間の手で、きみの手をつかんだ。


    「送ってやる」

    きゅん

    20

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