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  2. 夜中、飛び出した部屋。
    寝ている仁くんを横目にーー
    私は、唇を触った。

    抵抗出来なく重ねてしまった唇。
    引き結ぶ。
    ただ、泣いた。



    「ごめんね、仁くんっ」
    私はヒカリちゃんの気持ちがわかるよ。
    怖くて抵抗出来なくて、泣く気持ち。

    受付を出て、来た夜の海。
    昼間はあんなに綺麗だったのに、夜の海は怖い。

    まるでーー優しかった輝くんの豹変みたいで。
    海を眺めて泣いた。

    「想、危ないじゃん。
    何してんの?」

    仁くんの声がした。

    「私は、輝くんにーーっ」
    言わなきゃなのに、涙が流れうまく話せない。

    フワリ。
    抱きしめられた。
    後ろからギュ、としてーーーー。

    暗い砂浜で、怖くない優しいキス。

    大切そうに扱う仁くんの唇に、泣きそうになる。

    好きーー。

    きゅん

    4

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