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  2. 星と恋人になって、一ヶ月が過ぎた。

    今日も放課後。

    校門前で、兄を待つ。


    お兄ちゃんで、恋人。

    「ねえねえ、もう暗くなるよ?
    誰待ってるの??」

    いつもなら、すぐ来てくれる星は、見渡してもいない。

    「いえ、大丈夫です。
    もうすぐ……来るから。」


    もうすぐっていつ??


    暗がりの空を眺めた。


    目の前の男は、ニヤリ、と笑う。
    私に触れそうになる手に、身を少し屈めた。
    だけど、衝撃は訪れない。

    変わりに背中が暖かい。


    えっ……………?


    「誰のに、手出してんの?」


    それは知ってる声。
    温もり………。


    君が、私を抱き締めた。


    「星っ」


    「悪い、遅くなった。

    ごめんな」


    君の温もりは、暖かい。


    気づけば男は、去っていた。


    「無事で良かった」
    君の声しか聞こえない。
    「星、好きっ」

    私は、一生彼のモノーー。

    きゅん

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  3. 見ちゃったんだ、さっき。

    キミが先輩とキスしてるところ。

    『先生に呼び出されたから』って向かったのは、職員室なんかじゃなくて先輩の隣だったんだね。

    待ってる間に自販機のジュースを買いに行っただけで、こんなことになるなんて。

    「悪い、お待たせ!」

    「……ううん」

    「どした?」

    ふたりの顔、幸せそうだった。

    私を見つめる今のキミの顔なんか比べ物にならなくて。

    「なんでもないよ」

    どうして何も言えないんだろう。

    どうして何も言ってくれないんだろう。

    この時間と歩調は、私たちにとって意味のあるものなのかな。

    友達だってきっと『やめた方がいい』って忠告するのだろう。

    ……でも。でもね。

    「えっ、なんで泣いて……」

    「……なんでもないよ」

    口癖にしたくなるほど、他は何も言いたくないの。

    本当は何も言ってほしくないの。

    たとえ何があっても、どうしてもキミが好きなの。

    きゅん

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  4. 「おい、手。」
    「えっ!ああ!うん!はい!手!」

    放課後失恋で泣いていた私は幼馴染の奏にずっと好きだったと告白されて思わずOKしちゃったんだけど…

    やっぱずっと男として見てなかったから意識するとめっっちゃ緊張する……!!


    「…なんでさっきから無言なんだよ。いつもはギャーギャー1人で喋ってるくせに」


    無言で固まってる私をみて呆れながらそう呟くと奏も少し気まずそうに目をそらして数秒たったあと


    「……あーー!!くそ!こっち向け!」


    奏は立ち止まって、俯いたまま固まってた私の頭をグイッと自分の方に向かせた


    「…幼馴染の俺に急に好きとか言われて実感も湧かねーと思うし、アイツのことも忘れられないかも知んないけど、絶対お前のこと誰よりも幸せにする。

    今は好きじゃなくてもいい、絶対俺のこと好きにさせてみせっから」


    そうぶっきらぼうに言い放って遠慮がちに私の額にキスを落とした。

    きゅん

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  5. 「迎えに来てやったんだ、感謝しろよ。」
    そう言って私に優しい目で微笑んだ。

    きゅん

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  6. 「学校お疲れ、由良」

    校門の前には手をひらひらと振る雪哉がいた。
    私は顔を思い切り逸らす。
    昨日の今日で雪哉には合わせる顔がない。私は走って校門を抜ける。すると、というかやっぱり腕を掴まれた。
    「あーあ。俺、傷ついちゃったなぁ」
    わざと言っているのは分かっている。が、何も言えない。

    「『どうせ好きになるんだったら雪哉を好きになればよかった』だろ?あんなの一時の気の迷いだ、気にすんな。」
    雪哉は少し強めにまっすぐ私を見つめる。
    だから顔を上げろ、と彼は言った。
    顔を上げると雪哉の顔がある。

    「悠人が意識不明になって彼女のお前が苦しいのはわかる。

    だから、せめて俺の前では泣けよ。」
    目頭があつくなる。今にも涙が溢れおちそう。ついにはおちる。

    大声で泣き叫んだ。

    その間、雪哉が頭を撫でてくれた。私が落ち着くように優しく。





    その時、雪哉がどんな顔をしていたのか私は知らない。

    きゅん

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  7. 放課後校門の前に小さな人だかりができていた。
    その中心にいたのは、大学生の彼氏、塁くん。
    女生徒に囲まれている塁くんは私に気づかない。

    「あ、紗綾!待ってたよ!早く乗って!」
    「乗らない。」
    イケメンでハーフの塁くんが囲まれることくらい頭ではわかっている。けどなんだかいらついた。
    「え?何で?僕何かした?今日は2人でデートでしょ?」
    まわりの女生徒を気にしない塁は私を半ば強引に車にのせた。
    「紗綾、もしかして、妬いてる?」
    「なっ…!」
    「僕、紗綾来てたの知ってたよ、どんな反応するかなって。妬いてくれて嬉しいよ。」
    「もうっ!バカ!」
    「ヤキモチやくのは紗綾だけじゃないよ?紗綾が男と校門から出てきたのみてたからね。」
    「え、あれは、ただの男友達で私はもちろん塁が一番だよ?」

    塁は紗綾の口をふさいでから耳元に甘く低い声で囁いた。

    「うん。紗綾は誰にも渡さない。俺も紗綾が一番好きだ。」

    きゅん

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  8. ヒロインは控えめないい子、天然で鈍感な人が多い。
    それで必ず出てくるのは、ライバルの悪女っていうやつ。

    そういう恋愛が多いのが私なわけ。私は黒崎 ミコト。黒髪のポニーテールで普通にかわいい方だと思う。私はどちらかというと、自己主張激しめで少し切り目ですごく負けず嫌い。そのせいか、恋のライバルにはあの手この手で勝ち取ろうってしてしまう。それで、いつも恋には敗れちゃう。
    っていうか、私ヒロインに多い天然とか鈍感とか自分の意見いえない人大嫌いっ!だから、たまーにだよ?意地悪しちゃう。
    イケメン君たちはその気持ちわかってくれないもん。

    4月。
    私は期待と不安な気持ちを抱えたまま大きな校門の前に立っている。

    私は友だち作りには自信がある。よし!友だち作るぞ…
    「ドンッ!」
    何かが私にぶつかってきた。
    「あ、ごめん」
    見上げると、苦手なチャラそうで茶髪のサラサラ。瞳キレー。ってつい見とれてた!

    きゅん

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  9. ヒロインは控えめないい子、天然で鈍感な人が多い。
    それで必ず出てくるのは、ライバルの悪女っていうやつ。

    そういう恋愛が多いのが私なわけ。私は黒崎 ミコト。黒髪のポニーテールで普通にかわいい方だと思う。どちらかというと、自己主張激しめで少し切り目でとっても負けず嫌い。そのせいか、恋のライバルにはあの手この手で勝ち取ろうってしてしまう。それで、いつも恋には敗れちゃうの。
    私ヒロインに多い天然とか鈍感とか自分の意見いえない人大嫌いなのっ!だから、たまーにだよ?意地悪しちゃう。イケメン君はその気持ちわかってくれないもん。

    4月。
    私は期待と不安な気持ちを抱えたまま大きな校門の前に立っている。

    私は友だち作りには自信がある。はりきって友だち作るぞ…
    「ドンッ!」
    何かが私にぶつかってきた。
    「あ、ごめん」
    見上げると私が苦手なチャラそうで茶髪サラサラ、瞳もキレー。って見とれてる場合じゃない!

    きゅん

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  10. ヒロインは控えめないい子、天然で鈍感な人が多い。
    それで必ず出てくるのは、ライバルの悪女っていうやつ。

    そういう恋愛が多いのが私なわけ。私は黒崎 ミコト。黒髪のポニーテールで普通にかわいい方だと思う。どちらかというと、自己主張激しめで少し切り目でとっても負けず嫌い。そのせいか、恋のライバルにはあの手この手で勝ち取ろうってしてしまう。それで、いつも恋には敗れちゃうの。
    私ヒロインに多い天然とか鈍感とか自分の意見いえない人大嫌いなのっ!だから、たまーにだよ?意地悪しちゃう。イケメン君はその気持ちわかってくれないもん。

    4月。
    私は期待と不安な気持ちを抱えたまま大きな校門の前に立っている。

    私は友だち作りには自信がある。はりきって友だち作るぞ…
    「ドンッ!」
    何かが私にぶつかってきた。
    「あ、ごめん」
    見上げると私が苦手なチャラそうで茶髪サラサラ、瞳もキレー。って見とれてる場合じゃない!

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  11. 朝校門前の人だかりも、大分慣れた。
    ただ、一つ慣れないことがあるとすれば。

    「あの、目黒くんが好きです‼付き合ってください‼」


    悠くんに対しての告白は、未だになれない。

    ずっと我慢してた。
    ずっとーーー。

    だけどもう我慢できない。
    「もうっ、悠くんを好きにならないで!!

    悠くんは、愛心のなのっ」
    ポロリ、と零れる涙。

    悠くん、びっくりしてる。

    バカだ、私。

    「愛心………泣くなよ。

    そんなに気にしてたなんて思わなかった。

    ごめんなっ。
    って、ことだからもう気持ち聞かないから。
    コイツの気持ちさえ、あればいいから」


    ぽんぽん、と撫でる優しい手。


    私は、悠くんが好きーーー。

    きゅん

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  12. 「龍玄!?」


    驚いて駆け寄った先には校門を背もたれにて腕を組んでる龍玄がいた。


    「遅かったな」

    「え、ごめん……ってなんでここにいるの?」

    「迎えに来たんだろ」


    迎えって……そりゃ確かに付き合い始めたとはいえ別にいい、のに。

    そうは思いつつも私の胸は高鳴る。


    「迷惑かと思ったけど、そんな顔してるってことは正解だったらしいな」

    「うっ、嬉しくないこともないけど…」


    素直になれない私に龍玄はフッと笑うとおもむろにポンッと私の頭に触れそしてクシャリとかき混ぜてきた。


    「ぎゃ!!」

    「素直になれよ、嬉しいくせに」


    何するの!とか言いたいことはあるのに、ニヤリと不敵に笑ったその顔がかっこよすぎて私は金魚のように口をパクパクさせるしかなかった。

    きゅん

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  13. 俺の名前は月志摩 星。
    「じゃあ、いって来いよ。
    夕方迎えに来るからな」
    白夜の総長の俺だと分かってから、校門前の人だかりは大分増えた。
    そして……………
    「咲‼おはよ」
    やたら、咲に絡むこの男も。
    「おはよ、元気だね」
    「咲の顔見たら元気になるんだ。
    今日も可愛いな咲は」
    ムカつく。まじ、こいつムカつく。
    絶対咲を狙ってる奴の顔をキッ、と睨む。
    ニコニコするだけで、脅しはきかない。
    「いいね、優しいお兄ちゃん。
    かっこいいね、まあお兄ちゃんだしね」
    嫌味たらしいこいつに預けたくない咲を。
    「こいつには気を付けろ」
    咲にしか聞こえない声で囁くと、頭をポンポン叩く。
    可愛い咲を抱き締めてあいつに向けて、ニヤリ、と笑った。
    悔しそうなあいつに笑ってやる。

    「お兄ちゃんいつもありがとう‼
    大好きだよっ」
    君がいるから、笑顔になれる。
    君がいるから、頑張れる。
    まだ今は兄と妹のままでいたい。

    きゅん

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  14. 「委員会、長引いちゃったな……」

    電気が消えた真っ暗な廊下を走り、校門へと急ぐ。

    「好きです!」

    ローファーに履き替えて校舎の外に出たそのとき、女の子の告白が聞こえた。

    「ごめん。俺、好きな子いるから」

    彼がそう断ると、彼女は軽く頭を下げたあと走り去っていった。

    「遅ぇよ」

    私に気づき、ふてくされた態度を見せる彼。

    「はいはい。告白されるほど待たしちゃってすみませんね」

    「やっぱ俺ってモテるよなー」

    彼は、私の幼なじみ。

    私が委員会のときは、『どうせ家が隣だから』と言って部活後なのにも関わらず待ってくれている。

    「好きな子いたんだね。どんな子なの?」

    「俺からすると誰よりも可愛くて、真面目で、面倒見がよくて、すぐ泣いて怒って、でもすげぇ優しくて、とにかくやべぇヤツ」

    「そんな子いる?」

    「いるんだなー、それが」

    彼はそう言い、私の手をとった。

    「今、隣に」

    きゅん

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  15. 続き


    「え!?ちょっ!そうだよな!やっぱダメだよな「ダメじゃない!!」!?」

    竜哉君は勇気を出して言ってくれたんだ!
    私と同じで怖かったはずなのに。
    今こそ私もちゃんと言わなきゃ!!

    「だっ大丈夫だから!これは嬉し泣きだから!」

    「うっ嬉し泣き?よ、良かった…って、え!!?」

    「私!怖かったの!もっもし告白しても振られちゃったらって。だから嬉し泣き!私も、好きでしたぁ!」

    そう言い終わると今までの思いが溢れ出てきてまた泣いてしまった。

    ~~

    「だっ大丈夫か?」

    「うん、大丈夫…」

    うう、恥ずかしい。竜哉君の前で……

    「俺もさ、怖かったんだよ。」

    「え?」

    「でも、告白しないでいたら絶対後悔すると思った。だから告白した。ありがとう。俺に答えてくれて」

    「ううん!私こそ言ってくれてありがとう!」

    そう言って笑うと竜哉君は赤くなった。そして2人で帰った。同じ道を…

    きゅん

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  16. 部活が終わり、私はいつものように同じ部活の竜哉君と一緒に自転車を押しながら他愛も無い会話をして校門に向かっていた。


    正直に言うと私は竜哉君が好きだ。
    欲を言うなら告白して竜哉君と付き合いたい

    でも、竜哉君とは同じ部活だからもし振られたら……と考えると怖くなって中々告白出来ずにいた。

    最近は、振られるくらいならずっとこのままでいた方が自分にとって幸せなのかもしれないと思うようになってきた。


    そんな事を考えているとすぐ目の前には校門があった。


    「もう校門だね。じゃあ、バイバ「待ってくれ!」」


    不意に竜哉君の方を向く。

    「おっ俺!!お前のことが好きだったんだ!!だから!その!つっ付き合ってくれ!!」


    その言葉に私は泣いてしまった。

    自分が怖がっていた事を竜哉君はやってくれた。

    もしも、竜哉君が言ってくれたら…と数え切れないほど思った事が現実になった。


    →続く

    きゅん

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  17. 「先輩、待って!!」

    後ろから少し低い叫び声がして振り返ると
    後輩の木原君が居た。

    「ど、どうしたの!?そんなに息切らして」
    「お、俺、俺...っ先輩にっ!
    伝えたい事っがはっ、あっ、て!」
    「1回落ち着いて!」



    彼の息が整うのを待って続きを促した
    「それで...どうしたの?」


    「俺、ずっと...好き、だったんです。
    先輩の、事が」

    驚いて目を見開いた


    「えっ...と、それでどうしたいの?」


    そうすると言葉に詰まったように俯く


    何かが光った













    「泣いてるの?」



    「っ、だって先輩がっ!卒業、するからっ!
    俺、もっと一緒に居たかったし、居たい、けど
    卒業したら他にも...っ」

    遮る様に言葉を挟む
    「それは、君が決める事じゃないよ」



    「分かっ」
    「私も、好きだから」

    「へ?」
    「会いに来てよ」
    「っ!ハイッ!」

    終わり

    きゅん

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  18. 恭弥のカフェの近く、そして私の家の近く



    そこに、紡木さんが働く高校はある。





    ふと前を通ると見つける、貴方の笑顔。




    雨音「紡木さん、」


    凌介「お、桜井さん。お疲れ」


    雨音「お疲れさまです」



    笑って頭をポンっと1回叩いてくる。



    私を救ってくれた、恩人。


    紡木さんの眩い笑顔は、今日も私の胸にチクリと棘を刺す。



    この感情が何なのか



    私はまだ知らないまま───。

    きゅん

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  19. 「遅せぇよ、待ちくたびれたぜ」

    帰ろうとした私を呼び止めたのは、クラスも家も隣の幼なじみ。

    「あれ? 約束してたっけ?」

    「別にしてねぇけど。つーか今からさ、今日オープンのクレープ屋行かね?」

    「抜け駆けは醜いぞ」

    聞き覚えのある声がして振り向くと、そこにはもう一人の幼なじみが。

    「クレープなんぞより、おまえが観たがっていた映画に連れていってやろう」

    「どうしたの、二人とも? 急に誘ってきたりして」

    「急じゃねぇよ」

    「そうだ。思いつきなどではない」

    「どういうこと?」

    「だから! 俺は小せぇときからずっと、おまえのことが……」

    「おまえが好きだ」

    「はぁ? なに勝手に告白してんだよ!」

    「おまえこそ、勝手に連れ出そうとしていただろう。先に告白して何が悪い」

    「ちょ、ちょっと待って。何がなんだか……ってか、“先に”って……」

    「そーだよ。俺もおまえが好きだ」

    きゅん

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  20. 「あ、あの……。」

    「うるせえブス、さっさと歩け。」

    「す、すみません。」

    「気にしなくていいから、ゆっくり歩こう。」

    「あ、ありがとう……。」

    「つうかなんでお前がいるんだよ。」

    「お前こそなんでいるんだよ。」

    「こいつは今日から俺と帰るんだよ。」

    「この子は僕と毎日一緒に帰ってるんだ。お前の入る隙間はない。」

    「うるせえんだよ。おいブス、行くぞ。」

    「えっ、ちょっ……」

    「好き勝手するのもいい加減にしてくれないかな?この子は僕のなんだけど。」

    「は?こいつは俺のだ。」

    「見苦しいな、狂犬。」

    「そっくり返してやるよ、優等生。」

    「……私が1番苦しい。」

    校門前、両手首をきつく握りしめる2つの手。
    爽やかな笑みを浮かべる黒髪の幼馴染と。
    意地悪の悪い笑みを浮かべる金髪不良少年。
    逃げられないこの状況に私はそっとため息をついた。

    きゅん

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  21. 「おいユリ。帰るぞ」
    「わかってるって。」
    私は、幼なじみの友紀と毎日一緒に帰ってる。
    「おーい。ユリちゃん!」
    すると友達の朝日が走ってきた。
    「今日は、俺と帰ろうよ。いや今日から、かな?」
    朝日が挑むような目で友紀を見てる。
    (ん?なんだこの空気は…)
    「…くれない?。ユリちゃんのこと。」
    朝日が言う。
    「え?」
    話についていけない。
    「いいよ。」
    「!?」
    友紀はさらりとOKする。
    朝日は私の肩に手をおいて、
    「じゃ、いこっか。ユリちゃ」
    ぐいっと、友紀の方に私は引き寄せられた。
    「こいつのこと、とれるものならとってみろよ。」
    友紀はそう言うと、私をお姫様抱っこした。
    「!?」
    そのまま、友紀は全速力で抱えたまま走る。
    「ちょっと友紀!?落ちる!おろしてよ!」
    パニックのまま叫ぶと、友紀は
    「離さねーよ」
    耳元で囁く。
    「お前は俺に捕まってるだけでいいんだよ。」
    友紀は顔が赤かった。

    きゅん

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