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新しい町で新しい人と新しい恋をするであろう先輩
多分もう一生会えない
結局、今日まで振り向かせることは出来なかったけれど
「透先輩」
最後に会えて良かった
案の定、先輩の第二ボタンは既に無くなっていた
都合が良い
「先輩、第二ボタン無くなってますね」
透先輩はよくモテる
「これ、私の第二ボタン。あげます」
先輩は少し戸惑ったような顔をしている
「私、ジャケットのボタンは止めない派なので」
先輩の手のひらでコロンと私の第二ボタンが転がっている
離れてしまってもせめて、このボタンで私のことを時々思い出してくれたらいい
それがただの後輩としてでも構わないから
この小さなボタンが言葉に出来ない私の気持ちだった
夜凪神楽さんをフォロー
今日は待ちに待ったバレンタイン!
だけど大好きな峰岸にはチョコレートはさすがに渡せないよなー休みの日だし家知らないし。
ピンポーン
あれ誰だろうもしかして峰岸だったりして。
ガチャ
「はーいどな、、⁈」
「み、み、峰岸?!」
「こんにちは」
「えっなんで家知ってるの?!」
「いや、あのーえっと友達から聞いて、、」
「ごっ、ご用件は、、、?」
「あのーこれ!よかったら、、、」
「えっ?これってもしかしてチョコレート⁈あたしに⁈」
「うん。実は俺お前の事が好きなんだ!」
「えっ⁈」
「よかったら付き合ってくれないかな?」
「はい!喜んで!」
「よかった〜!」
そう言って彼は私を抱きしめた。
「わっ⁈」
「本当はもっと早く言いたかったけど遅くなっちゃってごめん」
「ううんホワイトデーは期待しててね!」
ちゅ〜るさんをフォロー
「高崎先輩チョコ受け取ってください!」
「桃山ありがとう貰うよ」
「俺今幸せだな。好きな子から貰えて」
「高崎先輩今なんて言いました?」
「いや好きな子から貰えて嬉しいんだ」
「高崎先輩好きな子いるんですか?」
「うん!可愛くて鈍感で」
「そうなんですか」
「まだ気づかないのか」
「えっ?」
「俺桃山が好きなんだ!」
「え嘘」
「ホントだよ!色んなことに真剣に取り組んでいるところや笑顔に見とれて」
「私も高崎先輩の事が大好きです!」
「え桃山なんて」
「好きです」
「ほんとに?」
「ほんとです!」
「俺今めっちゃ幸せなんだけど」
「私もです!」
「じゃあ改めて言わせて」
「桃山好きだ付き合ってくれ」
「もちろん!お願いします」
春(はる)さんをフォロー
「春花ちゃんって可愛いよな」
廉が言ったあの日から、何かが少しずつ壊れ始めた。
春花にアプローチもすることなく、私と付き合い続けた廉。
ずるくても、嫌いになれなかった。
でも、もう限界。
昨日、バレンタインチョコを春花に催促する廉を見てしまったから。
「別れよう」
だから私は言った。
「なんで?」
「嫌いになったんじゃない。廉のことが好きかわかんないの」
意味深な言葉を言ったのはわざと。
そうすることで廉が少しでも長く私のことを考えればいいのになんて思ったから。
だけど廉の表情は変わらない。
「作ったからこれだけもらってくれない?」
だから、このくらいの身勝手は許してよ。
甘いものが苦手な廉にホワイトチョコのカップケーキを押しつけた。
微かに触れた廉の手は冷たかった。
「じゃあな」
廉はやっぱり止めない。
春を告げるような軽い風が、二人の間を切り裂いていった。
白木かれんさんをフォロー
わたし・寧々と哲史とは幼馴染で、小さい頃もバレンタインチョコをあげた記憶がある。
だから、哲史にあげても友チョコとしか思ってくれないだろう。
だけど、友チョコと思われるからって「あげない」というのはなんだか後悔しそうなので作ることにした。
とにかく友チョコと思われないように、かわいくラッピングもした。
「はい、これ」
校舎裏。
わたしは、哲史にバレンタインチョコを渡した。
「久しぶりに作ってくれたじゃん、ありがとう」
いつも通り優しい笑顔で、受け取る哲史。
……やっぱり、特別なものとは思わないよね。
「……どしたの」
わたしの表情に気づいて、哲史は首を傾げた。
「寧々?」
「いつものチョコとは違うと思う」
「それって……」
わたしの言葉に、哲史の顔はさっと赤くなった。
そう、友チョコじゃないんだよ。
あげたのは、幼馴染だからじゃ、ないんだよ。
苺谷咲乃さんをフォロー
今日は何の日か?
そう、、。バレンタインだ!私、花山明日奈もチョコをにぎりしめ、校舎裏に立っている。
私のチョコを渡す相手は、、、。担任の四条先生だ。でも、、。イケメンな先生はモテモテで、今も女子生徒にたかられている、、、。もう渡すのはあきらめよう。私には手の届かない存在。顔もちょっとふざけた性格も実は優しいところもこれは噂だけど下戸な所も全部好きなのに、、。こういうの禁断の恋っていうんだっけ、、。そもそも恋にすらなってないって、、。私は黙ってその場を去ろうとした。
「ちょっとーー、明日奈まってよー。」
え!?先生に呼び止められた!
「な、なんですか?」
「それ、僕用でしょ?」
「あっ、、!ちょっと、、!」
先生はチョコを取り上げ、、。その場で食べてしまった!
「おー美味しい!僕甘党だからー。」
「よく作ったね。」
い、今、、。髪クシャされたー!?
私は呆然としてその場に座る。
「好き」
うさヒヨさんをフォロー
「どうしたのいきなり呼び出して」
私の目の前にいる男。
それは後輩くん。
「先輩。今日何の日か知ってます?」
「何かあった?ただの平日でしょ」
「先輩。今頃世の女子は好きな人にチョコをあげまくってますよ」
「チョコ?あぁ、バレンタイン」
「そうですっ!無いですか?」
キラキラした目で見られるけどこの瞬間までバレンタイン忘れてたし。
「ないけど」
「はぁー。やっぱりそうですよね。だと思いました」
じゃあ何で聞いたんだよっ。
突っ込みたい衝動を抑え、大人っぽく冷静に。
「用事は済んだ?ならもう私行くね」
「待ってっ」
「なに後輩くん」
「バレンタインって別に男子から渡してもいいです…よね。だからこれっ」
そう言い、可愛らしい袋を渡された。
「チョコ?ありがと」
「あの…これ…。本命チョコ…です」
「え……?」
「ホワイトデー楽しみにしてますねっ」
初夏れもんさんをフォロー
「ふっあまっ」
私の耳元に甘い息がかかる。
ほんのりと、チョコレートの香りがする。
「菜百合(なゆり)、食べさせて」
不敵に学園の王子が微笑んだ。
「やっやだ」
私は俯いた。
「ほら」
「琳(りん)くん!無理なもんは無理なので!」
必死で抵抗すると、私は甘い甘いチョコレートの箱を背中の後ろに隠した。
「ウブだなあ、菜百合は。いじめたくなる」
「なっ」
顔に全身の熱が集まる。顔はもう、真っ赤だろう。
「仕方ないなぁ」
琳くんはわざとらしく眉を下げた。
そして隙ありと言わんばかりに、私の手からチョコレートの箱をひったくった。
「菜百合、あーん」
「ふえ?」
視界が暗くなり、口が塞がれる。
「⁈」
口内がチョコレート味になる。
そしてキスは深くなる。
甘くて、甘くて、甘くて。
思考が止まってしまう。
チョコレートの味がだんだんと消えていく。
愛森 小華寧さんをフォロー
「あの、これ…」
いつもと同じ光景。
俺の親友はモテてプレゼントを渡すとき俺を通して来る
「はいはい。隼人に渡しとけばいい?」
「いえ、これは私が奏音君に作ったチョコです」
え…。
「わたし、奏音君の事が好きなんです!」
顔を真っ赤にして言ってくれたのは、俺の初恋の人だった。
「本当に俺宛なんだよね?」
「はい!」
「実はさ俺も好きなんだ。だから、早場七美さん俺と付き合ってください!」
と、手を突き出した。俺も耳まで赤くなるのがわかった。
「はい。」
そっと手を握り返してくれた。
恥ずかしさのあまりお互い沈黙が続く。
俺は彼女をよく見ると指に何個もの絆創膏が貼ってあった。
俺はその手を握り、
「俺のためにありがとう!」
と、少し涙目になりながら言った。
その後二人で家にチョコを食べながら帰った。
四葉仁奈さんをフォロー
バレンタイン。校舎裏
「来てあげたけど」
「ひゃあぃ!にゃきゃむるぁ仁奈です!」
「知ってるし。仁奈しか言えてないし」
「すキです!」
「知ってるし。何回も断ってるよね?」
「でも好きなんです!受け取ってください」
私の気持ちを、と言おうとする前にはぁ…とため息をつかれる。
「しんど」
そんな。
「…ま、食べてあげてもいいけど」
そう言って、ぱっとチョコが取られる。
気持ち、受け取ってもらえた!
そう喜んでいると、しゅるしゅるとリボンが解かれていく。
「こ、こで?ですか?」
「もちろん」
わわ、どさくさに紛れて手作りなんだけどな。ここで開けられたらすぐ突っ返されるよ…
「気合入ってんな。手作りなんて」
そう言って、ぱくりと口の中に放り込まれる。
あれ、確か由憂樹先輩って、義理しか受け取らないんじゃ…
「先輩?あの」
「うるさい」
口を手で塞がれる
「黙って」
頬が、赤い…?
佐々木由美さんをフォロー
今日はバレンタインデー。
私は入学式の時からずっと片想いしてる
雅斗に渡そうと手作りチョコを持ってきた。
雅斗は特別な人からしか受け取らないと朝から断っているのを見てたから私も受け取って貰えないかも…なんて諦めてもいる。
「雅斗、急に呼び出してごめん!!
あの、その、チョコ…渡したくて。」
「俺、今年は好きなやつからしか貰わないって決めてんだよね。」
やっぱそうだよね……。
差し出してたチョコをしまおうとしたとき
「だからさ、日菜のそのチョコ頂戴。」
驚いて顔をあげると
意地悪そうに笑っていた雅斗と目が合った。
「はい、どうぞ!!」
そう言ってチョコを渡すと嬉しそうに彼は微笑んだ。
私の長かった片想いも今日やっと実りました。
友愛☆*°さんをフォロー
「千秋くん、呼び出してごめん」
彼は私の幼馴染。小さいころから千秋くんの背中を追いかけてた。だけどこの恋は今日で終わりにするんだ。この恋心が彼を困らせるものだって気づいたから。でも、けじめだけはつけさせてね。
「どうした?」
優しい声音を聞きながら深呼吸して私は言った
「好き、でした。ずっと千秋くんが好きだったの。だけどこの間聞いちゃって…花園さんと付き合ってたんだね…。言ってくれればよかったのに…。」
「違っ、由香は!」
「いいよ、隠さなくて。けじめをつけたかっただけなの。だから私の気はこれで済んだし。幸せになってね」
…ずっと千秋くんの横は私の特等席だと思ってたんだけどな
「バカ、なんだよ、幸せになってとか。俺が好きなのはお前なのにお前以外がどう幸せにするっていうんだ…お願いだから離れていくな雪。」
都合のいい夢でも見てるのかな…それでもいいや。今はこの幸せに浸らせて
*麗*さんをフォロー
「百合先輩。」
「なに、佐野?」
ぎゅっ。
「?!」
佐野に後ろから抱きしめられた。
「どうしたの、佐野。」
「大好きボソッ」
「耳元で言わないで。」
「照れてる♪」
「うるさい。」
「可愛い、じゃあまたね。」
「うん。」
早く学校終わらないかな。
家に帰って早く佐野と2人になりたい。
私は一体何考えているのだろうか////
Kanato❀さんをフォロー
4年前、私の好きな人が姿を消した。
といっても、大学進学きっかけで家出ただけだけど。
ふー、と口の端から煙を吐き出す。
授業サボって校舎裏でタバコ。明らかな不良だ。でも悪い事だとは思っていない。好きな人の匂いを、自分の体の中に入れたいと思った。
「お前、いつの間に不良になったんだよ」
聞き覚えのない声が耳に入る。
顔をあげると、目の前に見覚えのある顔が私に向かって手を伸ばしていた。
「懐かしいもの吸ってんな。俺が昔バカみてーに買ってたヤツじゃん」
私の口からタバコが抜き取られる。
「こんなん吸うもんじゃねーよ。肺真っ黒になるぞ」
「…何でここにいんの…?」
チャリ、と首にかけた証明カードを突きつけられる。
「俺、ここの実習生なの。不良な生徒を連行しにね」
ただいま、という彼の首に思わず抱きつくと、「俺いま先生だから!捕まる!」と焦る声が耳元で響いた。
Meicoさんをフォロー
私、神野千夏(Kamino Chika)
高校2年生です!!
2年前に引っ越した悠春君のことが今でも好き
「ごめん」
ここは、校舎裏奥からなにか聞こえる。
なんだろう?あっ!
告白だったんだ!誰だろ相手、ウソ、なんで?
悠春君なんでいるの?引っ越したのに…
カサッカサッ
あぁ!音が
「おい!」
「テヘっ(*ノω・*)」
「盗み聞きかよ!千夏」
「いゃーちょっとね!アハッ」
「久しぶりにあったのに」
「ねぇなんでいるの?」
「お前が、ここに通うって聞いたから」
へっ、なんでそんなこと知ってるんだろう?
でも、嬉しいなぁ、また一緒にいられる!
「えっ!でもどうして?」
「それは、お前が好きだから」
「ウソ///////」
「本当だ」
「私もだよ!」
私達の再会は淡い恋の始まりでした。
*Yuchi*さんをフォロー
「祐司の誕生日、私が一緒にいてあげようか?」
「それ、誰に言ってるわけ?」
クラスメイトがうじゃうじゃいる
昼休みの教室で。
告白まがいなことを言ってしまった私。
幼馴染みの祐司の、冷ややかな目もキツいのに。
フラれた瞬間を目撃した
クラスメイトたちの視線も、痛すぎる。
教室になんかいられないと
私は中庭に逃げた。
「祐司の……バカ……」
「そのバカにコクったオマエも、バカだけどな」
ゆ……祐司!!??
「オマエさ、幼馴染みのくせに
俺のことわかってねえじゃん」
「わかんないよ!」
祐司の気持ちがわからないから
ずっと苦しいの……
「それなら、わからせてやる」
「ひゃっ!」
いつの間にか
校舎と祐司に挟まれ、壁ドン状態。
「ちょっと///」
祐司の顔、近すぎだよ……
「コクるなら、誰もいないところでコクれよ」
キツい言葉なのに……
祐司のキス……甘すぎ……
秋風さらさんをフォロー
「りく先輩!!」
「あれ、?さくらちゃんじゃん。どうしたの?」
きゃあ〜!りく先輩の王子様スマイルが…
わっ…私に向けられてるっ…!!
「先輩、今年受験生だから…合格祈願のお守り
作ったんですけど…」
「ほんとに?!さくらちゃん器用だからな〜」
先輩に、褒められた…っ!
「これ!頑張ってください!」
「ありがとう!さくらちゃんに言われちゃったら
絶対合格しないとなw」
「おーい!りく!置いてくぞ!」
「あっ、それじゃあ先輩!さようなら!
頑張ってください!」
「うん!ありがとね!」
ーぽん
「さくらちゃんも頑張れよ!」
いっ、ま頭…ぽんって!ぽんって!
どうしよ…顔、真っ赤で帰れないじゃん…!
先輩…やっぱりかっこいい…
いつかその笑顔が私のためだけに向けられますようにー
あ お .さんをフォロー
校舎の陰に隠れる私の視線の先には
告白されている咲夜君の姿が。
相手はミスコン連覇の麻梨愛ちゃんか。
私なんかじゃ、絶対に勝てないな。
「へくちゅッ」
ひゃっ!くしゃみ出ちゃった。
告白を盗み見していたことがバレる前に、逃げなくちゃ。
パニックでとりあえず走って
中庭のベンチに座り込んだ私。
「隣いい?」
誰?
って……咲夜君だし。もう、座ってるし。
「さっきの、見てたでしょ?」
ひょえ!!
「な……なんのこと?」
「あんなくしゃみするの、詩織さんだけでしょ?」
人違いですって言いたかったのに
「へくちゅッ」
くしゃみが抑えられなかった。
「覗きの犯人、確定」
「ごめんなさい……」
「俺は、謝ってほしくてここに来たんじゃないよ」
ん?
「可愛いくしゃみ出すの、俺以外の前では我慢してほしいだけ」
か……可愛い?
「詩織さんって、自分が可愛いって自覚、ないの?」
秋風さらさんをフォロー
きゅんができる!
本当に解除しますか?