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  1. 241件ヒットしました

  2. 「おはよっ」私は友達に挨拶を交わしながら自分の席へ向かう、隣の席は今日も空席だ。

    「はぁ…」私は今日も朝からため息を1つついて教室を出る、向かうのは今日も屋上だ。

    〝ガチャン〟屋上の扉を開けると呑気に寝ている男子生徒が1名。

    「カズヤ起きろっ!!」軽く頭を叩きカズヤを起こすのが私の日課になっている。カズヤはムクっと起き頭をかきながら「はよっ」と眠そうな声で返事をしてくる。

    「大体さ、なんでいつも屋上で寝てんの?
    だったら家でもっと寝てから学校来なよ」
    と私がカズヤに言うと、カズヤはあくびをしながら、「だって寝過ごしたら遅刻じゃん」
    と返してテクテクとドアまで歩いてく。

    真面目なんだか不真面目なんだか…

    私も立ち上がりカズヤの後をついて行こうと歩き始めるとカズヤが後ろを振り向き

    「あと、お前が起こしに来てくれるから」
    イタズラな笑顔でニコッと笑う。

    胸がキュッと苦しくなった。

    きゅん

    9

    翡翠 風さんをフォロー

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  3. 大学生の彼氏と社会人の彼女

    「じゃあいってくるね」
    「ん、頑張って」
    「あ、今日夜ご飯いらないから」
    「なんで?」
    「会社の飲み会」
    「最近多くない?」
    「なんかお客さんに誘われること多くて…」
    「へー、男の人?」
    「ま、まあ」
    「ふーん」
    「あ、でもただご飯食べるだけで疑われるようなことは何もっ…て…り、凛くんっ…何して…ん、んあっ…」
    「………ん、くっきりついた」
    「な…なにした、の…?」
    「キスマークつけただけ、首元の見えるところに」
    「なっ!な、なんでそんなこと!」
    「変な虫が寄り付かないように」
    「へ、変な虫って…」
    「酔った勢いでお持ち帰りされないように、咲希は俺のって印つけたの」
    「…っ!…何それ」
    「咲希可愛いから、心配なの」
    「は、はいはいお世辞ありがと!もう時間だから出るね」
    「ん、キスマ隠しちゃダメだよ」
    「もう!う、うるさい!いってきます!」
    「いってらしゃーい」

    きゅん

    1

    めざましどけいさんをフォロー

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  4. 「こんなジメジメしたところで何してんだ?」

    頭を上げるとサトウ君がいる。

    「休憩。ちょっと疲れちゃって」

    視界が揺れるのを堪えると心配そうな顔が見えた。

    「しんどいなら無理して来なくてもいいだろ」

    サトウ君は横に座る。

    「今日はマシだったんだ。休みすぎると卒業出来ないから」

    再び俯くと酸素が回る気がした。

    「だから『助けてください』だったのか」

    廊下の七夕飾りうっかり名前を書いていたのか。

    迂闊なことをした。

    「そうだよ」

    諦めて認める。


    幾ばくかの沈黙。

    誰かに頼ることが迷惑だと思い誰にも言えなかった私の願い。

    七夕なら書いても許されると思った。


    「俺はお前を助けられるか」


    望んでいた言葉を何度も反芻する。

    嘘ではないと確かめようとゆっくりと顔をあげる。

    揺らがなくなった視界でそれが本当だと理解する。

    「私を助けてください」

    きゅん

    7

    朝霧 めぐみさんをフォロー

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  5. 「おはよう」
    窓の外を見ている少女に声をかける
    「・・・おはようございます」
    少女は振り返らず挨拶を返す
    「なんで最近僕の事避けるん・・?」
    少し怒りがこもっている声で問う
    「避けてなんか、ないですよ・・」
    「僕なんかしてもうたかいな・・・?」
    少女の返答に次は悲しみのこもった声で問う
    「・・・あなたは、悪くないですし関係のない事です」
    少女の返答を聞いた澪人は無言で少女に近づき
    少女の手を取り目線が合うよう身体ごと自身の方に引き寄せる
    「関係のうなんかあらへん」
    しっかりと少女の眼を見て声にする
    「関係あらへんんて寂しい事言わんといて、ちゃんと君の気持教えて?
    僕は君の声で言葉で聞いてちゃんと君の気持を知りたいで」
    澪人は少女を優しいながらも強く抱き寄せ
    頭を肩に乗せ弱々しいくも気持ちのこもった声で少女に言葉をかける
    少女は小さく声を漏らし澪人の身体に弱々しくもしっかりと腕を回した。

    きゅん

    0

    詩伽姫さんをフォロー

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  6. 「どうしたの?」

    ドン

    わっ

    「さっき男と話してたけど、あれ誰?」

    「なんでそんなに怒ってるの?」

    「事務所の秘書だよ?」


    「あっそ」

    「あのぉー手どけて?」

    「ヤダ」

    「えっ!!やだって言われてもぉー」

    「いい加減、自分が可愛いって自覚してよ?」

    「可愛い奥さん浮気はダメだよ?」

    「だからぁー誤解だって耕輔。」

    「じゃぁ、お仕置で由佳からキスして?」

    「やだぁー」

    「してくれるまではなさないよ?」

    「うっ」

    「ほら、早くしないと撮影始まっちゃうよ?」

    「分かったよ」

    チュッ

    「ん」

    「家で散々いじめたあげる♥゛」

    「可愛い奥さん♥」

    きゅん

    4

    朝上藍夏さんをフォロー

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  7. 同棲を始めて約5ヶ月がたった夏の朝

    朔夜の大きなTシャツの上からエプロンをはおった私はキッチンに立っている


    少し身動きが取りずらいのは、私のお腹に手を回し、頭に顎を乗せて背中にピッタリくっついて離れない朔夜のせい


    「ちょっとー、危ないから離れてよー」


    2人で桜並木をバイクで走った日、初めてのキスをした



    そしてあの日から朔夜のボディタッチが急増し、今この状況に至る

    2人きりになればいつでも触れてくる


    昨日の夜のキスだって、思い出しただけで顔から火がでそうなくらい大人なものだった…

    最初は小鳥がついばむようなキス

    だんだん深くなって 舌がからまって
    自分のものとは思えないような声が溢れて…



    「何思い出してんだ、顔あけーぞ」



    「なっ あー!」

    朔夜ができたて切りたての卵焼きを、後ろからつかんで口に放り込んだ

    きゅん

    2

    成 宮 真 淋さんをフォロー

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  8. 俺は、ヴァインがアンネの世話をしている事を知り、敢えて二人にしておこうと思い、自室へと向かった。
    『キィィィー…』
    古い木製のドアを俺が押すと、それらしい音をたてて開く。
    『…』
    俺は無言で後ろ手にドアを閉めつつ、自分のベッドを見た。
    (此処に…あいつと一緒に寝てたんだよな…)
    すると、急激に顔が熱くなっていくのが自分でも分かった。
    同時に、顔が真っ赤に成っている事も。
    (こんな所、誰にも見せられねぇ…)
    そう思い、俺は、本棚に敷き詰められた、本に集中する事にしたのだった…

    そんな事も知らない、彼の顔が真っ赤に成った原因の張本人の私は、彼の部屋のドアをノックしてから『入るぞ』と、開く。
    『…て、うわっ!?い、いつの間に居たんだ…?』
    珍しく彼は慌てた様子だった。
    『いや、さっきドアをノックして声をかけたのだが…あぁ、その本に集中していたのか』
    『そ、そうだ…』
    彼の本心を知るのはまだ先…

    きゅん

    3

    十六夜 零さんをフォロー

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  9. 君の吐いた息が、白く昇る。

    それももう見ることが出来なくなると思うと、あるはずのない胸が痛くなった。

    もう、私は死んでいる。

    君と一緒に人生を歩むことなんて、できやしない。

    「和哉くん、ありがとね」

    私の未練を果たさせてくれて、手伝ってくれて、ありがとう、好きだったよ。

    大好きになっちゃったよ。

    「なあ、ほんとにいっちゃうのか」

    うん、いくよ。

    逝くんだから、そんな顔しないでよ。

    泣きそうになるから、お願い。

    「来世で待っててよ」

    君が私を見た。

    生気に満ちいていた。

    君は生きている。

    残念だな。好きだな。

    君の瞳が潤んでいた。

    分かってた。君も私の事好きだって。

    言わないでくれて、ありがとう。


    『もちろん待ってる』


    消えてしまう最後の瞬間、君の唇にキスを落とした。


    君も私も泣いていた。

    きゅん

    2

    いるみねさんをフォロー

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  10. ん…。やだ。眠たい……起きたくない…。


    「やだとか言わないの。…ほら、起きて?」


    …まだ寝る。シュウくんも一緒に寝よ?


    「俺は寝ません。ほら、起きて。起きなきゃ置いてく。」


    うぅ……。イジワル。


    「ほら、起きて。」


    ……シュウくんの抱っこがいい。


    「はぁ…。ほんとワガママな奴。
    …はい、抱っこしてあげるから手広げて。」


    うんっ。





    ギュッ





    抱きしめられた瞬間にほのかに香る、私の大好きな匂い。


    ずっと抱きしめられていたいくらい…。

    きゅん

    8

    あさりおにぎりさんをフォロー

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  11. 「輝朝だよ~、起きて~」
    私は綺麗な寝顔に申し訳ないと思いながらも肩をトントンと叩きながら起こそうとする。
    「んん…、らる?」
    輝は起き上がり私はほっとして笑った。
    「おはよう」
    と言うと、
    「・・・」
    黙ったまま私の腕を引っ張り私を自分の方へ引き寄せた。
    そして
    チュッ
    頬にキスをされた。
    「らる、おはよう」
    寝ぼけた綺麗な顔にドキドキしてしまった。

    きゅん

    1

    夜野スイセンさんをフォロー

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  12. 「体育館の1on1観に行こうぜ?賭けの対象は好きな人らしい。」

    「知ってる。薫先輩と唯翔だろ?」

    扉を開けると本当に1on1をしていた。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    (コート内)

    「負けたら潔く諦める約束だから。」

    「いくら先輩でも麗華は渡しません。」
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ビーーダムダムダム...

    薫先輩と唯翔はほぼ互角...。

    ...っと唯翔がとった!

    「「「キャー!頑張って!」」」

    キュッ タン スパッ

    「「「キャー!唯翔く~ん」」」

    シュートのあとはキョロキョロ誰かを探していた。私と目が合うと...

    「麗華!昔から好きだ!付き合ってください!」

    私は嬉しくて、唯翔のいるコートに走った

    「唯翔が好き!こちらこそお願いします!」
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    これから始まる幼馴染みとの恋物語

    きゅん

    3

    シヤンさんをフォロー

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  13. 「詩織、起きて」

    「ん…まだ眠い」

    「起きないとキスしちゃうよ?」

    「っ…起きる」

    「ふふっ、おはよう詩織」

    私の彼氏は幼なじみ

    付き合う前も優しかったけど

    「今日も可愛い」

    「っ…」

    今は、甘すぎる

    「き、着替えるから下で待ってほしいな…」

    「手伝ってあげようか?」

    「大丈夫だから…っ!」

    部屋を出ていくのを確認し着替える

    今日は新しいピン付けようかな?

    「お待たせ、ごめんね」

    「…」

    「どうしたの?」

    「そのピン、新しいやつでしょ?すごく可愛い。ももに似合ってる」

    「…っ、あ、ありがとう」

    気づいてくれた…

    「あーあ…またそうやってすぐに顔赤くしちゃって。もう我慢の限界」

    「んっ…かいり…」

    「喋らないで」

    この甘いキスに溺れて溶けてしまいそう…

    「このくらいで我慢できたんだから褒めてよ」

    ホントはもっとして欲しいなんて、君には内緒

    きゅん

    5

    小桜 ひまりさんをフォロー

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  14. 「っ!?時間やばっ!お弁当作らなきゃっ!」

    「あ、悠夏おはよう。時間大丈夫?」

    「おはよう!優斗ごめん!もう少し待って、お弁当作るからっ」

    「うん、無理はしなくていいんだけど、作ってくれるなら嬉しいな。手作り好きだから。」

    「だ、大丈夫。作るよ!」


    「…うん、いい匂いだね〜」

    「そう?もう少しで出来るよ!」

    「そっか。でも、待てないな。」

    「え?…うわっ!ちょっと優斗、ギュッてしないで?動きにくいよ」

    「んー?可愛く言ってくれたところごめんね?朝起きても悠夏がいなかったから寂しかったんだ。」

    「そ、そう、なの?ごめんね?」

    「許さない。」

    「え、ちょっ!んっ……」

    「ふふ、可愛過ぎんだよな〜悠夏って。ホントに大好き。」

    「っ///」

    「あれ?顔真っ赤だ?俺のおかげ?」

    「そ、そうに決まってるでしょっ!もう、準備して来るねっ」

    私の彼氏は朝から甘過ぎるっ!

    きゅん

    5

    綾月芽衣さんをフォロー

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  15. 「あ、先輩またタバコ!未成年が学校で何してるんですか!」

    私が途端に怒り出すと、先輩は嫌そうな顔をしてタバコを捨てた。

    「あーうっさい後輩が来た」

    「何その言い方!いけないことを注意してるだけなのに・・・」

    私が屋上に来るとほぼ毎回これだ。
    いつも放課後の屋上でタバコを吸っていて、この時間が幸せなのだという。

    「禁煙してくださいよーまだ高3のくせに」

    「後輩ちゃんにはわかんないかなあータバコの良さが」

    先輩はつまんなそうな顔をしてまたタバコを取り出した。

    「あー!もう、言ったそばから・・・どうしたら禁煙してくれます?」

    私が先輩の横にたってそう言うと、先輩はあっ、と呟いた。

    「禁煙すると口が寂しくて太るらしいんだよね」

    そう言うと、顔を近づけて私の頬を撫でる。

    「この口の寂しさ、お前がなんとかしてくれる?」

    「えっ!?」

    先輩を禁煙させるには道が長そうです。

    きゅん

    2

    朝比奈 なこさんをフォロー

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  16. 「凛くん、朝だよ。起きて」

    「んー。もうちょっとだけ」

    私(花凛)の一日は朝にとてつもなく弱い凛くん(凛袮)を起こすことから始まる。

    が、今日はなかなか起きてくれない。

    「ダメだよ、遅刻しちゃう」

    「んー。…」

    いつもより手強い。

    んー。どうしよう…。

    あっ、そうだ。

    「…んぐっ」

    「ふふっ。凛くん、おはよう」

    「…はよ。つーか何で鼻つまむんだよ」

    「だって、凛くんがなかなか起きてくれないんだもん」

    でも、少しやりすぎたかなと反省した。

    「ご、ごめんね」

    罪悪感を感じて少し目に涙が溜まる。

    「別に怒ってねぇよ。俺も言い方キツすぎた、ごめん」

    「凛くんは悪くないよ。悪いのは私だから…。ほんとごめんなさい」

    「はぁ。ほんと可愛すぎ」

    「えっ」

    「そんな可愛い顔、俺以外に見せんなよ」


    チュッ

    きゅん

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  17. 「雪くん、今日も来たよ」

    雪くんが亡くなって、1年が経つ。
    名前の通り雪みたいに儚げな雰囲気を持つ男の子だった。
    そして、今でも私の好きな人。
    いつものようにイスに座ってピアノを弾き始める。
    雪くんに教わって、私が唯一弾ける曲、雪くんが一番好きな曲。
    私は今でも雪くんが好き、大好きなんだよ。
    涙が一粒だけこぼれた。

    「ねえ、それなんて曲!?」

    私は驚いて固まった。
    目の前に、無邪気に笑う明るい笑顔があった。

    「ごめん、わからない。題名がないの、この曲」
    「そうなの?俺この曲好きだな」

    彼はそう言うと懐からバイオリンを取り出して弾き始めた。
    ピアノとはまた違う、透明で力強い音色。
    私は驚いて頰を紅潮させた。

    「すごいね、バイオリンが弾けるなんて!」
    「ありがとう。俺、太陽!転校なんだ。よろしく!」

    雪くんとの思い出の音楽室で出会ったのは、太陽みたいに笑う男の子だった。

    きゅん

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  18. 「雪くん…。また、今日も来たよ」

    雪くんが亡くなって、もう1年が経つ。

    名前の通り、雪みたいに儚げな雰囲気を持つ男の子だった。
    そして、今でも私の好きな人。

    いつものように私はイスに座り、ピアノを弾き始める。
    私が雪くんに教わって、唯一弾ける曲、雪くんが一番好きな曲。

    私は今でも雪くんが好き、大好きだよ。
    涙が一粒だけこぼれた。

    「…ねえ、それなんて曲!?」

    私は驚いて固まった。
    目の前に、無邪気に笑う明るい笑顔があった。

    「…わからない。題名がないの、この曲」

    「そうなの?俺もそれ弾いてみたい!」

    彼はそう言うと、懐からバイオリンを取り出し弾き始める。
    意外、バイオリン弾けるんだ…。
    ピアノとはまた違う、透明で力強い音。
    すごい…。
    私は頰を紅潮させた。

    「俺、太陽!転校生なんだ。よろしく!」

    雪くんとの思い出の音楽室で出会ったのは、太陽みたいな男の子だった。

    きゅん

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  19. 「え〜、ここでの心情は…」

    静かな国語の授業、一番うしろの列は、教室がよく見える。

    うとうとしている子、先生に隠れて紙パックの紅茶を飲む子、首をかしげる子…

    そして、右斜め前の席、真面目に授業を聞いているのは司馬(しば)くん。気だるげな5限の教室の中で、彼の周りだけ空気が冴えている気がして、なんだか見惚れてしまう。

    ふと顔を前に戻すと、先生と目が合った。
    あ、なんだか嫌な予感が、、

    「じゃあ宮崎、続きから」

    ですよね〜…全然話聞いてなかったな〜…

    「……」

    うつむく私の目の前に教科書が差し出される。
    そして長い指が、流れ星のように行をなぞっていた。

    顔を上げると、司馬くんがこちらを見ていて、その唇が動いた。

    見 す ぎ ?

    イタズラっぽく微笑むその顔に
    顔から一気に熱が広がっていくのが分かった。

    「宮崎?」
    「あ、はいっ」


    ………2人の恋はまだ、先の話。

    きゅん

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  20. 朝、ふと窓から身を乗り出すと、例によって女子に囲まれたユウがいた。
    あいつ、女子に囲まれてるっていうのに、表情の変化があんまりない。

    基本的にクールなんだよね。あたしたちはひとつ屋根の下で暮らしてるから、あんまり気づかないけど。

    そんなことを思っていると、目があった。
    口パクで、何か伝えてくる。ええっと?

    今日の夜ご飯、唐揚げ?

    やったあ!嬉しい。唐揚げみたいに庶民的なご飯であることは金持ち一家には珍しいことだ。

    あたしは、「やったね!」っていう意味をこめてユウにウィンクしてみせた。
    その途端、ぼっ!って、ユウの顔が赤くなっちゃって。

    え……どうしよう。
    どうして赤くなったんだろ。クールなはずなのに。

    きゅん

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  21. 「んっ、龍っ」
    俺の腕の中で目を覚ますあげは。
    眠たそうに目を擦る姿にキュンとなる心。
    モゾーー。
    ん?
    回された腕は、あげはを掴んで離さない。
    嫌な予感から布団をめくった。
    「白!!何してんだ!」
    いつのまに部屋に居ていつのまに抱き締めてんだよ。
    だけど起きない白は、またあげはを抱き締めた。
    「やっ、どこ触ってんの龍っ」
    ーー!!
    寝ぼけてるあげは、は俺だと思って柔らかな声を出し始めた。
    「やっ、ダメっ。
    朝からそんなとこっ」
    何⁇何が起きてるわけ?
    白を見たら口元が、笑っていた。
    コイツ起きてやがる。
    頭にきた俺は白を叩いた。
    「いたっ、いいじゃん。
    朝かラブラブしてうざい。
    柔らかったわ。
    ありがとうね」

    白はニヤニヤしながら出て行く。
    柔らかった?
    あげはを見たら、胸元が乱れてる。
    首筋に、キスを落とした。
    「んっ、龍っ」
    キスマークを付けた。
    「こいつは俺の誰にも渡さない!」

    きゅん

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