ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. バンッ
    ハァハァ
    後ろの扉があく音がした。
    私は驚いて振り返った。
    するとそこには息を切らした零(レイ)がいた。
    零「だ、大丈夫か、朔良(サクラ)」
    いきなりそんな事を聞いてくる。
    ああ、零には私が格闘技全般出来る事言ってないんだった。
    少し喧嘩ができるとは言ったけど…
    朔良「大丈夫だよ、私のことは心配しなくていい」
    そう言ってまた、フェンスの方へ向くと、
    後ろから抱きしめられた。
    突然のことで混乱する。
    零「喧嘩とか格闘技ができてもお前は女なんだよ。俺の大切な女なんだよ。
      言っとくけど、一応告ってんだぞ」
    後ろだから顔は見えない。でも嬉しい
    大丈夫今なら言える
    朔良「私にとっても零は大切な人だよ。」
    零「それはつまり…」
    朔良「うん、私と付き合ってください。」
    やっと言えた。
    零「それは俺のセリフだよ」
    月明かりに照らされて二人の影が重なる。
    零「お前は一生俺のものだ」
    朔良「うん」

    きゅん

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  3. 私が通ってる学校には暴走族、総長の代永 桜がいる
    「マナちゃーん!」
    なぜか代永に気に入られ毎日私のところまでくる
    ほんと、勘弁して欲しい…
    代永のせいでいろいろ私の噂話があるらしい
    「追いかけてこないでください」
    一応先輩だから敬語を使う
    「えーなんでー?」
    「迷惑です」
    本当にこの人は暴走族の総長なのだろうか…?そう思うほど代永の顔はコロコロ変わる

    お昼は1人で食べたいから代永に見つからないように屋上に上がった
    あれ、先約がいるのか?
    ドアの反対側に行こうと思うと人影が見えた
    「あ、マナちゃん!」
    人影は代永だ
    「失礼します」
    「…」
    その場を去ろうとすると代永に手を引っ張られ抱きしめられる
    「茉菜はそんなに俺のこと嫌いかよ」
    いつも私を呼ぶ時より低い声で呼ばれドキッとする
    「…いや、だ…」
    「…俺はおまえのこと好きだ」
    “好き”という言葉はこんなにも破壊力があるのかと実感した

    きゅん

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    鷏さんをフォロー

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  4. 女1「ちょっとあなた」

    私「...。」

    女達「きゃー!あなた今真理亜様のお言葉を無視したわね(怒) 」

    私「で?」

    女1「まぁいいわ!その代わり放課後校舎裏に来る事ね♪」

    スタスタスタ...

    私「だりぃ」



    放課後...

    女達「よく来たわね」

    女1「あなたはこの学校にいらないの!ゆう様は私のものなの!」

    そう私の彼氏はゆう。ゆうは暴走族の総長をしているから人気なの。だからいつもこれ、。

    私「あのあんたらさこんなこと何回やるの?(笑)私はゆうとは離れないよ、!」

    女1「そ、今日は違うわよニヤニヤ」

    私「え?」

    男達「いいのか?こんないい女ニヤニヤ」

    女1「えぇ!どーぞ」

    私「やめてっ」

    「人の彼女に何してるのかなぁ」

    女達&男達「ゆう様?!すいませんでした、!」

    ゆう「大丈夫だったか?ごめんな。」

    私「大丈夫!ありがと♡」

    私&ゆう「大好き」

    きゅん

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  5. 『はぁ…はぁ…』

    彼が病院に運ばれたと連絡を受け、病室まで全力で走る

    その間、ふと昨夜の事を思い出した──


    『ほんとに行くの…?』

    隣で背を向けて寝る彼の背に、そっと手を置く

    先程彼から伝えられた話

    「明日、他のチームと抗争する事になった
    。前から張り合ってたとこで、それの決着をつけるから……相当激しくなると思う」

    彼は暴走族にいるんだ。いつかはこうなると覚悟して付き合っていた
    だから、「行かないで」と言えない

    でも、どうしても彼が帰ってこないんじゃないかと不安で

    寝返りをうってこちらを見た彼は、そっと私を抱きしめてくれる

    「大丈夫。絶対帰ってくるから」


    翌朝、彼はいなかった


    『──怜!!』

    病室のドアを勢いよく開け、肩で息をしながら近づく

    『よかったぁ…無事で』

    「え…っと…」

    こちらを見て困ったように笑う彼に、一瞬胸がザワついた


    「誰…かな?」

    きゅん

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  6. 今日は亮とのデート 待ち合わせの駅前で待っていた
    「遅いな~」
    と・・・
    「ねぇ君俺らとイチャイチャしない?」
    何?学ラン着てるし暴走族?
    「え?」
    「暇でしょ、俺らと遊ぼ」
    助けて
    「ねぇ君ら俺の女に何してんの?」
    「はぁ?てめぇ誰だよ」
    「こいつの彼氏」
    「なんだよいたならゆえよクズが」
    「俺の女をクズ扱いしないでくれる?」
    「はぁ💢てめぇ俺らにケンカ売ってんのか?」
    ヤバい殴られる
    ガチッ
    「これ以上俺の女に手出すなクズ」
    「そうよ早く帰んないと警察来るよ」
    「チックズが」
    帰っていった
    「ごめんね亮」
    「いや大丈夫、でもこれからは変なやつに絡まれんなよ」
    「うん、ありがと」
    「彼女の為なら当たり前のことをしただけです」
    「("⌒∇⌒")大好き❤️」
    「俺も」

    きゅん

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  7. 「何やってるんだ?」

    突然後ろから声が聞こえて振り返ると、私の彼氏そこにいた。

    「今日私が日直だからその仕事してたの。」

    「ふーん、まっ終わるまで待っててやるよ。」

    「えっ、いいよ。」

    「俺が待ってたいんだからいいんだよ。」

    そう言いながら、私の頭をぽんぽんしていた。

    きゅん

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  8. 「先生って暴走族と仲良いよね」
    前から思っていたことを呟いた。
    日直だったから日誌を出しに行った職員室での出来事。
    他の生徒は帰ってて職員室にもほとんど先生がいない。
    「なんで人少ないの?」
    「飲み会」
    「…誘われてないの?」
    哀れんだ目で言うと「お前が日誌出すの遅ぇんだよ」と頭を叩かれる。
    「体罰に世間は厳しいよ」
    「教育の1つだ」
    ザッと日誌に目を通した先生は「お疲れ」と言って日誌を閉じた。
    「でさ、さっきの質問なんだけど」
    「暴走族と仲良いって話か」
    「そーそー、確かに先生若いしチャラそうだけどさ、」
    先生のことたまに名前でさん付けの人いるじゃん。と、この前たまたま耳にしたことを言う。
    すると「あー、」と言って少し複雑そうな顔をして。
    「お前さ、ペラペラ言うんじゃねぇぞ」
    いや、何が。
    でもその意味はすぐ分かって。
    「俺、OB」
    子供っぽく笑った先生にいろんな意味で心臓が音を立てた。

    きゅん

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  9. 「なんだよ、こんなとこにいたのか」
    屋上から校庭を見下ろしていると、呆れたような声がかけられた。
    「探したっつーの。早くいつものたまり場行くぞー」
    当然のように言う真也に、私は目を見れないまま口を開く。
    「……行かない」
    「…は?」
    「行きたくない」
    「まて、なんだよ急に」
    焦ったよう顔を覗き込んでくるけど、私は断固として目を合わせない。
    「真也たちといるのは楽しいけどさ…ズルいとか…抜けがけとか言われて……毎日噂話されて……ちょっともう……キツいかな……」
    できるだけ重く聞こえないように笑ったつもりだったけど、無理だったみたい。
    真也は形の良い眉をぐっとひそめると、私を急に抱き寄せた。
    「わっ!?」
    「……悪かった……気付けなくて。……けど、絶対守るから……噂話なんてすぐ俺が消してやっから……そばにいろよ」
    (びっくりしたびっくりした……嫌われたかと思った………)

    きゅん

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  10. はぁ、しんどい
    保健室はっと、誰もいねぇのかよ
    「借りまーす」
    一応一言だけ言って俺はベッドに寝転んだ。

    ─ガチャ

    あれ、誰かいるのかしら。

    養護教諭の櫻井春子がベッドを除くとそこには眠っている成山湊がいた。

    湊がいることを確認してその場から動こうとしたとき腕を掴まれた。

    「待って、行かないで。」

    それは頼りない声だった。

    仕事も片付いていた櫻井は起きるまで腕も放してくれなさそうだし隣で座って起きるのを待つことにした。


    目が覚めると俺は隣で眠っている櫻井先生の腕を掴んでいた。寝顔がとてつもなく可愛らしい。
    「…え」
    状況が飲み込めずもれた湊の声で櫻井も目が覚めたようだ。
    「あぁ湊くん大丈夫?」
    「…はい」
    「なら良かったわ、疲れているみたいだから今日は早く帰りなさい」
    「…うっす」

    櫻井に惚れた湊は夜遊び女遊びをやめようと決意した。

    きゅん

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  11. わたしには好きな人がいた。
    けど、彼は暴走族の総長…手の届かない相手…
    諦めようと思ってたわたしに突然、奇跡のように彼の隣の席となり接する機会ができた。
    彼とわたしは少しづつだが、親しくなっていった。
    そして諦めようと思っていたが、たくさんの彼の新たな一面に今まで以上に惹かれていった。
    前より好きと感じていたとき1つの噂がわたしの耳に入る…
    彼には付き合っている〝 姫〟という暴走族にとって大切な存在がいるという。
    わたしは悲しかったが相手がいるのなら潔く身を引いて、彼の幸せを願おうと決意した。
    それからわたしは彼と話さなくなった。
    彼からは今まで通り話しかけられた。
    だが、わたしは無視し続けた。
    しばらく経ったある日の放課後彼に話しかけられた…
    彼「なんで無視するの?俺お前のことが好きなんだよ…」
    噂はただの誤報だったらしい。
    そして私たちは晴れて付き合うことになり、幸せな時を過ごした。

    きゅん

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  12. 「とーりー!帰ろー!」
    「あー、もうこういうのやめね?」

    そう言うと冬里はさっさと教室から出ていった。
    最近幼馴染の様子がおかしい。
    今までずっと一緒だったのに避けられている。


    「はっ?お前なんでいんの?」

    夜、私は冬里の家の前で待ち伏せをしていた。

    「冬里がいつもこの時間に出かけてることくらいわかってんの。なんでさぁ最近避けてんの?」
    「何言ってんの?避けてねぇし。俺もう行くからどいてくんない?」
    「いっつもこんな時間にどこ行ってんの?」
    「どこでもいいだろ」

    「あーもう!心配なんだよ!避けられるの辛いんだよ!私は冬里が好きだから!」

    「俺だって美沙が好きだよ!でも、俺、暴走族だからお前に迷惑かけちまうんだよ。巻き込みたくないんだよ。守れねぇよ。そんな嬉しいこと聞きたくなかったなぁ」

    冬里は始めて美沙の前で涙を流していた。

    きゅん

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  13. 「もーやだぁ、真っ暗じゃん!取りに来なきゃよかったよぉ〜」羽田未央、テスト前なのに教科書を教室に忘れてくるっていうバカをかまして真っ暗な学校に来てる。明日から3連休だから取りに来ないっていう選択肢はなかった。「ねぇ、何してるの?こんなところで?」え?後ろから声をかけられびっくりして何も返せない。(これっていわゆるチンピラ?)肩に回る腕、体が硬直して動かない。相手はガタイのいい男3人。「忘れ物?運いいねぇ、俺らと遊んでよ?」なんか言わなきゃ、、「おい、お前ら何してんの?」「あぁ、マサル、こいつ、今日の獲物。」ボコッ!「きゃっ!」「おい!マサル!何してんだよ!」ボコッボコッ!「行こう!」はぁはぁはぁ。「大丈夫?怪我とかない?」「う、うん。あなたは?」「俺は大丈夫。てか、あんた度胸あるね。笑夜の学校は暴走族の溜まり場だよ?気をつけな?女の子、ましてやこんな可愛い子狙わないやついないから…」

    きゅん

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  14. 昔から可愛い物が大好きな彼は、小学生の頃よく他の男子達にからかわれていた
    私はそれが気に入らなくて止める
    毎日その繰り返し
    でも今回は少し違った

    「強くなるから!強くなって、今度は僕が守るから!!」

    初めて彼が強い意志を伝えてきたのだ

    『ありがと──


    ──翌日、彼は転校した

    (あれから6年か…どうしてるんだろ)

    懐かしい事を思い出しながら歩いていると、変な男達に絡まれてしまった

    ⌜君、俺達と遊ばね?⌟
    ⌜酷い事しないし⌟

    と肩を組まれ、全身に力が入る

    『えっと…』
    「僕の大切な人に何してんの?」

    対応に困っていると、背後からの聞き覚えのある声
    振り返ると、そこには居ないはずの彼の姿があった

    ⌜こいつRAGMELの…⌟
    ⌜チッ、行こうぜ⌟

    ヒソヒソと話した後男達は逃げていった


    『なんで…』

    驚いていると、彼はニコッと笑って

    「君を守るために帰ってきたよっ!」

    きゅん

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  15. 私の幼馴染で初恋の人、翔は随分と変わってしまった。

    前は優しくてかっこいい大好きな人だったのに

    今じゃ暴走族なんてやってる。

    口も優しい口調から荒い口調へ。


    そんな彼に久しぶりに話しかけられ

    呼び出された。

    向かった先は──。

    暴走族のたまり場だった!!


    そして、翔が前に立った途端倉庫内が静まった。

    不思議で翔を見ると右の口角をあげてこう言った。

    「こいつを姫として迎える。てめぇら全員でこいつを命懸けで守れ。
    いや、俺が守ってやる。
    意見がある奴は俺に言ってこい。」

    何が起こったんだろう。

    「ねぇ、何?今の」


    「俺はずっとお前が好きだった。
    お前しか眼中にねぇよ。」

    私が赤くなるのには十分な言葉達。

    続けて彼はこう言った。

    「俺に守らせてくれないか?姫。」

    「っ、はい!!」

    そう返事をすると

    彼の顔が近ずいてきて

    甘い、とろけそうなキスをした。

    きゅん

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  16. 「……なぁ恵美、好きだよ」





    病院の別室で、奈々絵はあたしを後ろから抱きしめた。




    「奈々絵、こんなとこにいたら先生に見つかっちゃうよ」




    「……見つかんねぇよ。逃げるのは許さねぇ。これ副総長命令だから、よろしく」






    そう言って、奈々絵は後ろからあたしの首筋を舐める。




    「きゃあっ!」




    「いいなぁ、その声。




    ……もっと感じてくれよ、俺のお姫様。





    俺はあんたを、一生涯愛してる」







    あたしの頬は、リンゴみたいに赤く染まった。

    きゅん

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  17. お披露目前日。


    倉庫内で、指示を出してると………


    咲ちゃんが来た。
    だから、咲ちゃんと簡単な飾り付けをしてるんだけど。


    「咲ちゃん、危ないから降りてきてよ‼
    そこ、俺やるから」


    高い高いはしごを登った上に、咲ちゃんはいた。


    小さなお星様を持った咲ちゃん。


    「大丈夫!!お星様は、一番高いとこに……あと少し‼できたよ‼………きゃっ」


    傾く体。

    言わんこっちゃない。

    ーーーーーガシッ。


    君の体を引き寄せて、お姫様ダッコした。


    「無茶し過ぎて、危ないから咲ちゃん」
    なんだか、ニヤニヤしてる仲間から逃げるように君を連れ出した。
    ーーーードンッ。
    壁に手を付き逃がさない様にした。

    「爽くん?怒ってるの?」
    「なんで?咲ちゃん、悪かったの?そんなミニスカート履いてはしご登るとか、嫉妬させんなよ‼」

    「ごめんなさいっ」
    素直で、可愛い咲ちゃんの頬にキスをした。

    きゅん

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  18. 今、私は知らない男に拉致られている。

    私の彼氏は、相当強いらしい暴走族の総長で、そんな彼を潰したいから私を攫ったんだろう。

    だけど……
    「意味、ないよ…。朔が来るわけないじゃん。」


    だって、朔はきっと自分のグループのお姫様といるから。
    朔の大事な子は、お姫様だから。


    「くるわけ、ない…。」

    私がそう呟いた瞬間。

    バンッ!!!
    「お前ら、勝手に人の女攫ってんじゃねえよ。」


    …うそ、でしょ?なんで……朔。

    朔が私を攫った男達をいつの間にか倒してて、私の前に座った。

    「朔…?なんで、お姫様は?」

    「お前、なんか勘違いしてるみたいだけどさ。俺が好きなのは、大事にしたいのは……柚瑠、お前だけだよ。」

    私が泣きそうになっていると…。


    「愛してる。柚瑠。お前だけだ。」ボソッ


    耳元で囁かれたら、耐えられませんっ!

    きゅん

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  19. ギジリと音を立てるベッド。
    音が大きくなるにつれて比例する女の人の甘い声。
    「覗き見?」
    数分後、音の原因だった人が隣のカーテンから顔を出して妖美に笑う。
    「隣にいるのわかってましたよね」
    「バージンちゃんには刺激強かった?」
    クスリと笑って言うこの先輩は暴走族の幹部の1人で私の好きな人。
    暴走族とは縁遠いように思わせる甘いマスクで女の人を喰らう。
    数日前にこの保健室で会ってから私のことを彼はバージンちゃんと呼ぶ。
    だから悔しくて、
    「バージンじゃありません」
    少し目を逸らして嘘をつく。
    その瞬間「へぇ」という低い声が聞こえて気がつけば視界に広がるのは先輩の顔と天井。
    その顔はいつもの甘い顔じゃなくて。
    見たことない冷たい目をしていてゾクリとする。
    頭上でまとめられた両手首からは男女の力の差がはっきりしていて。
    「ハジメテ、貰った奴、だれ?」
    低く呟かれた声。
    暴走族の彼を見た瞬間だった。

    きゅん

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  20. 「またケンカしたの……?」

    放課後の屋上。
    フェンスに寄りかかる見慣れた大きい背中。

    「たっくん……聞いてる?」

    「聞いてる」

    たっくんは幼なじみ。
    ずっと一緒にいたのに、暴走族に入ってるって知ったのはついこの前のこと。

    「たっくん……」

    ケンカなんかしないで。
    そう言いたいのに思うように声が出ない。
    突然、頬にしずくが落ちた。

    「……なんで彩菜が泣くんだよ」

    ずっと背中を向けていた彼がこっちを向く。
    たっくんから手が伸びてきて、私の頬を撫でる。

    「ケンカなんてやめて……」

    「俺だって、したくてしてる訳じゃない。

    頬を流れるしずくは止まることを知らない。

    「彩菜を守れるくらい強くなりたいんだよ」

    私の手をとった。

    「好きな女のために拳を使うことはだめなのか?」

    「好き……?」

    「彩菜が好きだよ。誰よりも」

    そう言って、君は見覚えのある笑顔で笑った。

    きゅん

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  21. 「おい。茜!見せろよ。」
    「なんで…」
    不良のくせに珍しく授業に出てるなぁって思ってたら結局何も持ってきてなくて私が見せなきゃいけないとか…めんどくさ。
    「いいだろ!じゃなきゃ授業わかんねぇじゃん。」
    そりゃそうだ。授業はそういうものだ。
    「…はいどうぞ!!」
    半ばイライラしながら机を寄せて見せる。
    「あざす!マジ神!」
    教科書見せただけなのに、爽やかな笑顔でこっちを見てくるもんだからちょっとドキッとした。
    熱くなる顔のせいで彼のことを見れなくてしばらく真剣に先生を見ていた。
    10分後。
    隣が静かなので見てみると…
    私に教科書を見せろと言った不良はスヤスヤと寝ていた。


    さっきの私のドキドキ返せ!!

    きゅん

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