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  1. 13件ヒットしました

  2. 「眠…」
    「青麦先輩」
    「帰るのか?」

    下校の美友はバスを降りた先輩と駅ビル喫茶店に来た。
    彼は生徒会長として店の調査をすると言いパフェを注文し、待った。

    「お前さ。春の課題は?」
    「はい!今、必死に答えを写し中です」
    「大声出すな?」

    急に怒った彼に美友は悲しくなりパフェを残した。


    「ご馳走様でした」
    「……いいのか?」
    「はい」

    美友は評価をスマホにまとめ出した。

    「ええと。インスタ映え◎」
    「他には?」
    「…初デートには△。お粗末な彼女には×。熟年カップルが◯」

    「おい、お前」

    「優しい先輩に⭕️っと」

    自虐な美友に彼は真剣に向かったが、美友はもう泣いていなかった。

    「青麦先輩。今度は本命さんと来てね」
    「お前」
    「…私先に帰ります」

    美友を青麦は背後から抱き頬にキスをした。


    「え。あの」
    「俺が好きなのお前だし」

    今朝も温度は急上昇だった。

    きゅん

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  3. 「何やってんだよ」
    「……学校早く終わったから」

    どこかに行きたいと美友は疾風を見上げた。

    「でも店はコロナで自粛だぞ」
    「そうか、じゃ。帰る」

    寂しそうな彼女に疾風は腕を引いた。

    「行くか」
    「どこに?」
    「いいから」

    疾風は歩いて近所の公園にやってきた。


    「うわ?桜が綺麗……」


    桜吹雪の中で嬉し顔の美友を見た彼はベンチに腰掛けた。

    「なあ。美友。俺の事好き?」
    「え」

    突然の話で彼女はびっくりして固まってしまった。
    この顔を見た彼は、慌てて誤魔化した。

    「……っていうのは冗談!」
    「そ、そうなんだ」

    がっかりした美友は自動販売機でアイスを買った。

    「見て!桜味だって」
    「どれ、ガブ!」
    「あ?もう……」

    そんな彼を彼女は見つめていた。

    「これ、好き?」
    「え?」
    「私とアイスどっちが好き?あ」

    彼女の頬にキスをした公園では鶯の声がしていた。

    きゅん

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  4. 「どう。調子は」
    「あ?海棠先輩」

    美友は春休みに教室に忘れた教科書を取りに忍び込んだと話した。

    「閉鎖してたでしょ?どうやって入ったの」
    「窓。あ?」

    ここに警備員が来たので美友は机の下に隠れた。
    試験バイト中の彼は言い訳をしてくれた。

    「助かった」
    「……あのね。明日はここで英検をするからダメだよ」

    海棠は美友にそう言ったが教科書はなかった。
    そこで彼は日永教師の元に美友を連れて行った。

    「本はあります、が」

    美友の教科書は答え付きなので違反と注意された。

    「いけない子だね」
    「ごめんなさい」
    「しかも忍び込むなんて」
    「そんなに怒るなよ」

    こんな美友に日永は返してくれた。

    「あれ?何か入ってる……クッキー?」
    「私の手作りです」
    「可愛い」

    「さあ美友さん、先生と帰ろうか?教科書は全教科だもんね」
    「はい!ごめんなさい!」
    「はあ?」

    春休みはこれからだった。

    きゅん

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  5. 卒業式の前日に
    有名なイケメン軍団の先輩と
    連絡を交換した花乃
    メールをしているうちに
    先輩の優しさにひかれていって
    恋だときづく
    しかし
    先輩との距離はどんどん離れていき

    きゅん

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  6. 桜舞散る丘で、私は暇をしている。
    「ねぇー晴樹、一緒の学校に行きたかった。」
    今はもう届かない君に向かって言ってみるけど、返事は返ってくるわけがない。
    晴樹は私と同じ年の男の子。
    中学時代一番中の良かった子だった。
    半年前、事故で亡くなってしまった。
    即死だったらしい。
    今はもう、立ち直ったけど、一緒の学校に行こうという願いは叶わなかった。
    当たり前は当たり前じゃないことを知った。それと同時にもう叶わなくなってしまった恋にも気がついた。
    「晴樹ー、会いたいよー…。」
    現実を見てみるとすぐに目が潤って見えなくなった。左目から涙がこぼれた。
    その時、ビューっと強い風が吹いた。
    まるで、私の背中を押すように…。

    きゅん

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  7. 友達との待ち合わせで駅に来ていた。
    ちょっと遅れるらしく、のんびり待ってた。
    そしたら君が現れた。ラッキーだと思った。
    でも…ラッキーじゃなかったかもしれない。
    人間は驚きすぎると目が離せなくなるもので、その光景に思わず釘付けになった。
    涙なんて流れない。だって、泣く権利はないから。
    君が幸せならそれでいい。
    …なんて思えるわけない。
    君は確かお兄さんと二人兄弟だよね?
    私の見間違いならどんなに嬉しいか。
    たしかに君が幸せなのは嬉しい…。
    でも、改札から出た途端勢い良く君と抱き合う女の子。君のそんな笑顔を見たら、嘘だなんて思えるだろうか?

    しばらくして友達が来たときにはもう居なくて、ただただ壊れていく自分の心に嘘をつくことしかできなかった。

    きゅん

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  8. 卒業後、あいつにはもう会わないと思ってた。
    4月1日。卒業した私は暇だったから、街を出歩いてみた。
    そしたらばったり、好きだったから告ったけど結局何度も私の事を振った人に会った。
    今日はエイプリルフール。
    気づいてないかもしれないから、最後に腹いせに好きの裏側を言ってみようと思った。
    「……そういえばさ……」
    「ん?なに?」
    一言言えばいい。『あんたなんて大嫌い。もう会いたくない。二度と私の前に現れないで。』
    「………っ………なんでもない。」
    でもやっぱり無理だね。


    今でも好きな人に嘘でも『嫌い』だなんて言えない。
    そう簡単に諦められる恋なんて、初めからしてない。
    『嫌い』は『好き』
    『会いたくない』は『会いたい』
    『姿を見せないで』は『離れないで』
    私の本音はどれだろう……。
    私が嘘をついても君は気づいてくれるのだろうか。きっと、それがあった時、私の想いも繋がるのだろう。

    きゅん

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  9. 「来てくれてありがとう」

    今日は柚季くんと初めての制服デート

    大学受験に合格した柚季くんはもう春休みに突入している

    遠距離だから制服デートなんてしたことなくて、頼み込んだら快く了承してくれた

    「俺も桜に会いたかったし。それに…」



    続く言葉は聞こえなかった

    見上げれば彼は私の頭に手を置いた

    「なんでもない」

    そう言って笑った彼はくしゃりと髪を撫でる

    ___それはずっと昔から私が大好きな笑顔

    これから始まるのは幸せな時間

    過去の私達が歩めなかった夢の時間

    赤くなった頬を隠すように俯きながら彼の空いている手を握る

    「柚季くん、今日は楽しもうねっ」



    「俺も桜に会いたかったし、それに…」

    小さくなる声に不思議そうに見上げてくる彼女

    照れを隠すように頭に手を置けば“なんでもない”と言う

    …言えるわけないじゃん
    制服姿が見たかったのは俺の方なんだから なんて

    きゅん

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  10. 久々に友達と遊んだな〜
    ただ、少し買いすぎたかな?
    「あれっ。松下?」
    「あ、栗山くん!」
    好きな人に会えるなんて…!
    「久しぶり。」
    「松下、お前どこいってたんだ?」
    「友達と遊びに行ってたの!」
    「友達って、男か?」
    「え?違うよ?」
    「そっか…あ、荷物持つよ。」
    「あ、ありがとう…栗山くんは何してたの?」
    「走り込み。お前に会えると思って…」
    え?いまなんて?

    「栗山くん、わざわざ家の中まで運んでくれてありがと〜!」
    「なぁ…お前…今日…」
    「えっ…?」
    「そのワンピース、似合ってる。」
    褒められた!!嬉し…
    「ただ…短すぎねーか?」
    「え?」
    「もう少し長いヤツにしろよ。」
    グイッ
    「あ、栗山くん…恥ずかしい…そんな近くで見ないで…」
    顔近い…
    「俺怒ってんの?何でかわかる?」
    「な、なんで…?」
    「ふっ…教えなーい。」
    「もぅー!教えてよー!」
    なんで栗山くんの顔が赤いの?

    きゅん

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  11. 見つけてくれた。


    全部を失った私を君が拾ってくれた。

    空っぽだった私を君が満たしてくれた。




    それなのに私はー


    叶うなら、もう一度君に会いたい。
    君の笑顔を見たい。拗ねた顔を見たい。怒った顔を見たい。

    届くなら、もう一度。



    『届くなら、あの日見た空をもう一度。』

    どうか貴方にも届きますように。

    きゅん

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  12. 春休みで、同級生のあいつと会えてない。

    ま、スマホで毎晩、トークしてるけど。

    昨日、春休みの課題を一緒にやろうって、あいつが誘ってきた。


    〈図書館でやほう!〉


    〈やほうw〉


    〈間違えた! ハ行とラ行、近いから!〉


    ウケる。

    しかも、これ一応、私服デートだ。


    と思いきや、集合してみたら、男女3人ずつ。

    あいつ狙ってる男もいて、早速、絡んでるし。


    「よっしゃ、課題、やほう!」


    何でおれとのトークの誤爆が流出してんだ?

    てか、あいつ、しゃべったな。

    誰にでも愛想よく自虐ネタ披露してんじゃねぇよ。


    イラッとして、思わず。


    「そのネタでいじっていいの、おれだけ。

    てか、こいついじっていいのはおれだけだから」


    当の本人はキョトンとしてる。

    この鈍感女。


    「ちっとは気付けよ」


    「ん?」


    「そのうちキッチリわからせてやふ」


    「やふ?」

    きゅん

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  13. 忘れ物を取りに来たのが間違いだった。
    春休みだというのに、先生につかまった私は図書室で本の入れ替えの作業をしている

    好きな人と二人きりで

    彼も同じく、暇そうだからという理由でつかまり、今に至る。
    特に話すわけでもなく、黙々と本の題名をチェックする。

    ふと、窓の外が目に入ってサッカー部の憧れの先輩の姿を見つける。

    「あー、先輩カッコいいな」

    ボソッと、言ったつもりだったけど。
    隣で作業しているためかバッチリ聞こえてたみたいで。


    一瞬のうちに、
    目の前には好きな人の顔 後ろには本棚

    「……へっ??、」

    状況が理解できないでいると、上から声がかかる

    「…仕事中になによそ見してるわけ?あの先輩のこと、そんなに好き??」

    「えっと…?「あんたはさぁ、………俺だけ見てればいいんだよ」


    え、それはつまり……そういうこと?!

    きゅん

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  14. 今日は私の誕生日なんだ♪
    でも、家族はみーんな買い物に出かけてて、家に1人の私。
    「17歳かぁー…」
    早いなぁーなんて考えてたら…
    ーピンポーンー
    家のチャイムが鳴った。
    私は、マンション住み。
    誰かなー?
    「はーい」
    ーガチャー
    「城野、誕生日おめでとう。」
    そこにいたのは。
    私の片想い中の男の子・凪くん。
    てか私の誕生日なんで知ってるの⁉︎
    「あ、ありがとっ!」
    いちおー、部屋着だから恥ずかしいんですけど…。
    「あと…な?プレゼントもう一個あってさ…」
    そう顔を赤くして言う凪くん。
    なんなんだろう?
    「もう一個?ひとつでじゅーぶんだよ?」
    他に何をくれるっていうの?
    こうやって来てくれただけ、私にはじゅーぶんプレゼントだよ。
    「プレゼントは…俺自身。好きだから。城野が」

    そう言って、帰っていったー…。

    きゅん

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