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  1. 16042件ヒットしました

  2. 「この文章読めない!教えて!」と幼なじみの裕ちゃんが話しかけてきた。
    「どこが読めないの?」と私。
    「3行目の意味」と裕ちゃん。
    「I love you……これくらいわかるでしょ?」と私
    「え?なんて言った?大声でお願い!」と裕ちゃん
    私は仕方なく「I love you!好きです!」と叫んだ。
    目線が気になる……ハッ!しまった!……どうしようと考えているときに、裕ちゃんが
    ……「俺もだよ!」と言いながらキスしてきた💋!……なんなの!もう恥ずかしくて顔を隠した

    きゅん

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  3. 最近彼氏が出来た。
    私がずっと好きだった、後輩の子。
    もうめちゃくちゃ可愛いんだ。
    いわゆる犬系彼氏ってやつ。

    今日は一緒に帰る日。
    「あ、香織じゃん。帰んねーの?」
    声をかけてきたのはクラスメイトの男の子。女子からは人気らしい。

    「うん!人待ってるから。」
    「もしかして、噂の彼氏?」
    「そうそう。」
    「なるほどなぁ。楽しそうでいいな!
    じゃ、俺は帰るから。またあした。」
    そう言って、頭に手を置いて帰っていった。

    まあ、あれはモテるよね。
    勘違いする女の子多そう…
    「先輩!」
    少しムスッとした彼氏が後ろにたっていた。「え、いつから居たの?」
    「男の人と喋ってる時。」
    「結構前からじゃん!声かけてくれればよかったのに。」
    「だって楽しそうだったもん。」
    「えー?ヤキモチ?可愛い〜」
    「可愛いって言わないで!僕だってやきもちくらい焼くんだからね!」
    今日も今日とて可愛い彼氏です

    きゅん

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    神廼 羅舞さんをフォロー

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  4. 「ねぇ!この俳優めっちゃかっこよくない!?」

    そう言って俺にスマホの画像を見せる玲奈。

    「そうか?」

    なんて、素っ気なく返事をしてしまう俺はかなりガキだと自分でも思う。

    「うん!めっちゃかっこいい!!しかも演技も上手だし!いいなぁ、この人と付き合いたい‪わ〜」

    なんでそんなに褒めるんだよ、、、。

    はぁ、俺かなり余裕ねぇな、、、。

    「お前じゃ無理だわ。」

    「はぁ〜!?どういう意味よ!」

    そうやって怒る姿すら可愛い。

    俺は彼女の目を真っ直ぐ見つめる。

    「こんなイケメン、お前じゃ無理だから、俺で我慢しとけ。」

    きゅん

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  5. 「ひなちゃん寒い?」

    「えへへ、ちょっとだけ」


    寒がりなくせにセーターを着てくるのを忘れるなんて、ボケボケだなぁ私。


    心配そうな安堂くんに、自嘲気味な笑みを向ける

    と、次の瞬間、甘い香りに包まれていて。


    ドキンッと跳ね上がる心臓。


    な、なんで抱きしめられてるの……!?


    「安堂くん!?」

    「あっためてやるよ」


    甘い吐息が耳をかすめる。


    「……っ」


    もう寒さなんて吹き飛んじゃった。


    だって体中が沸騰したように熱いんだもの。


    顔が……熱い。


    「あったまった?」


    体を離した安堂くんは、私を見下ろすと困ったように眉を下げて微笑んだ。


    「だめだよ、ひなちゃん。
    自分が今どんな顔してるか分かってる?
    そんな顔されたら……離したくなくなるっつーの」


    気づけばまた、安堂くんの腕の中に閉じ込められていて。




    ──安堂くんの笑顔には、秘密がある

    きゅん

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  6. 澁谷くんがピアノに頬杖をつく。


    「あ、澁谷くん、ピアノに頬杖ついちゃダメ」


    みんないくら言っても治らないんだから。


    私はピアノの蓋を開けようとした。


    その時、横から腕を掴まれて、


    「ねぇ、先生。」


    澁谷くんが私の腕を掴みながら言う。


    「え、何?」


    いきなりすぎて焦る私に顔を近づける。


    「他の生徒と一緒にしないで。」

    きゅん

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  7. いつもしつこいくらいに話しかけてくるくせに。

    なんで今日は来ないの?

    「麻衣、誕生日おめでとう」

    「ありがとう」
    楓太は来ない。

    それどころか女子たちと楽しそうに笑っている。

    何なの?

    胸の中がざわざわと波打つ。

    ただ一言、おめでとうが欲しいだけなのに。

    ねえ、私を見てよ。

    あれ?

    私、これじゃ楓太のこと好きみたいじゃん。


    いつもみんなに愛想悪いくせに。

    なんで今日はあんなに笑顔なんだよ。

    他の男に囲まれてる麻衣を見ると、イライラする。

    「誕生日おめでとう」そう言って、あいつの笑顔を見たいだけなのに。

    あれ?

    俺、これじゃ麻衣のこと好きみたいじゃん。

    他の男に笑顔なんか見せんなよ。

    気づけば俺は麻衣の元へ駆けていた。

    「麻衣、誕生日おめでとう」

    麻衣は笑った。
    その笑顔は春を待ちわびていた花の綻びのようだった。

    きゅん

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  8. つんつん。
    「……」
    無反応。何か面白くない。
    つんつん。もう一度。
    「……なに」
    「暇」
    やっと数式を書く手を止めてこっちを見た彼。
    眼鏡の奥の瞳がいかにも迷惑そうに細められている。
    それに思わずむっとしてしまう。
    「暇って……今回の試験危ないんじゃないの」
    「別にいつもヤバいもん」
    そう言うと彼の眉が少しだけ下がって、ふっと口元が緩められた。
    あ、その顔好き。
    「でも俺も勉強しないと」
    今のは嫌い。バカ。
    「……勉強と私どっちが大事なの」
    思わず口から飛び出る。
    我ながらこれは流石に引いた。
    「……ふふ」
    けれどそれに怒るわけでもなく微笑んでくれるんだから、敵わない。
    「どっちも好きだよ」
    そう言って頭にぽんっと乗せられた手のひら。
    「……なら許す」
    拗ねたような声に滲み出る嬉しさは多分隠し通せてないし、なんならにやける口元も真っ赤な顔も全部彼にはお見通しだろう。

    全部好きだ、バカ!

    きゅん

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  9. 「一実、そんな派手なイヤリング持ってたっけ?」

    「あー、もらったの」

    「ふーん」

    それだけの会話だった。


    その二週間後の今日は私の誕生日。

    「一実、これ」

    「ありがと」
    湊にもらった袋にはミントグリーンのイヤリング。

    「かわいい!でもなんでイヤリング?」

    しばらくの間ののち、

    「なあ、もうあのイヤリングつけんなよ」
    真剣に言ってくる湊。

    「えっ」

    「他の男にもらったイヤリングとかつけんなって。あれ、一実っぽくないじゃん」

    なんだ。そういうことか。
    思わず笑いが込み上げてくる。

    「あれ、穂乃佳にもらったんだよ」

    勘違いして嫉妬してたなんて本当、湊はバカだな。

    「マジか」

    「やきもち焼いたの?」
    からかうと湊は真っ赤になった。

    「一実ばっか余裕でムカつく」

    唇と唇が触れる。

    「なっ」

    「これもプレゼントな」
    ニヤッと笑った湊に胸がキュンと鳴った。

    きゅん

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  10. 教科書を忘れたらしい同級生に、コレ見てと指さされた。覗き込むと、どうやら偉人にラクガキをしたようで、「これ私の教科書ですけど!?」と睨むと、悪びれた様子もなく笑ってやがった。
    もう…と口を尖らせると、ふと先生視線が合って胸がドキッと鳴る。
    あれ、先生、なんかーー…?
    「じゃ、教科書46ページから読むので目で追ってください」

    淡々と読みながら、先生はこちらにゆっくりと近づいてきた。
    私は緊張しつつも教科書に目を落とす。
    視界に先生の靴が入った瞬間、膝の上に置いていた手の甲をさらりと撫でられた。
    思わずビクッと引いた手を逃がさないとでもいうように、先生は指を絡めて小さく力を込める。
    その間も音読は続いていて、先生は鋭い視線でこちらを見下ろしていた。

    「今読んだ文は、帝が女に妬いた話です」

    ゆるりと指が解ける。

    「あんまり煽られると貴女を閉じ込めてしまいたくなるーーなんてね」

    きゅん

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  11. 今日は部活は休み。
    マネージャーである私は、部員全員分のゼッケンを縫っている。次の大会で優勝できるように、と願いを込めて。
    不意にガラガラと扉が開き、顔を上げるとそこには幼なじみが不機嫌そうな顔で立っていた。
    「何で帰んねーの。部活ないんだろ」
    「…ゼッケン、次の大会までに準備しなきゃいけないから」
    ふーん、と淡白に返事した彼は、黙ったまま私のことを眺めている。そして、
    「あーあ、大変だなぁ運動部のマネージャー様はぁ」「!?」「せっかくの休みにまで仕事してぇー」「ちょ、声でかい!」
    わざとらしく廊下に響く程の声に、私は慌てて作業を止めた。
    「さっきから何で怒ってんの!?」
    「べっつにー」
    彼は私の目の前に来ると目線を合わせるように腰を屈め、鼻先が触れるほど近づいてきた。
    「"誰かさん"が違う男共に取られてるから、おもしくないだけ」
    「!」
    「ヤキモチ焼いちゃわりーかよ」

    きゅん

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  12. 「信くん、聞いて!」
    彼女の梨枝だ。
    弾んだ声に、嫌な予感。

    「恋する靴下の舞台挨拶に当たったの」
    「恋する…?なんだそれ」
    「もう、前から言ってるでしょ。拓人くん主演の映画だよ!」

    知らないふりしたんだよ。
    俺も演技することに慣れてきたな。

    南拓人は今すごく人気のある俳優だ。
    梨枝はこの男に夢中だ。

    「チケットで2人行けるんだけど、信くん、一緒に行かない?」
    イノセントで、残酷な誘い。

    他の男に目を輝かせる梨枝を見ることなんてできない。
    梨枝に器の小さい男だって思われたくない。

    「俺はいいよ。友達誘って楽しんできて」
    「信くんって本当に理解あるよね。大人だよ」
    「梨枝には好きなことをしてほしいから」

    「たまに不安だよ」
    梨枝が呟いた。
    「え?」
    「ううん、なんでもない」
    薄く笑んで、梨枝は俺に背中を向けた。

    こういう時にかける言葉がすぐに思いつく程、俺は大人じゃなかった。

    きゅん

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  13. 精也は私の従兄弟のお兄ちゃんだ。お兄ちゃんのことがずっと好きだったが、いつまで経っても告白できないでずっと悩んでいる。

    「精也先輩って彼女いないんですか?」

    毎日モテている。だけど帰る時は必ず私の事を待っているから、彼女でもないのに私はヤキモチを焼いていた。

    「彼女はいないよ。でも好きな人はいるんだぁ」

    精也に話しかけていた女子は「えぇー」「付き合って欲しかったのに」と言う人が多かったが、結衣はいつも一緒に帰るので好きな人がいることを一切知らなかった。

    (私精也兄が好きな人いるなんて知らなかった。好きな人がいるのになんで一緒に帰ってくれるんだろう?)

    帰り、結衣は結衣は気になって思わず聞いた。

    「精也兄はなんで私と帰ってくれるの? さっき気になる人がいるって言ったのに」

    精也兄は何も言わずに結衣にキスをした。

    きゅん

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  14. 「何言われた?」
    「…は?」
    隣のクラスの男子に呼び出された帰り。忘れ物を思い出して教室に戻ってくると、見知った幼なじみがいた。
    「男と話してた。告られたのか?」
    「まぁ、っていや、あんたに関係ないでしょ。」
    ただの幼なじみ相手にこいつは何聞いてるんだ。
    「関係…ある。俺だって、俺の方が…」
    彼は言いにくそうに首の後ろに手をあてる。
    「何よ、はっきり言ってくれないとわかんないわよ。」 
    腰に手をあてて、上目遣いで彼を睨む。そうするとなぜだか彼は顔を赤くして、今度は口元を手で隠した。
    何かを覚悟したように一度息を吐いてこちらを見る。
    「妬いた。」
    「…は?」
    いきなり何を言い出すんだ。
    「お前があいつと付き合うんじゃないかと不安になった。」
    えっと…つまりどういう事だ?
    「好きだ。」
    「…!?」
    私の体を抱き寄せて腕の中に閉じ込める。そして耳元で小さく囁いた。
    「お前が、好きだ。」

    きゅん

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  15. 居残りで書いていた原稿をやっと書き終わる。
    ゆっくりと立ち上がって教卓に歩き始めた時だった。
    ーギュッ
    「!?」
    「あー生き返るー…」
    突然後ろから抱え込まれるように腕の中に閉じ込められた。
    「先生!ここ教室ですよ!?放課後とはいえ誰が見てるか…」
    体を動かせないので首を反らして先生を見上げる。
    慌てたような顔の私を見て、彼はふにゃりと微笑んだ。
    「あーかわいいー…すきー…」
    「ばっ、ちょっ、聞いてます!?」
    顔は林檎のように真っ赤である。突然そんな事を言われるのは心臓に悪い。
    「お願い、ちょっとだけ充電。」
    先生は必死そうに言う。
    仕事で辛い事でもあったんだろうか。
    それなら、
    「明日休日ですね。」
    「…?それがどうかした?」
    顔を上げて微笑みかける。
    「明日なら、いっぱい充電できますよ?」
    先生は一瞬驚いて、次は嬉しそうに笑った。
    「ふふっ、やっぱりかわいい。大好き。」

    きゅん

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  16. 「誠くんの気持ちがわかんないよ…」
    私の彼氏である誠くんはあまり感情を表に出さない。
    「胡桃はちゃんと好きだと思うんだけどなー、心優のこと」
    「それでも自信持てないの、誠くんとカレカノっぽいことしたことないし…」
    「だってさー春野。ちゃんと構ってあげなねー」
    手をひらりとさせる胡桃ちゃんにつられてドアを見ると仕組まれていたかのように誠くんがいて。
    「誠くんっ!?」
    「アイツに呼ばれた。…俺がどんだけお前のこと好きかわかって?」
    不安なんて一気に吹き飛ぶような真っ直ぐな目をして私が背中をつけている壁に手をつく誠くん。
    「わかったから手、どけてっ」
    トマトみたいに真っ赤になっている顔を下に向けて誠くんのブレザーの裾をきゅっと掴む。
    「次はアイツじゃなくて俺に相談しろよ」
    ほんのり耳を赤くして目をそらす誠くんに愛しさがこみあげる。
    「ありがとう誠くんっ!」
    誠くんは私の心を動かす天才だね。

    きゅん

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  17. 私の名前は、橘遥香(タチバナハルカ)。

    ただいま幼なじみで彼氏の、中原樹(ナカハライツキ)
    と放課後勉強中。

    「ねぇ遥香。今度さ、この映画2人で観に行かな
    い?」

    樹がカバンからチケットを取り出した。それは
    今流行っている恋愛映画のチケットだった。

    「あ、それ私も観たかったやつ~」

    「マジで?俺さぁ、この映画に出る女優すきな
    んだよね。可愛いし、1番好き」

    「え?」

    私はその時、心の中に不思議な感情がでてき
    たのを感じた。なんでこんなにモヤモヤする
    の...?

    次の瞬間、私は考える前に樹から目をそらし
    た。

    「遥香?」

    「私だって...樹の1番になりたいのに」

    すると、樹が私をぎゅっと抱き締めた。

    「1番は遥香に決まってる。大好きだよ」

    きゅん

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  18. 俺には幼なじみがいる。
    「華織ー」
    「あ、待って!すぐ行くー!」
    今教室を慌ただしく出ていったのは松下華織。俺の幼なじみだ。
    そして、華織を呼んだのは杉本未来。
    華織の彼氏だ。
    …ったく、見てらんねぇよ。
    華織がアイツと笑ってるのを見ると無性に腹が立つ。
    俺…アイツの事いつからこんなに好きになったんだ…?
    俺はそんな事を思いながらスマホを出してメッセージアプリを開き、華織とのトーク画面を開く。
    『好きだ』
    一言だけ送って数分間その画面を見つめたけど、既読はつかず。
    はぁ…何やってんだろ俺。
    華織には彼氏がいるのに、言った所で簡単に気持ちが揺らぐわけじゃない。
    自分の行動に呆れながら『好きだ』の一言を送信削除した。
    恋ってなんでこんなに辛いんだろ…
    華織を思い出して胸が痛むのをごまかすように綺麗な青空に向かって叫んでやった。
    「俺にしろよバカヤロー!!!!」

    きゅん

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  19. 放課後の教室。
    「好きです、付き合ってください」
    「ごめんなさい、彼氏がいるので…」
    最近、私にモテ期が来ているらしい。
    ガラガラ
    振り向くと
    「れ、蓮(彼氏)!?」
    「また告られたのか」
    「見てたの?あ、ヤキモチ?ふふっ」
    彼は今までヤキモチなんて妬いたこと…
    「…悪いか」
    「えっ!?」
    「…妬くに決まってるだろ?優しくておっちょこちょいで危なっかしいけど、頑張り屋で勉強もスポーツも出来て、意外としっかり者の俺の女は、誰が見ても可愛いくて甘やかしたくなる」
    「…待って…新手のいじめですか、これ///」
    いつも余裕そうで、落ち着きがある彼がテンパってるのが新鮮で…
    そんな彼を
    「余裕なんてねーよ、バーカ」
    好き過ぎてこれからもずっと一緒に居たと思う所存であります。
    「蓮、大好き!」

    きゅん

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  20. 隣の席の男子と話していると、先生が教室に入ってきた。

    気持ちを切り替えてノートを開く。

    黒板に向かって喋っている先生の話を聞きながら要所をメモしていると、パサリと紙飛行機が落ちてきた。

    開いてみる。


    『楽しそうだったね』


    嫉妬深いあいつからのメッセージ。
    斜め後ろをチラ見すると、机に顔を伏せて完全に寝る体勢。

    ……もしかしたら寝ているのかもしれないけれど。


    と、下の方にもまだなにか書いてある。


    『俺も話したい』


    あまりにも直球で、私は分かりやすく固まった。


    他人に興味無さそうなくせに、こんな言葉を寄越してくるなんて。

    絶対、誰も想像しない。


    「顔赤いけどどうした? 暑いか? 窓開けるか?」

    「大丈夫です、なんでもないです!」


    授業中の不意打ちは、ずるい。

    きゅん

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  21. 「じゃあ。よろしくね!」
    同じクラスの澤田くんに来週の文化祭の買い出しの待ち合わせを伝え、帰ろうとしたその時、

    「実奈、今の何? 」
    「あ! 裕斗! 今のって、文化祭の買い出しのことだよね? 今日の終礼で決まった。」
    「あれ、本当に2人で行くの?」

    裕斗は私の初恋、今も変わらず好きだけど、本人は私をお姉ちゃんか何かだと思ってるみたい。

    「俺も行く。」
    「別にいいよ、特に重いものとか無いし。」

    帰ろう。
    そう言って教室を出ようとした時、
    手を掴まれた。その手は大きな、男の人の手だった。

    「2人で行って欲しく無いの。わかんない?」
    「大丈夫だよ。そんな遠くに行くわけじゃ無いんだから。」

    そう言って、急いで教室を出た。

    「やっぱ気づいてくれないよなぁ。あの鈍感女。」
    裕斗がそう言っていたのは、後で知ることになる私であった。

    きゅん

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