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  2. 「美由が駅で一緒にいた男、誰?」
    「宝物を拾ってくれた人だよ」
    「あのイケメンに、誘われてただろ?」
    「興味なし。私が好きなのは、二次元だけ」

    実際の男子に胸キュンする気持ち。
    私にはさっぱりなんだよね。

    だってアニメの方が
    顔が綺麗だし、声キュンだし。

    メンズ萌えキャラが多彩だし
    誰を推そうか決められないくらいだよ。

    「俺は興味範囲外?」
    「咲也は、3次元でしょ?」
    「じゃあ俺がこんなことしても、ドキドキしないよな?」

    壁に追い込まれ。
    見上げると、目の前に
    イジワルそうに微笑む咲也の顔が。

    「ドキドキなんて……しないよ……」
    「それなら、俺の目を見ろ」

    ひゃ~
    心臓が騒ぎ出しちゃった。

    生男子にこんな胸キュン、初めてだよ。

    「美由、俺と付き合えよ」
    「……えっ?」

    「二次元の奴らよりも甘い言葉
     俺がささやいてやるから」

    ダメだ……
    3次元沼にも……はまりそう……

    きゅん

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    秋風さらさんをフォロー

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  3. 最近、自分の独占欲は異常だと思うことが多々ある。


    「杏、髪型変えたの?」

    「あっ……はい。変ですか?」


    変なわけがない。むしろ、日に日に可愛くなってる。

    ただでさえ、可愛さの塊なのに……
    杏が可愛くなるたび、俺の独占欲は強くなるばかりだ。


    「なんで急に髪型変えたの?」

    「え?それは……」


    恥ずかしそうに、視線を逸らした杏。


    「先輩に、少しでも可愛いって、思ってもらいたくて……」


    ……は?

    なにそれ……


    「あのさ、俺はもう杏が可愛くていっぱいいっぱいなの。これ以上可愛くなられても……困る」


    ほんと、どれだけ夢中にさせれば気がすむの。

    あー……

    俺の彼女、なんでこんなに可愛いんだろ。


    「もうお願いだから、俺に閉じ込められててよ」


    誰の目にも、触れないように。


    ……まあ、悪い虫は俺が片っ端から潰すしかないっか。



    【END】

    きゅん

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    *あいら*さんをフォロー

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  4. 試験の総合点が上位に入っていなかった。
    最近何も上手くいかない。
    人と関わることが苦手で、友だちがほとんどいなかった。だからせめて勉強だけでもできないと、自分という人間がダメになってしまう気がしてーー

    「そんな根詰めて大丈夫っすか?」
    視界にひょこりと顔を出した後輩に驚いて、私は咄嗟に曲がっていた背中を伸ばす。
    生徒会の仕事の途中らしい彼の両手には大量のプリントの束。
    「…そっちの方が忙しそうだけど」
    「俺はこれ職員室に届けるだけなんで。それよりも…」
    すり、と目元を指で拭うように撫でられる。
    「寝てないでしょ」
    「…寝てる余裕なんかないから」
    「先輩。試験のこと気にしてんの?なら尚更寝た方がいいっすよ。頭ん中入んない」
    説教じみた言い方にイラッとする。
    「そんなの言われなくたって…!」
    ふと目の前が暗くなって、唇に何かが触れる。
    「何…」
    「頑張ってる姿好きだけど、無理して欲しくない」

    きゅん

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  5. 放課後。
    いつものように下駄箱で靴を履き替え、校門へと続く中庭を歩いていると何故か校門前がざわついていた。

    (え、なんでいるの)

    そこにはいるはずのない人物がいた。

    「磴雅……」

    ボソッと小さく名前を呟く。聞こえるはずもない距離なのに、彼は偶然にもこちらへと顔を向ける。バチっと効果音が出るかのように、視線が重なり合う。

    「おせぇ……待ちくたびれた」

    (なら、こんなとこで待たなきゃいいじゃん)

    心のなかで悪態をつく。

    相変わらず可愛げのないやつだ、と皮肉になる。

    だんまりな私に磴雅は近づいて、ぽんぽんと頭を撫でた。 

    「帰るぞ」

    「うん」

    本当にずるい。

    そんなことされたら、すっかり素直になってしまうのなんてわかりきってるようで。

    それでも彼の思惑に乗っかる形で磴雅の袖をちょこっと掴むと、彼は満足そうにフッと笑い、校門近くに置いてあるバイクまで連れてってくれた。

    きゅん

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  6. 午後の授業中に体調が優れなくなったから
    保健室で寝てたらいつの間にか
    放課後になっていた。

    窓を見ると部活をしている生徒が見える

    ...先生もいつの間にかいないし

    保健室は静かなものだった。

    するとガラガラとドアを開ける音が部屋中に
    響く

    「ひびきー、いる〜?」


    声の持ち主は私の5つ上の幼馴染みの翡翠だった

    「翡翠..?なんでいるの?」

    「え?いちゃ悪い?」
    翡翠はキョトンとした表情を浮かべる

    それもその筈翡翠は数年前に姿を消していたからだ。
    それが今日、今。姿を現している

    「...理解出来てない顔だね」
    翡翠はそう言うとクスリと笑う

    「俺はね、ずっと会いたかった。だけどさ
    周りがそれを邪魔するの。なんでかな。俺はひびきの事大好きなのにね〜?」

    そう言いながらベッドにいる私の所まで
    歩み寄る

    私はゾッとする

    彼の表情に

    「本当...会いたかったよひびき」

    きゅん

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    朝霧アズサさんをフォロー

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  7. 私は誠也に恋していたことが忘れられなかった。
     
     (六年たっても誠也のこと引きずっているなんて)
     ため息をついていると、誠也が寄ってきた。
    「何ため息なんてついてんだよ」
    (あんたが原因なのに)
     誠也と離れたが大学で一緒になった。
    「俺に相談してみろよ」
    「あんたに相談できるわけ、ないでしょ」
    「俺に何か不満でもあるのかよ」
    「あんたが好きだから悩んでいるのよ」
     私は言った後に顔を赤くした。
     その場を去ろうとしたが聖夜に手を握られていたので、逃げることができませんでした。
    「本当に俺のこと好きで悩んでいるの?」
     誠也も顔を赤くして聞いてきた。
     言葉が出てこない私は、頷くことしかできなかった。
    「……俺も結衣のことが好きだったんだ。もう会えないと思っていたし、会えたとしても伝えることができなかった」
    「それって」
    「結衣のことが好きだ。付き合ってくれないかな」
    「はい」

    きゅん

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    夢見華さんをフォロー

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  8. 高熱を出してしまった私。


    放課後になった後すごくキツくなって、保健室に駆け込んだ。



    そして体温を測ってみると、38度!?


    女性の保険の先生が「まぁ、ゆっくりしててね今親を呼んであげるから」と。


    それっきり私はベッドに寝かされたまま、保健室に一人。



    女の先生まだかなー何て思っていたらいきなりガラガラっと、音がした。




    誰か来た、女の先生かな?

    身をよじって見てみるとそこには、私の担任、柊先生が。


    柊先生はイケメン教師として人気の先生。


    でも何でここに?


    「よし行くぞ」



    先生はそうやって、私に近づくと、私の体を抱え、なんとお姫様抱っこ。


    えっ!?何で!?


    柊先生は不思議に思ったのか「不自由な女子生徒を歩かせるわけには行けないだろ?

    だから男である俺が来たんだ。


    外に保険の先生待ってるから早く行くぞ」って言ってくれた。

    きゅん

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  9. 「相変わらず本が好きだねぇ…」
    「津賀群…」
    図書室で一人黙々と本を読んでいた私の前に現れた津賀群。
    「本当に朝ドラは見てるんだな」
    彼は最近までやっていた朝ドラに出ている俳優さんだ。
    「どうしてここに…居るんですか?」
    売れている俳優さんですよね? 忙しいんじゃ…。
    「約束したからじゃん。
    夢が叶ったら…知夜に会いに行くって……」
    『俺、俳優になる!
    そしていつか朝ドラに出れたら…知夜に会いに行くよ』
    「翠くん……」
    私が小学生の時に近所でよく会っていて、突然居なくなった3歳年上の男の子。
    私の初恋の人……。
    「忘れて…なかったんだ……」
    「忘れるわけないだろ。
    知夜に会いたくて、俺頑張ったんだから……」

    きゅん

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    有亜〔ありあ〕さんをフォロー

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  10. 「秀兄(しゅうにい)、まだかな〜?」




    私の名前は、小野沢 花火。17歳。



    今日は、久しぶりに地元に帰ってくる近所のお兄さんを迎えに駅まで来ていた。



    「あれ?もしかして、花火ちゃん?」



    「秀兄!!」




    驚いたように私を見るのは、秀兄こと神崎 秀一。



    小さい頃によく遊んでくれた7つ上の近所のお兄さんだ。



    「ビックリした〜。迎えに来てくれたんだ。ありがとう。」




    「う、うん!秀兄も元気そうで良かった・・・・。」




    「花火ちゃんも背、伸びたね。」




    そう言って、私の頭をポンポンとして、ニコリと微笑む。





    私は、思わずうつむいて顔が真っ赤になっているのを慌てて隠したのだった。

    きゅん

    3

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  11. 「菜穂、久しぶりじゃん」

    わざと違う高校に入ったのに
    なんで会っちゃうかな……

    「中学の卒業式以来だよね?」
    「……うん」
    「菜穂はバスケ部、入んなかったの?」
    「まあね」
    「それって……俺のせい?」

    心配そうな拓海の声。

    付き合っていた頃の甘い記憶と混ざって
    ぎゅーっと胸が苦しくなる。

    中3の夏。拓海に言われた。

    『琴音が好きだから、別れてくれない?』って。

    あの時『別れたくない』って伝えていたら
    今も拓海は、私の隣にいてくれた?

    未練と後悔。
    そんな醜い感情と付き合うの、もう限界だよ。

    「俺さ、琴音と別れたんだ……」
    「え?」
    「もう一度俺と、付き合ってくれない?」

    予想外の告白。
    この日を、夢見ていたはずなのに……
    私とよりを戻したい理由が、彼女と別れたからなんて。

    「拓海、幻滅させてくれてありがとう」

    やっとわかったよ。
    私の運命の相手は、拓海じゃないって。

    きゅん

    9

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  12. 私には中学生の頃付き合っていた元彼がいる


    「帰ろ~」

    「あ、うんっ」

    友達と歩く帰り道

    いつも通りの帰り道


    「………」

    だけどいつもと違ったのは、後ろ姿の元彼を見つけてしまったこと

    ずっと、会いたかった…


    なのに足が動かないのは、もう彼が私を好きじゃないと分かっているから

    「……っ…」

    涙が溢れそうになるのをグッと堪えた

    こっちを振り向くことのない彼の、後ろ姿に呟いた


    「……大好きだよ、ずっと…」


    別れてからもずっと、彼で頭がいっぱいだった

    ごめんね

    でも、あなたがくれた言葉や思い出は宝物にしていいかな


    「急になに?!私も大好きだよ!?」

    隣にいた友達がびっくりしてそう言った

    「…ふっ…あははっ」


    あなたは幸せですか?

    きっと幸せになってください


    私は幸せです

    大好きな友達が、隣にいます


    「なに笑ってんのよ~」

    きゅん

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    一 織さんをフォロー

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  13. また、あの夢を見た。
    大好きなのに。
    見つめるだけで、目が覚める。
    小学生の頃と、同じ。
    何度か声をかけてくれたのに。
    全然、話せない。
    高校生になる今なら、少しは。
    でも遠い付属の中学へ行って、会えなくなった。
    噂で、付属の高校に受かったとは聞いたけど。

    「まだ好きなの?」
    突然の声に飛んでいた意識を戻し、目を向ける。
    「このシリーズ。図書室で借りてたね」
    これは夢?
    だって彼が、目の前にいる。
    背が高くなって、声が低くなって。
    でも変わらない口調で話しかけてくれる。
    なのに声が出ない。
    「いつもこの本屋にいるね」
    それでも話し続けてくれるから。
    「本、好き?」
    きっと、夢。
    だから、大丈夫。
    「……好き、かも」
    「それなら今度、貸してくれる?」
    「……いいよ」
    「じゃあ、約束」
    笑顔の彼と連絡先を交換した。

    遠くなる後ろ姿を見ながら。
    夢じゃありませんように!
    強く、強く、祈った。

    きゅん

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  14. 「おーい!日直の2人!!黒板消しといてなー!」
    担任から声をかけられ、渋々黒板消しを持ち黒板びっしりに書かれた文字を
    消そうとした時のこと。
    私、花森陽葵は頑張って背伸びをするものの全然届かない。
    あとちょっと...というところで届かない。
    すると私の後ろからすっと手が伸びてきて...
    「もぉー、大丈夫?陽葵!危なっかしいんだから...
    いつ黒板消し落とすかヒヤヒヤしてたよ〜」
    「あ!陸!!もぉー!見てたなら最初から手伝ってよー!」
    私は頬をふくらませながら陸をポカポカ殴った。
    「あははっ!ごめんごめん!でも、1人で大変だったら俺頼りなね?」
    そう言うと陸は私の頭をポンポンと優しく撫でる。
    あぁ、いつもそうだ。陸から撫でられると安心してしまう。
    やっぱり好きだなぁ...

    きゅん

    2

    _Mitsuki_さんをフォロー

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  15. 「あおり!」

    !?

    「あおりだよね?久しぶり!!会いたかった」

    最高の笑顔で私の名前を大声で叫び抱きついてきた彼は小学校の同級生、海翔だ。

    「ちょっ!急に抱きつかないで…恥ずかしい」

    意識しないようにと思っても顔は赤くなってしまう。

    「あっ!ごめんよ。嬉しくてつい…」

    子犬のようにシュンッとなる海翔が可愛くて仕方ない。いけない!クールになると決めたのだ!

    「確かに久しぶりよね。いつぶりだっけ?」

    「んー、半年ぐらいかな~。ねぇねぇ今日暇?このままデートしようよ!」

    ぶわっ!

    はっきりデートとか言われると照れてしまう。

    「ふふっ可愛いな~。ねぇ誰か変な人とかに言い寄られたりしたら僕にいうんだよ?」

    「…」

    「あおりは可愛いんだから!ちゃんと自覚しないと」

    顔がどんどん赤くなってしまう…

    海翔といるとクールになれない!

    きゅん

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    天川 あおいさんをフォロー

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  16. 部活に委員会、その他諸々の仕事。
    あーほんっとに。

    「疲れた……」
    「癒してやろうか?」

    机にうつ伏せになっていると、上から声がする。
    癒す?癒すってなんだっけ。頭まわんないや。

    「うん」

    でも疲れがとれるなら。
    そう思って返事をしたものの、それが意味することに気付いて慌てて顔をあげた。

    「ごめん嘘!忘れて!」
    「無理」
    「えっ?」

    覆いかぶさるように抱きしめるあいつ。

    「お疲れさん」

    優しく頭をぽんぽんとされ、疲れがじわりと溶けていく。

    「付き合ってもないのに、こんなこと……」
    「……じゃあ付き合う?」

    躊躇いがちに聞かれた言葉。

    「……え?」
    「俺、お前のこと好きだし」
    「……えっ!?」
    「お前は?」
    「そんな急に言われても……」
    「俺のこと、嫌い?」
    「……嫌いじゃ、ない」
    「じゃあ、……好き?」

    好き。
    呟いた言葉は、あいつに届いたのだろうか。

    きゅん

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    千草さんをフォロー

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  17. 「…!」

    放課後、学校を出ようとすると、中学の頃ころから好きな男の子が立っていた。

    彼とは高校が違って、もう会うことはないと思っていたのに

    「ふ、楓斗(フウト)!久しぶりじゃん!どしたの」

    もう、諦めようと思ってたのに。友達だと思おう。そう思い声をかけてみた。

    「ゆいなに会いに」

    「わ、私?」

    そう言って彼は私の頭をなでる

    「ゆいながいない高校生活がなんか物足りなくて。今1月だから、9ヶ月ぶりくらい?」

    「なにそれ〜私の事好きみたいじゃん」

    あまりの動揺を隠すために必死に茶化してみる

    「…好きだけど」

    「え?」

    「好きだから、いないと寂しいし、わざわざ反対方向の電車なんて乗らねぇよ」

    「…ほんと、そうゆうとこだよ!!!」

    思わず彼の胸に顔を沈める

    「諦めようとしてたのに…!」

    「じゃあ、諦めないで、俺と一緒にいてよ」

    こんな彼との再会は永遠の思い出です!

    きゅん

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  18. 私は補習のあと廊下を通った。
    廊下の角を曲がる。
    誰かと肩がぶつかった。
    手に持っていたプリントが落ちる。
    はぁ〜。最悪。
    私はプリントを拾う。
    「大丈夫ですか?」
    ある男の子が私に声をかける。
    私は、顔を上げる。
    彼は確か中学校の部活の後輩、汐見くんだったかな?
    「もしかして、汐見くん?」
    彼はニコッと笑い、
    「そうです。先輩覚えてくれてたんですね。」
    「うん。
    てか、汐見くんどうしているの?
    この高校汐見くんの家から離れてない?」

    私は不思議に思ったので聞いてみた。
    汐見くんは顔を赤らめてこう言った。
    「先輩の事がずっと好きで、先輩と一緒にいたくてこの高校に来ました。」

    彼が私の手を優しくつかむ。

    「先輩、僕と付き合ってください!」



    私も顔を赤らめた。

    きゅん

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  19. ‘’ごめんなさい”

    そう言って俺の前から離れたあの人。
    今ではもう,手の届かないところにいる。

    「好きだ」

    どれだけ喚いても,あの空が破けてあの人が降ってくることは無い。

    好きなのに,会えなくて。
    好きなのに,苦しくて。
    ごめんなんて言うのなら,俺の前から離れるなよ。

    俺は,あの人との思い出の場所に足を運ぶ。

    『君は,ひとりじゃないよ。』

    『自分の幸せを生きて。
    自分の好きな人生を歩んで。』

    死にたがり屋の俺に,命を吹き込んでくれた愛しいあの人。

    もう,やめてくれ。
    俺から,奪わないでくれ。

    どんなに願っても,俺はヒーローじゃないからどうにもできない。
    いっそ俺も連れてってくれたらどんなに良かったか。

    思い出の駅で,俺は問う。

    生きてもいいかな?
    君が愛したこの世界で,笑ってもいいかな?

    風に乗って,音が飛んできた。










    またいつか,再開しましょう

    きゅん

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  20. 誰もいない放課後の図書室。

    帰らなきゃダメってわかってはいるけれど
    紛失したままの本を見つけるまで、帰りたくない。

    図書委員長の使命な気がして。

    「本当に見つからないなぁ。
     生徒の誰かが、勝手に持って行っちゃったのかな?」

    「葉山、まだいたのか」

    万里先生?

    「外真っ暗だぞ。早く帰れよ」
    「見つからない本があって……
     本棚を全部確認してから帰りたいんですけど……」
    「ダメに決まってるだろ」
    「もうちょっとだけ」
    「早く帰れ!」

    万里先生って
    すっごくカッコよくて、女子生徒から大人気だけど。
    融通が利かないんだよね。

    どんなに女子が言い寄っても
    きつめの言葉で突き放すところしか見たことないし。

    「危ないから、今すぐ帰れ」
    「家近いから、大丈夫ですよ」
    「危ないの……外じゃないし……」

    え?

    「俺に襲われないように、今すぐ帰れって言ってんの」

    ふえ?どういう意味??

    きゅん

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  21. 「ねえねえ、先輩!」

    さっきからしつこく話しかけてくるのは私の後輩だ。
    小学校の頃、同じクラブで仲良くなったら
    中学校に入ってきてしつこく付きまとうようになってきた。

    彼から話しかけられるのは
    恥ずかしい。
    だから、さっきから無視を頑張ってしている(つもりだ)。

    すると後ろに気配を感じた。
    はっとして後ろを向こうとすると、

    「ねえ、先輩、何で無視するの?」
    小学校の頃は優しくしてくれたのに。」

    あああ、
    これだから私の後輩は········

    こうして毎日のようにつきまとわれる日が続くのであった。

    きゅん

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