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  1. 23745件ヒットしました

  2. 愛花姫俺お前のことが前から好きだった! 付き合ってくれ

    きゅん

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  3. 同級生:るい 女の子:はる

    放課後ボーっとしていると同級生兼彼氏のるいが教室に帰ってきた

    るい「何胡散臭い顔してんだよ」

    はる「別に、そんな顔なんかしてないし…」

    るい「今日なんかあったん?」

    はる「…っ」

    るい「おいおい泣くなよ。俺が泣かせたみたいになってるだろ」

    そういいながら涙をぬぐってくれるるい

    はる「だって…女の子といっぱい戯れてたじゃんかっ!!」

    るい「ぷはっ、そんなことかよ」

    そう笑いながら私の髪をくしゃくしゃにした

    るい「そんなに心配しなくとも俺はお前と付き合ってんだから泣くなよ」

    号泣する私

    るい「泣き虫だな~」

    はる「嫉妬くらいしてもいいじゃんかぁ~」

    るい「ほんとにお前はかわいいよ。」

    そういいながら抱きしめて頭をなでてくれた

    きゅん

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  4. 私はよく廊下ですれ違うとある同級生の男の子が気になっていた。
    もちろん話したことなんてない。

    きっと彼は私の名前なんて知らないだろうし、第一視界に入ってもいないだろう。

    それでもなぜだか彼に惹かれていた。

    今日はすれ違えなかったな、と落ち込んでいると昇降口に彼の姿があった。

    挨拶なんてする勇気のない私は、気付かないふりをして靴を履く。

    「……あの、俺永野涼介っていいます。良かったら、LINO交換しませんか??」

    このまま気付かないふりをして帰ろうと思っていたのに、話しかけてもらえた。それにこんな嬉しいことまで…

    「あ、突然こんなこと言って迷惑ですよね、すみません。」

    「…全然そんなことない!」
    思わず力強く言ってしまった私。

    「変だと思うんですけど、俺、君のことが気になってて…」
    驚いた。私の存在が認識されていたなんて。

    「……私も…。LINO交換しよう。」

    きゅん

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  5. 『お前やっぱりあいつのこと好きなのかよ〜』

    『うるせー!』
    昼休み、教室で聞いた会話。
    普段顔を赤くしない結翔が顔を赤くしていた。

    だから気付いちゃったんだ。結翔、好きな人いたんだ。


    「私はずっと好きなのに…バカーーー!」
    誰もいない教室で1人で叫ぶ。
    私、何やってるんだろ。

    「…菜奈、好きなやついたの?」

    声がして振り向いたら、そこに居たのは結翔だ。タイミング悪っ……。

    「…いるよ!でも今日失恋したの!ほっといてよ!」気づかれたくなくて、素直になれない私。

    「じゃあ、俺じゃダメ?」

    「…バカじゃないの!?好きな子いるんでしょ?なんで私にそんなこと言うの!?」そう言ったそばから涙が出てくる。

    「…まじか、あれ聞かれてたか。」

    「え?」

    「いや、だからその好きな子って菜奈のことだけど?俺期待していいの?」

    「…ほんとにバカ、結翔。大好き。」

    きゅん

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  6. 『お前の彼女お前の事なんで振ったか知ってる?』

    「は?!もう俺の事好きじゃないからとかじゃねえの…。なにお前知ってんの?」

    翔と俺の元彼女は会った事すらない、不思議に思いながら聞いた。





    「俺が寝とったから」





    ドスッ



    翔がなんの悪気もなく冷たいトーンでそう言葉を放った瞬間、俺は勢い良く翔を殴った。

    嘘だよな…

    翔が?俺の事を裏切った?
    喧嘩とかそりゃ良くするけど、どんな時だって味方で家族みてぇに思ってたのに
    なんだよ、それ。

    「…湊」

    「最悪なんだよその冗談。笑えねえよ」

    「冗談じゃないから。」

    「…尚更最悪だ。なんで今更言うんだよ」

    そう言い残してその場を去った。

    2年も前の事だ。
    元カノはもう遠くに引越して連絡も途絶えたお前が言わなきゃ俺は知らなかった。
    知らなくて済んだ。

    ――

    「…俺を最低な奴にしたのはお前だよ」

    続。

    きゅん

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  7. 【放課後校舎裏に。】

    昼休みそう書かれた紙が机の中に入っていた。

    これって、いわゆる校舎裏で告白されるパターンのやつ?!

    そして放課後。
    浮かれたまま校舎裏に来たけど、かれこれ30分誰1人も来なかった。

    「イタズラかよ…」

    そう呟いた時「ミシッ」と音が鳴り振り向いた。

    「よ、湊」

    そこに居たのは俺の幼なじみであり親友の
    高橋翔。

    「翔…お前っまじでふざけんなー!」

    一瞬であの手紙を書いて呼び出したのはこいつだと悟った。

    「どんな子が来るかドキドキした?」

    悪戯な笑みを浮かべる翔。

    「してねぇよ…」

    ため息をつき重い腰を下ろす。

    すると翔も俺の前に来て腰を下ろした。

    「あの翔さん?俺なんで壁ドンされてんの」

    苦笑いをしつつ問いかけた。

    「湊さあ…お前って本当鈍いよな 」

    「何がだよ?」

    「お前の前の彼女なんでお前の事振ったか知ってる?」

    続きます。

    きゅん

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  8. 「なんで冬真がいるの?」


    「たまたま来た。」


    「そう…なんだ。」


    私と海くんの話を聞いて来たと思った期待がしずんだ。


    「ってか海は?」


    「飲み物買いに行ってる。」


    「へぇ~。」

    「俺も仲間に入れて。」


    「いいよ。」


    本を読んでると急に冬真が話してきた。


    「春美って俺のこと好きなの?」


    「え!?ないない。」


    「そしたら残念。」


    残念ってどういうこと?

    期待させるようなこと言わないで。


    「残念って?」


    「俺のこと好きって認めたら言ってあげる。」


    「…好き。冬真のことが好き。」


    と言ったら10秒くらいの沈黙が流れた。


    「…俺もだし。」


    「え!?」

    「本当!?」


    「うん、本当。」

    「今日来たのも嫉妬だったし。」

    「あ~、俺かっこ悪っ。」

    「こんな俺でもよかったら付き合って。」


    「はい!」

    きゅん

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  9. 「夏希~、一緒に帰ろ~。」


    と冬真くんが言った。

    いいよ~、って言おうとした言葉を秋斗に被せられた。


    「ダメ。俺と先約がある。」


    って。

    「ちょっ秋斗、約束…んっ。」


    口を手で押さえられてしまった。


    「帰るよ、夏希。」


    と秋斗は私の手を引いて昇降口の反対の方へと歩いていく。


    「帰らないの!?昇降口あっちだよ!?」


    「知ってる。」

    「お前どうして冬真と帰ろうとしてんの。」


    「どうしてって秋斗と帰っても面白くないから。」


    「俺といてつまんないわけ?」


    「つまんなくはない…けどもうちょい私に構ってほしい。」


    「…お前どこでそんな可愛い言葉覚えてんだよ。」


    「え?」


    ってか今、可愛いって言った!

    あの秋斗がだよ!


    「じゃあもう俺今日から愛情表現するから嫉妬させるな。」


    「えっ!嫉妬してたの?」


    「今更。」

    きゅん

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  10. コンコン、と奏くんの部屋の扉をノックする。


    「は~い。」


    と奏くんは扉を開けたので中に入った。


    「奏くん蓮がいたとき怒ってなかった?」


    「そりゃ怒るよ。危機感なさすぎでしょ。男の家ホイホイ入りすぎ。」


    「俺だってまだしてないのに。」


    その言葉には悲しみの感情が入っていた。


    「嫌だったら拒んでいいよ。」


    と奏くんは言って私の唇を奪った。

    しかも何度も角度を変えて。

    するとなぜか奏くんはキスをやめた。

    私は無意識のうちにこんなことを言っていた。


    「なんでやめちゃったの?もっとしてよ。」


    「止められなくなるよ?」


    「いい。」


    その日の夜は奏くんの甘いキスに溺れていた。

    きゅん

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  11. 誰もいない教室でゲームの休憩をしていて、いつの間にか俺は見とれていた

    「何?顔に何かついてる?」

    「ここ」
    俺は自分の口に指を置いて言った

    「逆だよ、こっち」

    そう言って俺は

    唇を重ねた

    「っ!な、なにするの!?」
    「何ってお前の口に唇がついてたから奪った
    だけだけど?」


    「恋人同士でもないのに他の子ともするの」

    「ヤキモチ妬いてくれた?」

    「妬いてない」

    えーと少しショックだが


    「するわけないでしょ、好きでもない人となんて」

    「恥ずかしいこと言わないで!」

    こんなに赤くなる顔を見たらさらに好きになる。

    きゅん

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  12. 「ねぇ、なおちゃん!」

    そう呼んだのは、私がマネージャーをしている、バスケ部の先輩。

    「俺と付き合わない?結構本気で、」

    この先輩は女たらしだと言われてる。

    嫌だ

    さっきから先輩の変な視線を感じて

    こ、怖い、

    「ご、ごめ、、」

    「まさか、断ったりしないよね?」

    「い、いやぁ、」

    先輩が手首をつかんできたそのとき

    「なにしてるんすか?中川先輩?」

    「れおくん!?」

    同じくバスケ部の同級生のれおくんが

    「れおじゃねえか、なんだよ。いま、取り込み中だ、邪魔すんな。」

    「邪魔だなんて酷いですね、俺一応、」

    次の瞬間後ろから抱きつかれたて、

    「この子の彼氏なんで」

    か、彼氏!?

    先輩は私の反応を見て本気だと思って去っていった。

    「助かった。ありがとう、れおくん!」

    「いや全然大丈夫、逆に彼氏とか言ってごめんね。でも俺、」

    「なおちゃんのこと本気で好きだわ」

    きゅん

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  13. 今朝、放課後に同級生の大喜田 聖君に教室に来てほしいと、言われた。やっと最後の授業も終わり、指定された、教室へ入る。すると、一番端っこの席に、私を呼び出した張本人、聖君がいた。「えっと…手紙入れてくれた、聖君…かな?」そういうと、「あっ…!昌己さん!」元気にそういう彼に胸が、ドキッとした。話って…何だろう。「その…突然なんですけど…俺と付き合ってくれませんか?」予想外のことばに、かなり驚いた。私なんかが、告白さるなんて…「ありがとう。でも、私なんかでいいの?地味で不細工な私で…「あーもう。俺はただ、純粋で、みんなに気配りできて、可愛い昌己さんが好きなんです…!」そう言ってくれた彼のやさしさを感じて、理解した。私も彼が好きだということに。「私なんかでいいなら…!」そう言って、にっこりとほほ笑んだ。これからも続く彼との日常が楽しくなるようにと心の中で思った。

    きゅん

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  14. 高校最後私は大好きな人に告白する
    「私は春太のことが好きです」
    「ごめん…」
    私の初恋は終わってしまった…
    そう思うと涙が出てきたでも
    春田がここを出ていくまでは泣かないそう思い春田が屋上を出ていくのを待った
    もういない春太のことを思うと涙が流れた
    「大好きだったよ春太のばかぁ…」
    一度溢れた涙は止まらなかった
    「 ばかぁ春田のばかぁ…」
    「誰がバカだって?」
    屋上の入り口を見ると春太が立っていた。
    「私を振ったじゃんなんで帰ってきたの…」
    「ごめんなこんなに泣かせて…」
    そう言って春太は私の涙を拭いた
    訳がわからなかった…
    「俺もさお前のこと好きだから、お前に好きだって言わせる俺が嫌になって何も言い返せなかった」
    「自分勝手なのはわかるけどもう一度俺から告白をさせてくれないか?」
    「わたしでいいの」
    「お前がいいんだ」
    春太から贈られた言葉は
    私を悲しみの涙から嬉しさの涙に変えてくれた。

    きゅん

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  15. 舞い散る桜吹雪

    見上げる私の瞳には、大粒の涙。



    こんなに綺麗な桜の花びらなのに

    頬に触れるたび、心に痛みを感じるのは

    たった今

    大好きだった彼に
    サヨナラを告げられたからだよね?



    私、桜が大好きだったんだよ。

    1年前の高校の入学式で
    礼君が言ってくれたから。



    『満開の桜より、キミに見とれちゃった』

    人懐っこい笑顔で。



    『俺がひとめぼれするなんて、思わなかったなぁ』

    恥ずかしそうに、首の後ろをかきながら。



    『キミへの想いは
     何度、桜が散っても変わらないと思うから。
     俺と付き合ってよ』

    熱のこもった瞳を、輝かせながら。




    私の心の傷を癒すように
    ひらひらと花びらが舞い落ちる。



    こんなに綺麗で優しいのに

    桜のこと、大嫌いになっちゃったよ。



    頬を伝う大粒の涙を
    両手で拭いながら

    大嫌いな桜を
    見上げ続けることしかできなかった。

    きゅん

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  16. 「ねぇ私のこと好き?」
    あなたは嘘つき。
    お前だけだと言ったのに。
    世界で一番だと言ったのに。
    最近現れた大人っぽい子に手を出して幸せそうに笑うのはなぜ?
    もう嫌われたかな。

    あなたの愛に溶かされて。
    優しく私を包み込み名残惜しそうに唇を離す。
    あなたが好きだと言った甘い香水をつけて貴方と舌を絡め合う。

    いつしかそれも無くなって。
    貴方は私に触れなくなった。
    私の居場所は奥になり白い世界で一人寒さに耐える。

    もう一度貴方に選んでもらえるように甘い香りでアピールして。
    私だけを見て欲しいと言う願いを込めて。
    目があったら甘い口づけをして。

    貴方は焦った顔をして謝るのね。
    私は貴方の中で甘く甘く貴方を閉じ込めて思い切り乱す。
    あの子の香りが消えて私と同じ香りになった頃。
    貴方は再び私の虜になってるの。

    そして呟く。


    「やっぱり僕が好きなのはミルクチョコレート、お前だけだよ。」

    きゅん

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  17. 「私、空賀くんのことが好きなのっ…」

    偶然、見てしまった告白に思わず目を見張る。

    私の幼なじみ、空賀。
    顔は整ってるしモテるけど、実際に告白を見たのは初めてで。

    「あの、良かったら…」

    その続きを聞きたくなくて背を向けた。

    「…はぁ」

    今日はツいてない。

    きっと、空賀は告白をオッケーするんだろう。
    あの子は、学校でも指折りの可愛い子だし。
    何度か、仲良さそうに話してるのだって見かけたことがある。

    「…い、弥宵、聞いてんのか」
    「…え?」

    いつの間にか、すぐそばに空賀が立っていて。

    「話、あんだけど」
    「おめでとう、恋人できたんでしょ」
    「やっぱり見てたの、お前だったか」
    「ごめん」

    私だって見たくなかったよ。

    「泣きそうな顔してるってことは期待していいのか?」

    「え?」

    ふわって、空賀の匂いが私を包んだ。

    「俺はお前と恋人になりたいんだよ」

    きゅん

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  18. 好きな子に『彼女がいる』って
    嘘をつき続けている俺。

    「黒崎君の彼女って、どんな子?」

    「ほっぺがプクっとしてて」

    「うんうん」

    「お菓子とか
     すっごく幸せそうに食べてさ」

    マジで…かわいい奴…

    …って。

    これは、架空彼女じゃなくて

    理想の彼女像でもなくて

    片思い中の、オマエのことなんだけど。


    姫乃が
    俺の気持ちに気づくはずもなく

    「ノロケごちそうさま」だって。


    は~。

    これでまた
    『彼女なんかいない』って
    言えなくなっちゃったじゃん。

    「黒崎君にお願いがあるんだけど…」

    「何?」

    「私に言ってくれないかなぁ?」

    「なんて?」

    「『大嫌い』って」

    ……へ?

    言えるわけないじゃん。

    むしろ
    独り占めしたいほど大好きだし。

    「イヤミったらしく、言い放って欲しいの」

    「なんで?」

    「彼女がいる黒崎君のこと…
     どんどん好きになっちゃうから…」

    きゅん

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  19. 「………」

    「………」

    無言の間が続く。

    ちらりと横を盗み見ると、彼の顔は赤みを帯びていた。

    顔に熱が集まり、爆発しそう。
    そして心臓がバクバクといって、隣を歩いている彼に聞こえそうなくらい心臓の音が響いている。

    「あっ…あのさっ…」

    私の声が上ずっている。

    「ん?」

    彼は赤い顔を合わせてくれず、顔を背けたまま聞いた。

    そんな彼の横顔を見て、私の心拍数は200を越えそうだった。

    「また……いや、何でもないっ…!」

    分かれ道が近づいてくる。
    まだ、離れたくないな…って、私何考えてるのっ!

    恥ずかしくて、死にそうだっ…!!

    分かれ道で、

    「じゃあ、またな。」

    最後の最後で彼は私と目を合わせてくれた。
    でも、私は照れて目を合わせられず、逸らすことになった。

    「うん…じゃあね。」

    彼が少し進んだところで、彼に走り寄った。

    「待って!まだ、離れたくない…。」

    きゅん

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  20. 「今日はクッキーだけど、食べる?」

    「黒崎君、ありがとう」

    お菓子を頬張る姫乃の姿が
    リスみたいに可愛くて

    毎日、与えてしまう俺。


    本当は、俺の手作りなんだけど…

    「黒崎君の彼女って、お菓子作りプロ並みだね」

    「俺、甘いの苦手だから。
     姫乃に食べてもらえて助かるよ」

    なんて、嘘をつき続けている。


    初めて姫乃にクッキーをあげた時。

    どう切り出していいかわかんなくて

    めちゃくちゃテンパっちゃって。


    『彼女が作ったんだけど…』
    なんて言ってしまったせいで

    今も『彼女有り設定』のまま。


    今更、言えないよな。
    彼女はいないって。



    「黒崎君の代わりにお菓子食べるの
     今日で卒業してもいい?」

    えっ?

    「私も探したいんだ。
     毎日お菓子を作ってあげたくなるくらい
     大好きな人」

    その相手、俺じゃダメ?

    ヘタレな俺は
    そんな簡単な言葉も、口に出せなかった。

    きゅん

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  21. 卒業式のあと、春の暖かな陽光が包む保健室
    そこに並ぶ影が二つ

    「遥は、170.1センチ」

    「じゃあ次、空の番」

    先輩である私が卒業するまでには、私の身長を超える
    それが空の決めた目標だった

    「空は〜、170.3!」

    「よっしゃー!」

    空が天井に向かってガッツポーズをする

    「負けたー」

    たった2ミリで喜ぶ姿が今日もかわいい
    なんて言ったら空は拗ねるかな

    地元を離れる私は必然的に空とも離れることになる

    「ちょうどこれで身長測るのも最後だね」

    「俺はもっと伸びるから」

    「じゃあ楽しみにしてる」

    その言葉を最後に私は空に背を向ける
    顔はもう見えないのに伸びた影が私の足を止める

    躊躇ったその一瞬で後ろから抱きしめられる
    前より頼もしくなった空の腕の中に安心して涙が出る

    「きっと空はいい先輩になれるね」

    長い時間そうしていたのか、傾いた陽がさらに重なる影を伸ばしていた

    きゅん

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