ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

  1. 4801件ヒットしました

  2. んっ…頭が重い…

    あれ?
    私寝てた?
    ここは保健室…?

    「あ!野村さん!目が覚めた??
    授業中に倒れちゃったのよ、あなた。
    軽い貧血よ。
    私は職員室に行ってくるけど…
    しばらく横になっていなさい。」


    貧血か…

    そういえば、誰が私をここまで運んでくれたんだろ…??


    ガラガラっ
    「やっほー! ゆーこ!
    起きた??」

    「ななみ!」

    「まじでびっくりしたよ!
    授業中にいきなり倒れるんだもん」

    「ごめんごめん」

    「それにしても、あの時の安部には驚いたよ」

    「安部くん?」

    「そうそう!安部!
    倒れたゆーこのことお姫様抱っこして保健室まで猛ダッシュだよ!
    あんた達どういう関係なの??


    あっ!次の授業始まる!
    じゃあね!お大事に!」


    うそ…
    安部くんが私のこと
    お姫様抱っこ…??


    いつも遠くで見てるだけだった憧れの人。

    私に奇跡が起きた。

    きゅん

    4

    salanさんをフォロー

    通報する

  3. ―好きだよ
    まさかこんな幸せな事が怒るなんて―


    「ここは…」
    確か休み時間に階段で、立ちくらみがして…

    「あ、体大丈夫?」

    「!?ど、どうして新先輩が?」

    「君が倒れかけたのを見て、保健室まで運んだんだ」

    「運んでくれたんですか!なんかごめんなさい!」

    ―ドサッ

    (先輩がベットに座ってる!!なんかドキドキする)

    「緊張してる?顔真っ赤だよ?可愛いな〜」

    (ほ、ほっぺ触ってる!!)

    「俺ね、実は…」

    (??どうしたんだろ…)

    「君のことが…好きなんだ」

    「え!?」

    「俺と付き合ってくれる?」

    「え!?わ、私ですか?」

    「うん…OKならギュッってして、?」

    ―ギュッ

    「断るわけ…ないじゃないですか。私中学の時からずっと好きで…」

    「それは嬉しいな。俺と同じだね…じゃあ、キス…してもいい、よね?」


    「好きだよ」

    ―チュッ

    きゅん

    7

    べーべ♪さんをフォロー

    通報する

  4. 最初は大っ嫌いだった授業。
    今は……、
    幸せな時間。

    「教科書忘れたから見せて」
    突然、隣の席の男の子に話しかけられた。
    「う、うん」
    そう言って席をくっつける。
    彼の名前は真木 葉音〔まき はやね〕君。
    "ポーンティーン"という雑誌の大人気モデルの彼。
    そんな人と隣の席になれるなんて、すごくラッキーだ。
    隣から手をツンツンされたと思ったら、
    「ありがとう」
    と、最高にカッコいい声で、誰が見ても惚れてしまう笑顔で言われた。
    -キュン-
    胸が小さくないた。
    顔がどんどんと赤くなっていくのがわかる。
    「どうした?顔が赤いけど」
    意地悪な笑顔で、私の頬に手をあてられた。
    頭の中は混乱状態。
    「そんなかわいい顔、他の男には見せるなよ?」
    授業中…ですよ…?

    きゅん

    5

    箆杏さんをフォロー

    通報する

  5. 私は春香。今は体育の授業中。
    私と奏斗は体育委員でカラーコーンを出して欲しいと言われたので、倉庫にてカラーコーンを探してます。

    「カラーコーンなくね?どこだよ」

    「確かにないね。てかここ暗くて嫌だ。」

    「お前怖がりだったっけ?」

    「違うけど、、なんか嫌なの!」

    「ふーん。じゃあ」

    ―ギュッ―

    「こうしたら、少しは大丈夫?」

    「な、な、何してるの!?」

    「だって抱きしめたくても人目気にして出来ないから...ここならいいかなって」

    「は、恥ずかしいから離れてよ...」

    「やだ。もう少しだけ、こうさせて。ダメ?」

    (なんか甘えてる子犬みたいで可愛い、、)

    「ダメ...」

    「そっか...」

    「ダメ...じゃ、ない」

    「え?」

    「ダ、ダメじゃない、から。まだ、離さないで」

    「可愛いな、お前。ホントに。俺がどうにかなりそう」

    ―ギュッ―






    「大好きだよ」

    きゅん

    4

    べーべ♪さんをフォロー

    通報する

  6. 「ね、美葉ちゃん、教科書見せて」
    「へっ?あ、う、うん。いいよ」

    隣の席の哉斗くんが人懐っこい笑顔でこてん、と頭を傾げる

    「教科書、忘れたの?」

    憧れの秋野哉斗くんと隣になれただけでも嬉しいのに、哉斗くんはよく教科書を忘れてくるから、教科書を見せる時にこっそりお話できる。それが嬉しくって嬉しくって...

    「うん、忘れちゃったー。何時もごめんね?」
    「うんん、大丈夫だよ。」

    机と机の間に教科書を置くと哉斗くんがまたにこにこ笑う

    「...ね、もしも俺がよく教科書忘れるとわざだったらなんでだと思う?」
    「わざと?」

    何でだろう、って先生の話も聞かずに考える

    「先生に怒られたいとか?」
    「俺にそんな趣味ないよ」
    「うー......分かんない...教えて?」
    「...隣の席の可愛い女の子とこっそりお喋りしたいから、だよ」

    哉斗くんが少し照れくさそうに笑って私の頭をぽんぽん、と撫でた

    きゅん

    8

    もえな**さんをフォロー

    通報する

  7. 今日は芸能界でも活躍している私の幼馴染が久しぶりに登校する日だ
    門を潜るだけで女子からの黄色い歓声
    私は教室の窓からその様子を見ていた
    彼は私の視線に気付いたのか上を向いて笑顔で手を振ってくる
    私はプイと黒板に目をやり自分の席に着いた
    徐々に歓声が近付いてくる
    そう、彼の席は私の前の席
    しばらくすると女子は惜しみながらも自教室に戻って行った
    『あぁーつかれたあーー!!』
    「人気者は大変ですね〜」

    『アイツら俺の事見てねぇし、そーゆーのほんと無理。それに比べて良いよなぁ加奈は。俺が人気になろうがただの幼馴染だろうが態度変えないから』
    「褒めても何も出ませんよーっと」

    『なぁ今暇?』
    「え?これから授業じゃん」
    『よし暇だな!』

    そう言って私の腕を掴み秘密の場所から屋上へ向かう

    『やっぱり静かな方が良いよなぁー』
    「本当だねー」

    『あ、さっき言い忘れたけど加奈のそうゆう所好きだよ。』

    きゅん

    5

    乃羅音杞さんをフォロー

    通報する

  8. 「先生〜」

    あれ?いない。
    まさか体育で突き指するとは…。

    「こういうときは湿布だよね」

    保健室なんてほぼ来たことないからなぁ…
    探すか。

    ーシャー

    「え?あ、ごめんなさい。うるさかったですよね」

    ベッドで休んでる人居たのか…気づかなかった。

    「どの指?」
    「え、いや自分で、できます!」
    「じゃあ、はい」

    湿布を受け取る。

    「ありがとうございま…」

    え?!サッカー部の有馬先輩だ。
    どうしよう、急に緊張してきた…。

    「やっぱり俺がやるよ、利き手でしょ?」
    「いや、でも…」
    「貸して」
    「ありがとうございます」

    さっきハンドクリーム塗っといてよかった。

    「はい、終わり」
    「本当にありがとうございます!」

    あれ?終わったはずなのに、なんか手握られてる?

    「なんかいい匂いする。もうちょっと握っててもいい?」

    きゅん

    5

    今野充秋さんをフォロー

    通報する

  9. 6限目の授業は、自習になった。自習とはいっても課題がある。

    柚くんは、後ろを振り返り、私の机で2人で課題をしている。

    (かほ!ここの公式、間違ってる。)

    (え、ほんとだ!じゃあ、こうなる?)

    私の課題の間違いを教えてくれる柚くん。

    (そうそう!よくできました笑よしよし。)

    急に頭をぽんぽんされた。

    (かほ、顔真っ赤笑)

    好きな男子に触れられたら、そりゃ、照れるよ。

    きゅん

    4

    季兎さんをフォロー

    通報する

  10. 君が笑うから私は君に堕ちたんだ。

    春、私は隣の席の君に堕ちた。君はほとんど話さない大人しい人。それなのに、軽く笑った顔を見てキュンとした。

    でも、君には彼女がいる。
    隠してるようだけど、私は知ってしまった。それで気づいた。

    これは恋だと。

    こんな思いするぐらいなら恋なんて堕ちなきゃよかったな。

    きゅん

    2

    春乃こまめさんをフォロー

    通報する

  11. 高校に入学してから半年が過ぎようとしていた
    清水暎太(しみずえいた)高校1年生
    最近何故かよく俺の視界に入ってくる女子がいる
    その子の名前は横川恵麻(よこがわえま)
    俺の席は窓際の一番後ろの席、彼女の席は真ん中の前から三番目
    授業中に黒板を見ると直線なのだがその席の周りも当然視界内なんだろうけど……
    ツインテールのお団子頭
    そのお団子からピンとはねた髪と、ゴムで結わえられた場所の先からはクルンとした残りの髪
    天然パーマなんだろうな〜
    なんて勝手に想像する
    何故彼女が視界に入り始めたのか…
    授業中にやたら頭が揺れる
    先生が黒板に書いたことを写しているのだけどその動作の回数が人より多いのだ
    前、下、前、下
    一生懸命写してる
    それに先生が書いてない時は右、左、右、左と左右に小刻みに揺れる
    みんな当然頭は揺れるし普通の事なんだけど多分横川の場合お団子頭の髪も揺れるから気になってしまうんだと思う

    きゅん

    3

    松浦澄水さんをフォロー

    通報する

  12. 彼氏に振られて一週間。
    私はどうやって息をして、歩いて、授業を受けていたんだろう。
    ずっと強がって、平気なふりをして、別れたことを誰にも言わなかった。
    でも…

    「…宮、…篠宮!おい、聞いてるのか?」
    「へっ⁈なな、なんでしょうか⁈」
    「次の問いに答えなさい。」
    まずい、寝てて何にも聞いてなかった。

    ん?机の上に何か紙が。
    『X=8』
    「えっと、X=8です。」
    「すごいな篠宮。正解だ。」

    憂鬱な授業が終わり、紙を見つめていると、
    「よかった、合ってて。」
    この声は、隣の席の優月海音くん。
    クラスでも、トップを争うほどのイケメン。そしてとても優しいことでも有名。
    「もしかして、この紙…」
    「先生には、内緒ね?」
    そう言って、海音くんは私の頭を優しく撫でて、友達のほうへ歩いていった。
    「ありが、とう…?」

    これは失恋し、傷心中の私、篠原璃帆と隣の席の君とのお話。

    きゅん

    5

    アオナツさんをフォロー

    通報する

  13. 「なぁなぁ川井(カワイ)今から勝負しよ。」


    「なんの勝負するん??」


    「今からダジャレ言うから、お前が笑ったら俺が勝ちで、無表情やったら俺が負けっていう勝負。負けたやつはお菓子奢りな。」


    「......いいよ。絶対笑わん自信あるけど?」


    ニヤ
    「じゃあいくで?」


    「うん」


    耳元に口を近づけて、イケボで囁きながら
    「川井(カワイ」可愛いね」


    ビクッ
    「ンッ/// ちょ、なに笑笑」


    「あれ?顔めっちゃ赤いけど?」


    「.....ビックリしただけやし。ダジャレ全然おもろくなかったし。つまんなっ!」


    「でも勝負は俺の勝ちやな。お菓子何にしよかな〜」


    「はぁー。」


    「じゃあチョコちょーだい。」


    「分かった、しゃーないなぁー。」


    「2月14日にちょーだい。」


    「笑笑しゃーないなぁ///」


    「やった///」

    きゅん

    3

    マスカットレモンさんをフォロー

    通報する

  14. 俺は授業よりも前のやつを見ていたい。

    眠そうに肩を揺らす。忙しなく板書をする。先生に当てられるとおどおどする。

    こいつには好きな人がいる。

    いつもこいつはその男を見ている。
    俺のことを見てくれよ。
    俺の方があんなやつよりお前のこと好きだよ。

    その思いは届かなくて。
    つい、こいつの恋の手伝いをしてしまう。

    「ねぇ、私、告白しようと思うの」

    いちいち報告すんなよ。成功なんてするな。
    成功したら、俺はもう見ることさえ許されなくなっちゃうじゃんか。
    嬉しそうに話す、こいつにそんなことは言えない。

    「頑張れよ」

    俺はこいつを抱きしめた。

    「え?何?」
    「エールだよ。俺の気持ち、受けとれよ」
    「………ありがとう」

    これが俺なりの告白方法だった。

    幸せになれよ。

    きゅん

    6

    春乃こまめさんをフォロー

    通報する

  15. 先輩!先輩!ん?
    さっきから耳元でアイツにに呼ばれているような気がする。そんな訳ねーのに。
    今アイツは、体育の授業中。
    ついに俺もアイツに洗脳されちまったか?
    「瑛士!起きて!」
    この声は柊だな。
    さっきまで寝てたけどもう起きてるよ。
    「何だ柊」「葉弥ちゃん。呼んでるよ?」
    「は、?そんな訳ねーだろ
    アイツは今体育の授業中のは「先輩ーーーーーーい!」ず…!」
    窓際の席の俺はパッと声のするグラウンドの方を見た。
    そこには俺の教室を見上げて微笑んでいるアイツが。
    はあ、アイツも懲りずによく毎日毎日…
    そのままずっとアイツのことを見ていると
    長い俺の体操服のジャージを着たアイツが
    「先輩ーい!だーーい好きですよ?」そう言った
    俺はさっきの、顔を自分の机の上で組んだ手に埋め目を閉じた。
    「瑛士何照れてる?」「照れてね」「つまんないな」
    こんな事言ってるけどしってるよ?神様はその真っ赤になった顔を。

    きゅん

    4

    さく助**さんをフォロー

    通報する

  16. 「、、、ろ!、、ひろ!」
    誰か私を呼んでる?あれ?でもこんな低い声は先生くらいにしか聞こえない、、!
    「ふぁい!、、、、ふぇ?ふぃまどこやってるふぉ?んああ、、、。」
    黒板をみると国語らしい。ウトウトしてたんだろうね、、、。しかもみんなウチを見て笑ってる?
    「おお、先生の授業がそんなにつまらなかったのか!この問題の答えは何か聞いてたんだがな、、、!答えられないのならお前の成績を下げ、、」
    え!嘘!最悪、、、。問題解いてないし、、、。
    「先生!俺が代わりに答えます!、、、「イ」じゃないですか?」
    「正解、、、。だけどなんでお前が答えたんだよ」
    わっ!なんかありがとう!お礼を言っておこう!
    「だって、、、、」
    あれ?なんかこっちに来る?
    その瞬間、頬にキスされた!
    「だって俺、ちひろに彼氏がいても、ちひろを奪うくらい好きだから。」
    その瞬間、みんなぽかーん&顔真っ赤。
    「俺は大好きだからね。」

    きゅん

    3

    ブラックパンケーキさんをフォロー

    通報する

  17. 数学の授業中、隣の席の樹(いつき)くんからメモが回ってくる。

    この席になってからは授業中2人でメモ交換することがおなじみになっている。

    今日も回ってきたメモを開くと

    『茉桜(まお)って好きな人いるの?』

    そんなメッセージが書かれている。

    『いない…かな。樹くんは?』

    そっと隣にメモをやる。

    そしたらすぐに返事が返ってきた。

    『俺は居るよ。このクラスで1番可愛い子。』

    あぁ、きっと成実(なるみ)ちゃんだ。1組でダントツに可愛い子。

    好きな人なんて居ないのに、なんでこんなに切なくて、苦しいんだろう。

    『なるみちゃん?』

    そう書いて渡す。今日はいつもよりずっと返事が早い。

    『違うよ。茉桜だよ。』

    …え?私……?

    反射で隣を見る。

    「俺じゃだめ?」

    控えめな声で囁かれる。

    「俺の好きな人は、茉桜だよ。」

    樹くんの耳が真っ赤になっているのを私は見逃さなかった。

    きゅん

    5

    鈴咲 音彩さんをフォロー

    通報する

  18. ああ、まただ。

    無意識に見てしまった先には。
    …私の大好きな結兄…と、クラスメイトの姿。

    今は自習の時間で臨時として国語の先生である結兄が来ていた。

    わからないところを聞いているのだろうが、下心が丸見えだ。
    結兄はクールな眼鏡男子だが、笑うとエクボが出来て可愛いの。
    顔も整っているので女の子はもちろん、男子からも人気を得ている。

    いいな、私も結兄と話したい。
    嫉妬と幼馴染からくる独占欲で思わず凝視してしまったその時。

    バチッ

    あ、やば!!結兄と目があった!
    見ていたのがバレてしまって途端に恥ずかしくなった私は、バッと勢い良く目を逸らした。

    落ち着こう…。
    実習用の課題に目を戻して、見直しをする。

    ぽんぽん…
    いつもの、落ち着く手の感触…。それでいてドキドキさせられてしまうのだ。

    「ゆ、結兄…」

    顔を上げると大好きな結兄がニコッといたずらっ子な笑みを浮かべていた…。

    きゅん

    4

    るぅ猫さんをフォロー

    通報する

  19. 窓際の一番後ろの席から、小さな寝息が聞こえる。

    隣の席で私の旦那様、ハルがカーテンに隠れて寝ているのだ。


    「ハル、ハルってば」

    「ん、んー」


    ハルは精霊界の王子様だから、人間界にいると少し疲れやすい。

    最近は体育祭の練習で午前中がハードだから、毎日こう。

    いつもは満開のはずのツノも少し元気がない。

    回復する方法はあるんだけど…


    「ハルってば、起きて。授業中だよ」

    「朋香ぁ…」


    あ、まずい、寝ぼけてる!

    これは昨日と同じパターンだ、悪い予感しかしないっ。


    「朋香、愛してる…」

    「あっ、ダメ…っ、んっ」


    ハルが、とろんとした甘い表情で私の頭をぐいと抱き寄せた。

    窓の外は雲ひとつない青空が広がり、目を閉じても眩しい。

    カーテンの向こうで、先生が教科書を読み上げているのが聞こえる。

    ハルの唇がとろけそうに熱い…


    授業中は、ダメだよ…

    きゅん

    11

    寿すばるさんをフォロー

    通報する

  20. 「……か…きろ……!…一花!」
    「ん……」
    誰かに小声で名前を呼ばれて起きると、隣の席の瞬くんがこっちを見ていた。
    「一花、当たってる」
    「えっ…?」
    私が戸惑っていると「先生!一花、声の調子悪いみたいなんで俺変わりに答えます!」と瞬くんは声を上げ、ボソッとつぶやいた。
    「一花、ノートに何か書け」
    えっ…よくわからないけど、じゃあ…
    瞬くんは私がノートに書いた文を見て、少し固まってから先生が質問したのであろう問題の答えを言った。
    「正解。じゃあ次の問題は後ろの…」
    答えは合っていたらしく、先生は次の質問をし始めた。

    「おい…一花」
    そう言ってこっちを向いた瞬くんの顔は真っ赤。私の顔とノートを交互に見ている。
    「私は…本気だから…」私がノートを破って渡すと、瞬くんはその紙に何か書いて返してきた。授業中なのも構わず、2人とも笑顔になった。そのノートには…

    『瞬くんが好き』
    『俺も』

    きゅん

    12

    時雨•*¨*•.¸¸さんをフォロー

    通報する

  21. 「橋田ー!!」
    恒例行事と化した『橋田紗奈探し』
    「先生、俺が探してきます」
    「里村悪いな、幼なじみの絆で探してくれ!」
    先生にそう言われ、紗奈を探す。
    この2ヶ月ほど、時々行方不明となる。
    ま、どこにいるのかはわかるけど。

    ガチャ

    「……紗奈?」
    屋上のドアを開け、大の字になって寝ている紗奈に話しかける。
    「寝顔、可愛いな…」
    見つける度に、こうやって呟くがまったく起きない。
    「……俺のになればいいのに。」
    あの時告白しておけば、何回そう後悔したことか。
    しかも何でよりによって、俺の親友なんだよ。
    「…日向、好き」
    「……!?」
    紗奈がぽつりと呟く。
    なんで俺の名前…。
    俺が紗奈の夢に出てきてるのか…?
    「っ……」
    嬉しさなのか虚しさなのか、涙があふれでてくる。

    「…好きだ」
    「俺のモノになればいいのに」

    「ごめん、今だけだから…」
    そう言って紗奈の髪にキスをした。

    きゅん

    10

    ねるおさんをフォロー

    通報する

▲