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  2. 文化祭でオリジナルラブストーリーの劇をやることになった。
    私がヒロインで相手役は彼氏の陸。
    今は、私の靴を執事である陸が脱がせるシーン。

    「西園寺様とのお食事はいかがでしたか?」
    「楽しかったわ」
    「そう…ですか…」

    表情が暗くなる執事。

    「でも、あなたといる方が楽しい」
    「っ……お嬢様」

    2人は見つめ合う。

    「愛しています」
    「っ…私もよ」

    劇だけど、恥ずかしい…
    もう、終わりだよね?

    「っ!?」

    なぜか私の手をとる陸。
    えっ、なに!?

    「っ……///」

    音もなく薬指にキスが落とされた。

    「ここ、私の予約ですから」

    そ、そんなの、台本になかったよ!?
    みんなの歓声が最高潮に達する中、幕が閉じた。

    「びっくりしたじゃんっ。バカ、バカ」
    「いてっ、盛り上がっただろ?」
    「でも」
    「それに、あれ、本気だから」
    「なっ」

    ニヤリと笑う陸。

    やっぱり、陸には敵わない。

    きゅん

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  3. 「お前ってほんとバカ」

    「分かってますー」

    私を怒っているのは同クラの早見。

    調理実習をやっている時に、私が包丁で指を傷つけちゃったから保健室に来てる。

    「ったく...ほんとお前、目が離せないヤツだな」

    早見は左手を取ると、傷ついた薬指にキスをする。

    「...なっ、に...してんのっ」

    イケメンにこんな事されて、ドキドキしないわけないのに。早見は全然やめてくれない。

    「消毒してるだけ」

    イタズラっぽく微笑みながら指をペロペロと舐めてくる。

    そんな早見がカッコ良くて、恥ずかしくて...もう限界。

    「冗談だって。ちゃんと消毒してやるよ。それとも何か期待した?」

    「~~~っ...してません!!!」

    一生掛けても、こいつとは合わない!

    きゅん

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