ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 私、藤宮すみれは今、彼氏の木村の家にいる。

    そして、私はとある計画を思いついた。

    名づけて……『木村をドキッとさせよう計画!!』

    いつも私ばっかドキドキさせられてて悔しいから、今回はその仕返しってこと。

    さっそく実行してみよう!

    ♡『計画① 名前を呼ぶ!』

    「ねぇねぇ……」

    「ん?なに?すみれ」

    「洸くん、ぎゅってして」

    「……いいよ」

    木村はそう言いながら私を引き寄せ、抱きしめる。

    「……っ、、」

    細いのに、意外と胸板とかしっかりしてる……。

    男の人って感じ。

    ……って、結局私がドキドキしてるだけじゃん。

    木村は全く動揺してないみたいだし……。

    計画①は失敗みたい……。


    《洸 side 》

    「はぁぁ……。いきなり甘えてくるとか反則でしょ……。『洸くん』っていう呼び方も……。全部、可愛いすぎ」




    ※『計画②』は本文にて!

    きゅん

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  3. 彼氏のレンくんは今、保健室にいる。

    なんか、1時間目の授業の時から具合が悪かったらしくて……。

    本当は早退した方がいいんだけど、親が家にいないから、やむを得ず保健室で休んでいるらしい。

    だから、レンくんが心配で様子を見にきちゃった。

    ──コンコンコン

    「失礼します」

    レンくんは……

    1番奥のベッドで寝ているみたい。

    「ん、花?」

    「わわわっ、起こしちゃった?」

    「それは全然大丈夫だけど……

    あんま、近寄らないで」

    「えっ……

    も、もしかして、私のこと嫌いになっちゃった?」

    毎日レンくん、私のお世話ばっかりしてるし

    めんどくさくて、嫌いになっちゃってもおかしくないよね……。

    「いや、大好きなんだけど……

    風邪で抑えが効きにくいから……」

    「……………」

    「はぁ、わかった。僕が我慢すればいいわけね」

    その瞬間、手が伸びてきて、ぎゅっと抱きしめられた。

    きゅん

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  4. 椅子に私がぶつかったことにより大きく鳴る。

    「もう…うるせぇって、」

    ニヤニヤと笑い私の頭を掴む人。

    抵抗の仕方を忘れてしまった私は、どうしたらいいのか分からないまま、ただその場で謝っていた。

    「ごめんなさいごめんなさいごめんなさ」

    突然目の前に暖かな温もり……

    なんで…?

    私を守ってくれる人なんて居ないのに……

    「こいつお前のオモチャなのか?」

    冷淡に響く言葉が私を恐怖に戻す。
    なのに温もりは変わらず私を包んでいた…

    「そ、そうなんですよ〜…うるさかったですよね、急いで教育しな直す…」

    嫌だ…でも…声なんか出ないよ…

    「こいつ俺にくれよ。いいだろ?お前は俺の道具なんだから…なぁ?」

    なんて酷い言葉だろう…けれどその言葉は私を守る魔法の言葉だった。

    きゅん

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  5. 「ごめん、暗くなっちゃったね…」

    「ほら、早く帰ろう」

    そう言いながら彼は、私の手を握った。


    「えっ、ちょっ…ど、どうしたの?」

    「暗いから。危ないから」

    「大丈夫だよ、いつも繋いでないじゃん!」

    突然のことに驚いた私は、そう言って彼の手を振りほどいた。


    「…ごめん、勝手に」

    「あっ、そうじゃなくて、その……」



    ''恥ずかしくて。好きだから…''

    そう、ちゃんと言える私なら、区切りをつけずにこんなに長く片想いなんてしてない。


    俯き、落ち込んだようにも見える彼に、なんだか申し訳なくなってしまった。

    好きなのに…


    言えない想いがもどかしくて、苦しくて、
    それでも無くしたくなくて、


    言葉の代わりに、今度は私から彼の手を握った。
    優しく、想いをのせて…

    顔を上げた彼は微笑んで、空いている片手で私を抱きしめた。


    「ありがとう。
    お前が好き。愛してる…」

    きゅん

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  6. 今日も無視。
    なんで?私が何をしたって言うの?

    *──*──*──*──*
    彼に一週間も無視された放課後。
    ついに耐えきれなくなって、私は彼を追って下駄箱へ急いだ。
    「あ、ね、ねぇ!」
    「邪魔。」
    うっ、なんで?
    彼の表情はいつもみたいに意地悪く、私をからかっているものとは雲仙の差だった。
    ねぇ、もう一度私に喋りかけてよ!
    もう一度私に笑いかけてよ!
    そんな感情が私の頭のなかをぐるぐるまわる。
    校門を出て通学路を一人で歩く彼にやっとのことで追い付き、声をかける。

    「む、し、しないで...
    無視されると、心が苦しいの
    ねぇ、好き、大好き。」

    口に出して初めて気づいた。
    やってしまった...焦っていたからつい、本音が..
    こんな私に告白されても...

    「っっ///...お前が先輩と楽しそうに話してたから、嫉妬した。」

    「え?」

    「俺も好き、大好きだよ。
    ごめん、意地悪しすぎた。」

    きゅん

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    *唯乃*さんをフォロー

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  7. 「振られたんだ私…」
    そう言った幼馴染は、今にも消えてしまいそうに見えた。
    どうやらずっと前から聞いていた先輩に告白をしたら振られたらしい。
    「わっ私は…可愛く…なっ」
    「もぅ、いいよ言わなくて」
    俺は、最後まで聞かずに抱きしめた力一杯に…
    「お前は、可愛くても可愛くなくてもどっちでもいいんだよ。」
    「え?だって、可愛くっなくっちゃ!」
    まだ泣き止まない彼女を俺はより強く抱き寄せた。もう逃さない、逃してはいけないと抱き寄せる腕に力を込めた。
    「お前はお前なんだから。他人がどう見たって構わなくていいんだ。…お前にはお前の良さがあるんだから」
    俺の口から出て来た言葉は、ずっと彼女を想って来た俺だからこそ出たものだった。俺の言葉を聞いて彼女は、俺の腕の中でくたびれるまで泣いた。
    (…俺だけがお前の良さを知っていればそれで…今はそれで充分だ。)
    俺は彼女の笑顔が見えます様にと空に願った

    きゅん

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  8. いつも支えてくれてありがとう
    これからそばにいてほしい
    大好きだよ

    きゅん

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  9. 私、山科有紗は今クラス子達と肝試しに来ている。
    私はお化けが大嫌いだ。
    無理やり連れてこられ、男子とペアを組まされた。
    ペアの男子は夏目雅くん。

    ~肝試し~
    ヒューヒュー
    キャアーー
    大丈夫?有紗ちゃん?
    ぅん大丈夫
    ホントに?
    雅くんは優しいね。
    ホントに大丈夫だょキャアーー
    ほら言ったでしょ
    こっちおいで
    ギュー
    落ち着いたでしょ
    うん/////


    ~肝試し後~
    怖かったけど大丈夫だった。
    今年の肝試しはいい思い出になったな/////


    2人はこの後恋するのかな?

    きゅん

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  10. 咲と詩桜は付き合って1年

    「咲ー。今日咲ん家行きたい」
    詩桜は、帰り道咲に甘える

    「だから詩桜。ベタベタやめろ」

    「むーっ。付き合ってんだから」

    「だめ。TPOだよ」
    咲は、詩桜から離れようとする

    「…だよな」
    詩桜は、咲から離れた。
    咲と自分は、どうしてこうなるのかわからない詩桜だった

    「ほら、家行くよ」

    「え!?いいの」
    驚いた顔で詩桜は咲を見た

    「ダメなんて言ってない」

    「…グズっ」

    「え、なんで泣いてるのさ」
    何が何だかわからない咲だった

    「だって、俺めっちゃ好きなのに、咲から全然好きって感じないから、俺…」

    「…」
    咲は知らない間に詩桜を不安にさせていたのだと気付かされた

    咲は詩桜をギュッと抱きしめた
    「変わんないよ詩桜。永遠に大好き」

    今日もまだまだ愛し合う2人であった

    きゅん

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  11. パタンッ
    「カレン!」
    「大丈夫?」

    (なんか、ガヤガヤしてんな…

    「先生!カレンが…」

    カレン?倒れたのか!?

    タッタッタッ

    「おい!大丈夫か!」

    「ゴホッゴホッ 隼くん…平気だよ…。」

    (平気じゃないくせに!

    「邪魔だ。保健室に行くぞ。カレン」

    「ありがとう。隼くん」

    ギュッ

    (早く、保健室に行かなくては…

    タッタッタッ

    ガラガラガラガラッ

    「おろすぞ、カレン。」

    「うん。」

    おろした瞬間、俺はカレンを抱きしめた。

    ギュッ

    「心配させんな…」

    「ごめんね。」

    (こいつは、俺が守らなきゃ…

    きゅん

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  12. 今日は、バレンタインデー!!


    私はカレにチョコを渡そうと思ってるの。

    そのカレはね…

    学年で、いや学校で一番モテていて
    とってもクールなカレ。

    カレはモテすぎて
    女の子達は私がいても気にせずに
    チョコを渡しに来る。

    ……ちょっといやだったりして──。

    でも、カレはチョコを貰わない。

    決まっていうの。

    『甘いもんはきらい。だから食わねぇ』

    だから、私もあげない事にした。


    帰り道。

    カレは私を送ってくれた。

    少し寂しく思いながらも別れの言葉を交わす。

    「──ばいばい、また明日ね!」

    すると、カレは言った。

    『は?チョコくれねーの?』

    「だって甘いもんは嫌いなんじゃ…」

    『普通に食うし。
    俺はお前からのだけ食いてぇよ。』

    話を理解出来ないままいると

    カレは私を抱きしめた。


    こんな言葉を甘く囁いて。

    『──俺、お前に超ハマってんだよ』

    きゅん

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  13. あー。暇だなぁ。(ブルブルッ)
    ん?電話?
    【いま、大丈夫??】
    アサヒだ!!アサヒは、私の自慢の彼氏です♡
    【大丈夫だよ!どーしたの??】
    【ん~、なんか、ちなつの声聞きたくて】
    こんなこと言うなんて、めずらしい…
    【なんか、あったでしょ?】
    【…】
    沈黙。アサヒは強がりだからなぁ
    【あーぁ。私も頼ってほしいなぁ~。そんな頼りないかなぁ~】
    【ちなつ…会いたい】
    !?/////
    【な、、】
    そんな声で言わないでよ~。ドキドキしすぎて心臓がいたい!
    【っていうか、会いにきた】
    【えっ!?】
    外を見ると、校門に、アサヒ…
    彼は仕事が忙しいから、会うのは1ヶ月ぶり。気づいたら、走ってて。
    「アサヒ!なん…」
    彼の腕の中にい吸い込まれる私。
    「ちなつ。なんで、そんな俺のこと分かるの?」
    「…あなたが好きな人だからだよ」
    「やっぱ、かなわないな…」

    そして、彼は私にキスするのでした。

    きゅん

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  14. 前回の続きです!
    「…」
    「先輩…?」
    「嬉しい…やっと、オレのものだ…!」
    「!」
    「一目惚れで、ずっと見てた」
    一目惚れって…私と同じだ…
    「私も、一目惚れでした!」
    「まじで?俺と同じだ…ちょー、嬉しい!」
    私も嬉しすぎて、泣きそ…
    「おい、泣くなよ笑」
    「うぅー、だってぇ…」
    ギュッ
    「…!」
    「俺さ、部活で初めて悠生の頑張ってる姿を見て、一目惚れした。一目惚れした後、悠生の色んな表情見てて、もっと見たい、俺だけが知ってる表情見てみたい。って、思うようになって、悠生の色んなところ見てたら、頭の中から、悠生が離れなくて…」
    なんか、恥ずかしい…
    「いつの間にか、一晩中、悠生のことでいっぱいになってた。」
    う、嬉しすぎる…!
    「まぁ、続きは帰えり道の時な」
    「その時、私の話も聞いてくれませんか?」
    「もちろんだよ!じゃあ、手繋いで帰ろう」
    「はい!」
    皆さんも素敵な恋をしてください!

    きゅん

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  15. 私、雪菜は今もうすぐ付き合って1年になる彼氏、隼人といる。
    昼休み、私は隼人に屋上に来い、と言われて屋上にきた。
    …あっ、隼人いた!
    私は壁に寄りかかっていた隼人に手を振った。
    「隼人、急に呼び出してどうしたの?」
    すると、
    「ちょっとな…こっちに来い。」
    隼人のいる所に行くと、壁ドンされた。
    「っ///」
    「は、隼人どうしたの?」
    そう言うと、抱きしめられた。
    「ちょっと充電中。」
    「今日の隼人おかしいよ、何かあったの?」
    「別に何もねぇーよ。」
    「あ〜!、隼人私に会いたかったんだ〜!!」
    そう言って私は抱きしめられた。
    「そうだよ、悪いかよ。」
    「ぜんぜーん!むしろ嬉しい!」
    「雪菜好きだ。」
    「もっと言ってー!」
    「好きだ。…これ以上言わせんな!」
    「ふふ、隼人だーいすき♡」

    きゅん

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  16. 登校途中、同じクラスの駿(しゅん)と会い、そのまま一緒に登校することになった。

    「今日、小テストあるけど予習してきた?」

    「え!?嘘だろ!!?」

    あぁー…やっぱりね。

    「実は、駿の為に予習ノート作ってきました!」

    「マジで!ありがと!」

    「お礼は倍返しで!!」

    「え!?」

    「当たり前でしょ」

    誰もタダでだなんて、言ってないもーん!

    「…いいよ」

    「ホントに!?やった〜!!」

    駿ってば、優しい〜!!何奢らせようっかなぁ〜♪

    「…じゃあ、先に前払いね」

    そう言った駿は、私の腕を持つと自分の方へ引っ張った。

    そして、そのまま駿の腕の中にスッポリと収まってしまった。

    「え…えぇ!?///」

    「…これが俺からのお礼だ///」

    ふと見た駿の顔は真っ赤だった。

    「じゃあお先に///」

    駿は早々と学校へ走っていった。

    「ずるいよ…///」

    …バカ///

    きゅん

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  17. 私は美織(みおり)。若年性アルツハイマーだ。今は施設で過ごしている。そろそろ担当の慧先生が来るかな。

    慧「美織。おはよう。今日は何日だ?」
    毎日この挨拶だ。日にちを思い出す…

    美織「んー、えっと、3月3日!!」

    慧「おお、すごいじゃん。」クシャッと髪を撫でられた。

    美織「ほんと?合ってたんだ!」

    慧「じゃあ、なんの日?」なんの日だっけ、、

    美織「お雛様…桃の節句だ!!」

    慧「すごいすごい」ニコニコと先生が笑う
    それだけですごく嬉しくなる
    私は先生が好きだ。

    美織「やった!!」

    慧「ねえ、美織?」

    美織「なーに?先生。」

    慧「好きだよ、美織。付き合って?毎日お前の隣にいるから。」

    美織「慧…先生…うぅ、」

    慧「クスクス 泣くとこかよ(笑)」

    美織「私も先生だいすき。私は先生を忘れないよ」

    慧「おう、忘れないで(笑)」

    先生はそう笑いながら抱きしめてくれた。

    きゅん

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  18. 私には、彼氏がいる。

    「ねぇ、芽衣?」
    先輩は優しい声で聞いてきた。
    私はこの声が大好きだ。

    『何?先輩?』
    大好きなのに緊張して冷たくしてしまう私
    また、こんな態度になってしまった…

    「芽衣…やっぱり俺と付き合うの…やめる?」
    先輩は傷ついたような顔をしている。

    やっぱり…私は先輩を傷つけていたんだ。

    『嫌です』
    こういう時でも冷静な自分に腹が立つ。

    「でもさ、芽衣、俺と付き合っても楽しくなさそうだよ…?」

    違う…私は、先輩が大好きで緊張しすぎてこういう態度なんです。

    そう言いたいのになかなか声に出ない。

    「じゃ、ばいばい…」

    先輩がそう言うとやっと声が出た。

    『先輩!!』

    私は先輩に抱きついた。

    『今までごめんなさい。でも、先輩のこと大好きなんです!』

    私は泣きながら言った。

    「芽衣…俺も大好き」

    先輩は、嬉しそうに、ほんのり赤くなった顔で笑った。

    きゅん

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  19. 誰もいない屋上に出ると、晴れ渡る空を見上げた


    “人殺し”

    胸に響き渡るフレーズに思わず制服を握りしめる


    ポタッ

    「なん、でっ 」

    泣くのは夜だけと…

    昼の間はしっかり笑って、誰にも悟られないようにしようって

    そう決めてても苦しくて、涙が止まらなかった。


    がチャッ

    「 っっ 」

    慌てて涙を拭い振り返ると、悲しげな瞳で私を見つめる森本がいた。


    「 っ、なんだーいつからいたんだ?

    つか後なんかつけてくんなよ〜 」

    胸が押しつぶされそうな苦しさに、顔を歪めながら
    いつも通り明るい笑顔な私を出す


    「なんで辛いのに泣かない?」

    「はっ?」

    右手をぎゅっと握りしめる

    「我慢するなよ
    辛かったら泣けって」

    フワッ


    ただ同じクラスで友達ってだけのくせに
    抱きしめられた私は、その温もりに涙を流した……

    きゅん

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  20. 「ねぇ、圭(けい)……私達って、これからもずっと『友達以上恋人未満』なのかな?」


     若菜が、うっすら悲しげな笑みを浮かべて、俺に訊(き)く。


    「若菜……」

    「私、圭がわからない。私のこと……ホントはどう思ってるの?」

    「俺は……その……」


     今にも泣き出しそうな若菜に対して、この期に及んで気持ちを言えない自分がイラつく。

     俺の親友の大樹(だいき)が、若菜を好きだから……。だから、言うわけにはいかないんだ。


    「……もういい。私……大樹とつき合うからっ」


     そうだ……これで、いいんだ。

     これで…………

     ホントに……いいのかよ?俺。


    「……っ、若菜!」


     俺は、若菜を引き寄せて──強く抱きしめた。


    「……圭っ」


     若菜も泣きながら、俺にしがみつく。

     ごめん、大樹。やっぱりコイツだけは、お前にも渡したくない。

     俺……若菜が好きだ。

    きゅん

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  21. 「流子ちゃんの1時間、俺にちょうだい」


    突飛な交渉を持ち掛けてきたのは

    学年1のイケメンでどっかの病院の御曹司という噂の男。


    貴重な勉強時間を


    誰があんたなんかのために……



    藤原龍之介(ふじわら りゅうのすけ)

    ×

    瀬戸流子 (せと・りゅうこ)






    たかが1時間、されど1時間。

    きゅん

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