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  2. 俺は…報われない恋をしている。

    透き通った瞳で俺を振り返り、甘い桜の香りに包まれた彼女は、すごく綺麗だった。塩辛い味がした。俺の分も笑って生きろ。そう伝えたかった。

    君の思い出は、淡くて切ない。
    悠はいつだって人の笑顔を見るのが好きだった。
    まだ着慣れないパリッとした制服を着て、ふわっと笑っていた君。胸の奥が熱くて、鼓動がドキドキとうるさかった。
    君が来年もいるのなら、そしてずっといるのなら、きっと私たちはそれぞれ自分の道を歩んでいくだろう。だけどもしかしたら…お互いの愛する人は、私と悠になるのかもしれない。そしたらおばあちゃんになるまでずっと悠と笑って生きて行きたい。でもそんなのはただの私のわがままなんだ。私は離れていても、悠がどこかで笑っているのがわかればそれで充分なのに。
    ねえ悠。
    悠が好き。
    そう言ったら、
    「バーカ」って君は笑うだろう。

    私は…報われない恋をしている。

    きゅん

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