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  2. 「キス、したことありますか?」
    障害物リレーで使うバットを倉庫に取りに来たとき、同じ委員会の後輩くんに訊かれた。
    なんてことを訊くんだと思いつつ、
    「まぁ、いちおう」
    と答えると、
    「いいなぁ」
    と肩を落とす彼。

    キスくらい経験済みだと思っていた。
    彼を見かけるとき、そばにはいつも違う女の子がいたから。
    「そのうちできるよ」
    なんてなぐさめてみたものの。
    「いや、そうじゃなくて」
    サラリと否定された。

    じゃあ、なに?と言いかけたとき、彼の顔がグンッと近くなる。

    「ボクだってしたことありますよ。
    いいなぁって言ったのは、相手の人がうらやましいな、って意味です」

    「……え、」

    間近で見る彼の表情に心臓が激しく反応する。
    いつもふわふわと笑う彼とは別人みたいで。

    「ボクも、したいです」

    雰囲気にのまれてはいけないと思うのに、身動きがとれない。

    触れるまで、あと……数センチ。

    きゅん

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  3. ここは保健室。
    さっきまでは体育祭に参加してたのにな……
    100メートル走で転んだ私は先生のいない保健室にいる。

    ガラッ
    「見ーつけた♪」
    そう言って駆け寄ってくる後輩の宮野 詩君。
    「大丈夫ですか?」
    「大丈夫だよ。それより体育祭は?」
    「あ~抜け出して来ちゃいました♪先輩のいない体育祭なんて無意味ですから」
    「えっ!ごめんね。私のせいで…」
    「いえいえ!僕…「誰かいるのー?」」

    保健室の先生だ!

    はやく手当てしてもらわないと。

    そんな時、

    「詩君……んっ…」

    無理矢理キスをしてきた詩君。
    止まらなくて…

    「はぁはぁ…先生、来ちゃいますよ?」

    「詩君が…んっ、んっ…」

    何度も何度も私の唇に唇を重ねる詩君。

    ガラッ

    「あら、宮野さんだったのね。先輩のお見舞い?」


    「はい。そろそろもどりますね。」

    先生と一緒に出ていった詩君は今までに見たこと無い、大人の顔だった。

    きゅん

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  4. 今日は、体育祭で俺は借り物競争に出るが・・・・・・
    「零先輩頑張ってくださ~い♪」「零様頑張ってくださいまし!」「零様!」「零先輩!!」応援する周りの女子達が
    うるさくてイライラする俺はお前らに応援されたくない応援されるなら美少女で無自覚でかわいい後輩君・・・・莉緒に応援されたい・・・・って何考えてるんだ片思いのくせに、今はこっちに集中しなければ!『さぁ!始まりました借り物競争今の時点で、速水 零が一番だ!』『速水 零一番に紙を拾った!』はあ、マジか・・・誰だよこんなお題にしたのは好きな人って・・・・でもちょうどいいかもしれない・・・
    莉緒どこだキョロキョロいた!俺は、すぐ莉緒の目の前に行き「莉緒さん一緒に来て!」「え?」「莉緒さんじゃないとゴール出来ないからだから一緒に来て!」「え、あ、はい」そして莉緒を連れてゴールしお題が、ばれて俺は告白し莉緒と俺は、付き合うことになった

    きゅん

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  5. 俺にはずっと好きな人がいる。

    一学年下の後輩。

    いつも一生懸命に練習してたり、かと思えばふわふわしてたり。

    いつのまにか好きになっていた。

    体育祭の日、正直苦手な徒競走に出ることになった俺は、あの後輩がいることに気づいた。

    「先輩、がんばってくださいっ!」

    え?

    もしかして、いや、たしかにあいつは俺のことを応援してくれていた。

    「がんばってください!」

    たくさんの応援の中で、もうあいつの声しか聞こえなくて。

    気づけば一位でゴールしていた。

    気づくと俺はあいつの方に歩き出していて。

    「先輩っ、おめでとうございます!」

    そんな事を言われても気にもかけなかった。

    あいつは俺を見ると驚いたような顔をしていて。

    「あの、応援さ・・・ありがと。」

    すぐに俺の顔は熱くなって。

    赤くなった顔を隠すように、あいつの耳元で呟く。

    「好きだよー」

    もう止められないから。

    きゅん

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  6. 「先輩!来て!」
    借り物競走に出ているなおは、私の目の前に手を差し出す。

    「え?どうして??」
    戸惑いつつなおの手を取ると、その勢いで走り出したまま、なにも答えてくれない。

    ー私はなおの先輩であって…、いや望んじゃいけない。

    きっと「部活の先輩」とでも書いてあるのだろう。

    私たちは、一位でゴールした。

    司会の人が来て
    「おめでとうございます!では、テーマを発表してください。」

    なおは、手に持っていた紙を広げてマイクの前に立った。

    「僕のテーマは、【好きな人】です。」
    と言うと、後ろを振り返り私を見た。

    「え…」
    ーなおが…私を。?

    なおの顔を見ると、
    いつもの悪戯顔とは別で
    ほんのり頬を染め照れた顔をしている。

    なおは身体をこちらへ向け、
    「先輩、これからは後輩としてじゃなくて、彼氏として僕と過ごしてもらえませんか?」

    「はい!」

    きゅん

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  7. 体育祭の昼休憩の時、彼はあらわれた。

    「せんぱい…っ!」
    「でた!!」
    「な、なんですか…出たって…お化けみたいに…うう…」
    「ご、ごめんって〜」

    彼の名前は一ノ瀬裕(いちのせゆう)
    テニス部の後輩で、懐かれてしまった。

    「あんたさぁ…そろそろ私についてくるのやめてくれない?せっかくモテる顔面してるのにモテないぞ?駄目だよ〜」
    「モテる顔面だなんてっ!///」
    「都合のいいところだけ聞くな!ww」

    鬱陶しいと言いながらも、私もなんやかんや裕と話すのが楽しかったりする。

    「あの…先輩…さっきの、バスケ…かっこよかったです…」
    「ありがと」
    「そして先輩…僕、先輩のことが好きみたいです」
    「ありが……え?」

    「ってことで!後半も頑張りましょう!では!」

    裕は逃げるように去っていった

    「は?爆弾落としていくなよ……」

    赤くなる顔を隠しながら、私は体育館へ向かった。

    きゅん

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  8. 『あ、先輩!お疲れっす!』

    「おうお疲れーい!あれ、今帰りなの?
    ずいぶん遅いね…練習あったっけ?」

    『えと…世界史の先生からのお願いを…』

    「…あー…
    あの、割と厄介なおじいちゃん先生だよね?」



    この子は軽音楽部の後輩。

    周りをよく見てて、皆に好かれてる人たらし。
    そのうえ演奏の技術もピカイチだから、
    次期看板部員って噂で持ちきり。

    が、しかし…


    心優しく、何でも器用にこなすので
    色々な人の厄介ごとに巻き込まれる始末。




    『俺ってどうしてこう、断れない性格なんだろうか…』



    ぽつりぽつりとつぶやきながら前を歩く彼は、
    私よりずっと背が高いはずなのに
    つむじに手が届いてしまいそうなほどしおれていて。


    ま、元気だしな!と後輩くんの頭をわしわし撫でてやると、


    『…先輩…それ、勘違い、しちゃいます……。』



    何それ、と戯けても、返事は返ってこなかった。

    きゅん

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  9. 「ねえ、先輩?あの人と何してたんですか?」
    今日は体育祭当日。
    私は先程まで、ここまで声の届くグラウンドで、係の仕事をしていた。しかし、それをクラスの男の子に助けてもらっていると、後輩である彼が突然私の手を引いて走り出したのだ。
    「係の仕事を手伝ってもらってただけだよ?」
    何を怒っているのだろう。
    仕事をしていただけなのに。
    不思議に思っていると、突然彼がこちらに一歩、また一歩と近づいてきた。そして、遂に背中が壁につく。
    どうしよう!?
    焦りながら彼を見ると、彼は私を囲むように両手を壁につけた。

    「先輩、好きです。」

    甘い声が耳を通り、心臓を高鳴らせる。
    でも。
    「ごめんね、私は恋っていうものがよく分からないの。」
    どんな本を読んでも、どんなに友達の話を聞いても。
    「だから、ごめんなさい。」
    そう謝ると、彼は私の右手を取って、口付けた。
    「絶対に惚れさせるので、覚悟してくださいね。」

    きゅん

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  10. お昼ごはん。
    「人いないね~先輩」
    「そだね」
    彼氏の言葉を聞き流しながら作ってきたお弁当を広げる。
    「あっ聞いてよ先輩!うちの親,彼女が作ってくれるから昼飯要らないって言ったらめっちゃびっくりしててさぁ~」
    「っ……そ」
    ホント私ってなんでこんな可愛くない言い方しか出来ないんだろ……家族にも私の事話してくれて嬉しいって言えれば良いのに……
    「このおにぎりの具って何?」
    「梅」
    「俺が好きって言ったから?」
    「うっさい,それいつの話よ」
    本当は覚えてたけど……
    「やっぱりそうなんだ!ありがと先輩」
    しかもバレてるし。
    「ねぇ先輩。次のリレー1位とったら1つだけ頼み聞いてよ」
    「いいよ」
    私はそう答えたけど,おにぎりを頬張る彼の目を見て,嫌な予感がした。
    彼はただの可愛い後輩ではない。
    とびきり甘くて腹黒な一面を併せ持つ。
    「楽しみにしててね?」
    彼は何事もなかったように食事を再開した。

    きゅん

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  11. 肌を刺すような陽の光

    透き通った空

    今日は私たちの学校の体育祭
    残暑の厳しいこの季節にやることではない


    普通に暑い。テスト近いし?最悪じゃん

    というわけで特に競技に出ない私は校舎裏でのんびり過ごしていた

    日陰に座ってウトウトする
    普段から隙あれば屋上で寝てるけど、今日は校舎に入ればすぐバレる

    遠くから聞こえる大声
    パタパタと走る音
    だんだん大きく…?

    「先輩みつけたー!!来てください!」
    「…後輩くん?」

    彼はそう言うと私を担いで走り出す
    おろせ

    「借り物競走でしょ?お題何?」
    「好きな人!」

    は?こいつ好きって言葉の意味わかってる?
    つか、もうゴールしてるし。おろせ

    「なんでそのお題で私?」
    「一緒にいて一番楽しい人が先輩だから」

    はあ、わかってない…

    やっとおりた
    伸びをしていると後輩くんが耳元で囁いた
    「先輩が、大好きです」

    …前言撤回、こいつわかってる

    きゅん

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  12. 「先輩、気づかなくてすみません……」
     花火大会で溢れる人の熱気、汗の匂いで酔ってしまった。
     人気のない道まで後輩に手を引かれ、ようやく座れる場所を見つけた。
     後輩がお水を買ってきてくれた。
     ひとくち飲むとのどにひりつくような感覚が薄れ、爽やかな気分になる。

    「私もごめん、気分悪くなっちゃって。でもありがとう。買ってきてくれたお水のおかげで少しはよくなったし、ひとりで帰れるから、花火大会楽しんで」

     せっかく誘ってくれたのに悪いことをした。せめてひとりで楽しんでほしい。

    「嫌です。先輩をひとりで帰らせるなんて心配でできません。花火大会なんて来年もあるし、送りますよ」
    「でも1年って長いよ?」
     それに私ってひとりで帰れないと思われるほど頼りない?

    「先輩がいない花火大会なんて、何もない夜空を見上げるのと同じじゃないですか。先輩と少しでも長くいたいんで、送らせてください」

    きゅん

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  13. 部活終わり。

    私は体育館へと向かっている。

    私は一学年下の後輩・島崎くんと付き合ってる。

    今日は花火大会。

    できれば2人だけで花火を見たいなぁ・・・

    島崎くんはバスケ部。

    もう終わったかな?

    「島崎くんっ!」

    ・・・あれは、島崎くんと同じ学年の女子たち?

    島崎くんって、女子に人気だったっけ。

    「私と、花火見ませんか?」

    えっ、そんなの・・・私がっ・・・

    「あのっ、私が島崎くんと一緒に花火見たいっ!私が島崎くんのこと好きなのっ!」

    ・・・な、なんかみんなから視線を感じる?

    やっぱいわなきゃよかった?

    そう思ったけど。

    とんっ

    「そんなこと言わなくても、一緒に行くつもりだったけど?俺は先輩とずっと一緒にいたいし。」

    え、これは、壁ドンっ!?

    「なにその顔。なんか可愛いし。」

    ほんと、島崎くんは、なんだかずるい!

    きゅん

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  14. 私は今、後輩の男の子と花火を見に来ている。
    この犬っぽい彼は、何故か憎めないところがあって、今日も誘われるままこうして来てしまった。
    今、彼は屋台でおおはしゃぎしている。
    「ねぇ今日はなんで誘ってくれたの?」
    特に話すこともないから訊いてみたのに、
    「? 好きだからですよ?」
    彼はチョコバナナ選びに夢中なままそう言った。
    え、今さらっとすごいこと言われた?
    屋台のおじさんも目を丸くしている。
    どう反応するのが正解か分からず、ただ黙する。
    「? 先輩? 急に黙ってどうしたんですか? あ……」
    彼はようやく自分のした発言に気付いたようだった。
    お互い顔を赤くしてうつむく。
    「はははっいやぁ~ビックリしたが良いものを見せて貰った。嬢ちゃん、好きなの1つやるよ」
    「はい……」
    素直に貰ってないとやってられない。
    私は今日、浴衣まで着てどうしてこの誘いに乗ったのだろうと、打ち上がる花火を見て思った。

    きゅん

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  15. 花火大会。

    私は今日、それなりの覚悟をもってここにいる。

    今は一通り花火を打ち上げ終え、次にうつるためのちょっとした時間。

    「ねぇ花火だったら何色が好き?」

    「緑かな」

    「じゃあ次にその色の花火が上がったら、聞いて欲しいことがある」

    「いいよ」

    でも、と何故かいつもタメ口の彼は、後輩特有の、いや、彼特有の可愛らしい笑みで続ける。

    「先に僕に話をさせて?」

    「いいよ?」

    良く分からなかったけど、特に断る必要もないので承諾する。

    「先輩。好き」

    驚いている私の前には、彼のきれいな顔がアップで写し出されていた。

    彼の唇が、他の誰も触れたことのない場所へと触れる。

    さらに驚きで目を丸くする私の目には、彼の後ろで緑色の花火が上がったのが見えた。

    後ろを見てもない彼は、

    「それで? 先輩の話って何?」

    そう言って心底嬉しそうで、意地悪ないつもの可愛らしい顔で笑った。

    きゅん

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  16. 「留愛先輩。花火大会、一緒に行きませんか?」
    登校中。後ろから現れた喜多が誘う。
    「断ります」
    「どうしてですか?」
    「人混みが嫌いだから」
    「迷子になるからですか?」
    「……何で…」
    何で知って…。
    「大丈夫です。
    留愛先輩は迷子になりません!!」
    私の右手を握った喜多の左手。
    「ずっとこうしてるので!
    一緒に僕と行きましょう? 留愛先輩!!」

    きゅん

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  17. 「はぁ、、、今日も話せなかったなぁ
    海里くんに会いたいな((ボソッ…」


    「誰に会いたいんでーすか!!((ギュ」


    「ひゃぁ/// え!?海里くん!?」


    「可愛い悲鳴だね!せーんぱい♡」


    「うぅ、、、耳元で話さないで/////」


    「さっき誰にに合いたいって言ってたのか教えてくれまで離さないもん」



    「かっ海里くんのことずっと考えてたもん!!
    ハッ/////」


    「やっぱり離さない。可愛すぎるよ先輩。」

    きゅん

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  18. 男女2人で来た花火大会。何かしらあるのではないかと淡い期待を抱いていた俺の思いは「あっ、こっちこっち」と“花火図鑑”を片手に手招きする先輩を見てあっさりと打ち砕かれた。
    「ですよねー」
    「何が?」
    「いえ何でも」
    「それより花火見なきゃ、花火!今日の為に私花火のこと沢山調べてきたんだよね」
    …俺の好きな人はちょっと変だ。
    変というか研究者体質というか
    気になったものは何でも調べなきゃ落ち着かないらしい「あれは菊であっあれが牡丹だね」
    花火図鑑片手に花火見てる人って多分この人しかいないよな。まぁ、そういうところも好きなんだけど。「はい。あれが菊で?あれが牡丹何ですよね」
    「うん。…それであれが柳で…君が私の好きな人」
    「はい、はい。あれが柳で君が…ってえっ!?今なんて!先輩」
    「それであれが万華鏡といって」
    「ちょっと!?先輩」
    「そういうところ本当」
    ずるいですよ先輩

    夜空に花が咲いた。

    きゅん

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  19. 「先輩。花火、綺麗ですね」

    「ほんと綺麗だね〜」

    現在私は後輩である彼に花火大会に誘われ、一緒に花火を見ている。

    「今日は来てくれてありがとうございます」

    「ううん! こちらこそ誘ってくれてありがとう。でも、私で良かったの? 彼女とか好きな子と来た方が良かったんじゃ……」

    「はい、だから無事に来れて嬉しいです」

    「……?」

    私は意味が分からなくて、首を傾げる。

    「まさか、まだ分からないんですか? ……俺の好きな人、先輩なんですけど」

    「へ……!?」

    「先輩、鈍感すぎ。俺は好きでもない人とわざわざ花火なんて見に来ませんよ」

    「えっ、えっ」

    「ま、先輩が俺の事そーゆう風に見てないことくらいは分かってたし、これから振り向いてもらえるように頑張ります」

    「……っ」

    「あと正直に言うと、花火より先輩の浴衣姿の方が綺麗です」

    と満面の笑みで言う彼はかなりずるいと思った。

    きゅん

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  20. 「優菜先輩ってさ、俺のこと好きになってんでしょ?早く気づいてよ」

    斉藤くんはそう言って、私から一歩下がり両腕を広げた。

    斉藤くん、それってなんのポーズなの?

    「俺を手放すか、俺を掴むか、今ここで優菜先輩が決めて。

    俺を手放したくないなら、優菜先輩から俺の腕の中に飛び込んで。

    猶予はカウント3だけ。もし来ないなら、俺は一生優菜先輩の近くには行かない。

    いい?カウントするよ」

    『さん』

    『に』

    『い・・・』

    私は斉藤くんの胸に飛び込んだ。頭で考えるより先に行動していた。

    斉藤くんを手放してはいけないんだって。好きなんだって。

    「ほんっとに、優菜ってさ。俺の手を焼かせすぎなんだよ。昔と逆転してんだよ」

    そう意味の分からないことを呟いた斉藤くんは、広げていた腕を私にギュッと巻き付けてきた。

    「ずっと俺の側にいて。俺、もっと好きになってもらえるように頑張るからさ」

    きゅん

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  21. 「先輩、遅いですよ!」

    「ごめん」

    「罰として、僕と花火大会行ってください!」

    「え?嫌だけど」


    この子は、おなじみの後輩くん。

    イースターで、私は後輩くんを振った。

    だけど、後輩くんはめげずに私にアタックし続けている。

    もうそろそろ、やめてほしい。


    「なんでです??花火大会ですよ?花火‼︎一緒に行きましょうよ浴衣で!」

    「もっと嫌。…ねぇ、後輩くんそろそろ私に構うのやめてくれる?」

    「先輩行きましょうよぉ〜」

    聞いてないし。

    「後輩くん、めんどくさいよ」

    「……。じゃあ。花火大会。一緒に来てください。浴衣で」

    「だから嫌だって」

    「来てくれたら諦めます。僕に、一晩チャンスをください。花火大会で。絶対先輩が僕のこと好きになりますから」

    「諦めてくれるならいいよ。でも、私が後輩くんを好きになることはないけど」




    後輩くんは悲しそうに微笑んだ。

    きゅん

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