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  1. 5801件ヒットしました

  2. 私の好きな人はすごくモテる。


    「先輩、受け取ってください!」
    「私のチョコをもらってください、新島先輩!」


    私も作ってきたんだけど。
    …渡せないよなぁ、この様子じゃ。


    「帰ろ」


    危うく徹夜しそうになるくらい
    苦手なお菓子作りを頑張ったけど。

    …なんだかバカみたいだ。

    先輩は、もっとカワイイ人からだって
    たくさんチョコをもらってるのに。


    「どいてよ、邪魔」
    「痛…」


    先輩のファンにまで押されてしまう。
    もう帰ろうとしてたんだから勘弁してほしい。


    「いた!」
    「…先輩?」


    不意に、優しい体温に包まれた。

    間違いない。
    この声は先輩のものだ。


    「…ズルいじゃん。俺、待ってたのに」
    「どれだけもらうつもりですか」
    「実久ちゃんのしか要らない」
    「は…?」
    「ちょうだいよ」
    「…仕方ないですね」


    …素直じゃない言葉も
    きっと先輩にはお見通しなんだろうな。

    きゅん

    10

    朝海沙紅さんをフォロー

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  3. 放課後。
    図書当番の私が返却された本を本棚に返していると……。
    「補習、マジで疲れた」
    図書委員の先輩が、後ろからのしかかってきた。
    重い。
    そして、先輩の胸、広すぎます。
    好きな人にこんなことされたら、ドキドキしすぎておかしくなっちゃう。
    けど、私が先輩を好きなことは秘密。
    だって、先輩はモテモテだから、私なんか特別意識してないだろうし……。
    「ヤバッ。お前の匂い、マジで癒される」
    先輩が私の首筋をクンクンしてきた。
    ちょっと待ってください。
    先輩はワンコですか!?
    匂い嗅がれるの、すっごく恥ずかしいです。
    「先輩、これ以上はダメです」
    グズグズになってしゃがみ込んだ私から、先輩は離れてくれない。
    「何がダメなの? 言ってくれないとわかんないんだけど」
    先輩がクスクス笑いながら、私をギュッと抱きしめてきた。
    そして、
    「俺、お前がいないとダメかも」
    先輩に掠れ声で囁かれたんだ。

    きゅん

    7

    来栖颯真さんをフォロー

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  4. 「なんで、お前と一緒にチョコ作んないといけないわけ?お前なんでチョコ作るの?」


    「チョコ、作りたいから。」


    私も作ってみたいな。それで舞桜くんに教えてもらおうとしたんだけど、何故かずっと不機嫌だ。


    「誰に渡すわけ?お前、友達いねーじゃん」


    「いないね」


    ますます、不機嫌になる。そりゃ、友達いないのにチョコ作るの、変かもしれないけど。


    「男子にやるんだろ……?あいつらに。イヤだね」


    そう言って後ろから抱きつかれる。


    「お前のはダメ、義理もナシ。お前のチョコ、俺だけのだし。」


    「え、いや、自分用だけど」


    舞桜くんは顔を真っ赤にする。


    「先に言えよ」

    「理不尽!」


    「お前のせいで……ほんっと焦る。」


    彼は真っ赤な顔を私の首に埋めた。


    「しばらく、逃がしてやんない。」

    きゅん

    9

    青山澪さんをフォロー

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  5. 私は、保健室で留守番をしていた。


    するとドアの先から悠乃の姿が見えた。


    「あれ?悠乃?」
    「あ、見つけた」


    ニコッと笑いながら保健室の中へ。


    「戻ってくるのが遅いから迎えにきたよ」
    「ごめんね、先生に留守番を頼まれちゃって」
    「留守番?」
    「うん、消毒したり包帯巻いたり、手伝ってただけだけど」


    そう言うと悠乃は突然眉間に皺を寄せ、不機嫌な声を出す。


    「なにそれ、妬けるんだけど」
    「えっ、だって手伝わない訳にもいか…きゃっ」


    言い終える前に突然、悠乃に後ろからギュッと抱きしめられる。


    悠乃の大きな体が私を抱え込むように密着する。


    「紗雪は俺のモノなのに」


    何だか嫉妬する悠乃が可愛くて、腕の中で向きを変え、背伸びをするとチュッと頬へキスをした。


    「そんなの当たり前じゃんっ…!」






    私を独占できるのは、悠乃だけだよ…?

    きゅん

    20

    ゆん汰*さんをフォロー

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  6. 男に絡まれ嫌がっていると

    「うっせぇな…その口塞いじゃおうか?」

    どんどん顔が近づく。や、やだ…っ!とうとう鼻に触れてしまいそうな距離になり
    もう無理だと思った私は目を強く瞑った

    ガシッ

    「ふざけんな。嫌がってんだろ」
    「あ"?なんだお前」

    その声は。や、八乙女…?

    「わっ、」

    一瞬で引き寄せられる

    「悪いけど穏花は、お前らみたいな幼稚なガキとは遊ばないってさ」

    ドキッ

    「こっちだってお断りだっつーの!」
    「あーあ、時間の無駄だった」
    「勘違いすんなよ。程度の低い男に高嶺の華が簡単に手に入るわけねぇだろ」

    棘のある声で言うとキッと睨みつける。あんな怖い顔見たことない…私のために怒ってくれたの?

    「助けてくれてありがとう」
    「勘違いすんなバーカ」

    なっ!?

    「ほんと危なっかしいんだから…でも間に合って良かった」

    その優しい顔ズルい……

    ♡小悪魔執事と恋ゲーム♡

    きゅん

    6

    姫野莉梨さんをフォロー

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  7. んー…今日は先輩に会えるかなぁ?
    ぎゅうっ
    「ッ!?」
    「だーれだ!」
    「せんぱーい!」
    まさかまさかの朝から会えるとは思ってなかった!
    でも…
    「先輩?先輩のお家反対方向ですよね?」
    「えー、だってキミに会いたかったから待ち伏せしてたの!」
    嬉しい!
    でも先輩カッコイイのに彼女とかいないのかな?
    いたらやだなぁ…
    「先輩は好きな人いないんですか?」
    「ん?いるよ!チョー可愛くって、表情が豊かで、笑顔が可愛いの!」
    やっぱりいるよねぇ…なんか直接聞くと傷つくな…
    ヤバッ泣きそ…
    「俺好きな子迎えにいくの憧れだったんだ!で、そこで告白すんの!」
    えっ?
    「先輩…」
    勘違いしてもいいですか?自惚れてもいいですか?
    「だから、、、俺と付き合って?」
    ポロポロ…
    「えっ、そんなに嫌だった?」
    「…違います!嬉しいんです!…私で良ければよろしくお願いします!」
    「ヨッシャッ!」
    先輩大好きです!

    きゅん

    22

    鈴乃みほしさんをフォロー

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  8. 「なぁ、お前は今日、何の日か知ってるか?」

    __今日はバレンタイン。そんなこと、私だって知ってる。知ってるけど言わない。

    だって、言ってしまえばチョコを渡さなきゃいけなくなっちゃうから……。

    だが、勘の鋭い悠翔先輩は、きっと見抜いてしまうだろう。

    だから、私は意を決して、

    「今日はバレンタインですよね。はい、先輩にチョコです」

    と言い、用意していたチョコを悠翔先輩に手渡す。

    「何だ。お前知ってたじゃねぇか」

    チョコを受け取った悠翔先輩は私の見間違いじゃないかと思うくらい、嬉しそうで……。

    「っ……」

    恥ずかしくなった私は悠翔先輩に背を向け、俯いた。

    すると、背後に気配を感じたと思えば、突然悠翔先輩が私を抱きしめ、耳元で

    「チョコ、ありがとな……千夏」

    と囁いた。

    ああ……だからいやだったんだ。

    耳まで真っ赤にした私を、悠翔先輩は目を細めて笑っていた。

    きゅん

    1

    雨宮 詩桜さんをフォロー

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  9. 「零くん、いきなりどうしたんですか?」

    二人きりになりたいなんて



    「いや、彩夏といると緊張したから花梨と二人きりになりたかっただけだよ」


    そうなんですね!


    でも、その気持ち分かります!私も零くんと居るとドキドキしますから!



    「花梨も今ドキドキしてる?」

    え!?


    「そんな訳・・・ないじゃないですか!」


    私は本当の思いとは真逆の事を言ってしまいました


    「ほんと?じゃあ、こっちきて」

    わ、わかりました。


    そして、零くんに近づくと急に腕を引っ張られ胸の中へ収まってしまいました。

    「あれ?やっぱり、ドキドキしてんじゃん。

    嘘ついたんだ。ダメじゃん」


    うぅ、だって


    「零くんがギューするから・・・」


    ばか!


    「はは、まじで可愛いんだけど」


    もう、これ以上好きにさせないで下さいー!

    きゅん

    6

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  10. 登校中にある公園。そこで見てしまった。アイツが、智樹が告白されているのを。
    「ありがとう。俺は…」
    続く言葉を聞きたくなくて、私は急いでその場を離れた。あの言葉の流れだと。間違えなく…

    (今年も、渡せない…)
    高校に入って同じクラスになってから、毎年作ってきたチョコレート。ついに3年になっても渡せないまま。

    「あれ、まだ残ってんの?」
    入口から声が聞こえた。
    「もう下校時刻過ぎてんのに…早く帰れよ。」
    変わらず声をかけてくる。そりゃそうだ。向こうは見られたなんて思ってもないだろう。
    「智樹。今日、見ちゃった。」

    「智樹が、告白されてるとこ。」

    「良かったね。彼女できて。それだけ。」
    言い切って、智樹の横を抜ける。一つだけ混ぜた嘘から逃げるように。それなのに、進む足が止まってしまった。

    後ろから、抱きしめられたから。
    「勘違いしてるよ。断った。だって

    俺が好きなのはお前だから。」

    きゅん

    7

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  11. 「お前は誰か本命がいるのか?」




    …。何だ唐突に。

    今日はバレンタインデー。友チョコや男子達への義

    理チョコを大量に配り終えて、達成感と疲労感を感

    じている放課後のこの時間。唐突にそんなこ

    と言われても困惑するだけである。




    「いや、いないけど?あ、ごめん。急ぎだったら先に
    帰っていいからね。」




    幼なじみのあいつに背を向けて、盛大に店開きをし

    ていた机を片づけながらそう伝える。すると突然、

    後ろから抱きしめられる状態になった。




    「!?は?え?何!?どうしたの!?」


    「俺は?」



    え?



    「俺はずっとお前の側にいるのに、ずっとお前だけなのに。お前の本命にはなれないの?」


    「え!?ち、ちょっと待って!」


    「もう待ってる。ずっと待ってる。いつまで待ったらお前の本命になれる?」

    きゅん

    5

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  12. 高校に入るまでの私のあだ名は「ソバカス」。
    男子からは「ブス」呼ばわりされ、女子からは見下されてた。
    そんな私に天変地異が起きたのは、2週間ほど前から。
    席替えがあって、超イケメンな彼と隣になってからのこと。
    厳密には、席替えがあったお昼、お財布を忘れたとグーグーお腹を鳴らしながら机に突っ伏していた彼にお握りを1つわけてあげてからのこと。
    あの時、なぜか彼は、色んな女子がお弁当やパンやお菓子を渡そうとしても受け取らなかった。
    なのに、私のお握りは素直に受け取ったんだよね。
    それからというもの、私は彼に懐かれてしまった。
    「おっはよ~っ!」
    油断してたら、背後から突然彼に抱きつかれてしまった。
    うううううっ!
    彼の肩幅広すぎる!
    体温が……熱い。
    「俺の奥さん、今日もちゃんと俺を餌付けしてくれよ」
    彼が、私の頬にチュッとキスしてきた。
    キャーッ!
    恥ずかしさと自分の熱で燃え死にそうだよ。

    きゅん

    4

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  13. 「はぁ…」
    折角作ってきたチョコが転んでグチャグチャになってしまうなんて…。チョコを握りしめていると後ろから抱きしめられた。
    「…きゃあ!?」
    「俺だよ」
    「…湊君…!」
    「うん。正解」
    いや、そうじゃなくて…!!!
    「…離れて…!」
    「寒いし」
    理由になってないししかもこんなところ誰かに見られたら…。
    「ん?何持ってるの?」
    「チョコだよ。今日バレンタインデーでしょ」
    「誰かに渡すの?」
    「そのつもりだったんだけど…」
    私はことの経緯を話した。
    「だから明日作り直して皆に渡そうと思ってて…」
    「それどうするの?」
    「これは私が食べるよ」
    流石にこれ渡すわけにはいかないし…
    「…俺、お腹すいてんだよね。だからそれ頂戴」
    私の手から取ると包を開けチョコを食べる湊君。
    「…旨い」
    「そ、それは良かった…」
    「特別なチョコ食べれて良かった」
    「…?」
    彼はそう言うと私から離れて屋上を後にした。

    きゅん

    3

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  14. 「……全然良くねーから。」


    急に右肩がずしりと重く感じるのは
    八乙女が頭を乗せたからだ


    「男女がお風呂場で二人っきりだよ。 
    どんな状況か分かってるの…」

    「仕方ないでしょ! 
    緊急事態だったんだからっ」 

    「ただのクモじゃん。 
    俺的にはそんな格好で男呼ぶ方が
    ありえないんだけど」

    「タオル巻いてるからセーフなの!」

    「へぇ。 それなら───
    一緒にお風呂に入るのもセーフってこと?」


    なぜ!そうなる~~っ!?



    【小悪魔執事と恋ゲーム】
    ♥可愛すぎて、どうにかなりそ

    きゅん

    3

    姫野莉梨さんをフォロー

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  15. 暗くなってきてる…

    委員会で遅くなり、急いで帰ろうと昇降口を飛び出すと、運動場にまだ誰かいるみたいだった。

    練習してる人いるんだ…って綾弥?

    「あ、佳奈。今帰り?じゃー俺も帰ろっかな」
    「ずっと練習してたの?」
    「まあねー」

    こんな時間まで…。

    「ってここで着替えないで!」

    シャツを脱いで上半身裸になっているのを見てしまい、クルッと後ろを向く。

    見ちゃったよ…

    そんなことを考えていると、ギュッと後ろから抱きしめられ、

    「きゃっ…ふ、服着て!」
    「見惚れちゃった?」

    抱きしめられているのは、紛れもなく男の子の腕でドキッとしてしまう。

    いや、相手は綾弥なんだから!

    そう何も言えないでいる私を確認すると、パッと私を離して着替え始める。

    …え?

    すると、じゃあさーと言いながら私を壁に押し当てて耳元で

    「これならドキドキする?」

    とニヤッと笑って囁いたんだ。

    きゅん

    2

    チュッパチャプス☆さんをフォロー

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  16. 「もうやっぱりここに居た。」
    屋上で寝転がっている裕翔の元に近づく。

    「なんだ美雪かよ。」
    「なんだよじゃない、帰らないの?」
    起きない裕翔に私は、、、

    「あ、そうだ。裕翔。これあげる。」
    1つの箱を裕翔に手渡す。
    「なに、これ?」
    「バレンタインのチョコ。」
    「サンキュー」
    能天気な声でお礼を言う裕翔。

    「ねぇ、私が裕翔のこと好きだって言ったら困る?」
    「え?」
    「うんん、なんでもない。今の忘れて。」
    恥ずかしくなって急いで屋上から出ようとした時

    私の体は後ろに引っ張られた。
    私の後ろに裕翔が居る。
    私は今裕翔に後ろから抱きしめられてると理解した

    「困るわけないだろ。俺、美雪のことずっと前から大好きだ。」
    裕翔の声が私の耳元で囁く。

    私の恋は片恋から両想いに変わった。

    「私も裕翔のこと大好きだよ。」

    きゅん

    5

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  17. ごめん、待った?

    ううん、全然待ってないよ
    これさ、今日バレンタインだからチョコあげる!

    ありがとう、これ義理?

    ううん、本命!
    返事はいいから。
    またね

    ギュッ

    待てよ、いい逃げなんてさせない
    俺もお前のこと好きだから!!
    付き合ってください

    はい!お願いします(赤面)

    チュッ

    まじ可愛すぎテレ

    きゅん

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  18. 「何?キスしてやろうか?」

    きゅん

    1

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  19. 「和希。帰ろ」


    「ん、あぁ。」


    いつも一緒に帰る幼馴染の和希に声をかける。でも今日はなんだか…不機嫌だ。


    「どうしたの和希?元気ないじゃん」


    「いや別に」


    どれだけ長い付き合いだと思ってるのか。和希の気分なんて手に取るようにわかるのに。どうしたものかと頭を悩ませる。


    「ねぇ、実和。今日なんの日か知ってる?」


    「え、今日?んー…ごめん、わかんない」


    「そう」


    自分から質問しといてさらに機嫌を悪くする和希。なんなんだ一体。


    「楽しみにしてたのに…」


    「え?」


    「楽しみにしてたのに。実和のチョコ」


    少し悩んで、理解する。


    「バレンタイン?ちゃんと和希に作ってるよ。家の冷蔵庫に冷やしてるの。あとであげようと思って」


    驚いた顔をする和希。それから少しむすっとして、いった。


    「俺ばっかり振り回されて、実和はずるい」

    きゅん

    3

    佐倉 晴さんをフォロー

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  20. 「みんな~、チョコ作ったんだけど、いる?」
    今日はバレンタインデー。クラス分のチョコを作ったんだ。
    「やったー!」「いるいる~!」「マジ!いるー!」
    みんな喜んでる、よかった~。
    「はいはい、みんな並んで~。配るから。」
    1個、2個、3個と、配っている。もらう時に、みんな、
    「センキュー!」「ありがとうー!」「どもねー。」
    って言って帰っていく。
    あとは……、陽介か。
    「早く、チョコ作ったんだけど、いるでしょ?」
    「義理?本命?」
    「は?」
    「義理?本命?」
    「……そ、それは……。」
    なんて言えばいいの?

    きゅん

    2

    今里 実鈴さんをフォロー

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  21. 「せーんぱいっ♪」

    どうして、ここにいるんだ。

    「学園のアイドルが、どうして図書館に……」

    みんなに優しい、明るくて人気者の後輩。
    男の子なのにわたしよりも可愛い。

    「図書館は、せんぱいだけのものじゃないですよっ」

    「ここの図書館、狭いし……いつもわたしだけだもん」

    「それと……返事、聞かせてください」

    そう。
    どういうわけか、地味で可愛くないわたしに、この子は告白をしてきたのだ。

    「……これ、借りてくる」

    こういうことはよくわからなくて、逃げた。

    ぎゅっ。

    背中が温かい。
    抱き締められたんだと気づくのに、数秒かかった。

    「ちょ、誰か来るかもしれないしっ」

    「誰もいないって言ったの、先輩でしょ。返事聞くまで離しません」

    可愛いと思ってたけど、思いの外ゴツゴツした体に包まれて、わたしは鳴りやまない自分の心臓の音が彼に伝わってしまうのではとひやひやした。

    きゅん

    3

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