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  2. 「凛ちゃん、遅いわ。」

    「御崎(みさき)君!なんでここに?」

    寒さのせいか御崎君の鼻は真っ赤だった。

    「最近、暗いやろ?危ないかなって。」

    「こんなに寒いのに…なんかごめんね。」

    「こーゆー時は、素直に甘えてや。てか、俺が一緒に帰りたかっただけやし。」

    彼の口元に出来たエクボが、優しい笑顔を引き立てる。

    「フフッありがとう。」

    「いや冷静になってみたら俺、ストーカーみたいやわ。わー……ほんまにごめん!」

    「ううん。嬉しい。」

    冷たくなった彼の手を握ると、強く握り返された。

    「ほんまに、もう!」

    「どうしたの?」

    「そんなに可愛いことせんといて。」

    言われ慣れない言葉に、こちらまで赤くなってしまう。

    「罰として、このまま帰るで。」

    不貞腐れたようにいう彼。

    「全然、罰ゲームになってないよ。」

    「こら。そんなん言うたら、俺、嬉しくて死んでまうわ。」

    きゅん

    10

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