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  1. 1012件ヒットしました

  2. 私と彼は今喧嘩中
    理由はほんの些細なこと
    そんなことで怒る私は本当に、馬鹿だと思う
    本当。短気な自分が大嫌い
    今も、家まで飛び出してきちゃって
    あーあ。バカだなぁ
    冷たい風が頬を撫でた
    寒…部屋着のまま来たからスマホしか持ってないや…
    自分の無計画さに嫌気がさした
    「帰って謝ろうかな…」
    ふとそんなことを呟いてみても
    やっぱりそんな気には、なれなくて
    どうしたものかと天を仰いだ
    「みさき!」
    後ろから、喧嘩したていた彼の声
    私は思わず振り向いた
    「ごめんなみさき。みさきの言う通りだよ、俺が間違ってた。だから帰ろ?」
    よく見ると、彼も部屋着のまま。
    走ってきたのか、少し息が上がっている。
    「ごめん優馬…わたしの方こそ間違えてたよ。短気な私でごめんね」
    すると彼は、優しく首をふった
    「全然。俺はそんなみさきだから好きになったんだよ。」
    私の胸が大きな音を立てた
    ほんと、大好きだよ。優馬。

    きゅん

    3

    たび ミーコさんをフォロー

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  3. 「ねー、凛。怒ってんの」
    一緒に帰ってるはずなのに先に歩く私に彼氏の恵汰が話しかけてきた。

    「怒ってないもん」
    振り向かずに答える。
    恵汰が追いついて私の前に立った。
    思わず足を止める。

    「じゃあ、チョコちょーだい」
    恵汰は私に両手を出した。
    「イヤだ」
    「なんで」
    恵汰は首をかしげる。

    「だって、恵汰もういっぱいチョコ貰ってるじゃん」

    何言ってるんだろ、私。
    めっちゃ、可愛くないじゃん。こんなこと言ったら恵汰に呆れられちゃうよ。
    なんて考えてたら急に温もりに包まれた。
    恵汰に抱きしめられた。
    あっ、恵汰の匂い。


    「何言ってんの。俺は凛からのチョコが欲しいんだよ。それ以外はいらない」


    「恵汰、大好き」
    ぎゅっと抱きしめ返した。

    きゅん

    3

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  4. 今貴大の家で二人でまったり

    「あのさあ今日バレンタインだよな⁇
    チョコ待ってんだけど…」


    「チョコってさあ
    女子から男子にチョコ渡して告白するんでし
    ょう⁇
    私達付き合ってるから関係ないよね」


    「そう言われたらそうだけど…」


    貴大はちょっと拗ね気味


    そこがまた可愛いんだけど、貴大は


    2歳下の彼氏


    本人は年下だから気にしてるけど…


    私は全然気にしない


    だって大好きだから///


    だけどちょっとお姉さんぶってしまうんだな


    本当は今日手作りチョコ持って来たけど


    渡すきっかけがなくて…


    あんな言い方になっちゃった


    そうだ!


    貴大がTV見てる間に


    私は貴大を自分の方に向けてキスをした


    そしてそのまま貴大の口にチョコを移した


    あま〜いキスの味


    私の大好きの気持ちを込めて

    きゅん

    5

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  5. 今日はバレンタインの日。
    だから彼氏の陽太にチョコを作ってきた。
    他の子よりもちょっと多めで可愛いチョコをね。
    「ねね、陽太」
    「ん?何?」
    「はい、チョコ」
    「えっ!?くれんの?」
    「うん、そりゃ、彼氏だからあげるでしょ?」
    「けど今日ずっと俺にくれないから、あげないのかと思ってた」
    「なにそれ笑」
    「さっそく食べていい?」
    「うん、いいよ」

    「うわっ、すげー可愛いじゃん」
    「でしょ?他の子より多めで可愛いチョコにしたんだよ?」
    「そうなの?ん、うま」
    「ほんと?やったっ!」
    「ん~、美味しかった~。ありがと」
    「どういたしまして」
    「ん~、けどまだ足んない」
    「ちょっ、どんだけ食べんの笑」
    「ん~、食べていい?」
    「んっ?いいよ?」
    私はその言葉の意味がわからずとりあえずOKしてしまった。
    そのあとすぐ陽太に甘いキスをされた。
    唇が離れると陽太が、
    「続きは俺ん家でね?」
    と言った。

    きゅん

    6

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  6. 「はぁ〜…鬱陶しい、なんなのこのチョコの量」

    「そ、そんな事言わないの!」

    歩くんは私の大好きな彼氏です。
    ですが、大変モテる為、毎年バレンタインの日は両手チョコいっぱい。
    サンタさんみたいになっている歩くんは少し可愛い。

    「あーあ、ボクが誰かの本命貰っちゃうよ?」

    「ダメっ!はいっ、チョコ!」

    「ふっ、やっと…ずっとイジメてたい」

    なんて事を!
    ビックリして歩くんを見ると、鞄と両手の袋からチョコを捨てていた。

    「な、何して…」

    「え?咲ちゃん以外のチョコはいらないし。ホラ、半分こ♡」

    半分だけチョコを咥えて私の後頭部を優しく寄せる。
    そして、私に唇を重ねる歩くんは色っぽくて。

    「んんっ…//」

    すぐ深いキスに変わり口の中は歩くんの舌と甘いチョコでいっぱい。
    二人きりになると甘くてSな歩くん。

    「咲ちゃん、ボク余裕無いから…」

    歩くんの甘いキスは続くのでした。

    きゅん

    6

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  7. 「ねぇほんとに行っちゃうの?俺置いて?ほんとに??」
    「だから行くってば」
    この質疑応答を繰り返すのにも疲れてきた。
    私が今から行くのは高校の同窓会。何を不安がっているのか私が行くと言った時からこの調子である。
    「は!…まさかとは思うけど!……モトカレトカコナイデスヨネ?」
    「_…さあ?」
    「!!!…なに!?来るの!?」
    やっぱり行かせれないかと言わんばかりに私のコートをつまみひねる彼。
    「なぁ…結構ホントに心配してんだよ?お前かわいいし、優しいし、断れないから_喰われちまうんじゃ…って」
    くぅん…と犬の様な彼の姿をみて、かわいいなと思い頬が緩む。
    「ははは。こんな私をたべてくれる人なんてそういないって…ってえ?」
    ぱっと気がつけば目線下にあった彼の顔は首元へ…。
    _ちゅぅ
    「ん…ひゃあ!」
    彼はそのまま噛みつく。そして…
    「俺は余裕でたべますけど?」
    …彼は本当に犬か。それとも狼か。

    きゅん

    13

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  8. ※本編ネタバレ含みます!!





    「なあ、聞いてる?」

    動画を編集していると、スマホに飽きたのか、私の頬をつついたり、抱きしめたりして、暇つぶしをし始めた無気力王子

    彼氏になって数か月…けれど、未だに慣れない至近距離

    「集中できないんだけど…」
    端正な顔がこんなに近くにあると、集中できるものも、できない
    キミといると心臓に悪い
    きっと、寿命の大部分はキミのせいで削られた

    「妬くんだけど?」
    「え、何に?」
    「パソコン」
    「…ごめん、どういうこと?」
    「説明すんの、だるいから、いい?」
    「えっ…ちょっと…!?」

    ―チュッ…

    私が言葉を発する間もなく、奪われた唇

    「樹ってば…んっ…」
    「やっとこっち向いてくれた」
    「…強引すぎない?」
    「良く言うよ。嫌じゃなさそうだけど」
    「ねえ、さっきの意味は?」
    「説明だるい」

    またもや重なる影

    キミの隣で…咲き続けるよ、これからも

    きゅん

    9

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  9. 今日は元旦
    彼氏の裕貴(ゆうき)と初詣!

    (お母さんに頼んで着物用意してもらったけど…)

    「夏弥(かや)!遅れて…ごめ、ん」

    少し遅れ裕貴が来るとぴたっと動きが止まる
    …着物似合ってなかったかな

    「お前、それ…」

    「お母さんに着付けてもらったんだけど…どうかな」

    ドキドキ…

    「す、すげー似合ってる。最初誰か分からなかった」

    「えっ…」

    彼は口元を抑えて照れていた
    そんな反応したらこっちまで照れる

    「ら、来年はオレも着物着るからまた着てきてほしいんだけど」

    「……っ!も、もちろん!」

    早くも"来年の初詣デート"の約束しちゃった!

    「じゃあ行こっか。足元危ないから手握ってて」

    「ありがとう」

    このあと二人で楽しく初詣デート
    今年もいい年になるといいなぁ

    今年もよろしくね、裕貴

    きゅん

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  10. 私の彼氏はかなりのツンデレ
    最近彼氏の行動がおかしい…
    いつも帰りは一緒なのに…
    1週間一緒に帰ってない…
    聞いても
    「ちょっと用事」
    それだけ
    不安が大きくなって来た時、友達だから
    綺麗な先輩と帰ってる姿を見たって聞いて
    ショック…
    今日はクリスマス
    それでも
    「一緒に帰ろう」
    と誘ったけど…
    「ごめん…用事があるから」
    「わかった」
    もう涙が止まらない
    教室から拓也の姿が見えた
    隣には先輩の姿…終わった…
    家に帰り部屋に閉じこもり泣いていた
    ドアの外から
    「楓 拓也くん来てるけど」
    「帰ってもらって」
    「楓 楓 開けてくれ」
    拓也の声…何もいわず2時間過ぎた
    静かにドアを開けると拓也がいた
    「楓…これ…恥ずかしいけど…俺が作った
    一緒に食べよう」
    開けると大好きなフルーツタルトだった
    「楓 大好きだよ 不安にさせてごめん」
    「拓也…」
    抱きしめられケーキより甘いキスをした

    きゅん

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  11. 「早く! 置いてくよーっ!」

    「おい、走んなって」

     カップルがそんな会話を交わしながら、私の背後を通り過ぎていく。

     今日はクリスマス・イブ。彼らと同じように、私も彼氏とデートに出かける予定だ。

     しかし、肝心の彼は現在、先生に呼び出され中。来るまでツリーでも眺めているとしよう。

     毎年思うけど、溜息が出るほど綺麗。てっぺんの飾りが野いちごなのも、この学園らしくてステキ。

    「だーれだ」

     両目を手で隠され、大好きな声が耳に響く。思わずニヤける。

    「ごめんな、お待たせ」

     「寒かったろ」と心配してくれる彼に、ツリーの魅力を伝えた。待ってるのは全然苦じゃなかった、と。

    「……ふーん」

     彼の様子がおかしい。

    「もうちょっと寂しがってるかと思ってた」

     身につけていたマフラーを、私の首に巻きつける。

    「ツリーに感動してるのすげえ可愛いけど、今日は俺のことだけ見て?」

    きゅん

    12

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  12. 今日は久しぶりに彼氏である悠斗と一緒に寝るの〜!
    なるべく一緒にいたいから、夜更かししようと思ってたケドちょっと
    キツイ…

    「…〜い、お〜いってどうした? 眠い?」
    「え。 私寝てた?」

    私は知らないうちに寝てたみたいです。
    「じゃあ、寝るか!」

    一緒に布団に入っているのが恥ずかしくて、そっぽ向いていたら、

    「お〜い。琴子さ〜ん?」
    と背中をトントンされたので彼の方を向いた時、
    気づいたら彼の胸の中でした。

    「あんまりこっち向かないと拗ねるぞ。」
    とか言いながら耳が赤くなっていたのは私だけのヒミツ!

    きゅん

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  13. 「夏希...起きて」

    「ん〜」

    「夏希?夏希。」

    「う〜ん」

    「おーい」

    「んん。秋紀、うるさい。」

    「うるさいって言われてもな。」

    「秋紀?寝て良い?」

    「え?ダメって...寝てるし」

    「zzz」

    「ったく。仕方ないな。」クシャ

    秋紀は夏希の髪を撫でた。

    夏希の頬は少しだけ紅かった...

    きゅん

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  14. 「ちょっと!どこ行くの?

    まだ部活中だよ!?ねぇ!!聞いてるの!?」

    私、美緒(みお)は、

    幼馴染の碧(あおい)に無言で腕を掴まれ、

    拉致られてる最中です。(T ^ T)

    「ねぇ、どこ行くn……え?校舎裏?なんで?」

    突然足を止めたと思ったら、校舎裏に着き

    戸惑っていると……

    ドンッ

    「きゃっ……え?碧?どうしたの?」

    急に壁ドンされ、びっくりしながら、

    碧が口を開くのを待っていると……

    「いくら部のマネージャーでも、

    男に親しくしないで。……妬くだろ……」

    (めっちゃカワイイ……)

    「/////うん。ごめんね。気をつける。」

    「ねぇ、美緒」

    「なぁーに?」

    「大好き」

    「/////私も」

    「めっちゃ好き」

    「/////私もずーっと大好き」

    部活の練習の事など頭になくなるほど

    私の彼氏は甘々です/////

    きゅん

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  15. 「あぁ〜俺の母校懐かしいなぁ‼︎」
    部活後帰宅しようと校門を出ると私の元先輩で現在の彼氏である人がいる…
    「なんで…いるんですか…?今週は大学の
    レポートが忙しいから会えないって…昨日もいつもする連絡「全部終わらせてきたよ」
    そんな無茶するから顔色少し悪いじゃん…
    「ごめんっ」ギュッ♡♡
    「どうしてもリノに会いたかった」
    そんなこと言われたら…
    「私も…会いたかった…かも」
    「素直じゃないリノも可愛いね♡」
    そんなに甘やかされたら……
    「会いたかったです!ずっと授業中も先輩のこと考えちゃうくらい‼︎」
    「僕の彼女は悪い子だね///授業中にも僕のこと考えちゃうんだ……そんな悪い子にはキスでお仕置きしなきゃね♡」
    「ん‼︎…/////」

    きゅん

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  16. 「彼氏、いる?」
    「いる」

    「だれ?」
    キミだけど…

    「数学」
    も好き

    「おまえ、勉強のしすぎでついに壊れたか」
    「まさか。彼氏は数学。揺るがぬ事実」
    「あっそ。惚れたポイントは?」
    「秩序に満ちた数学の世界観」

    「俺、数学に負けた」
    「そうだね」
    「数学になっていい?」
    「…むりでしょ」

    だってこの人、無秩序の塊。予測不可能な行動をとる要注意人物

    「恋って感覚だから、無秩序のはずだよ」

    「…だから?」
    「彼氏は、俺でしょ」
    「…珍しく論理が破綻してない」

    「数学ごときに好きな人とられたら、たまったもんじゃないからな」
    そんなことでいちいち熱くなるとか…

    「では、俺を数字で表すと?」
    「…無限大」
    キミといると、光が広がり続けるから

    「好き」
    唐突に耳元に囁くなんて…

    ある数式が脳裏に浮かぶ


    無秩序 かつ 無限大 イコール キミ

    きゅん

    16

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  17. 「はぁ…かっこいいなあ」
    私は雑誌を片手にため息をつく
    ほんと、目の保養だよ…

    「……何見てんの?」
    そんな私を見て、少し顔をしかめるセイ

    私はそれにも気づかず、ひたすら雑誌のイケメンにとろけ続ける
    「1回でいいから会いたい~」

    私がそうぼやいた瞬間、
    「……だめ」
    セイが小さく呟いた

    「え?」
    私が聞き返そうとした
    _と同時に

    「ん……!」
    チャリンとセイのピアスが鳴った
    その瞬間、唇がやさしく重なる

    「……俺、ここにいんだけど」
    少しすねたようにこちらを見るセイ

    その表情に、私はニヤッと笑った
    「あれ?セイさん?嫉妬しちゃってます?」

    いつも通り流されるのを予想していると
    「……当たり前だろ」

    _グイっ
    突然引き寄せられる

    私は驚きながらセイを見た
    すると、目の前にはゆでたこのセイ

    …ちょ、赤すぎだよ…っ

    私は笑いを堪えながら、セイを抱きしめて大好きと呟いた

    きゅん

    21

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  18. 「りーか。ん。」
    彼氏の凪止がポッキーを咥えているこの状況は、何なのだろう。

    『…、何?ポッキーなんか咥えて。』

    「ポッキーの日だよ?」

    『もう終わったと思うけど。』

    そう、もう終わったのだ。何日すぎたと思っている。どうせ知ったのが最近とかなのだろう。

    「ふーんふ、ふーんふ!!(いーからいーから!!)」

    それでも我を通すところが凪止らしい。咥えているポッキーをブンブンと振っている。

    『分かったよ。』

    ポキッ、バリバリバリ。

    「あっ、折れちまったな。まぁ、いいか」

    『どうせ、キスしたいだけでしょ。』

    「あは?バレた?

    なら、目、閉じて?」

    髪の毛が頬にかかったと思ったら、唇に温もりが当たった。

    それは、チョコレートの味がした。

    きゅん

    5

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  19. 今日は彼氏の家にお泊まりにやって来た。


    「なぁ、まだゲーム終わらねぇのかよ」


    「もうちょっと待って。後セーブポイント行ったら終わるから」


    しかし私は彼のゲーム機に夢中で、彼自身はそんな私にご不満なのかさっきからずっと後ろから私を抱きしめて離さない。


    「普通こういうシチュエーションって、男女逆なんじゃねぇのかよ……こうなったらゲーム機捨てようかな……」


    「隠すならまだしも、捨てるなんてもったいない事やめなさい」


    カチッと電源を切り、ようやく彼と向き合った。


    「ねぇ。せっかくなら真正面からスキンシップしよっか?」


    んっと両腕を広げて訴えると、赤く染まった顔を隠すように前から抱きしめられる。


    「ああクソ…ッ、オレは本当、お前に甘いな…」


    私がゲームに熱中してたのは、お泊まりのドキドキに慣れる為の時間稼ぎなんだけどね。


    きっと私の方が、君が好き。

    きゅん

    15

    棗 海桜さんをフォロー

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  20. 卒業式以来の学び舎
    校舎内は静かだけどグラウンドでは運動部の掛け声が聞こえる

    「懐かしいな」

    「本当だね、席覚えてる?」

    1年だけ同じクラスだった彼と今は付き合って数年が経つ

    あの時は付き合うことになるなんて思ってもみなかったな

    「俺がここでお前はそこだろ?」

    「そうだっけ」

    席までは覚えていなかった私

    「絶対そう」

    しかし彼は自信たっぷりだった

    「今だから言うけど、めっちゃお前のこと見てたからね俺」

    「ええ?なにそれ冗談でしょ?」

    付き合うきっかけは仕事先でたまたま再会したからだった

    それまで一切連絡もとってなかったし

    「3年間俺ばっか見てたのが、こうやって隣で笑い合えてるって思うと不思議だな」

    照れたように笑った彼が愛しくて

    「浮気したら許さないからね」

    「なわけ。俺の愛は図太いよ?」

    もっと早く好きになりたかったなと
    幸せな後悔をした

    きゅん

    9

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  21. ── 放課後

    同じ委員会の佐藤くんとポスター作りの仕事を割り振られ、教室の隅で1時間ばかり話し合いをすると用事のある佐藤くんは帰っていった。

    「…」

    いつからそこに居たのか 、彼氏くんが教室のドアの所から顔を出すと私の元へとやってきて 、椅子に座る私の背中側からガバッと抱きしめる。

    『いつから居たの?』

    「…さっき」

    それが最初から居たと意味することを私は知ってる。

    『終わるの待ってたの?』

    返事の代わりに抱きしめる腕の力が「ぎゅっ」と強まる。

    「大好きだから、好き好き 、ねえ好きだよ」

    寂しげに繰り返される言葉に胸がキュウンと甘く痺れる。

    『私も大好き』

    彼の方に顔を向け、頭を撫でると嬉しそうに目を細める。その目は僅かに濡れていて。

    「俺と結婚して?君しか見えないんだ、ずっと君を愛させて」


    まるでチョコレートケーキのように甘い彼から逃れる術を知らない。

    きゅん

    7

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