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  1. 1047件ヒットしました

  2. 冬休み、彼氏の勇輝には一回しか会えなかった。

    会えない辛さと連絡する勇気のない自分への嫌気だけが膨らんでいった。

    今日はいよいよ始業式。

    雪道をシャクシャクと音を立てて進むごとにわだかまりが少しずつ溶けていくようだった。

    だって今日は勇輝に会える。

    「ひゃっ」
    不意に首筋に冷たいものが触れた。

    「ビビりすぎだろ」
    笑いながら私の顔を覗き込むのは勇輝。

    「久しぶり」

    「そう?」

    勇輝は寂しくなかったのかな。
    上を向いていた視線は自然と下に向かう。

    「彩佳、こっち向けよ」

    「勇輝は寂しくなかったの?」

    「バカ。俺だって会いたかったし」
    勇輝の声はいつもより甘く聞こえた。

    「私はたぶん勇輝より会いたかった」

    「俺の方が会いたかった」

    たった二週間会ってないだけなのに、私たちはバカみたいだ。

    だけど幸せだからいい。

    たった二週間でも私たちにとっては再会だ。

    きゅん

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  3. 「雪、降らねえかなあ」

    最近の君はそればかり口にする。
    最近の君は空ばかり見上げる。

    「降ればいいね」
    私も頷くけど、本当に願ってることは違う。

    だって、空を見上げる君の瞳に私は映っていない。

    「真冬、どうした?元気ないけど」
    君は本当に鋭い。
    君をごまかせないのはわかってる。

    「私のことも見てよ」

    君はまっすぐに私を見て言った。
    「ごめん」

    「俺が空ばっか見てたのは、真冬が雪が好きだって言ってたから」

    「私、そんなこと言った?」

    「真冬が言ったことは忘れねえよ」

    寒さなんて忘れるぐらい頰が熱い。

    「あっ」

    手に落ちた冷たいもの。

    私たちははっと目を見合わせた。

    「雪降ったね」
    嬉しくて、君の手を握った。

    隣を見ると君の頬は真っ赤だった。

    「っ今は空見てろ」

    「はいはい」

    隣には大好きな君がいて。
    儚い雪が空を舞う。

    それだけで幸せだって思えた。

    きゅん

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  4. 「あ、斗識くんだ…」
    嬉しくて頬が緩む。
    「来てくれてありがと…」
    「う、ううん」
    じっと私は斗識くんを見つめてしまう。
    「…」
    やっぱり、好きだなぁ…
    「…なに?」
    「ううん、好きだなぁって思って…」
    素直に言う。
    すると、目を逸らして「そういうこと、あんま言わないで」と言われた。
    がーん…
    「…ごめん、嫌、だった?」
    「じゃなくて」
    斗識くんが慌てたようにこっちを見る。…目があった。嬉しい、と思うのと同時に、目が逸らされる。
    「…僕も」
    顔が赤くなっているのが一瞬見える。頭はぼーっとしているけど、気分はそれだけで幸せになる。
    「えへ、両想いって嬉しいね。ずっと一緒にいてね」
    「…やだって言ったら?」
    …やなの…?
    その言葉がグサッと刺さって、頭が痛くなるような感じがした。…さっきまで、治ってきてたのに。
    「〜っ、嘘、ごめん。超好き。…離れ、ないで」
    耳まで赤くなった顔がこっちを向いた。

    きゅん

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  5. 「あ、斗識くんだ…」
    ズル、と背負っていた鞄が落ちる。
    「来てくれてありがと…」
    「ううん」
    会った瞬間、そんな嬉しそうな顔するなよ…。
    じっと美由紀が僕を見つめる。虚ろな目で。
    「…なに?」
    「…好きだなぁって思って…」
    …っやばい
    「そういうこと、あんま言わないで」
    つい目を逸らして言う。
    今日こそ心臓がおかしくなる…
    「…ごめん、嫌、だった?」
    「じゃなくて」
    つい振り返る。思い切り目があって、慌てて目を逸らす
    「…僕も」
    なんて言おうと思っていなかった本心の方を言ってしまった。
    慌てすぎでしょ、僕…。てか、やばい。こういうこと言ったら…
    「えへ、両想いって嬉しいね。ずっと一緒にいてね」
    …ほら、爆弾が返ってくる
    「…やだって言ったら?」と、今度は思っていないことを言う。こっそり様子を伺うと、すごく悲しそうな、泣きそうな顔をしていた
    「〜っ」
    やっぱり、何を言っても美由紀には敵わない

    きゅん

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  6. 走って、彼の家に行く
    「おはよ」
    部屋に入ると、斗識くんは寝ていたらしく、眠そうに顔を上げた。
    「ん、はよ…」
    ドキュンッ、と心臓が撃ち抜かれる
    斗識くん可愛すぎ…
    抱きついたいのをぐっと堪えて、「今起きたの?」と訊く
    「ん…音がしたから…」
    風邪を引いてなくても、斗識くんはたまに、変なことを言う。ドアを開けてここに来ただけなのにな…
    「…それに」
    ぐっと、腕を引かれる。風邪を引いているからなのか、それとも調整しているのか、その力は弱々しかった。
    「…気づかないわけないじゃん」
    かぁ…と私の頬が赤くなる
    「…あ、ありがと…?」
    「なんでお礼?」
    彼はまた弱々しく笑う
    「…こんな近いと、移る…」
    恥ずかしくて、そんなことを言ってしまう
    「あ、ごめん…」
    頭回んなかった…と呟くのが聞こえた
    「来てくれたのが嬉しすぎて…」
    きょ、今日は素直が度を越している…!
    「ねぇ、今日は泊まっていかない?」

    きゅん

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  7. 冬は嫌いだ。

    寒いし、すぐ夜になっちゃうし。

    「澪、寄り道して帰ろ!」
    なのに彼氏の雪人はそんな誘いをしてくる。

    「寒いし嫌だ。早く帰ろうよ」

    「ほら行こ」

    私の手を雪人は大きな手ですっぽり包んで歩き出した。

    まだ5時半だっていうのに、もう外は暗い。

    「なんで澪は冬が嫌いなの?」

    「だってもう暗いし、めっちゃ寒いじゃん」

    温かいのは雪人に握られた右手だけ。

    すると雪人は私をぎゅっと抱きしめた。

    「ちょっと、雪人」

    「寒い時はくっついたらよくない?」

    雪人の心臓の音も聞こえる距離。
    確かに温かいけど、恥ずかしさで頬が紅潮する。

    「人に見られたら恥ずかしいって」

    「暗いから人に見えないよ」
    いたずらっぽい笑顔に胸が弾む。

    「冬もいいとこあるでしょ?」

    「まあちょっとだけね」

    笑う雪人を見て思う。

    やっぱり冬が好きだ。
    雪人といる冬が好きだ。

    きゅん

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  8. ちら、と隣の席の髙田阿久を見る。
    私をじっと見てる。…嫌じゃないけど
    「奈胡、髙田。見つめ合うな」
    注意されたのに彼はこちらを見るのをやめない。それどころか、阿久は先生を睨む
    急に、手首を掴まれた。
    そのまま引っ張られて、どこかへ連れて行かれる。
    途中、後ろから先生の「授業中だ!」という怒鳴り声が聞こえた気がするけど、阿久は気にせず私を引っ張る。
    「ねぇ、どこ行くの?」
    「…」
    阿久は何も言わない。
    空き教室に着くと阿久ははぁっ、と小さくため息をつく。
    「なんで名前で呼ばれてんの?」
    「へ?」
    そんなの私と同じ名字の男子がいるから区別してるだけでしょ、と言おうとすると、唇に柔らかい感触がした。
    「奈胡は俺の物なのに」
    「…っ、そうだよ?だからそんなの気にしなくていいのに」
    我ながら、とんだ爆弾発言だ。少しずつ顔が赤くなる。
    「…離さないから」

    私達はそのあとの授業を全てサボってしまった。

    きゅん

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  9. 今、違うクラスの女子がわたしの大好きな人の隣にいる。
    2人とも文化祭の実行委員なので、一生懸命なのはわかってる。

    わたしも一応仕事があるので、学校に残っているけれど、よりによって彼とわたしは一緒じゃない。

    仕事とはいえ、わたしだって隣にいたい。

    「はい、そろそろ帰るぞ」

    実行委員の仕事も終わり、わたしの仕事も終わったので2人で帰れる。
    ……やっと2人になれるけれど、さっきのモヤモヤが消えない。

    「そんな不機嫌そうな顔すんな。ずーっとそんな顔してるよな?」

    「気付いてたの?」

    「気付くから、普通」

    そう言って、わたしの頭をコツンと叩きながら笑う彼。

    「実行委員の仕事、お疲れさま」

    「お前もな。それから……」

    と間を置いてから彼は、

    「俺のこと好きでいてくれて、ありがとう」

    と言う。
    そんな優しい顔しないでよ。
    もっと離れたくなくなるじゃん。

    きゅん

    10

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  10. 「一実、そんな派手なイヤリング持ってたっけ?」

    「あー、もらったの」

    「ふーん」

    それだけの会話だった。


    その二週間後の今日は私の誕生日。

    「一実、これ」

    「ありがと」
    湊にもらった袋にはミントグリーンのイヤリング。

    「かわいい!でもなんでイヤリング?」

    しばらくの間ののち、

    「なあ、もうあのイヤリングつけんなよ」
    真剣に言ってくる湊。

    「えっ」

    「他の男にもらったイヤリングとかつけんなって。あれ、一実っぽくないじゃん」

    なんだ。そういうことか。
    思わず笑いが込み上げてくる。

    「あれ、穂乃佳にもらったんだよ」

    勘違いして嫉妬してたなんて本当、湊はバカだな。

    「マジか」

    「やきもち焼いたの?」
    からかうと湊は真っ赤になった。

    「一実ばっか余裕でムカつく」

    唇と唇が触れる。

    「なっ」

    「これもプレゼントな」
    ニヤッと笑った湊に胸がキュンと鳴った。

    きゅん

    11

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  11. 部活が終わり家へ帰ろうとしている私は清水奈々。

    「奈々!!待ってたよ!」

     私の名前を呼んだのは山田成。私の彼氏である。

     明るいのが特徴的な成だが今日はどうも暗い気がする。 

    「成?どうしたの?」

    「奈々...今日先輩と楽しそうにお話してたよね?」

    「何の事かな?どうしたの?」

     とぼけている私だが何の事かはしっかり覚えている。

     だが、やきもちを妬きやすい成に言ったらどうなるかわからない。

    「とぼけないでよ!僕ちゃんと見てたんだからね!」

    「だから何の事?」

     ドンッ

     ここは校舎裏で外は暗い。だから私が今壁ドンされているのは誰にも分からないだろう。

    「いい?奈々は僕だけのもの。だから誰にもあんな可愛い顔しないでね?約束だよ?」

    「わかった。約束する。」

     今の成の言葉にキュンとしたのは私だけの秘密♡

    きゅん

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  12. 「ねーぇー!!結衣ー!」

    騒いでいるのは彼氏の爽(そう)。

    毎日一緒に登校するし、下校まで一緒。

    今日も一緒に帰ろう!と言われたんだけど…

    今日は友達と帰るから無理なんだよな

    嘘は嫌だし、素直に言おう。

    「なに?てか、今日一緒に帰れない。」

    「なんで?!……もしかして、僕が結衣に男の人を、近ずかせないように…してるのが嫌だった…?」


    「…そうね…」
    思ってもないことを言ってしまった。

    「…分かった次からしない。
    だから…さ、帰ったら電話しよ…?」

    上目遣いもして、とても可愛い…

    「…爽は、色んな人に帰ろーって誘われてるのに断ってさ…爽の好きなようにしたらいいと思うけど?」

    「僕の好きなことは、結衣と帰ることなの!…僕寂しいんだよ…?構ってくれないし。」

    拗ねてる……可愛い

    「今日やっぱり、一緒に帰ろうか!」

    これは、ヤキモチ彼氏と私の話。。。

    きゅん

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  13. 今日も、ガツガツとご飯を食べて、いつの間かこっちを見つめる爽。


    あまりにじーっと見てくるから、ちょっと恥ずかしい。


    目を逸らして、ドキドキする心臓と熱くなった顔を元に戻そうと格闘する。


    「みこ。」

    「な、なあに?」

    「ご飯粒がついてるよ。」


    そう言って、私の口元に顔を近づけてくる。


    あっと思った瞬間には、キスのような体勢になっていた。


    ドラマの撮影でキスをするときのような、ちょっとズレた位置。


    それでも、顔は熱を帯びる。


    「ごちそうさまでした。」


    ニヤリと妖艶に笑って、爽は自分の唇を舐める。


    そんな爽に、私の心臓は持つかどうか・・・。

    きゅん

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  14. 尚人に放課後、呼び出された。

    「やだ。別れたくない」
    尚人の顔を見るなりそう言うと、尚人は驚いたように目を見開いた。
    そんな表情も好きだと思ってしまう自分が嫌だ。

    「ごめん。千絵、本当ごめん」

    「嫌だよー」

    わかってるよ。
    尚人の気持ちが揺らがないことなんか。

    だけど諦められないの。

    「ごめん」

    「...じゃあ最後に抱きしめて」

    尚人は軽く私を抱きしめた。

    「もっと強くギュってして」
    私のこの想いが私が壊れてしまいそうなほど強く抱きしめて。

    もう私を抱きしめることのない腕。
    もう私の頭を撫でることはない手。

    ずっとずっと私のものならいいのに。

    私が泣き終わるまで抱きしめ続けてくれる尚人。

    そんな尚人が好きで好きで大好きで。

    そんなところが嫌いだ。

    この時間は私の涙が尽きるまで。

    最後は必ず笑顔でお別れするから。

    お願い。
    もう少しだけ抱きしめていて。

    きゅん

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  15. 「冬也なんて嫌い!」

    冬也が他の子とばかり仲良いのが嫌で言ってしまったあの日から冬也とは話していない。

    知らなかった。

    冬也が隣にいないだけで笑うことすらできなくなるなんて。

    「ひまり?」
    部活終わりの冬也が教室に戻ってきた。

    教室には私と冬也しかいない。

    謝るなら今だ。

    「ごめんね。ひどいこと言って...本当は大好きだよ」

    泣きながら言うと、冬也はギュッと抱きしめてくれた。

    「いいよ。俺もごめんな...あと、俺も大好きだよ...」

    冬也に言われたのは初めてだった。

    「もう一回言って」

    「嫌だ」
    冬也はふいっと顔を背ける。

    「えー」
    冬也の腕の中は暖かい。
    自然に笑みが浮かんでくる。

    「冬也、大好き」

    「もうわかったって」
    迷惑そうに言われるけど、紅潮した頬が愛おしい。

    これから先も何度も言うよ。

    だから、その度に頬を真っ赤にして私をギュッと抱きしめて。

    きゅん

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  16. 隣を見ると大好きな人がいる。

    この夏はずっと浬の隣にいた。

    どんな時も浬といたら楽しかった。

    「ねえ浬、秋になったら何しよっか?もうこんなに熱くなくなるよ」

    浬は少し笑って言った。

    「菜穂が隣にいれば俺はそれでいいけど」

    不意打ちでそういうことを言うなんてずるい。

    「もう!なにそれ」

    真っ赤になった私を見て浬は笑った。
    「ごめんごめん」

    その笑顔に胸がときめく。

    「私だって浬がいればいいもん」

    また浬は笑った。
    さっきよりも嬉しそうに。

    ああ、本当に大好きだ。

    「ずっと一緒にいようね」
    繋いだ手をぎゅっと握って言った。

    「菜穂、それプロポーズ?」

    「いや、ちがっ」

    唇が塞がれた。

    「もうちょっと待ってて」
    そう言った浬の頰は少し赤い。

    意味がわかり、私はドキドキが止まらない。

    真夏の太陽が私たちを照らす。
    明るく輝く道を未来を私たちは二人で歩いて行く。

    きゅん

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  17. 「夏恋、別れよう」
    それは突然だった。

    「えっ、なんで?」

    「あー、好きな奴ができたから」
    真央の瞳にもう私は映っていなかった。

    「…っわかった」

    「ごめん。じゃあな」

    真央が離れていく。
    本当はあの腕にしがみつきたい。
    離れないでと叫びたい。

    でも私は泣くだけ。

    真央が見えなくなると涙が余計に溢れてきた。

    誕生日の前日にフるなんて最低な奴だって思えればいいのに。

    どんなに泣いても、真央が好きだと言う思いだけは変わらないの。

    もうこのまま消えてしまいたい。

    真央を好きなまま、これ以上傷つかないまま消えたいよ。

    セミの鳴き声が耳に響く。

    ポトっと木からセミが落ちた。
    命が尽きる瞬間を見た。

    ああダメだ。

    生きなきゃ。

    真央がいなくても笑えるくらい強くならなきゃ。

    真央、ありがとう。
    たくさん愛をくれて。

    あなたがくれた愛でこれからも私は生きていくよ。

    きゅん

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  18. 不機嫌な周良が口を開く。

    「今日の帰りに風梨(ふうり)に話しかけてたやつ誰?」

    はて。
    しばらくして思い出す。

    「あの人は少し前に私の定期を拾ってくれた人だよ」

    そうそう。定期代高いからホントに助かった!!って危ない危ない。
    周良が機嫌を損ねてたんだった

    「どうしたの?知り合い?」
    「いや。あいつとはなんもないの?」
    「なんもって、あるわけないじゃん!」

    心なしかほっとした表情の周良。
    ほほう。それはもう、”あれ”だよね?

    「周良、ヤキモチ?」
    「...っさい、お前は俺だけ見てればいいの。」

    そのセリフとともに赤面する私たち。
    キスされて思う。周良は私の事全然わかってないね、

    「私にはもう周良しか見えてないよ、ばーか。」

    間抜けな顔をする周良。

    私も何だか恥ずかしくなってきて顔を背けようとしたら
    もう一度甘いキスが降ってきた。

    きゅん

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  19. 「凛くん大丈夫?」
    風邪で寝込んでいる彼氏に声をかける
    「…大丈夫じゃない」
    「そ、そだよね…色々買ってきたけど食べる?」
    「…うん」
    「ゼリーと果物どっちがいい?」
    「ゼリー」
    「ん、はいどーぞ」
    「どーぞじゃなくてあーんして」
    「えっ!しょ、しょーがないな、特別だからね!く、口開けて」
    「あー」
    「は、はい、あーん」
    「ん…うまい」
    「そ、それは良かった」
    「…うまい、けど」
    「けど…?……きゃっ!」
    聞き返した途端腕をぐいっと引かれベットに押し倒される
    「あの…凛くん?」

    「やっぱこっちが食べたい」

    「へ、こ、こっちって?」
    「咲希のこと」
    「ちょ…いきなり何言って……ん、んあっ…」
    抵抗する余地もなく唇を奪われる
    「…り、凛くん…だ、だめ…んっ…悪化しちゃうから」
    「ん…無理、止まんない」
    「んもっ…だめだって…」
    「うつしたらごめんね」

    この後めちゃくちゃいちゃいちゃした

    きゅん

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  20. 大学生の彼氏と社会人の彼女

    「じゃあいってくるね」
    「ん、頑張って」
    「あ、今日夜ご飯いらないから」
    「なんで?」
    「会社の飲み会」
    「最近多くない?」
    「なんかお客さんに誘われること多くて…」
    「へー、男の人?」
    「ま、まあ」
    「ふーん」
    「あ、でもただご飯食べるだけで疑われるようなことは何もっ…て…り、凛くんっ…何して…ん、んあっ…」
    「………ん、くっきりついた」
    「な…なにした、の…?」
    「キスマークつけただけ、首元の見えるところに」
    「なっ!な、なんでそんなこと!」
    「変な虫が寄り付かないように」
    「へ、変な虫って…」
    「酔った勢いでお持ち帰りされないように、咲希は俺のって印つけたの」
    「…っ!…何それ」
    「咲希可愛いから、心配なの」
    「は、はいはいお世辞ありがと!もう時間だから出るね」
    「ん、キスマ隠しちゃダメだよ」
    「もう!う、うるさい!いってきます!」
    「いってらしゃーい」

    きゅん

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  21. 「焼けるー」
    初デートの帰り道。8月は暑い。

    「藍は地黒だろ?」

    「違うし」

    「てか、焼けたくないなら遠回りするなよ」
    正論を返され、私は黙る。

    「っ遠回りはしたいの」
    だって駅までは10分で着いちゃう。もっと夏樹と一緒にいたい。

    「藍、顔真っ赤」
    なおもからかってくる夏樹。

    「だって夏樹と一緒にいたいもん」
    夏樹は何も言わない。

    「わっ、夏樹、照れすぎでしょ」
    横を見ると真っ赤になった夏樹が。

    いつもと立場が逆だ。

    「見んな」

    「えー、夏樹可愛い」

    「お前なあ」

    「ひゃっ」
    何もないところで躓いてコケそうになる。

    「バーカ」
    腕をぐいっと引かれ、そのまま手を握られる。

    「手繋いで暑くない?私、手汗すごいよ」

    「藍がコケるから、繋いでんだよ」
    その言葉照れ隠しだってバレバレだよ。

    だけど、絶対に離さない。

    だって本当は私もずっと繋ぎたいと思っていたから。

    きゅん

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