ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

野いちご学園メニュー

ようこそゲストさん

  1. 1件ヒットしました

  2. 「雪だるま?」
    「っ、彩人‥‥!」



    幼なじみを待っている間に作った雪だるま。出来上がったのと同時にその待っていた彼がやっと現れたのだ。




    「見て!"彩人雪だるま”作ってみた!」
    「ん‥‥65点」
    「何で!?」


    あまりにもリアルな点数に私は隣に立つ彼を見上げる。悪かったわね、不格好な雪だるまで‥‥!可愛げもなく不貞腐れる私を見て彼は笑った。「そういう意味じゃねぇよ」と彼はその場にしゃがみこむと雪をかき集める。それを丸めて‥‥




    「ほら、忘れてるぞ」

    "お前の雪だるま”と私が作った雪だるまの隣に、ひと回り小さな雪だるまを置いた。




    「‥‥しょうがないから傍にいてあげる」


    それがなんだか嬉しくて、でも素直になれないまま彼の隣にしゃがみこんだ。





    「ん。‥‥ずっと傍にいて」


    重ねられた手は冷たいはずなのに、ふと見た彼の横顔は初めて見る---照れた顔。

    きゅん

    15

    詩遠さんをフォロー

    通報する

▲