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  1. 910件ヒットしました

  2. 「ねぇ、先輩」

    ん?と振り替えると真剣な顔をしていた。

    「どうした?」

    「先輩は好みのタイプ、長身で優しくて、頭がいい年上って言ってましたよね」

    なんだ突然にと思いつつそうだよと返す。

    彼と中学からの付き合いだから好みのタイプの話もするけど

    私が憧れの先輩の話をするといつも機嫌を損ねる。たぶん私を取られたみたいで拗ねちゃうのだろう。

    「先輩は俺のことどう見えますか?」

    「えっ!?そ、そうだなぁ……身長も高くて、誰にでも優しいし、勉強も確かトップだよね。おまけに顔もいいし……」

    私は思い当たる限りを伝えると、

    「俺、年下なのは変えられないけど、他のことは頑張ってみたんですけど」


    ーーその瞬間、彼の熱い視線に囚われた。

    そして腕を引かれずいっと距離を詰められるとドクンと胸が高鳴り、音にならない声が出る。


    「……もうそろそろ、気付いてくれてもいいんじゃないですか?」

    きゅん

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    白澤五月さんをフォロー

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  3. 「雨、止んだみたいだね!」
    傘をさしていた人々が次々とさしていた傘を閉じていく。
    「傘閉じないの?」
    私にも傘をさして歩いてくれている陸上部1年の葉沼。
    何故か傘を閉じようとしない。
    「葉沼?」
    「もう少しだけ……。
    もう少しだけ……先輩とこうして居たいです」

    きゅん

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    有亜〔ありあ〕さんをフォロー

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  4. 「傘、忘れた…」
    はぁ…ついてない…。
    「まきせんぱーい!傘忘れたんですか?」
    げ、オータ。オータ改め桜田光輝はテニス部の後輩だ。正直言ってこいつは好きじゃない。フットワークが軽いし、どんな人に対してもすぐ口説くような台詞を使う。そのせいでオータの彼女を自称する女に「光輝に近づかないで‼︎」とよく言われる
    「まき先輩、俺の傘入っていいっすよ。俺送りますんで」
    仕方ない、入らせて貰おう。

    「まき先輩ってファーストキスしました?」
    何言ってんのコイツ。
    「まだに決まってるじゃない」「へー」
    何よと思った途端、オータの唇と私の唇を重ね合わされた。
    「ちょっ…オー「こーきって呼んで」
    彼のキスから逃れたのはその一分後。
    「っ…何なのよ、光輝」
    「先輩かーわい。それはそれとしてガチで言います。俺の彼女になってくださいよ」チッ…「傷物にしたからには責任とってよ」
    私たちはもう一度深く唇を合わせた

    きゅん

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    桃源夢兎さんをフォロー

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  5. おーい。はぁ..はぁ。やっと追いついた。お前って部活終わったらすぐ帰るよな。ちょっとは待っててくれてもいいのに。

    俺を待つ必要ない?俺はあるんだ。せっかくの雨だぜ?待ってくれなきゃ困る。ほら、見ろよ。俺、雨で濡れているだろ?それがどうしたって...冷たいな。

    傘持ってきてないんだ。だから家まで入れてってくれ。な?嫌なのか...?お前の好きな俺が相合い傘したいって言っているのにか?

    ん〜?お前が俺の事好きって皆知っているぞ?わっ!か、傘!落としているぞ!?お前まで濡れるだろ。ほら、ちゃんとさして。いやいや、俺も入れてくれよ。

    濡れているから嫌だって...別にいいだろ。俺なんか、学校から走って来てずぶ濡れなんだぜ?それにさ、お前のこの綺麗な髪。もうこれ以上濡らしたくないんだ。だからもっとこっち寄れよ。

    きゅん

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    夜桜 美琴さんをフォロー

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  6. 「雅ちゃんはいつも頑張ってて偉いよ。だけどさ、もう少しぐらい、頼ってよ」

     目をうるうるさせて言ってきた蒼に私はため息をつくしかなかった。

    「私は、頑張らないといけないの。だから」
    「それでも、頼って。ね?」

     すると私の腕を取って近づけられる。すると頭をぽんぽんとされる。子供みたいに扱われて嫌だと思うけど、それでも、その優しさが嬉しかった。

    「もっと」
    「はいはい。仰せのままに〜」

     私がねだると蒼は私を抱きしめてぽんぽんと頭をゆっくりと優しく撫でる。

     いつの間にか蒼は大きくなってて、硬くて大きい体の中にに私はすっぽり埋まってしまった。久しぶりの腕の中は暖かい。

     また明日も頑張らないといけないけど、今は。この優しさに甘えよう。

    きゅん

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    心愛翠さんをフォロー

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  7. 「界。」

    私、小川美海は彼氏の手をそっと離し彼の名前を呼んだ。

    「どーした?美海。」

    彼氏の松山界は私の顔を覗き込んだ。

    「明日…私、引っ越すの。」

    緊張して小さな声になってしまったが、どうやら界には聞こえたらしい。

    「は?嘘だろ?」

    「…っ今まで言えなくてごめんっ。」

    涙が出てきて、視界がボヤけた。

    離れたくないよ…界。

    ずっと一緒にいたいよ…界。

    「泣くなよ…俺たちは…距離なんかには負けない。そうだろ?」

    界はそっと涙を拭った。

    「毎日電話っ…してくれる?」

    「もちろん。ってか、電話しないと俺が美海不足で死ぬ。」

    冗談で言ったのかと思ったけど、意外と目は真剣だった。

    「界っ……大好き。」

    普通に人が通ってるっていうのに、界は気にせず私の唇にキスを落とした。

    「俺も…愛してるよ、美海。」

    きゅん

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  8. 「またな!伊織」

    「またねー!」

    仲良しの泉くんと別れ、私、瀬川伊織は1人帰り道を歩いた。

    今日の夜ご飯は何かな〜なんて、どうでもいい事を考えていると、後ろから聞きなれた声がした。

    「伊織。」

    声の主は彼氏の高尾一輝だ。

    一輝は幼なじみでもあり、私の3つ上。

    あれ…?一輝、怒ってる?

    なんとなく、声色が怒ってる気がした。

    振り向こうとすれば…。

    …ギュッ

    「わわっ…どうしたの一輝!」

    いきなり後ろからハグをされた。

    「あいつ……誰。」

    「あいつ…?泉くんのこと?」

    「ふーん。ねぇ、伊織。」

    振り向かされ、一輝の綺麗な顔がドアップで映る。

    …チュ

    唇に触れた柔らかい感触。

    「伊織の彼氏は…俺だよね?」

    「うっ…うん!」

    「じゃあ、俺以外の男見つめるの禁止ね。」

    「え〜っ?!」

    どうやら、私の彼氏は独占欲強めらしいです。

    きゅん

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  9. 私、石沼結衣の彼氏は学校の王子様。

    その名も如月颯斗。

    イケメンで優しい彼の彼女がこの私。

    「…先輩聞いてますか?」

    付き合いたての事を思い出していると、颯斗が私の前で手をヒラヒラと降った。

    「……ん?なに?」

    「はぁ…今度のサッカーの試合、見に来てくれますか?」

    サッカーの…試合?

    「絶対に行くよ!」

    「ありがとうございます。」

    淡々と話す颯斗だけど、口元が少しだけ緩んでる。

    ほんと、可愛いなぁ。

    ……キスしちゃお。

    「颯斗、こっち向いて。」

    「なんです…」

    …チュ

    私は颯斗のほっぺたに軽くキスをした。

    彼の動きは停止している。

    やっぱ私の方が一枚上手…。

    「……先輩、やるなら“こう”です。」

    …チュ

    唇に触れた、温かいぬくもり。

    「ふっ…僕の方が…一枚上手ですかね?」

    ボフッと顔から火が出たのが分かった。

    今私…彼氏に惚れ直しました。

    きゅん

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  10. 「なぁ、お前今日告白されてたよな?」

    突然隣を歩く幼なじみの隼人がそんなことを言った。

    「なんで知ってんの?まぁ、されたけど。
    覗きなんて悪趣味ね?」

    「覗きじゃねーよ。偶然鉢合わせただけだ、」

    「そ?まぁいいけど。」

    別に見られて困ることでもないし。
    別にどうでもいいや。

    「で、なんて答えたんだ?」

    「え?最後まで見てなかったの?」

    「見てねーよ。それこそ覗きだろーが!」

    こういうとこきっちりしてるよね、隼人は。

    「断ったよ。全然知らない人だったし。
    興味無いし。」

    「ふーん…。好きなやつって、その、いんの?」

    ぎこちなく聞いてくる。その言葉に私は…


    「いるよ?」

    「っ…!そうか。」

    「でもね、その人絶対私のこと好きだと思うのよ。なのにぜーんぜん告白してくれないのよねぇ。」

    「__だからさぁ、隼人。
    いい加減私、待ちくたびれたんだけど?」

    きゅん

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  11. 「………」

    「………」

    無言の間が続く。

    ちらりと横を盗み見ると、彼の顔は赤みを帯びていた。

    顔に熱が集まり、爆発しそう。
    そして心臓がバクバクといって、隣を歩いている彼に聞こえそうなくらい心臓の音が響いている。

    「あっ…あのさっ…」

    私の声が上ずっている。

    「ん?」

    彼は赤い顔を合わせてくれず、顔を背けたまま聞いた。

    そんな彼の横顔を見て、私の心拍数は200を越えそうだった。

    「また……いや、何でもないっ…!」

    分かれ道が近づいてくる。
    まだ、離れたくないな…って、私何考えてるのっ!

    恥ずかしくて、死にそうだっ…!!

    分かれ道で、

    「じゃあ、またな。」

    最後の最後で彼は私と目を合わせてくれた。
    でも、私は照れて目を合わせられず、逸らすことになった。

    「うん…じゃあね。」

    彼が少し進んだところで、彼に走り寄った。

    「待って!まだ、離れたくない…。」

    きゅん

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  12. 私には中学生の頃付き合っていた元彼がいる


    「帰ろ~」

    「あ、うんっ」

    友達と歩く帰り道

    いつも通りの帰り道


    「………」

    だけどいつもと違ったのは、後ろ姿の元彼を見つけてしまったこと

    ずっと、会いたかった…


    なのに足が動かないのは、もう彼が私を好きじゃないと分かっているから

    「……っ…」

    涙が溢れそうになるのをグッと堪えた

    こっちを振り向くことのない彼の、後ろ姿に呟いた


    「……大好きだよ、ずっと…」


    別れてからもずっと、彼で頭がいっぱいだった

    ごめんね

    でも、あなたがくれた言葉や思い出は宝物にしていいかな


    「急になに?!私も大好きだよ!?」

    隣にいた友達がびっくりしてそう言った

    「…ふっ…あははっ」


    あなたは幸せですか?

    きっと幸せになってください


    私は幸せです

    大好きな友達が、隣にいます


    「なに笑ってんのよ~」

    きゅん

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  13. 「おつかれ!ごめん、待った?」
    「いや別に」
    いつも無愛想だけど、素っ気なさに拍車がかかっている気がする…。
    「私何かした?」
    不思議に思って尋ねてみるけれど、返ってきた返事は素っ気なかった。
    「あ、そうそう!今日から教育実習生来てるよね!えっと…渡辺先生!」
    何とか明るい話題に変えようとしたら、航輝の肩がピクっと動いた。
    「すっごいイケメンだったね〜…航輝?」
    心無しか無表情な顔がイラッとした顔に変わった気がした。
    「お前さ」
    しばらく黙っていた航輝が口を開く。
    「なんなの」
    「何が?」
    「…その渡辺ってやつ」
    「ん?」
    ぽかんとした顔の私にまたイラッとした顔をする航輝。
    「イケメンとか言って騒いでたらしいじゃん」
    「へ?」
    「クラス違うからって浮気がバレないと思うなよ?」
    耳元で私に囁く航輝。
    「絶対しないし!」
    実は、ヤキモチを妬かせたくてわざと航輝友達の前で騒いでたのは秘密。

    きゅん

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  14. 気が荒そうなあなたが苦手だった。教室の隅で静かに本を読む私は、いつもあなたにビクビクしていた。
    ある日の下校中。律くんが私の前を歩いているのが見えて、私は何となく距離をとって歩いていた。私に気づきませんように……。少しすると向こうから小さな男の子が走ってきて、律くんの目の前で転んだ。律くんは大声で泣き出す男の子を見つめていた。私は、彼が機嫌を悪くすると思っていた。
    ところが、律くんは、「おぶってやるから泣くなよ」 と言って男の子を背負って、家に送ってあげようと歩き出した。律くんはこちらの方に歩いてきて、思わず立ち止まっていた私にちらりと目をやった。目が会った瞬間、彼の頬にほんのり赤みがさしたのが見えた。
    あの日、私にとっての律くんは180度変わった。怖そうで、とても近づくことなんてできなかった律くん。だけど本当のあなたはとっても優しくて、頼れる人だった。
    私、そんなあなたに恋をしました。

    きゅん

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  15. 「ふっ、お前ホント変わってんな。お前みたいな物好きなかなか居ねぇよ」


    「そんなこと無いですよ!先輩見た目はこんなですけど、優しくて面白くてスポーツも出来るし…」


    「わ、分かったから!」


    「いや!まだありますよ!転んだ私に呆れながら手を差し伸べてくれて…アレは王子様かと思いました!…あ、あれ?先輩?」


    「///」


    「…先輩もそんな顔するんですねぇ」


    「うるせぇ」


    先輩は私の顎を掴んで、キスをした。


    「先輩からの不意打ちキッス」


    「キッス言うな。次変なこと言ったらこれだけじゃあ済まねぇぞ」


    「次は何してくれるんですか?」


    「…っ」




    不良狼は1匹の子猫にタジタジなのでした。

    きゅん

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  16. 友達と別れてから1人で家まで向かっていたときに声をかけられた。
    それも、今や学校で話題の不良さんに。

    「なぁ、俺お前のこと好き。」
    そして、私の事を好きと言ってくる。
    『え?』
    もちろん私が理解出来る訳もなく、不良さんに再び問いかけた。
    「俺、マジでお前に惚れてんだ。付き合うとか出来ないのは分かってるけどどうしても告白しておきたくて...。」
    真っ赤な顔。
    焦って頭をかく不良さん。
    噂とは大違いで全然怖くない。むしろ可愛いくらい。
    『私は立居 里穂!』
    「うん、知ってる。」と
    自分で言っておきながらまた顔を赤くする。
    『私、あなたのことあまり知らないから友達からはじめましょ?』
    「い、いいのか!?!?」と両手を広げて喜んでいる。

    それが彼との恋の始まりだった。
    「け、け、結婚してください!!」
    今度もまた顔を赤くして全力でプロポーズしてくれる。そんな君がずっと大好きです。

    きゅん

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  17. 不機嫌な周良が口を開く。

    「今日の帰りに風梨(ふうり)に話しかけてたやつ誰?」

    はて。
    しばらくして思い出す。

    「あの人は少し前に私の定期を拾ってくれた人だよ」

    そうそう。定期代高いからホントに助かった!!って危ない危ない。
    周良が機嫌を損ねてたんだった

    「どうしたの?知り合い?」
    「いや。あいつとはなんもないの?」
    「なんもって、あるわけないじゃん!」

    心なしかほっとした表情の周良。
    ほほう。それはもう、”あれ”だよね?

    「周良、ヤキモチ?」
    「...っさい、お前は俺だけ見てればいいの。」

    そのセリフとともに赤面する私たち。
    キスされて思う。周良は私の事全然わかってないね、

    「私にはもう周良しか見えてないよ、ばーか。」

    間抜けな顔をする周良。

    私も何だか恥ずかしくなってきて顔を背けようとしたら
    もう一度甘いキスが降ってきた。

    きゅん

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  18. 「先輩ー!」 門のところで先輩を見つけたので追いかける。先輩は優しくて、背が高くて、運動ができて勉強もできる。
    そんな完璧な先輩は私の彼氏です!

    「おー。りん、今日は一緒に帰れるね。」 「はい!」 私は先輩を見上げながら答える

    「??どうかした?」
    「いや、先輩背が高いなって。私ちゃんと先輩の彼女になれてますか?」

    「当たり前。俺が選んだりんだから世界一可愛いよ。」

    こうやって先輩は私が不安になった時、いつも言葉にしてくれる。

    「今日は俺の家でイチャイチャしよっか。
    「いいんですか!?」 「いいよ。」


    「やった!先輩大好きです!」
    「ふふっ。俺も。」

    「ムッ(。・ˇ_ˇ・。)俺もって何がですか!」

    (੭*ˊᵕˋ)ˊᵕˋ*)ギュッ「愛してるよ。りん」
    「/////」

    やっぱり先輩にはかないません。
    先輩大好きです!

    きゅん

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  19. 「あーあ、今日もいいことなかったなー。
    テストなんかいらんけー部活したいなー。」

    そんなことを言いながら帰っていると、後ろから気配を感じた。

    剣道部なもんでたまたま学校から持って帰っていた木刀を思わず構えた。

    「ごめんごめん、腕が鈍ってなさそうで何よりだよ。」

    そう言いながら両手をあげて降参のポーズをとっているのは、去年卒業した部活の真先輩だった。

    「あ、ごめんなさい!マジでごめんなさい!」

    流石に憧れの先輩に剣先を向けたとなる私、剣士失格だよ‥

    「そう落ち込むなって。お前ももう3年なんだし、そんなことで落ち込んだら1、2年が困るだろ。」

    そう言いながら頭を撫でてきた。

    久しぶりに見た先輩の手は、前より大きくて、温かかった。

    ずるいよ、顔まで熱くさせるなんて。

    きゅん

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  20. 7月7日。
    私はこの日がとても大好きだった。

    去年までは___

    「美琴~~~!俺彼女できた!」

    そう嬉しそうにこちらを向く幼なじみの創史。

    「ふーん。良かったじゃん」

    私はそうとしか言えず帰ってからずっと泣いていた。私は創史が好きだった。

    しかも7月7日は私の誕生日。

    なんで神様は私を苦しめるんだろう。そうやって何度も運命を責めた。

    でも2ヶ月くらいで別れちゃったんだって。

    毎年2人で見てた天の川。去年はもちろん今年は豪雨で天の川なんて見れない。

    そう物思いに耽りながら窓の外を見る

    「美琴~~~!帰ろーぜ!」

    「はいはーい」

    そうやって2人で帰る道は、何だかすごく切なくて。もうこうやって出来ない気がして。

    「創史。」 「ん??」

    「好きだよ。」

    勇気を振り絞って出た声は震えていた。

    「俺も。来年は一緒に天の川見るから。」

    やっぱり大好きな日かも。

    きゅん

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  21. 「うっわ、また雨だ。最悪……」

    七夕の日はいつも雨だ

    雲の上で二人は会ってる、って聞いたことがあるけど、私なんて一人だよ?

    え、傘がない!?


    「よっ」

    ん?

    「どうせ傘忘れてると思ってたけどホント期待を裏切らないよな」なんて言って笑ってる

    「別に待ってなくても良かったのに」

    私って可愛くないな。君の前では一番可愛く見せたいのに、素直じゃない

    というか天邪鬼が凄い


    「じゃあ入れてやらないけど」
    そう言って意地悪そうにニカって笑う

    幼い時から一緒だから、わかるのかな、私の気持ち。それがちょっとズルい

    私は全然君の気持ちわからないのに


    「部活おつかれ」

    相合傘も君にとっては私相手じゃ慣れたものかな


    「けっこう恥ずかしいよな」

    「え?」

    「あー、こっち見るなって」


    温かくて大きな手にクシャっと髪を触られる

    織姫と彦星が見守ってくれているような気がした

    きゅん

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