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  2. 「今日のラッキーアイテムは……絆創膏だって!
    なになに、それを持っていると恋が叶うかもって」
    「へ~」

    友達を待っている間、幼なじみが屋上で寝転がっているから私は見ていた占いの結果を伝えてみた。そしたら案の定、幼なじみの反応は薄かった。

    つまんないの、と私はページを捲る。

    「私の星座は、何──痛っ!」
    「どうした?」
    「切れた……」

    咄嗟に自分の指を見ると、綺麗に皮膚が割れて血が滲み出てる。私は最悪と痛みに涙目になりながら絆創膏を探した。
    それよりも早く、幼なじみがポケットから絆創膏を取り出す。

    「……なんで持ってるの?」
    「部活でよく使うからだよ……」
    「そうなんだ」

    今度は私がへ~と答えると、つけてくれた幼なじみが答える。

    「で、俺はお前の事が好きなんだけどそれも叶ってくれるの?」
    「し、知らないっ」
    「お前、叶えてくれないの?」

    幼なじみの熱い視線に耐えれなかった。

    きゅん

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    翔黒 青さんをフォロー

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  3. 「…何怒ってんだよ?」
    寒くて堪らない、風吹き荒ぶ屋上で、私はフェンスにカシャンと手を付いて、幼馴染の広斗から視線を逸らす。
    「はーん?お前、一丁前にヤキモキ妬いてんだ?」
    「違うもんっ!」
    「じゃあ、なんでこんなとこで泣いてんだよ」
    「……っ」
    余裕綽々の広斗に、私は言葉が上手く出せなくて、きゅうっと瞳を閉じて口唇を噛み締めた。
    「そんなにキツく結ぶなよ…血滲んで…」
    「広斗には関係ない」
    「あぁ?…関係ねぇとか、まじムカつく」
    ガシャン
    そう言うと、広斗はフェンスごと私を後ろから抱き締めてきて、
    「うだうだ言ってねぇで、早く俺のもんになっちまえ」
    と、囁いてきた。
    「…なんだよ?」
    「もう、なってるもん!」
    「なんで怒ってんだか分かんねーよ」
    「もー!広斗好き!」
    「ばぁか。んなこた知ってるっての」
    「んじゃ、愛してる…?」
    「教えてやるよ、たっぷりと」
    その日は二人の記念日になった。

    きゅん

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    璃稀さんをフォロー

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  4. 私「いきなりどうしt…」

    ドンッ

    幼なじみ「俺のこと好きだろ?」

    私「えっ」

    幼なじみ「何年一緒にいると思ってんだよ。お前見てたらすぐわかる。」

    私「別に、そんなこと…!?…んっ」

    ー 一瞬、息が止まった

    幼なじみ「拒まないってことは正解だな。今から俺と付き合え。」

    きゅん

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    まいくろりんごさんをフォロー

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  5. 「ん?」

    私のノートに小さな紙切れが挟まっていた。

    「なんだろうー?」

    見てみると…

    「美優へ
    今日の放課後屋上に来て。
    優斗」

    と書かれた紙だった。

    今、付き合ってる田中優斗からだった。

    放課後、彼がよくいる屋上へ…

    ドアを開けても誰もいない。

    「えっ!なんで?」

    と思っていると、後ろから、ぎゅっと抱きしめられた。

    この手を見たらすぐにわかった。

    優斗だ。。

    「どうしたの?
    なんかあった?大丈夫?」

    すると、彼は、「お前が、他の男にでれでれしてるからだろ!もう、他の男と喋るなよ。俺がいるじゃん」

    と言われた。

    「ごめん?でも嬉しいありがとう♡」

    そして夕日が差し込む学校の屋上で私と優斗は唇を重ねた…





    君と私~甘酸っぱい恋~

    ぜひ、読んでみてください!

    きゅん

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    山本 優菜さんをフォロー

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  6. 私は知っています

    先輩が“あの人”を見てる事

    そして“あの人”には彼氏がいる事

    いつも笑っているけど
    ふとした瞬間に悲しそうな目をする事

    意地悪なのに
    “あの人”には優しい事


    私は“あの人”には敵わないのに
    私は先輩が好き


    私は“あの人”みたいに
    美人じゃないし
    頭も良くない

    それでも私は“あの人”より
    先輩をみています

    「…俺はあんたが好きだよ。
    彼氏がいると知っていても」

    屋上に来た時聞こえた先輩の声
    戸惑う“あの人”の声

    そして「ごめんね。ありがとう」
    “あの人”は去って行った

    扉の後ろに隠れていたのに
    “あの人”と目が合う
    “あの人”は私をみて微笑んだ

    …私は“あの人”には敵わない

    わかっています
    でも

    「先輩。」

    私は扉の裏から出て先輩の前に立った

    「先生なんてやめて、私にしませんか?」

    私を見て先輩は目を丸くする

    「先輩が…好きです。」

    きゅん

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  7. 「うわっ!今日もめっちゃすごいね!ハルくんのお弁当」
    彼が開いた弁当箱には女子顔負けのおいしそうな具が並んでいる。
    これで手作りだというのだから、やはり彼は侮れない。
    「ふふっ。なんか照れます//」
    ふわっとしたほほ笑みがキュンとくる。
    「ね、たまご焼きちょうだいよ」
    「好きですね。ほんとに。」
    「もちろん。たまご焼きは最強だよ!」
    「ふふ。いーですよ。」
    よっしゃ!と、たまご焼きに箸をのばすと彼に手を添えられた。
    「、え?」
    たまご焼きのどアップが目に映る。
    「はい、あーん。」
    「へっ//」
    「食べないんですか?」
    「いっ、いるっ!!」
    あわててパクっと食べると
    ふわふわのたまご焼きが口に広がり、ふわふわの笑顔が私を見る。
    「美味しいですか?」
    ふにゃっという音がつきそうなほどの満面の笑みの彼。
    「う、うん//」
    「んふふ、よかった。」
    やっぱり私は後輩彼氏くんにはかなわない。

    きゅん

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  8. 「これどういうこと」
    一枚の紙を彼につき出した

    「手紙だけど」
    「内容のこと言ってるの」
    私はその文章を読む

    「『屋上で待ってる。来なかったら飛び降りるかも』…って。クリスマスだから今日は遊びに行きたかったのに」

    ため息をつくと彼はそっと私の頬に触れた

    「来たね」
    「…あんなこと書いてあったからね」

    彼が微笑む
    「あれぐらいじゃないと君は来ないと思ったから」

    「人で遊ぶのはやめて」
    いつも女の人といるくせに

    「キミが好きだから
    からかってるわけじゃないよ」
    特別な意味なんて無い一言にドキドキして。
    馬鹿みたい
    「本気じゃないくせに」

    彼は驚いた顔をして
    私を抱きしめた

    「どうしたら信じてくれる?」

    抱きしめる彼の手が震えてる
    心臓の音…早い

    「クリスマスは大事な人と過ごす日だから少しでもキミに会いたかったんだ
    俺は本気でキミが好きなんだよ」

    私はその背中に腕を回した

    きゅん

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  9. 屋上で夕焼けを見ながら本読むのが好きだった
    なのに。
    最近毎日飽きずにやってくる後輩くん

    「なんで俺を見ないんすか」
    「本読んでるから」

    そう言うと君は私の手から本を奪った

    「ちょっ」
    つい目線を上にあげると君と目が合う
    「やっと合った」
    でも
    そのまっすぐな目が嫌で私は目をそらした

    「先輩はなんで俺を見ないの。俺は先輩を見てるのに」

    「…本読んでるから」
    君はベンチに座る私と視線を合わせるために姿勢を低くした

    「好き」

    「え…?」
    君の発言に驚いてその表情から目が離せなくなる

    「先輩が好きです」

    やっぱり君はまっすぐな目をして私を見る

    「私は…あなたが嫌い」

    君は悲しそうな顔をして
    「そうですよね…」
    目をそらして私に背中を向けた

    私は手を伸ばしその袖を掴む

    「嫌い…になりたいのに…」
    手が震える

    君は急に私を抱きしめた
    「なっ…」

    「…先輩可愛い。大好き」

    きゅん

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  10. 「そんなブレスレット持ってましたっけ」
    するどい…と
    ある意味感心する

    私の彼は後輩くん
    可愛くて大好きですが…

    「これね、なんか余ったとかで貰ったの」
    「誰に?」
    「男友達。あ、でも大丈夫だよ。その人好きな人いるとか言ってたし」
    変な誤解されても困ると私がフォローすると彼は面白くなさそうに頬を膨らませた

    「他の男に貰ったものを付けるんですねぇ…先輩」
    …男友達って言わなきゃ良かった

    「…んっ」
    素早くキスを落とされて彼の見かけによらず力強い腕が私の手を捉える
    両手の身動きが取れなくなると

    彼は私の首筋に赤い印をつけた

    「先輩は俺のものですからね」

    解かれた手首を見るとブレスレットは無く。
    「これは俺が貰います」
    もうすでに彼の手中にあった
    「貰い物なのに!」
    私がそう言うと彼は眉間にしわを寄せた

    「まだわからないんだったら
    お仕置きしますよ」


    「え…?っ…ひゃっ」

    きゅん

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  11. 「神様 仏様 サンタ様
    どーか今年こそは彼氏をください!!」

    クリスマスツリーの前
    私はパンパンと両手を鳴らし懇願する

    「…ツリーってそんな効果あったっけ」
    「知らない。多分ない」

    隣にいるのは密かに想いを向けている君
    想いを伝えることはできないのに彼氏は欲しい。
    なんてわがまま

    君は笑う
    「本当お前って面白い」
    「な〜に〜!?」
    バシバシと君の肩を叩くとふと、君は私の手をとった

    「でも、そういうのは叶えてくれる奴に願えよ」
    「叶えてくれる奴?」

    君の掴む手に力がこもる

    「俺…とか」
    「…え」

    少し赤い君の顔
    真剣そうな瞳
    からかってる様には見えない

    「どういう、こと?」

    私の質問に君は小さな声で言った

    「お前の彼氏なら、なりたいっていってんの」
    「…喜んでお受けします」


    拝啓サンタ様
    幸せをくれてありがとうございました

    きゅん

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  12. 俺には1つ年下の彼女がいる
    受験勉強で忙しい俺を応援してくれる優しい彼女だ
    クリスマスなのに隣にお前はいない
    お前がいてくれたらどれだけ嬉しいか
    勉強もひと段落ついてそんなことを考えていると無性に会いたくなった

    俺は携帯を取り電話をかける

    俺のために我慢してくれているのにわがままは言えない
    俺はただ
    「メリークリスマス」とだけ。

    電話の向こうから小さなお前の声が聞こえる

    「先輩…会い、たい」

    その声は震えていて泣いていたと理解する

    なにやってんだよ、俺。
    俺は走り出した


    見つけて駆け寄ると
    彼女の瞳はやっぱり濡れていて。

    寂しい思いさせてんのに
    それでも健気に笑おうとしてくれる姿が愛しくて
    俺は強く抱きしめた

    「ごめん」

    俺の言葉にお前は笑って
    俺の腕の中で泣いた
    泣いたことには気づかないふりをして腕に力を込めた

    何よりも大切なのはお前だったってことに今更気がついた

    きゅん

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  13. 屋上にあるツリーを見ながら私は先輩のことを考えた
    私より1つ上の先輩は受験で今の時期は忙しい

    たとえ目の前でカップルがイチャイチャしていても私は我慢をするべきなのだ

    日が落ち
    ツリーにイルミネーションが灯る
    その光景が綺麗で涙が出た

    寂しい


    …プルルルル…
    そこへタイミングよくかかってきた電話
    私は袖で涙を拭いながら電話を取る

    『…メリークリスマス』

    先輩の優しい声に寂しさが募り…
    「先輩…会い、たい」

    …ガチャン。ツーツーツー…

    切れてしまった
    先輩の声に心が締め付けられてつい発してしまったのに後悔する

    迷惑かけた
    応援しなきゃいけないのに

    数分後勢いよくドアが開く
    そこには息を切らした先輩がいた

    「なんで…」
    驚いて声が出ない私に近づき、先輩は力強く私を抱きしめた

    「寂しい思いさせてごめん」
    「先輩…っ」

    抱きしめられて見えないから
    嬉しさに溢れた涙を隠した

    きゅん

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  14. 「さっむ!」
    学校の行事で屋上にツリーにイルミネーションが灯る今日
    先輩とその瞬間を見るためにそこにいた

    先輩はあまりこういうのが好きじゃないはずなんだけど、私に付き合ってくれる優しい人

    「仕方ないなぁ」

    先輩は微笑みながら私に向かって両手を広げた

    「おいで」

    寒がる私を温めるつもりなのかもしれないが…
    心臓がギューってなって私は先輩の背中に手を回した

    「そろそろだよ」
    先輩の甘い声を聞きながらツリーを見上げる


    パァっと光が灯って目の前が一気に輝いた

    「きれー!すごい綺麗ですよ!先輩」

    先輩は私を見て微笑んで

    「寒い中見に来る甲斐があったよ
    それに…
    お前が喜んでくれてよかった。」

    そう言って私の手をとった

    「そうですね」


    こんなに綺麗なイルミネーションを

    あなたと見れたことが一番嬉しいです。


    私は優しく繋がれた手に力を込めて握り返した

    きゅん

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  15. 「先輩はクリスマスの鐘ってどんな音がすると思います?」

    私は急な質問を先輩に投げかけた

    「あれだろ?“シャンシャン”とかだろ?」

    あまり深く考えずに質問の答えを返す先輩
    その姿がなんだか可愛く見えて。

    「ぶっぶー。違いまーす」
    ちょっとからかいたくなって
    悪戯に笑ってみせた

    「…なんかその顔ムカつく」

    先輩は私の頬をぐにぐにと引っ張る
    「いひゃいでふ」
    痛いです
    うまく言葉が話せない私を見て先輩はふっと笑った

    「馬鹿だなぁ」
    「な、なんでですか」

    やっと手を離してもらって頬を撫でるように触ると先輩が体を屈めた

    軽く唇が触れる
    一気に体温が上がる感覚がして心臓が跳ねる

    「好きだよ」

    先輩の笑顔で私まで笑顔になる

    「大好きです」

    私はそう言って先輩に飛び付いた



    「で、クリスマスの鐘の音って何?」

    「みんなに“幸せを運んでくれる”音ですよ」
    私はそう言って笑った

    きゅん

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  16. 寒い

    けど動けません
    先輩が私の肩にもたれかかって寝ちゃったから
    風邪をひきませんようにと付けてきたマフラーを先輩の首に巻く
    起こせばいいのにもう少しこのままでって思う自分がいる

    「先輩…もうすぐクリスマスですよ。
    はやくしないと私取られちゃいますよ」

    好きだって伝えたら迷惑だよね…
    それに、こうやって無防備な姿を見せてくれなくなるかもしれない

    「誰にも取られたくないなぁ」

    肩口から甘い声が聞こえた
    「先輩起きて…」
    「お前の声で目ぇさめた」
    「すいませ…」
    先輩は「はぁ…」とため息をつきながら私がかけたマフラーを取る
    迷惑、だった…?

    「お前が風邪引いたら意味ないし。
    てゆーかクリスマスに告ろーと思ってたのに焦らせたお前が悪いからな」

    先輩はそういってマフラーを私の首にかけながら体を寄せた
    唇が触れる

    「せ、んぱ…」

    「クリスマスプレゼントにお前が欲しい。付き合って」

    きゅん

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  17. 「んっ」

    急なキスを落とされ私は彼を見つめた
    「どうしたの?」

    「お前は…キス1つでいい顔をするんだな」
    そっと微笑まれ心臓がどこにあるかわかるくらいドキンと高鳴る

    「好きな人と隣にいるだけでこんなにも幸せだって知らなかった」

    彼はそう言った
    いつも、私を愛してくれるのに不器用なあなた

    私もあなたといることが幸せだよ…?

    この気持ちを伝えないかわりに肩にそっと寄りかかった

    「どうした?」
    「ちょっと、眠くなったの」

    適当な言い訳
    ただ寄り添いたかった

    「そっか。ならもう少しこのままでいろ」

    低い彼の声が耳元で甘く囁かれ
    頭にポンと大きな手が被さった

    硬くてゴツゴツしているのに優しい手


    もう少し…このままで

    きゅん

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  18. あなたに好きな人がいること知ってます

    いつも
    私の馬鹿な行為も笑ってくれる
    優しく手を差し伸べてくれる
    私は
    頭も良くなくて
    スポーツも得意じゃなくて
    リーダーとかにも向いてなくて。

    特に突出して良いところはないけれど

    好きになってしまいました


    あなたが
    好きです

    ーー

    「っ…!また先輩はそれ読んで…!」

    「良いだろ?俺がもらった好きな人からのラブレター」
    私の彼氏は意地悪だ
    「昔のことは忘れて下さい!」
    取り返そうと手を伸ばすけど上にあげられて届かない
    「返して下さい!」
    「やだね。俺の宝モンなのに」
    先輩はニヤリと笑い私を引き寄せて抱きしめた
    「可愛いなぁ俺の彼女は」
    「可愛くないです。可愛くないんで返してください!」
    いつものやり取り

    あの頃はこんな幸せになるなんて思わなかった

    勇気を出して本当に
    よかった

    あの時の言葉は忘れられない
    ーー

    俺も
    お前が好きだ

    きゅん

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  19. 「会いたかったです…」
    私はそう言って先輩を抱きしめた
    「どした…!?」

    …これは1つのドッキリ。
    いっつも意地悪されている私は仕返しをするために考えに考え抜いた作戦なのだ

    「先輩は…どうですか?」

    先輩を見上げる
    抱きしめてキスして
    なのに「好き」って言ってくれない先輩

    私はただその言葉が聞きたいだけ

    「会うだけでいいの?」
    予想外の切り返しに戸惑う
    でもここで折れたら負けだ
    「会うだけじゃ足りない。もっと先輩に触れたい…」

    恥ずかしい
    私こんなキャラじゃない!

    「そっか。俺もだよ」
    先輩は身をかがめた
    キス…
    目を閉じたけど
    いつもの温もりは来ず

    「何企んでんの?」
    先輩の低い声が聞こえた
    ば、ばれてる…
    「企んでなんていませんよ」
    「ふーん。まあ、いいけどさ」

    先輩は私の耳元で囁いた
    「好きな奴に迫られて耐えれるのなんて俺くらいだから」

    少し先輩の顔が赤い気がした

    きゅん

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  20. スマホから流れる少しハイテンポな音楽。

    「何かさ"青春"じゃね?これ」

    真面目にダンスの練習をする私をよそに
    寝転んで空を仰いでいる先輩がポツリそう呟いた。
    「何がですか?」
    振り付けをゆっくり確認しながら聞く。
    「んー、このシチュエーション?」
    屋上、夕焼け、放課後…
    言われてみればそうかもしれないと思い「確かに」と笑う。

    「ていうか先輩、練習付き合ってくれるんじゃないんですか?」
    「付き合ってんじゃん。応援という形で」
    いたずらっこみたいな笑顔で言われ何も言えなくなった。

    「なぁ、ちょっとこっち」
    先輩が寝転んだまま手招きする。
    「はい?」
    「こっち来て」
    素直に先輩のすぐ右隣にしゃがみ見つめると
    先輩はムクッと上半身だけ起こした。




    「もっと青春ぽいことしてみる?」



    「え?」



    静かに先輩の左手が私の顔を包み、
    私の視界は夕焼けに染まる先輩でいっぱいになった。

    きゅん

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  21. 友達と些細なことでケンカ。
    仲直りのタイミング逃して寂しく1人弁当。

    「些細なケンカ、か」

    昔もあったな。
    ふと下校中の小学生が目に入る。
    昔の私とアイツみたい。

    「珍しいじゃん」
    「げっ」

    アイツがいた。

    「何だよ、その態度」
    「最悪。会いたくないヤツに会うなんて」
    「まだ根に持ってんの?」
    「当たり前でしょ!」

    ホントは違う━━

    「ガキのしたことじゃん」
    「アンタ━━」
    「嘘。あン時も本気だった。今だって本気で出来るよ」

    真っ直ぐ私を捉える瞳━━
    いつから、そんな顔するようになったの?

    「逃げないってことは、オーケーな?」

    唇がそっと触れた。

    「あン時は逃げられたけど、今日は逃がさない。返事は?」

    私もあの時から気持ちは変わってない。

    「ばっ、バカじゃないの! アンタのことなんか、何とも思ってないんだから……ッ」

    素直になれないのも、変わってないんだよ。

    きゅん

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