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  2. 「美味しそう。それ。」
    「ん?ほしい?あげるよ。」
    「うん。ちょうだい」
    相馬が私に飴をねだってきた。
    「色々味があるよ!なにがいい?」
    私はカバンから、飴の袋を取り出す。
    「何があるんだ?」
    相馬が覗きこむ。
    「えっとね~、イチゴとブドウと…」
    「お前が食べてるのは、なに味?」
    「私が食べてるのは、えっと…イチゴ味だよ。」
    「ふーん。じゃあイチゴ味で。」
    「OK!…はい!」
    袋から取って相馬に渡した。
    でも、相馬は渡したイチゴの飴をとらず
    「…俺これはいらない。」
    「?」
    「こっちがいい。」
    そう言うと相馬は詰め寄り、私にキスした。
    「…んっ……あっ」
    「……んっ、もらい!」
    相馬が私から離れ、ニコッと笑う。
    笑ったあと私のおでこにコツンと相馬のおでこを当てた。
    「俺、甘党なんだよ。ただの飴じゃ満足できねぇ。」
    すると、相馬はさっきより意地悪な笑い顔で
    「あまぁ~い飴。ごちそうさま。」

    きゅん

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  3. 「好きです」

    「好きだ」

    「好きだよ」

    ……タイプの違う三人。

    いつも一緒にご飯食べている面子なのに、どうしてこんなことに!?


    「俺以外を見るなよ。お前は俺を見てろ」

    一見、チャラそうで俺様な同級生。
    けど、その本質はとても心優しく、可愛い人。

    「先輩、俺を選んで」

    可愛い顔で、小悪魔に微笑む後輩。
    可愛がってきた大事な後輩で、よく好きな子の相談を受けていた。

    「大事にするから……ね?○○」

    優しく名前を呼ぶ、大好きなお兄ちゃんのような存在の、お隣に住む年上の幼馴染み。


    さぁ、お姫様が選ぶのは誰……っ!?


    (逆ハーレムとは、この事を言うのかな……)


    冷静なお姫様は、イケメンに言い寄られながらも、そんなことを考えた。

    きゅん

    3

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  4. 「ねー、かずー」

    「なに」

    「どーやったら好きな人に振り向いてもらえるのかなー?」

    「...」

    「えー、無視ー?幼馴染が相談してるのにー!!!」

    「ならおれも相談していい?」

    「もちろん♪どんとこい!」

    「好きなやつに好きな人がいる場合とーすればいい?」

    「...え?好きな人いたの!??」

    「ああ」

    「私は諦めないかなー、あ、告白でもして意識してもらうとか?」

    「なら、おれお前のこと...」

    「さきいるかー??」

    「せ、せんぱい!??
    どーしたんですか?」

    「会いたくなって♪
    今日俺とデートしよーよ〜」

    「ぜ、「今日は俺と帰るので無理ですよ先輩」」

    「ちょっと、かず?!」

    「そっかー、ざんねんー、、」

    「行くぞさき」

    「はーい」

    コソッ
    「先輩には渡しませんよ」

    「俺の大切なやつなんで」

    きゅん

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  5. 本当に困ってしまう。

    "俺様"

    そんな言葉がぴったり当てはまるような彼に、強引に腕を引っ張られて連れて来られたのは、屋上。

    「お前、地味だと思ってたら結構可愛い顔してんじゃん」

    男の人との関わりがゼロに等しい私は、この状況に完全にパニックだ。

    「か、可愛くなんて…ないです」

    そう言葉を返すので精一杯。

    なのに…

    「あぁ…やべぇわ。俺、マジで狙っていい?」

    「…え?」

    「どうせ付き合ってる男もいねーんだろ?」

    …頭が追いつかない。

    確かに、付き合っている人なんていない。

    でも、私にだって…

    「…なぁ、何してんの?」

    好きな人くらい…いるんです。

    「な、なんで…」

    「お前がそこのやつに連れて行かれてたから、追いかけてきた。なに俺以外のやつに迫られてんの?」

    その後彼に後ろから目を隠されてしまった私には、2人が睨み合っていることなんて分からなかった。

    きゅん

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  6. 「グスッ・・・。」

    ぼろぼろ溢れる涙。
    悲しくて悲しくてどうしようもない。

    普段は立ち入り禁止の屋上に、うずくまるあたし。

    片思いしていた先輩に、告白して、結果は玉砕。

    もっと可愛げのある子がいいんだとか!

    で、その足で屋上に来たの。

    なんで、こんなに悲しいの?
    目、腫れちゃうよ・・・。
    「グスッ、先輩・・・。」

    バタンッ!

    突然屋上のドアが開いた。

    そこに立っていたのは、
    クラスメイトの、泉 冬夜君。

    「冬夜、君・・・?」

    「こないな所で、何やってんのや!風邪ひくで!」
    「いいもん・・・。」
    「いいわけあるかい!
    ほら、泣きやんでぇな。」
    「うぅ・・・」

    「そないに、あの先輩が好きやったん?」

    冬夜君が呟いた。

    そして、あたしの目を見つめ、こう言った。

    「オレじゃダメなん?
    オレ小春ちゃんの事、好きや。
    せやからオレに、
    小春ちゃん守らせてぇや?」

    きゅん

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  7. お昼休み、私はお弁当を持って屋上に来ていた。

    「あれ?みんな来てないや」


    私は壁に寄りかかり空を見ていた。

    その内、そのまま寝てしまう私。


    無防備な、わたしが悪いと言いますか?



    「可愛い美心先輩」


    「やめとけよ、起きるから」


    誰?


    パチッ


    えっ…………目を開けると……


    工藤くんと………


    「零くんーー?」


    零くんの名前を呼ぶと少しだけ、工藤くんが不機嫌になった。


    ドンッ


    「なんで、零なの?


    俺は美心先輩のこと好きなのにーー」


    掴む腕がいたい。


    「やめろ、勇気」


    零くんが工藤くんと睨み合う。

    私は二人の間で、不安そうに見ていた。

    急に腕を引かれた。

    「雷くん……なんでっ」

    雷くんはわたしを抱き締めて離さない。


    何を言うわけじゃない。

    私の君の体温に酔いしれた。

    きゅん

    7

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  8. 「ぷはぁっ!タイムどうっ!?」

    「おぉ!タイム更新!」

    「よっしゃあ!」

    私は水面から拳を突き上げる。

    「ナイス、風愛!」

    「いぇい!」

    私は水原君とハイタッチをする。

    「やっぱ、水泳って最高だねっ!」

    「いや、俺は風愛の笑顔の方が最高だけど…」

    「え?なんて言ったの?」

    「2度も言わないよー」

    「そ、そんなぁ…」

    水原君は行ってしまった。

    「おい、風愛。タイム更新しんだって?」

    「そうなの!すごいでしょ!?」

    「そんなんで喜ぶとか、ガキかよ」

    「流輝、ひどいなぁ…」

    「なぁ、今年も花火大会一緒に行かね?」

    「もちろん!でも、水原君にも誘われたんだけど…」

    「別に、一緒でいいから」

    「あー、楽しみだなぁっ!」

    「そうだな…」

    (水原も、風愛が好きなんだよな…ぜってー負けねぇ…)

    そう、流輝が思っていた事に風愛はまったく気が付かなかった。

    きゅん

    9

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  9. .


    最近、君の視線の先には、
    僕じゃない別の人が映っているよね。

    もう、僕のことはみてくれないのかな。



    君の好きな
    メロンパンも、レモンティーも、
    今じゃ僕を苦しめるだけ。



    どこで君と僕は、すれ違ってしまったんだろう。


    君のことを誰よりも一番に想っているはずだったのに、今は自信がない。


    あの頃に戻れたらって、最近思うんだ。


    僕に背を向けることが多くなった君の、

    肩を掴めないまま、

    手を握れないまま、

    抱きしめることが出来ないまま、

    想いを伝えられないまま、



    今日も僕は逃げてしまう。




    .

    きゅん

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  10. 中学に入って、なれない生活の中

    委員会活動が始まった。

    先輩方の顔を覚えようと後ろの方を見ると

    バチッとあるひとりの先輩と目が合った。

    これが、私と君との出会いでした。


    私はこの先輩に一目惚れしてしまい…。

    用もないのに、2年生の階にいく毎日

    今日も会えない。また会えない。そんな毎日。

    ある日、廊下でばったりと会ってしまった。

    「最近よく2年の階来てるよね?どうしたの?」

    と聞かれ、あなたに会いたかったからなんて言えず

    「部活の先輩に用があって」なんて嘘ついた。

    その後は、全然話せず、逆に好きって気づかれて避

    けられる毎日に。そんな、泣きたい毎日が続いたあ

    る日。「ちょっと今大丈夫?」と先輩の友達に話しか

    けられ「大丈夫です。」と言ったら、屋上に連れてか

    れ先輩に告白されてしまった。

    きゅん

    2

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  11. 『あ、陸だ』

    私は青宮志乃(あおみやしの)陸上部に入っている結城陸(ゆうきりく)をいつも屋上から見ている。こっそりね

    『やっぱ、足速いなー』

    陸は足速くて、勉強出来て、私とは釣り合わない。でも、あの、笑顔に惚れてしまった。

    『ふふっ』

    同じ陸上部の子達とじゃれあってる。ニコニコしてる、いい記録でたのかな?

    私も長距離は得意だから入ればよかったな。なーんて

    『あ、あれ?』

    み、見失った。どこに行ったのかな?
    ガチャ

    「はぁ、やっぱいた」

    『陸,,,どうして』

    ぎゅっ

    「見てるの知ってたから会いたくなった。その,,,好きだから」

    『い、今なんて?』

    「だから、好きなの!」

    『本当?』

    「噓でこんなこと言わねーよ//あ、汗臭いよな」

    『離れないで』

    「え//?」

    『私も,,,好き//』

    「ありがと//」

    この後しばらく、陸の匂いと温かさに包まれてました

    きゅん

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  12. 本当に今日はついてない日だ。発表の原稿は忘れるし、筆箱を家に置いてくるし、今日中に提出しなきゃいけない書類は終わってない……。
     屋上の柵に体重を乗せながら、私は深くため息を付いた。

    「なぁ~にしてんだ?」
    「ふわっ!?」

     急に聞こえた声。この時間は誰もひとがいないはずなのに。なんで、先生がここに……!?
     私に声をかけたのはいつも保健室でだらだらしてばかりいる人。そして今一番会いたくなかった相手。

    「おいおい、先生の言葉を無視か? 傷つくなぁ~」
    「……別に無視してるわけじゃ」
    「じゃ、笑ってろ。お前は笑ってるのが一番いい」

     大きくて暖かい手がくしゃりと私の髪に触れた。触れる、というより撫で回す、の方が確実に正しいんだけど。

    「ほーら、元気出たなら書類やるぞ~。今日までなんだからさ。特別に、俺も手伝ってやるし、な?」

     先生、至近距離でそうやって笑うのは……卑怯です。

    きゅん

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  13. 「うーん!おいしい!ほんと律って昔から料理上手だよね?」
    「そう?楓花に誉められると何か照れるな」
    律は幼なじみ。料理が趣味でよくお弁当を作ってくれる
    パタンっ
    屋上のドアが開く音がした
    「…あっ、みっけ!楓花ここにいたのか」
    「音弥くん!どうしたの?」
    音弥くんは、金髪が似合う隣の席の男子。
    ちらっと律の方を見ると、わたしの弁当から卵焼きをひとつもっていき食べた
    「これ、楓花が作ったの?」
    「ううん、律が作ったんだよ」
    「ふーん?なんだ楓花が作ったと思ったから食べたのに。残念」
    律を今度はジロリと睨む
    「楓花は昔から料理とか苦手だから、俺が弁当作ると喜んでくれるんだよね」
    律は音弥くんを睨み返した
    「さっきだって楓花の寝顔撮っちゃったもんね♪
    ほらっよくみろ!ヨダレ垂れてるだろ!」
    「だからなんだよ、俺なんか楓花のおねしょした布団を3日連続で見たんだぞ!」

    違う意味でやめて!!

    きゅん

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  14. 放課後、幼馴染のユウヤとタカトに屋上に呼び出され屋上に向かう。
    ユウヤは黒髪で優しい頼れるお兄ちゃん的存在。
    タカトはいじわるでいつも私は下僕のようにコキつかわれる。
    幼馴染の私が言うのもなんだけど2人は学園で1.2を争うモテっぷり。
    (ってか2人の話したいことってなんだろ。わざわざ屋上に呼び出すなんてどのみち一緒に帰るのに)
    屋上につき私はドアをあけた
    屋上にはもうすでに2人ともいた
    「どうしたの?屋上なんかに呼び出して」
    ユウヤが静かに口を開いた
    「今日はどうしてもアヤに伝えたいことあって」
    「俺達幼馴染やめようぜ」
    続けてタカトもいう
    「えっ…どういうこと?」
    2人の言ってる意味がよくわからない
    「俺、ずっとアヤのこと好きだったんだ」
    2人が口をそろえていう
    (…⁈)
    「幼馴染でいる限り俺たち3人一緒だろ、だからやめる」
    2人はゆっくり私に近づき耳元でいう
    「お前は誰にも渡さない」

    きゅん

    6

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  15. 昼休み。私は彼氏のマオと一緒に屋上でお弁当を食べていた。するとバンッと扉が開く。
    「あ〜ゆちゃん!一緒にお菓子食べよお」
    「なっ!あゆは俺と食べんだよ!」
    私の彼氏を見て見ぬふりをし、二人は手にあるポッキーを差し出す。
    「ごめんね。今マオとお弁当食べてるから」
    「え〜…じゃあ、これあげるよ!はい!あ〜ん!」
    え。と思いチラリとマオを見るも、無表情で私を見るのみ。
    もう貰っちゃお。口を開けポッキーをくわえる。
    ドンッ
    パキん…
    ポッキーをくれたハルが尻もちをつき、ポッキーの残りはルイの口先にあった。
    「へへっ残りも俺が貰うぜ!」
    残りって…唇が触れ合うくらいの分しかないよ!?
    「ずるい!僕が貰う!」
    そう言ったハルが私の顔に近づいてきた。
    咄嗟に目を閉じる。
    パキ…
    ほら…触れちゃった…。
    ゆっくりと目を開け、唇に触れた先を見ると
    「…マオ!」
    「お前ら、簡単にあゆに触れられると思うなよ?」

    きゅん

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  16. 「なんで健君も来るの」

    右隣にピッタリと座る剛君

    「萌が屋上に来たから」

    静かに答える左隣にピッタリと座る健君

    2人は友達だが、どちらも私を好きだという

    「2人とも近くに座りすぎて食べられないんだけど」

    「僕が食べさせてあげる。はい、あーん」

    「あ、あーん」

    口には甘い卵焼き

    「これは僕がもらっちゃおう」

    「ちょっと!」

    「間接キスってやつだね」

    改めて言われると恥ずかしい

    「健君は食べないの?」

    本を読んでお昼を食べる素振りが無い

    「忘れた」

    「えぇ!じゃあ、私のおにぎりあげる」

    「…ありがとう」

    「ずるい!僕も弁当忘れた」

    「じゃあ、あげる」

    しまった、私の分なくなった

    「ほら…」

    「んぐぅ」

    健君により、口におにぎりを押し込まれる

    「間接キス、だね」

    顔が熱い…



    「次はその唇」

    「もらうから」

    そっと2人の指が私の唇に触れた

    きゅん

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  17. 「高橋、大丈夫か?!、急に泣き出して」

    「ぐす…ずみまべん…」

    「……はぁ、お前なぁ、泣くならもっと上手に泣けよ?」

    「…てへ」

    「何年お前と一緒にいると思ってる?」

    「ごめんって、いち兄♡」

    私達は幼馴染だ

    「まぁ、クラスのヤツらには自習させるようにしたからいいが。んっ、」

    「うわー、いち兄タバコ吸ってたんだ」

    「まあな。それで、お前ほんとに今日元気ないな?」

    「え、騙せると思ったのに」

    「騙せねぇっての」

    いち兄って何でもお見通しだな。

    「いち兄って、どんな人がタイプ?」

    「大人っぽい人」

    「むう、」

    「お前は一生俺の隣に立つことは難しそうだな」

    「な、もう大人だし!」

    それじゃあ、と言って柔らかくて暖かい唇が触れる。

    「どうだ、キスのご感想は?」
    ニヤッと煙草をもう1度ふかした。

    「タバコ臭い…」

    「ふっ、まだ大人にはなれねぇな」

    きゅん

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  18. 私には、付き合ってもうすぐ1年になる彼氏がいます。

    そんな彼氏に昨日

    『今、お前の顔見たくない』

    と、そう言われてしまいました。

    それからお互い目も合わさないし、連絡も取り合えなくて…

    「…本当に私、何しちゃったのかな」

    放課後の誰もいない教室でそんなことを呟いた時、これまで1度も出なかった涙が一気に溢れ出してきた。

    「もう…終わっちゃう…?」

    誰もいないのをいいことに、そんなことまで呟いた時

    「…誰が終わらせるか」

    背後から聞こえた、聞き間違えるはずのない大好きな人の声。

    「な、なんで…」

    「…昨日は悪かった。お前が誰彼かまわず男に笑いかけてんの見て、勝手にイラついて嫉妬した」

    ……え?

    「わ、私のこと…嫌いになったんじゃなくて…?」

    「んなわけねぇだろ。俺は…」

    そこまで言うと、彼は私を抱きしめて

    「一生お前手放す気ねーよ」

    優しく、そう言った。

    きゅん

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  19. 「見たよ~!!今月号」
    「すっごいカッコよかった!!」

    __幼なじみの結斗は、校内一の有名人だ。


    「……どーも」

    なによ。ちやほやされちゃって。

    それに、なにあの態度。もてはやされて当然みたいな、塩対応。

    退屈そうに頬杖をついて、視線は教室の窓の向こうを見つめている。

    生意気なやつ!!


    結斗は街でスカウトされ、読者モデルの仕事を始めた。

    遠くに、いっちゃった……。


    「__こんなとこに、いたんだ?」

    屋上でひと休みしてると、結斗がやってきた。


    「女の子たちの相手、してなくていいの?」

    「……別に。どうでもいい」

    「そんなんじゃファンに逃げられるよ? それとも、そのイメージで売り出すの?」

    「だから、どうでもいいんだよ__そんなこと」

    突然、抱きしめられる。

    「……俺、お前が見てくれればそれでいいし」


    ねぇ、結斗。

    これは告白だと思っていいの__?

    きゅん

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  20. 尚くんに、呼び出された。
    意味もなく、一人フェンスごしに遠くの景色を眺めていた――そのとき。

    「だーれだ」
    「ひゃっ……! ひ、尚くん」

    声でわかるよ……
    大好きな尚くんだって。

    「正解」
    「ま、前が見えないよ!」

    左手で目隠しをされ、
    右手で抱き寄せられている。

    うしろからギューは、世の乙女の憧れだよ尚くん……!!

    「昨日木葉、言ってたでしょ」
    「なにを……!?」

    もう正体がバレてるのに、どうしてまだ目隠しするの?

    「僕の部屋で少女漫画読みながら、うしろからハグされたいとか。屋上ですごしたいとか」

    言ったよ。言ったけど……ドキドキしてやばいよ、尚くん。

    「あと、告白シーンが好きなんだよね」
    「……う、うん」
    「してあげる」

    ――!?

    「僕に目隠しされて挙動不審な木葉も可愛い」
    「えっ……」
    「木葉となら、このまま飛び降りてもいいよ」
    「っ!?」
    「好きだよ、木葉」

    きゅん

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  21. 【番外編 桃惟SIDE】


    あーあ。初めてだよ。

    ――キスしようとして、拒絶されたのは。



    「さようなら!」


    君が去ったあと、足元になにかが落ちているのに気がついた。

    僕は、それを手に取る。


    (雑誌……?)


    あの子のかな。

    そうだとしたら……

    取りに戻って来るだろうか。


    昼休み終了10分前のチャイムが、校舎に鳴り響く。

    僕は雑誌を持って、屋上を去った。


    次に会ったら、もっとからかってやろう。


    僕に――夢中にさせてやろう。

    きゅん

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