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  2. ニコニコ笑いながらケーキを作っている、彼女の甘音。

    周りには秘密の関係だ。

    だから周りにはいつも男子が群がる。

    そんな男子に笑顔を振りまく甘音。

    見ているだけでイライラしてくる。

    「ねー、甘音ちゃん。俺にそのケーキくれない?」

    「えっ、えぇ…」

    「ね、いいでしょ?」

    そう言いながら甘音に触れるそいつ。

    「…触んな」

    もう、秘密がどうとか関係ない。

    甘音は俺のもの。

    他の誰にもあげたりしない。

    「な、なんで海音寺が…」

    「俺ら付き合ってんの。邪魔すんな」

    困惑してる甘音を抱きしめながら言う。

    そいつに、見せつけるように。

    「甘音、そのケーキちょーだい」

    「う、うん!いいよっ!」

    少し困惑しながらも素直に頷いた甘音にそっとしかずいてーー

    ちゅっ

    「な、な…////」

    「うろうろしてないで、俺だけ見ろよ。甘音は俺の彼女でしょ?」

    一生、俺だけのもの。

    きゅん

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  3. 色が、黒くて焼けた父親の腕は、何も変わらない。

    亡くなった日が冬じゃなかったら、白くなっていくことは無かったんじゃないかな。

    なんてーーー無理。
    ドライアイスが、父親の身体を冷やしていった。


    幼い時、父親の大きな手で頭を撫でられた。


    それは、大人になっても変わらない。
    癖なのか、なんなのか、「こりゃ」っと発して頭をポン、と小突く。

    きっとーーー癖だったんだね。


    父親が亡くなって初めての春が来てーーーもう随分、暖かくなった。
    大好きな麦茶も、沸かさないままーー棚の中。


    大好きなお酒は、仏壇に花と共に飾ってある。

    おじいちゃんと、並んだ遺影。

    96歳のおばあちゃん、つまり父親の母の命の灯火が、消えそうだよ。

    ねえーーお父さん。
    お父さんの力強い大きな手。
    私、忘れない。
    これからも、忘れないよ。

    きゅん

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  4. 幼馴染みの斗真。

    ただ今、想と二人で料理中。
    今日の料理当番は、この二人なんだけど。
    「楽しいね〜餃子作りっ」

    「うん、色んな味にしてみます!」

    ソファにいる俺なんか、無視。
    と、言うか二人の世界。
    悔しいけど大人な斗真と、可愛い想はなんつーかお似合い。
    悔しいけど。

    「仁くん、一つ焼いて見ました!型が難しくてっ」

    想が小走りで近づいてきた。
    餃子の型は、ハート。
    きっとこれ、難しかった筈。

    心配いらない。

    なんの不安も、ない。

    こんなに好いてくれる女の子は、一人しかいない。


    「想、ありがとう」

    背中から抱きしめた。

    これは、俺の。
    誰にも渡さない!

    きゅん

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  5. 「ただいま」
    「おかえりー。お使いありがとうね」
    「別に」

    俺は素っ気ない返事をして薬学書を開き母の隣に立った
    母は薬の調合をしながら言う

    「あんたもそろそろ人と同じ生活に戻ったらどう?」
    「何それ、俺が邪魔になったの?」
    「そうじゃなくって…」
    「じゃあ何。納得いくように説明してよ」

    俺は開いた薬学書を閉じて母に詰め寄った

    「あんたも今年で20歳になる訳だから自立したらどうかなって…ッ!」

    俺は母の口を塞いだ

    「何するの!?」

    俺は倒れ込む様に母を抱き締めた
    何時からか俺の方が身長も大きくなったし、抱き締めたら折れそうだ
    俺はこの魔女に拾われたあの日から決めていた~「可哀想な人の子。生きたいかい?」~
    彼女は俺を弟子にすると言って拾った
    俺を自分のモノにしたつもりだったんだろう
    でもそれは間違いだ
    俺があんたを俺のモノにしたかったんだ

    「母さんを1人になんてできるかよ…」

    きゅん

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    良衣さんをフォロー

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  6. ずっと片想いをしていた彼と、やっと両想いに成り、今日は、私の家でお家デートをしていた
    『新しいクラス、どうだ?』
    『んー?…まぁ、なんとか馴染め…てないなー…あは…』
    渇いた笑いが漏れる
    『お前、前からボッチだったもんなー?』
    彼はからかうような視線を向けてくる
    『それ以上言うと…』
    私は彼の肩に手を置き、力を入れる
    『な、ナンデモアリマセンヨー』
    彼はそう、降参した
    『あの…さ、』
    『ん?』
    『何か、お前と同じクラスの時に告白しとけばなって』
    『え?』
    『同じクラスでカレカノってのが少し、憧れる』
    『今は、学校も違うしね』
    『ああ』
    『なら、進学先を同じにすれば良いんじゃないかな?
    そしたら同じクラスに成れるかも!』
    『本当、お前の前向きな所には助けられるし好きだ』
    たまに彼は真剣な顔で恥ずかしい事を言う
    『照れてる…可愛い』
    『チュッ…』
    その後の甘いキスを期待してる私も同じかもね?

    きゅん

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  7. 私は中学受験をして私立に行った中学校1年生の



    阿良山 零(あらやま れい)



    私が小学校の時、大好きで大好きだったあなた



    月波 誠人(つきなみ まこと)に



    想いをどうしても届けたくなって



    手紙を書いてみました



    あなたは今、何をしている?





    この想いが届きますように――





    ✿❀✿❀✿❀✿❀✿❀✿❀✿❀✿❀✿❀✿❀✿❀




    “拝啓 大好きだったあなたとあの日々へ”



    ✿❀✿❀✿❀✿❀✿❀✿❀✿❀✿❀✿❀✿❀✿❀

    きゅん

    4

    御垣 千夏さんをフォロー

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  8. 「俺はお前のものなんだろ?
    ならお前も俺のものだ。
    この意味がわかるか?」

    いつもはクールな蓮が甘い声で言う。

    ドサッ

    蓮が私を押し倒す。

    「れ、蓮…」

    チュッ、チュッ、チュッ

    あちこちに彼の唇が触れる。

    頰に耳に首筋に…

    「ずっとこうしたかった。
    何年も何年も_」

    「蓮…」

    もう何が何だかわからない。

    ただただ彼の名前を呼ぶことしかできない。


    「ねぇどうしたら俺のこともっと見てくれる?もっと近くで感じたい、触れたい。こんなに意識してるの…俺だけ?」

    「私はずっとおまえを見ている…
    意識すると恥ずかしくて、ドキドキするんだ。だから意識しないようにしていたのに…」

    「それじゃあダメだ…もっと俺を感じて…
    俺の“印”をしっかりつけてみせる。」

    「蓮私は…」

    言おうとしていた言葉が蓮の唇によって塞がれる。

    「もう誰にも渡さない。やっと俺のものになった。好きだ」

    きゅん

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    藍澤さやこさんをフォロー

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  9. 「…いちごのあいしゅ…」


    「ぶはっ…」

    寝ながらでも食ってんの?

    いちごのアイス


    卒業式の後、皆でいっぱいバスケして疲れたのかな


    自分の部屋で寝ている花那を見てくすっと笑う

    …寝顔…

    …可愛い

    「…」

    気づけば俺は花那の口元へと顔を近づけていた

    _パシ

    「…んん?」

    気づけば花那は起きていて、俺の頬をパシッと片手で挟んだ


    「永樹、何しようとしてるの?」


    「いや、なんもないです」

    俺は我に返るとパッと花那から離れた


    「…あははっ」


    …こいつ絶対分かってて言ってる…


    「お前寝ながらアイス食ってた」

    仕返しだ、食いしん坊め


    「へ?!」


    「夢の中でも食いしん坊だなっ」

    俺はニッと笑う


    「うるさいなーー」



    花那のおいしそうに食べてる顔、実は可愛くて好きなんだけど…


    これ、俺と皆の秘密な?

    きゅん

    6

    一 織さんをフォロー

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  10. 『なぁ…アイツ誰?』
    『誰の事?』
    『お前がさっきまでしていた電話の相手は誰だ?』
    『何で教えなきゃなの?』
    『嫉妬以外に何が有るんだよ』彼はそう耳元で囁きながら後ろから抱き締めてきた
    『…』
    『顔赤くして黙られても止めねぇから。
    何で、そんな風にとぼけたり黙ったりするんだよ?』
    『うぅ…それは…その…抱き締めて…ほしい…から…』
    『は?』
    『ゴメン…』
    『は?何謝ってるんだよ?』
    『え…』
    『そんなの嬉しい以外の何者でもないだろ?あ、でも…そんなに反省してんなら、分かる…よな?』
    『へ?』
    『お仕置きだ。じゃあ、問題を出してやる』
    『問題…?』
    『俺がお前に今されて喜ぶ事は?』
    『喜ぶ事っ!?』
    (全く想像つかない…)
    『はい。時間切れ』
    『えぇ!?』
    『答えはキス意外無いって体に教え込んでやるよ』
    『えっ!?』
    『躾てやるんだよ。俺のメイドを…な?』
    私のご主人様兼彼氏は私を押し倒した

    きゅん

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  11. 冬弥)綾香まだ残ってたのか
    もう暗いから送ってくよ
    と言って私の手を掴んだ
    綾香)冬弥ありがとう…それにしても冬弥もこの時間まで何してたの?
    遠慮気味に冬弥に聞いてみた
    冬弥)あーなんとなく?
    冬弥は言葉をにごした
    綾香)もう何よ〜教えてくれたっていいじゃん
    冬弥)いつか分かるから
    いつっていつよ
    それより今日うちにこい!綾香の好きな物あるぞ
    綾香)えっ!ほんと?行くいく
    久しぶりに冬弥の家行ける〜
    と冬弥は横目で綾香を見て静かに笑った

    きゅん

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  12. 隣で寝てる彼女は俺の幼なじみで初恋の人。
    「……ケーキ…」
    ったく、夢の中でも食べ物かよ、こいつ。

    紗奈を好きになってもうかれこれ8年。未だ進歩なし。でも、何もしなかった訳じゃない。ただ幼なじみとしての距離が近すぎて、何をしてもあいつは意識してくれないだけ。この前イルミネーション見に行った時も…

    「蒼汰、寒いよー」
    そう言って紗奈は俺の手を握った。
    「っ…//」
    チッ、こいつに他意が無いのはわかってるのに…。意識してしまう…。


    そして今。紗奈のベッドで一緒に寝てるという状況。隣でスヤスヤ寝息を立てている紗奈の寝顔が愛おしい。
    「かわい…」
    思わず呟いた時、紗奈が寝言を言い出した。
    「…そうたぁ…すきぃ……」

    「さ、さな?」
    それは反則だ。もう我慢できねぇよ。
    「無防備な紗奈が悪い」
    そう言いながら俺は優しく紗奈にキスした。そして、独占欲を抑えきれずそのまま紗奈の首筋に印を付けた。

    きゅん

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  13. 『痛っ…』
    私はうっかり包丁で怪我をした
    絆創膏持ってるし大丈夫…
    彼が現れたのは、そう思った時だった…
    『怪我したのか。保健室行くぞ』
    いつもの冷静な声が同じ班の人達に響く
    『ひゅーひゅー!お熱いねぇー!』
    『取り敢えず後の授業は頼んだ』
    と、からかわれてる事も気にせず言って私を保健室に連れていく
    『ガラガラガラ…』『先生居ないのか』
    『みたいだね』『消毒液…此処か』
    彼は消毒液をみつけて応急措置をしてくれた
    『ありがとう…又助けてもらっちゃった…えへへ…』
    『え、又?』
    『あっ!…何でもな『何でもなくない。言え。気になるだろ』
    その視線に負けて私は話した
    小学生の時に道に迷ってる所を助けられた事
    その時に怪我の応急措置をしてくれた事
    その時に使ったハンカチを返したくて探してた事
    『それは、君なんだ』って、事も
    『え…お前、まさか、あの時の…』
    すると、何故か彼の顔が徐々に赤くなった

    きゅん

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  14. 今日こそ…今日こそは!!!



    「廉くんっ…」

    「ん?どうした?」

    「好き」



    何回目かわからないくらいの「好き」の言葉。

    廉くんはその言葉を聞いて、

    いつものように



    「ありがとう」



    ただ、笑うだけ。

    私と廉くんは7つも歳が離れてて、家がおとなりで、いつも一緒にいたのに

    廉くんのことが誰よりも好きなのに。



    「じゃあ、俺もう帰るね?」

    「っ…うん、」

    「ほら、そんな顔しないで。美咲ならもっと…いい人いるよ」



    廉くんはそう言って、どこか苦しそうに私の頭を撫でて家の中に入っていった。



    「…俺も好きだよ。でも、美咲のためにはこうするしかないんだ…」







    その時廉くんが何かを言ったような気がしたけれど、

    はっきり聞こえなくて、

    結局何を言ったのかはわからなかった。

    きゅん

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  15. 「わかれよ」
    三月の寒い日
    午後八時
    電話からあの人の声が聞こえた
    私の好きな穏やかな声
    「え?」
    私の口からでたのは小さなクエスチョン
    「好きな人が出来たんだ」
    好きな人?ずっと好きだって言ってくれたのに…あの言葉を信じていたのに
    でも
    仕方ないのかな?
    私はあなたを幸せにできなかった
    だから
    仕方ないよね
    心の中ではもう一度「仕方ない」と自分に言い聞かせた
    「分かった。今までありがとう」
    さよなら。この四文字が喉に詰まって声にならなかった
    「今までありがとう」
    彼の声が心の中で響く
    いつか
    いつかあなたに
    もう一度出会えるように
    心の中で願いながら
    「ありがとう」
    と、もう一度 呟いた

    きゅん

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  16. 「アキちゃん、待って!」
    学校の帰り道でヒメがアキトを呼び止めた。
    「あのね…久しぶりに一緒に帰っていいかな?」
    「もちろん!」
    アキトはこの日、ヒメにバレンタインのお返しをする予定でいた。

    ヒメの家の前に差し掛かかった時
    「ヒメ!ちょっとオレの家に来てくれない?」
    「えっ?う…うん」
    アキトにそう言われ、一緒にアキトの家に行く事にした。

    家に着くと、
    「今、誰も居ないんだ。」
    「えっ?」
    「だから、ちょっとリビングで待ってて」
    アキトはそう言うと、2階の自室に行った。
    ヒメは、リビングのソファでアキトを待っていると、しばらくして
    「ヒメ、待たせてごめん」
    アキトがリビングに入って来ると
    「ヒメ、目をつむって!」
    ソファ越しにヒメの後ろに回ると、ホワイトデーのお返し用意した、ネックレスをヒメに付けた。
    「アキちゃん…?」
    そして、後ろからヒメを抱きしめ
    「大好きだ」
    そう呟いた。

    きゅん

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  17. 「瀬奈ぁー」

    ソファーでくつろいでいた私に、声が掛かる。

    「あ、ユンちゃん!お帰りなさい」

    帰ってきたばかりのアイドルオーラ剥き出しの義兄が、私の後ろに立っていた。

    「ただいま」

    「疲れたよね?」

    ユンちゃんの為にと立ち上がろうとした私を、

    「渡す物があるから」

    と、片手で制した彼。

    そして、ユンちゃんはいそいそとバッグを漁り始めた。

    「はい、前のお返し」

    私に渡されたのは、コンビニの袋だった。

    「えっ?」

    「ホワイトデーだから、これ買ったんだけどね…この前の、美味しかったよ。ありがとう」

    「あっ…うん」

    そしてユンちゃんは、私の頭をぽんぽんと軽く撫でて自室へ戻ってしまった。

    そんな彼に、家族だと分かっていてもキュンとしてしまう私。

    袋の中身は、私の大好きな抹茶味のチョコレートだった。

    「…ありがとう」

    そんな私の言葉は、部屋に響いて溶けて消えた。

    きゅん

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  18. 「ホワイトデーのお返し何くれるかなぁ?」
    「本命なら断然お花だよね!」
    「そ、そうなの?」
    「特に一本のバラとかは一目惚れとかあなたしかいないって意味だからね!」
    へー、バラねぇ。リュウトはお返しくれるかも分からないしな。ロクなものじゃないし
    「じゃあね!また明日」
    「「バイバーイ」」




    お腹いっぱい!今日のオムライス美味しかったな!さすがお母さん!
    ピーンポーン
    「はーい!」
    誰だ?
    「リュウト!なんでいるの?」
    「っ今日、ホワイトデーだろ?チョコもらったからお返し!」
    ん、と渡された一本のバラ
    「あ、ありがとう、でもこのバラの意味知ってる?」
    「知ってるに決まってんだろ!俺はお前と初めて会った時から好きなんだよ!気づけよ…」
    私があげたのはキャンディー『あなたのことが好き』
    君がくれたのは一本のバラ『一目惚れ』

    「リュウト…私もリュウトのことが好きだからキャンディーにしたの」

    きゅん

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  19. 「おい、夏城」
    「な、なにかな秋山君」

    校内新聞を掲示した放課後、教室に残った秋山君に話しかけられた。

    「お前……」
    「は、はい……」

    やっぱあの記事のこと怒ってる!?
    何を言われるかビクビクしていると、秋山君から出たのは予想外の質問だった。

    「スパイレンジャー見てるのか?」
    「……あ、はい……」
    「一番好きなのは?」
    「エージェントゴールド……です」
    「そうか。いいよな、エージェントゴールド。俺も好きだ」

    秋山君はそれだけ言うと、鞄を持って教室から出ていった。


    「……ゑ……それだけ?」


    でも……俺も好きだ、なんてレアボイスが聴けたし、まぁいっか!

    きゅん

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  20. 「先輩、俺が後輩だからって安心したらダメですよ?」

    きゅん

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  21. 「ちゅーしたい…」

    「いっつも俺からじゃん。たまには自分からしてほしいなぁ」

    私から…?!ううう…そうだな。頑張ってみよう。
    私は目の前に立っている彼の肩に両手を置いて、目を閉じながら彼の唇目掛けて背伸びをした。

    「届かーん。ほら、もっと頑張って?ん」

    「ん〜っ…!!」

    精一杯背伸びをするが、なかなか届かない。

    「ふふっ。かわい〜」

    ちゅっ。

    頭の後ろに彼の手が回され、ぐいっと引き寄せられた。

    目を開けると、意地悪そうに微笑む彼が私の頭を撫でた。

    「ごめんね、可愛かったからわざと離れて意地悪しちゃった。頑張ったから、ご褒美」

    きゅん

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