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いつも同じ時間にやってくる大学生らしきお客さん。
決まって注文するのはブラックコーヒーで、窓際の席に座りパソコンを見ている。
カウンター越しでしか話したことのない彼に、私は密かに想いを寄せていた。
そんなある日、彼はいつもの時間ではなく閉店1時間前にやってきた。
「コーヒーを1つ」
なんだか今日の彼は少しぎこちない。
その様子を不審に思いながらも、私はコーヒーを淹れる。
「あ、の」
すると急に声をかけられた。
「今…彼氏、とかいますか…」
「え」
私の間抜け顔をみて男性の顔が赤くなる。それにつられて私も真っ赤になっていく。
「い、いないです」
「そうなんですか」
「そ、そちらは…」
「いないです」
「あ、一緒ですね」
沈黙が落ちる。
お互い顔が見れない。
「えっと」
意を決したように、端正な顔を紅潮させたまま男性は私に一枚の紙を渡した。
「ずっと素敵だと思ってました。よかったら連絡下さい」
月葉らいさんをフォロー
キャバ嬢だって、
普通の女の子。
普通に恋をして
普通の結婚を夢見てる
嘘で固められた
世界に住むキャバ嬢が
本当の恋に出逢った時に、
何かが変わる!?
司さんをフォロー
キャバクラでバイト中。
「お帰りなさいませぇ。ご主人さまぁ」
今日もルミルミとして、頑張ってるんだけど…
あ、また来た。
常連客のマサキさん。
年齢はあたしと一緒ぐらいだと思うけど、なんでこんなとこにくるんだろう?
マサキさんは、いつもの椅子に腰掛けた。
そこにもう1人の常連客、佐藤さんが来た。
「ルミルミぃ〜〜。来たよ〜」
「佐藤さまぁ。ルミルミご指名ですかぁ」
「ルミルミだよぉ〜」
私はあんまりこの人好きじゃないんだよね。
だって太ってるし、鼻息荒いもん。
でもお客さんだし、仕方ないよね。
「ご指名ありがとうございまぁす。ルミルミでぇーす」
佐藤さんは気味の悪い笑みを浮かべる。
「ねえボク、ルミルミを抱きたいなあ」
えなに、やだやだ!太ももに手がっ…
「やめなさい」
そう声をかけたのは、マサキさんだった。
「瑠美さん、あなたが好きです。ずっと前から…あなたのハジメテは、僕が奪います」
藍沢せあらさんをフォロー
妹が好きなケーキ屋さんにいつものように行く。
ここ最近俺は進んで行くようになった。
新しく入ったアルバイトのミナミさんに惹かれているからだ。
今日はクリスマス…今日もバイトいるかな?
あ…いた。
『いらっしゃい…あ!今日も妹さんのですか?』
「あ、はい笑、クリスマス…ですね」
『そうですね〜わたしなんかこの通りバイトです笑』
「彼氏さんとかと過ごさないんですか?」
『彼氏居てたらここにいてません笑』
「ですよね笑」
クリスマスに居てたら告白する!そう。妹に言ってしまった。
本当にいてるなんて……
「あの、、、」
『はい?』
「よかったらバイト終わるまで待ってていいですか?」
『え?』
『いいですよ笑、あと2時間くらいですけど、、、』
「まだクリスマス終わるまで間に合いますね!待ってます!」
モモノキ モイさんをフォロー
きゅんができる!
本当に解除しますか?