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  2. 「言えないっつうなら言いたくなるようにしてやるよ」

    そうつぶやいた瞬間彼の手が私の首元に触れる。
    その手は撫でるようにゆっくり下へとおりていく。

    「ちょっ……!何してっ……んっ」

    抗議の声を上げようとすると口を塞がれた。
    それも彼の唇で。
    それはいわゆるキスというやつで……。
    何度も何度も繰り返される噛み付くようなキス。

    サイッテー!

    驚きのあまり両手が自由だということを忘れて思いっきり彼を睨む。
    その間も彼の手の動きは止まらない。
    これでも言わないつもりか?と彼の目が訴えかける。

    あんたが言えなくしてるんじゃないの!

    この静かな空間に自分のものとは思えない甘い声が響く。

    息……苦しくなってきた……。

    ふと唇が離れてやっと呼吸が出来ると安堵する。

    「お前、気に入った」

    黒崎理人は意地悪そうにニヤリと笑い、私の胸元に手を伸ばす。

    そのときだった。


    続きは本編で!

    きゅん

    3

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  3. 「ごめん、お待たせ!」

    「ん。行くか」

    今日は、久しぶりの放課後デート!

    どこ行こう!クレープ食べたいなぁ〜

    頭の中でそんなことを考えながら胸を躍らせていたのだが、

    「…カイ?」

    行くと言った本人が一向に動こうとしない。

    「行かないの?」

    「…」

    そっぽを向いたまま固まっている彼を見て、どうしたのだろうと少し不安になったが…

    ……あ

    唯一私の方を向いている左手がぴょこぴょこと動いている。

    ~~~っ

    一度、躊躇って。指先だけちょんっと触れると、そのまま強引に、大きな手に包まれた。

    お互い顔は、ゆでダコのように真っ赤で。

    何も言わずに歩き始めたカイに、引っ張られるようにして小走りでついていく。

    …カイ、耳まで真っ赤だ。

    手の甲で口を隠していて、相当恥ずかしいらしい。

    な、なんか、可愛いんだけど…

    彼の後ろで一人身悶えて、握られた手をぎゅうっと強く握った。

    きゅん

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