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  2. 「おはよう、真凜」

    通学バスに乗車し、席に座ったところで声をかけられた。

    顔を上げると、幼なじみの涼真くんが斜め上からあたしを見下ろしている。

    無視…。

    俯いても、顔を覗きこんで性懲りも無く視界に入ってくる。

    「隣、座っていいよな」

    「ダメ!」

    「もう座っちゃったもんね~」

    コイツ…。

    わざと時間をずらして遅刻ギリギリのバスに乗ったのに、時間を合わせてくるなんて。

    「つきまとわないで」

    「冷たいこと言うなよ。幼なじみだろ?」

    「だから?」

    「素直じゃないなー、今すぐにでも俺のこと独り占めしたいくせに」

    なっ…。

    「したくない」

    「俺はお前のこと独占できてラッキー。学校に着くまでずっと一緒にいられる」

    勝手なことばっかり言って、あたしのことを散々振り回すズルいやつ。

    肩が触れる度ドキドキするなんて、絶対に言いたくない!

    きゅん

    4

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