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  2. 部室のカギを閉め、ようとした。
    できなかったのは、閉め始めたドアに藤田が滑り込んできたから。
    直後に先生が走ってくる。
    私は、ドアをそっとしめる。

    「おい!ここに藤田来なかったか!」

    「みて、ないです。」

    とっさにそう答えたのは、文芸部の作品を読まれたくなかったから。

    「先生、行ったよ」

    藤田はドアを大きく開けた。

    「あーよかった、ありがとね」

    「あ、うん」

    出ていこうとした、藤田がふいにひらりと振り返った。

    「ねえ、蔵本、アイスおごったげる」

    「え、アイス?」

    「嫌い?」

    藤田はキスができそうなほど顔を寄せる。
    ち、近い……
    かわいい印象だった藤田は、よくみると私よりも背が大きい
    私が何も言えないでいると、藤田は「じゃぁ、OKね」
    と私の手を引いて歩きだした。

    「あのね!私、藤田をかばったんじゃなくて……」

    藤田は、笑って言った。

    「いいよ、ありがと」

    きゅん

    6

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