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  2. 授業が終わると、皆クッキーを包んで大事そうに持ってた。
    そういえば、さっきいっぱいクッキーもらってたな、竜馬。
    私は手元にあるクッキーの袋を見て悔しくなる。甘い物作りなんて大っ嫌い。そんな思いで校庭のゴミ箱に、それを投げ捨てようとした…けど、
    「俺クッキー好きなんだけど」
    ひょいっと手元にある袋が一瞬にして消えた。
    「え?」
    竜馬は袋を開けると、私が焼いたクッキーをパクッと食べてしまった。
    「ん、うま」
    え…
    「他の甘すぎて無理」
    竜馬はそういうと、私の横を通り過ぎようとする。
    「ちょ」
    私も慌てて後を追う。
    大きな背中。追いつきたい。
    「竜馬…クッキーもらったの?」
    竜馬はカバンに入った愛い袋に包まれたクッキーを見て、あぁーって漏らす。
    「くれるって」
    「かわいいクッキーが好きなの?」
    「…美味いクッキーが好き」



    「お前のクッキー好き。」

    …今胸が高鳴った。

    ー翼を広げて

    きゅん

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