ケータイ小説 野いちご > 野いちご学園

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  2. 毎年、待ちわびている夏祭りが今年もやってきた。

    「先輩、花火もうすぐですね」

    隣にいるのは、長い間、片思い中の先輩。

    勇気を出して、夏祭りに誘った。

    ヒュ~

    _あ!

    ドカーーン

    盛大に打ち上げられた花火。
    河川敷で先輩と近づくキョリ。

    微笑む先輩が口を開く。

    え…気のせいかな?
    口の形が『スキ』って動いて見えて。

    まさか、と思った私に先輩がグッと近づいた。

    みんなが花火を見上げる中、耳に届いたのは

    「好き」

    「っ…」

    おもむろに握られる手。
    信じられなくてギュッと握り返すと、照れるように笑う先輩を七色の光が包み込んだ。

    …こんなの、嬉しすぎるよ

    繋いだ手に力を込める。

    ありがとう先輩、私も好きです。

    ありがとう花火、真っ赤な私を鮮やかな色で染め隠してくれて。

    きゅん

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  3. 「みおりー、こっち!」

    あ__

    友達に誘われた夏祭り。
    私の大好きな先輩の隣には可愛らしい彼女がいた。

    途端に目の前が真っ暗になる。
    愛おしそうに彼女を紹介する先輩は、私のことなんて見えていない。

    二人が金魚すくいをしている端で私も挑戦するけど、集中なんてできなくて。

    前に一度、先輩とやった金魚すくい、上手にすくえた私をすごいすごいと褒めてくれた。
    それなのに、今は違う。

    すぐに破れてしまった彼女の網を見て、先輩が自分のを差し出し、コツを教える。

    私は、相変わらず何匹もすくえてしまって。

    なんで、金魚すくい、得意なんだろう。

    こんな光景、辛すぎる。

    悔しくて、わざと網を破った。

    私のことなんて眼中にない先輩のことなんか、すぐに忘れてやるの。

    金魚の桶の水面に映る、笑い合う二人の顔を歪めたのは、強がりな少女の涙だった。

    きゅん

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  4. 「こんなところにいた」
    出店が両脇に並ぶ雑踏の中、腕を引っ張られて目を向ける。
    「どうしたの、急に」
    悪びれもしない眼差しに。
    「なんでもない」
    素っ気なく返してしまう。
    彼は少し様子を見るような目を向けたけど、一呼吸おいて「さっきの子は」、言葉を繋げる。
    「部活の後輩」
    「先輩、先輩って言いながら、べたべた触ってたから分かる」
    「べたべたなんてしてない」
    「してた――頑張って、浴衣だって着たのに」
    「可愛いよ」
    「会ってすぐ、言ってくれなかった」
    「思ってた」
    「言わなきゃ分かんない」
    むっと眼差しを上げたとき。

    ドンという音と共に、夜空に花火が上がる。
    色とりどりの光りが広がり。
    「キレイだね」
    思わず呟くと。
    「来年も一緒にみたい」
    唐突に言ったあと。
    「伝わった?」
    小さく口角を上げるから。
    「伝わった」
    笑顔を返しながら、ぎゅっと抱きついた。

    きゅん

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  5. 花火が空を輝かせる中
    私、夏葉は学校の屋上にいた。

    あーあ。今頃アイツは田中さんと花火見てるんだろうなー

    そんなことを思っていると
    すーっと頬を何かがつたった。

    えっ···
    私こんなにアイツのこと···
    好きだったんだ

    「··でも、もうアイツは田中さんと···」

    『何勝手な妄想膨らましてんの?』

    えっ?

    振り向くとドアのところに肩で息をしながら立っているアイツがいた。

    「な!た、田中さんは?」

    少し呆れた表情を向ける彼に私はすーっと下を向いた。

    『あいつは置いてきた』

    《なんで?》そう言う前にアイツが口を開いた。

    『お前俺の気持ち全然わかってなかったんだな··』

    気持ち?

    『俺は田中じゃなくてお前が好きなんだけど』

    「···?!」

    『俺はずっとお前と2人でこの花火見たかった』

    早く気づけよ、ばーか

    彼はそう言いながら私の頭を引き寄せて抱きしめた。

    きゅん

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  6. 私は夏祭りに行くために浴衣を着て、学校の近くまで来ていた。学校の前を通らなければならないと言う、私にしては屈辱的なものなのだ。
    「あれ、○○くんじゃない?今帰りなのかな」
     私は前を歩く同じ部活の後輩、○○くんを驚かせてみることにした。そーっと近づき・・・。
    「わ!」
    「うわ!」
     面白い驚き方ではなかったが、驚いてくれた。
    「今帰り?」
    「そうだけど」
     敬語を使わない○○くんは、生徒指導室に連れて行かれることが多い。
    「また怒られてたの?」
    「担任が手伝って欲しいもんがあるから、って手伝ってただけだ」
    「なら、明日褒めなきゃね、部活のみんなの前で」
     ○○くんが立ち止まった。
    「どうしたの?嫌?褒められるの。なら良いんだけど・・・・・・!」
     急に体を持って行かれ、唇を塞がれた。
    「・・・・・・褒めてくれんのは、センパイだけで良い。
    「センパイ、夏祭り行くんだろ、俺も行って良いか?」

    きゅん

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  7. 大好きな先輩と付き合って初めての夏祭り
    二人でかき氷を買って人気の無い静かな神社の階段に腰を下ろしてそこで食べてた。

    「それブルーハワイ?」
    「うん、先輩はイチゴですよね」

    そんな他愛の無い話をしていてふと思った。色付きのかき氷ってよく舌に色がつくよね…?これって色変わってたら変じゃない…?急に不安になって先輩の方を向く。

    「先輩、私の舌青くなってません?」

    そう言ってれぇ、と舌を出すと先輩は一瞬だけ驚いた顔をしたけどすぐに笑みを浮かべて私にキスをした。

    「!?」

    舌と舌が絡まって恥ずかしくて息苦しくて思わず先輩の肩を強く叩くとすぐに顔が離れた。

    「せ、せんぱい突然なんですか…!」
    「唐突に煽ってくるお前が悪い」

    いたずらに笑いながら舌を出した先輩の舌はほんのり青くなっていてそれを見せつけられた私の顔はきっとイチゴみたいに真っ赤になっているに違いない…。

    きゅん

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  8. 「ここ来ていいの?」
    「気にすんな」
    ニッと笑う彼はクラスメイトの夏目。
    なぜか連れてこられた
    夏祭りの花火を学校の屋上で見ようと言うというのだ
    「花火まだかな」
    「まだきてほしくないな」
    なんで?と聞く前に、聞くなと止められた
    変なやつ…と思ってると目の前に広がる花火

    こんな近くで見れるんだ…

    「きれい…夏目、穴場知ってたんだねー」
    返事がない、と思った瞬間に耳元に気配を感じる
    理解する前に耳元で放たれる言葉が脳に入ってくる
    「え?」
    「聞こえなかったの?…ったく…」
    呆れたようにため息をつき、また耳元に夏目が近づいてくる
    「好き」
    シンプルにそれだけ
    「もう言わない」
    「もう言わなくていい…私も好き」
    「お前なんなんだよ」
    なんて言っておきながら、私の手に指を絡めた
    お前がなんなんだよ…と思う今日この頃でした

    きゅん

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  9. 後輩くんに告白されてから早数週間。気まづい…とは思いながらもその本人に夏祭りに誘われて待っている自分。我ながら呆れていると声を掛けられた。
    「先輩」
    「おわっ…後輩くん…」
    「驚きすぎですよ」
    「少し考え事を…はは」
    「僕の事ですか?」
    「ええっ!?」
    「分かりやすいですね」
    「いや、まぁ…」
    しどろもどろになりながら私は直球で聞いたみた
    「…後輩くんは本当に私が好き、なの?」
    「好きですよ」
    「何で私…?」
    「…先輩だから好きなんです」
    そう言う彼は少し顔を赤くした
    「…可愛いなぁ」
    「えっ?」
    思わず口に出していた私は苦笑する。
    「…避けててごめんね。あの時からすごく意識してて…でも今はっきり分かった」
    「先輩…?」
    「私も後輩くんの事、好きだよ。頭の中後輩くんでいっぱいになるくらい大好きだ」
    「なっ…」
    彼は先程とは違い耳まで真っ赤になる。その姿に私は彼を愛おしく感じたのだった。

    きゅん

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  10. 集合場所に近づくにつれ人影が見えた私は声をかけようとする…が、そこには幼なじみと知らない女の子達が数人いた。
    「相変わらず、モテてる…」
    そんなの分かってるのに最近は何故かモヤモヤしてしまう。むっとした私はすかさず彼の前に出て守るように囲った。
    「この人私のだからダメ。誰にもあげない」
    女の子達は私の存在に色々と言いながら去っていく。
    「お前…」
    「何でそんなモテんの」
    「…お前のになった覚えないんだけど」
    「…私んだもん」
    「俺の事、好きなのか」
    「…好き」
    「バスケよりも?」
    「…両方」
    「本当にバスケばかだな」
    彼はそう言って私を後ろから抱きしめる。
    「…今は両方でも絶対俺の方が好きだって言わせてやる」
    「ふふっいつかね。で、あんたは?」
    「ん?」
    「私の事、好き?」
    「今更だな」
    「答えは?」
    「好きに決まってんだろ」
    2人で笑いあって私達は幼なじみから恋人へと変わったのだった。

    きゅん

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  11. 『今日の夜、学校の屋上で待ってろよ』
    帰り際、そんな事を弓道部のモテ男に言われて屋上に来る私。
    「何で屋上?」
    なんて事を考えていると当の本人がやってきた。
    「ちゃんと来たな」
    「呼んだのモテ男じゃん」
    「今日何の日か知ってるか?」
    「?…あ、屋台の日」
    「祭りって言えよ…」
    「で、何で屋上?」
    「花火が…よく見えるんだよ」
    「特等席じゃん!!やった」
    私はルンルンで花火が打ち上がるのを今か今かと待っている。
    「俺…」
    「ん?」
    「好きな奴いるって話したろ」
    「あ、結局聞けなかったやつ」
    "好きな子誰よ?"と続けようとしたら
    「--…お前…って言ったらどうする?」
    「…え」
    私は目を見開き彼を見る。そして照れくさく笑ってしまった。
    「…すごく嬉しいかな」
    「…本当に?」
    「あんたが私を好きならね」
    「好きだけど」
    「ふはっ」
    私はそのまま彼に抱きついた。空には一輪の花が大きく花開いていた。

    きゅん

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  12. 今日は私の弟と小さな従姉妹達とお祭りに来た
    「桃香〜これ開かない〜」
    「よし、貸してごらん」
    あれっ思ってたよりこの蓋固い…
    ースルッ
    「俊先輩⁉︎」
    ーポコッ
    「はいどーぞ」
    「ありがと〜!」
    「先輩も来てたんですね‼︎」
    「まあね」
    「お姉の彼氏だ!なんだ来てたなら2人で回れよ!俺が杏達見てる…ハクションッ」
    「え、いいの…?あっちょっと待って上着は着ていって」
    弟は私の上着を受け取ると一目散に走っていってしまった
    「大丈夫かなぁ…」
    「優しいね」
    「たまには、ですけどね」
    「違う違う桃香ちゃんが」
    そう言うと先輩の上着をかけてくれた
    そしてグッと引き寄せられる
    ち、近いっ‼︎‼︎
    「今日は涼しいから無理しちゃだめだよ?」
    「ありがとうございます//」
    先輩が喋るだけで息が耳にかかる
    なんか恥ずかしくて下を向くと
    頭をぽんぽんされた
    さっきまで肌寒かったのが嘘みたいに、今は身体中が熱い

    きゅん

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  13. 「はぁ」
    窓際の席で、私がため息をついている理由は、片想いである。

    「楓!」

    急にその片想いの相手である始に声をかけられて驚く。

    「なに?」
    「また片想いの相手の事で悩んでんのか?」
    「まあね…」

    始は、ある理由があって私の片想いの相手を担任だと思っている。
    ホントは始が好きだって知ったらどんな反応するんだろ…。

    「なあ、気分転換に夏祭りでも行かね?」

    嬉しい誘いに、すぐに頷きそうになって、大事な事を思い出した。

    「でも始、そーゆーのは好きな人を誘いなよ」

    そう、始には好きな人がいるんだ。

    「うん、だから誘ってるんだけど」
    「え?」
    「あー、いや、なんでもない。とにかく行こう。俺、楓と夏祭り行きたい」

    好きな人にそんなに真っ直ぐに見つめられたら、断れるわけない。

    「いいよ」

    私が頷くと、始が嬉しそうに笑った。
    その笑顔を見るだけで、幸せなんだから片想いって不思議だ。

    きゅん

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  14. でも同時に不安になった
    もし勝っちゃったら…?
    ーよーいはじめっー
    もういい!
    そんなことどーでもいい!
    右手に一生懸命力をこめた…んだけど、腕はびくともしない
    翔太の顔を見ると、めっちゃ笑ってる
    こ、こいつ遊んでやがる‼︎
    「ねぇ真希、俺と付き合ってくれませんか?」
    ーバタンッ
    『勝者は翔太君です!』
    「ちょっ、それ反則!冗談やめて!」
    「俺真剣に言ったつもりなんだけど」
    「だ、だって…私怪力女だよ?かよわい女の子なんかじゃなくて…」
    「俺にとっては真希は十分かよわいけど?周りの奴らがヘナチョコなだけだろ笑」
    そう言って翔太は、私をお姫様抱っこで抱き上げた。
    「俺らがへなちょこなんじゃなくてお前が強すぎるだけだろ!!」
    「そーだそーだ!」
    「うっせーよ笑」
    男子のブーイングや友達の冷やかしに囲まれて、すぐ近くにある翔太の顔が涙でぼやけていく。
    「私も…ずっと翔太が好きでした」

    きゅん

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  15. 【前半】

    夏祭りの腕相撲大会であっさり優勝し、クラスの男子からは“怪力女”というあだ名をつけられるような私。
    かわって、男子優勝はファンクラブができるほどのイケメン、片田翔太。
    『はいっじゃあ最後に男子優勝の翔太君と女子優勝の真希ちゃんに勝負してもらいましょう!』
    は⁉︎司会のおじさん酔ってるでしょ⁉︎
    「無理に決まってるじゃん!」

    「いけー!怪力女ならいける‼︎」
    「翔太君と手握るのずるぅぃ〜!」

    「ギャラリーめちゃ盛り上がってんな笑」
    「なにその翔太の余裕…」
    隣で笑う翔太は、実は私の好きな人だったりもする。
    私を唯一女の子扱いしてくれる男子。
    でも誰にでも優しくしてしまう翔太に期待なんかしてない。
    おじさんに押されるまま台につき、翔太のごつごつした大きな手を握る
    やばい、どきどきするんだけど…‼︎
    でも同時に不安になった。
    もし勝っちゃったら…?

    きゅん

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  16. 「せーんせっ!」
    「おう!鈴架、遅かったな…それに浴衣かわいいじゃん」
    「えへへ///ありがと」
    「じゃ行くぞ」
    ピーュードドーン
    「うお〜綺麗だな」
    「だね〜 わっ!」
    (人混みに流されてる…あれ?ここどこ?)
    「こんばんは、君可愛いね。1人?俺とデートしよっか!」
    「え?いやちょ」
    「てめぇ…俺の女に何してんだ」
    (俺の女?この声先生じゃ…え?先生だこんな低い声でるんだ〜)
    先生は黙って絡んできた男を睨む
    「チッ、こんな女いらねぇ」
    「鈴架!大丈夫か?ごめん…ホントごめん」
    「ううん、助けてくれてありがと」
    「じゃあ、次は迷子になんないようにほら」
    「うん」
    先生とお祭りデート再開!
    「どんな所にいても必ずお前を見つけるからなぁ」
    この日のことは忘れない
    先生との花火デートすっごく楽しかった!

    きゅん

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  17. 「あぁ〜そろそろ夏祭りの時期だねー。結奈、咲人くんと行かないの?」

    と私の友達の麻里。
    ちなみに咲人は私の彼氏。

    「うーん。最近冷たいし、冷めてきてるのかな〜って……。」

    最近、全然話してないし…


    「まぁ、誘うだけ誘ってみたら??」

    そう言う麻里に背中押され、言うだけ言ってみることにした。

    その日の帰り道。

    今日は一緒に帰ろうと声を掛けた。
    冷たいながらも返事はOKだった。

    お互い何も話さず歩く…

    「あ、あのさ……今度の夏祭りなんだけどさ、一緒に行かない??」

    思い切って言ってみたけど咲人は

    「……うん。」

    たったそれだけ。

    「行きたくないんだったら無理に……」

    行かなくてもいいんだよ?と言おうとしたら遮られた。


    「好きなやつと夏祭りとか行かないわけねぇーだろ。」


    そう言った咲人は顔を赤くしてそっぽ向いていた。

    きゅん

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  18. 「お前さ、好きな人いるの?」

    同級生の彼が聞いてくる。

    いきなりなんなのか

    「友達だよ~。恋愛感情ならいないかな」

    「じゃあさ、花火2人でみようぜ」

    「別にいいよ~」

    彼と2人でなんていつものことだからね

    「……。」

    彼はなぜか少し不機嫌になる

    なんでだろう

    「2人で、花火を、だよ。」

    「うん、それがどうしたの?」

    「デートってことだよ!」

    ?!?!

    「お前は俺のこと友達って思ってるのかもしれないけどさ、俺は違うんだよ!」

    なんでそんな真剣な顔してるの

    ねぇ、なんでこんなに心臓がドキドキしてるの

    「お前が好きなんだ!」

    きゅん

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  19. 今日はとうとう、花火大会~!!
    駅前で彼氏と待ち合わせ♡


    「おーい、あゆみ、こっちこっちー!」

    「あ、涼介!早いねー!!お待たせっ!」

    「あゆみ、浴衣着て来たんだー、可愛い。」

    「ありがとっ!」

    「じゃあそろそろ行くか。」

    「うん!」

    あー...後姿かっこいいなー...
    なんておもってたら、急に前から手を引っ張られた。

    「ちょっと!!なんで手、つないでるのー!?」

    「いいじゃん、べつにぃ~!」

    そのあとも、手をつないだまま2人で過ごした。

    きゅん

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  20. 「だい兄ちゃん、ちい兄ちゃん、あたし夏祭りに行きたい!」


    いとこに呼び出された。

    おれは職場である学校から直行の先生スタイルで。

    兄貴も会社帰りのスーツ姿。


    「え、浴衣じゃないの?」


    不満そうなおまえは、黒地に花柄の浴衣。

    15歳のくせに色っぽいよな。


    「社会人は夏休みじゃねぇの。夏祭りくらい、彼氏と行け」


    「彼氏いないもん」


    「知ってる」


    「ちい兄ちゃんの意地悪! だから結婚できないんだよ!」


    黙れよ。

    おれとは逆に兄貴は優しい。


    「ちなみに、おれは結婚“できない”んじゃなくて“しない”んだぞ」


    兄貴は強力すぎるライバルだ。

    おれはおまえの肩を抱き寄せた。


    「おれはまだ“できない”んだ。相手が16歳になってないせいでな」


    「え?」


    「相手、教えてやるよ。おれが今からキスする女」


    おれは、驚いてるおまえの額にキスを落とした。

    きゅん

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  21. 「お待たせー☆」

    玄関を飛び出す。
    今日は、ずっと楽しみにしてた夏祭りの日!

    「おうっ…」

    家の前で待っていてくれた亮太(リョウタ)は、あたしを見て驚いた顔をする。

    「ふふーん♪どう?」

    くるっと一回転してみせる。
    でもなれないことはしない方が良くて…

    「きゃっ!?」

    地面がどんどん迫ってくる~
    と、思ったら、背中を誰かに支えられた。

    「大丈夫か?」

    大きい手…

    「大丈夫だよっ!ちょっと失敗しちゃった…」

    自分でも顔が赤くなっているのがわかる。軽く済ませようとしたのに

    「本当に?ケガしてないか?」

    亮太がしつこく聞いてくる。

    いつも通りのうざさ~

    「大丈夫だって、行こ行こ!」

    亮太の顔が少し赤い…?

    「今日の祭り、誠也(セイヤ)が踊るぞ」

    「やったー!」
    あたしの大好きな誠也。

    でもその時、
    「俺の方もみてほしい…」
    そんな呟きがきこえた気がした。

    きゅん

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